「according to」は英語の前置詞句であり、日本語では「~によれば」「~に従って」「~に基づいて」などと訳される表現です。
日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使われる重要な表現であり、情報の出所を示したり、ルールや計画に従っていることを表したりする際に頻繁に登場します。
初心者にとっては簡単に使える便利な表現ですが、状況によって少しずつ意味が変わるため、正確な使い方を理解することが大切です。
この記事では「according to」の基本的な意味から具体的な使い方、例文まで詳しく解説していきます。正しく使いこなせるようになれば、英語表現の幅が広がり、より自然な英語を話せるようになるでしょう。
「according to」の基本的な意味

「according to」は英語の中でも特に便利な表現の一つです。様々な場面で使われますが、主に3つの基本的な意味があります。それぞれの意味と使い方を詳しく見ていきましょう。
英語初心者が最初に覚えるべき前置詞句の一つで、使い方を理解することで英語表現の幅が大きく広がります。
「~によれば」「~が述べるところによると」(情報源を示す)
最も一般的な使い方は、情報の出所や情報源を示す場合です。この場合、「according to」の後には情報の提供者や情報源(人、書籍、レポート、ニュースなど)が続きます。
この使い方では、話し手は直接情報を確認したわけではなく、他者から得た情報を伝えているというニュアンスがあります。
例文
- According to the news, the storm will hit our city tonight.
(ニュースによれば、嵐は今夜私たちの街を襲うでしょう。) - According to my teacher, this book is very good for beginners.
(先生によれば、この本は初心者にとても良いそうです。) - My brother will visit us tomorrow, according to my mother.
(母によれば、兄は明日私たちを訪ねる予定です。) - According to this website, the museum opens at 9 AM.
(このウェブサイトによれば、美術館は午前9時に開きます。)
この使い方の特徴は、話し手自身は情報の真偽について責任を負わないというニュアンスがあることです。つまり、「私はこの情報を別の情報源から得ました」ということを示しています。
特にジャーナリズムの世界では、情報源を明確にするために頻繁に使われます。
「~に従って」「~に準じて」(ルールや指示に従う)
二つ目の意味は、特定のルール、指示、計画などに従って何かが行われることを示す場合です。
この使い方では、何らかの基準やガイドラインに沿っていることを表現します。
例文
- I cooked the rice according to the instructions on the package.
(パッケージの指示に従ってお米を炊きました。) - The students sat according to their class numbers.
(生徒たちは出席番号に従って座りました。) - We must dress according to the dress code.
(ドレスコードに従って服装をしなければなりません。) - The party was organized according to tradition.
(パーティーは伝統に従って企画されました。)
この使い方では、「according to plan」(計画通りに)というフレーズがよく使われます。
何かが予定通りに進んでいることを示す便利な表現です。
例文
- Everything is going according to plan.
(すべて計画通りに進んでいます。) - The wedding went according to plan without any problems.
(結婚式は問題なく計画通りに進みました。)
「~に応じて」「~に基づいて」(状況や量の違いによる変化)
三つ目の意味は、状況や量の違いに応じて何かが変化することを示す場合です。
この使い方は、基準となる要素によって結果や状態が変わることを説明する際に役立ちます。
例文
- Students are placed in groups according to their ability.
(学生は能力に応じてグループに分けられます。) - Prices change according to the season.
(価格は季節に応じて変わります。) - We will adjust our schedule according to the weather.
(天気に応じてスケジュールを調整します。) - People dress differently according to the temperature.
(人々は気温に応じて服装を変えます。)
この意味では、何かが別の何かに依存して変化することを示しています。
特に条件や基準によって結果が変わる場合に使われます。
「according to」の語源と歴史
「according to」の表現を深く理解するためには、その語源と歴史的背景を知ることも役立ちます。英語の表現は時代と共に発展してきた歴史があり、その由来を知ることで使い方の理解も深まります。
「according to」の「accord」はラテン語の「accordare」(一致させる、調和させる)に由来しています。
この「accord」は「心(cor/cord)を一つにする(ad)」という意味から来ており、何かと一致させる、調和させるというニュアンスを持っています。
中世英語では「accordyng to」という形で14世紀頃から使われ始め、何かと一致している、何かに従っているという意味で使用されていました。
当初は主に法律や宗教的な文脈で使われることが多く、特に聖書の解釈や法律の適用に関する文章でよく見られました。
17世紀頃から現代のように情報源を示す用法が広まり始め、特に学術的な文脈や報道の場面で使われるようになりました。現代では日常会話からビジネス、学術論文まで幅広く使われる一般的な表現となっています。
「according to」の発音と読み方
「according to」を正しく発音することも、英語コミュニケーションでは重要です。カタカナ読みと音声記号の両方で確認してみましょう。
カタカナ読みでは「アコーディング・トゥ」となります。「according」の強勢は「cor」の部分にあり、「アCOR-ディング」というように発音します。アメリカ英語では特に「r」の音がはっきりと発音される傾向があります。
国際音声記号(IPA)では [əˈkɔːrdɪŋ tu] と表記されます。
発音のポイント
- 「a」は弱く「ア」または「ə」のように発音
- 強勢は「cor」の部分
- 「ing」は「イング」より少し軽く「ィング」に近い
- 「to」は弱く「トゥ」または「tə」のように発音
会話では「according to」が速く繋がって発音されることも多く、特に「to」の部分は非常に弱く発音されることがあります。
実際の会話を聞いて練習すると良いでしょう。
「according to」の正しい使い方
「according to」を使う際には、いくつかの文法的なポイントや注意点があります。
正しく使いこなすための基本ルールを確認しましょう。
「according to」の後には名詞が続く
「according to」の後には必ず情報源、ルール、基準などを示す名詞(または名詞句)が続きます。人、書籍、報告書、天気予報、計画など様々なものが来ることがあります。
動詞や形容詞が直接続くことはありません。
例文
- According to my friend, this restaurant is very good.
(友達によれば、このレストランはとても良いそうです。) - According to this book, dinosaurs lived millions of years ago.
(この本によれば、恐竜は何百万年も前に生息していたそうです。) - According to the schedule, our train leaves at 3 PM.
(スケジュールによれば、私たちの電車は午後3時に出発します。) - According to Japanese tradition, you should take off your shoes inside houses.
(日本の伝統によれば、家の中では靴を脱ぐべきです。)
「according to」の後には様々な名詞が来ますが、特に情報源を示す場合は人物名、メディア、文書などが多く使われます。
文頭または文中で使える
「according to」は文の最初にも、文の途中にも使うことができます。文の最初に置くと、情報源をより強調する効果があります。
文の途中(特に文末近く)に置くと、情報の本体を先に述べてから、付加的に情報源を示すニュアンスになります。
例文
- According to the weather report, it will rain tomorrow.
(天気予報によれば、明日は雨が降るでしょう。) - It will rain tomorrow, according to the weather report.
(明日は雨が降るでしょう、天気予報によれば。)
どちらの位置でも意味は基本的に同じですが、強調したい情報によって使い分けることができます。
情報源を強調したい場合は文頭に、情報の内容を強調したい場合は文中に置くことが多いです。
「according to me」とは言わない
英語では「according to me」という表現はほとんど使いません。
自分自身の意見を述べる場合は、代わりに「in my opinion」(私の意見では)や「I think」(私は思う)などの表現を使います。
例文
- In my opinion, this is the best movie of the year.
(私の意見では、これは今年最高の映画です。) - I think this restaurant serves delicious food.
(このレストランはおいしい食べ物を提供していると思います。)
「according to」は基本的に第三者の情報源を示すために使われるため、自分自身の意見には使わないのが一般的です。
まれに「according to me」が使われることもありますが、それは非常に形式的な文脈や、自分の過去の記録を参照する場合などに限られます。
「according to」の否定形と疑問形での使い方
「according to」は否定文や疑問文でも使うことができます。
ここでは、これらの文型での使い方を見ていきましょう。
否定文での使い方
「according to」を含む文を否定する場合、通常は「according to」の部分ではなく、文の主要な動詞を否定します。
例文
- According to the forecast, it will not rain tomorrow.
(予報によれば、明日は雨は降らないでしょう。) - The project is not proceeding according to plan.
(そのプロジェクトは計画通りに進んでいません。) - According to the teacher, we don’t need to bring textbooks.
(先生によれば、教科書を持ってくる必要はないそうです。) - This movie is not made according to the original book.
(この映画はオリジナルの本に従って作られていません。)
情報源自体を否定する場合は、別の表現を使う必要があります。
例えば、「Contrary to the report…」(レポートとは反対に…)などです。
疑問文での使い方
「according to」を疑問文で使う場合も、基本的な位置は変わりません。
通常の疑問文の中で使われます。
例文
- According to the schedule, when does the meeting start?
(スケジュールによれば、会議はいつ始まりますか?) - Is the project progressing according to plan?
(プロジェクトは計画通りに進んでいますか?) - What should we do according to the instructions?
(指示によれば、私たちは何をすべきですか?) - According to your doctor, how often should you exercise?
(あなたの医師によれば、どれくらいの頻度で運動すべきですか?)
情報源自体について質問する場合は、「According to whom…?」(誰によれば…?)のような表現を使います。
「according to」を含む一般的な表現
「according to」を含むいくつかの一般的な表現を見ていきましょう。
これらの表現は日常会話やビジネス文書でよく使われるので、覚えておくと便利です。
「according to plan」(計画通りに)
何かが予定通りに進んでいることを示す表現です。
ビジネスやプロジェクト管理でよく使われます。
例文
- The party is going according to plan.
(パーティーは計画通りに進んでいます。) - Did everything go according to plan at the event?
(イベントでは全て計画通りに進みましたか?) - If things continue according to plan, we will finish next week.
(もし物事が計画通りに進めば、来週終わるでしょう。) - Our vacation didn’t go according to plan because of the bad weather.
(悪天候のため、私たちの休暇は計画通りには進みませんでした。)
この表現は特にプロジェクト管理やイベント企画の文脈でよく使われます。
予定していた通りに物事が進行しているかを確認する際に便利です。
「according to the rules」(ルールに従って)
決められたルールや規則に従っていることを示す表現です。
ゲーム、スポーツ、組織内の手続きなどの文脈でよく使われます。
例文
- We must play according to the rules.
(私たちはルールに従ってプレイしなければなりません。) - According to the rules of the game, you cannot move twice.
(ゲームのルールによれば、2回動くことはできません。) - This application was not processed according to the rules.
(この申請書はルールに従って処理されませんでした。) - According to the rules, all students must wear uniforms.
(校則によれば、全生徒は制服を着用しなければなりません。)
この表現は規則や規定が明確に定められている状況で、それに従っていることを示す際に使われます。
「according to our records」(当社の記録によれば)
特に公式な文脈でよく使われる表現で、組織が保持している記録や情報に基づいていることを示します。
ビジネスや行政の文書でよく見られます。
例文
- According to our records, you haven’t paid last month’s bill.
(当社の記録によれば、あなたは先月の請求書を支払っていません。) - According to our records, you have been our customer for five years.
(当社の記録によれば、あなたは5年間当社の顧客です。) - Your appointment is at 3 PM, according to our records.
(当社の記録によれば、あなたの予約は午後3時です。) - According to our records, this is the third time this problem has occurred.
(当社の記録によれば、この問題が発生したのはこれで3回目です。)
この表現は特に顧客サービス、医療機関、金融機関などで、公式な記録に基づいて情報を提供する際によく使われます。
「according to」と類似表現の違い
「according to」と似た意味を持つ他の表現との違いを理解しておきましょう。
類似表現の微妙なニュアンスの違いを知ることで、状況に応じて最適な表現を選ぶことができます。
「according to」と「as stated by」の違い
「as stated by」(〜が述べているように)は「according to」と似ていますが、より明示的に誰かの発言や文書中の記述を引用していることを示します。
「according to」がより一般的で広く使われるのに対し、「as stated by」はより形式的で、特定の発言を直接参照する場合に使われることが多いです。
例文
- According to the president, the economy is improving.
(大統領によれば、経済は改善しています。)- 一般的な言及 - As stated by the president in his speech yesterday, the economy is improving.
(昨日のスピーチで大統領が述べたように、経済は改善しています。)- 特定の発言を引用
「as stated by」は特に学術論文や法的文書など、より正確な引用が求められる文脈でよく使われます。
「according to」と「in accordance with」の違い
「in accordance with」(〜に従って)も「according to」と似ていますが、より公式で堅い表現です。特に法律、規則、契約などのフォーマルな文脈でよく使われます。
「according to」が情報源を示す場合に幅広く使われるのに対し、「in accordance with」は主にルールや規定に従っていることを示す場合に限定されます。
例文
- The ceremony will proceed according to tradition.
(式典は伝統に従って進行します。)- 一般的な表現 - The procedure was conducted in accordance with safety regulations.
(その手順は安全規制に従って実施されました。)- 公式な表現
「in accordance with」は特に法律文書、契約書、公式な指針などで見られる表現です。
より公式な印象を与えたい場合に使われます。
「according to」と「based on」の違い
「based on」(〜に基づいて)も似た意味を持ちますが、「according to」が情報源を示すのに対し、「based on」は根拠や基礎となる情報を示します。
「according to」はより情報の出所を強調し、「based on」はその情報が判断や行動の根拠となることを強調します。
例文
- According to the weather forecast, it will be sunny tomorrow.
(天気予報によれば、明日は晴れるでしょう。)- 情報源を示す - Our decision is based on the latest market research.
(私たちの決断は最新の市場調査に基づいています。)- 判断の根拠を示す
「based on」は特に意思決定や判断の根拠を説明する際によく使われます。
「according to」の各分野での使用例
「according to」は様々な分野で使われる表現です。
ここでは、ジャーナリズム、学術、法律など異なる分野での使用例を見ていきましょう。
ジャーナリズムでの使用例
ジャーナリズムでは情報源を明確にするために「according to」がよく使われます。
特に報道記事では情報の出所を明示することが重要です。
例文
- According to reliable sources, the government will announce new policies next week.
(信頼できる情報源によれば、政府は来週新しい政策を発表する予定です。) - The stock market will recover soon, according to financial analysts.
(金融アナリストによれば、株式市場はすぐに回復するでしょう。) - According to eyewitnesses, the accident occurred around midnight.
(目撃者によれば、事故は真夜中頃に発生しました。) - The company will close five stores, according to an internal memo.
(内部メモによれば、その会社は5つの店舗を閉鎖する予定です。)
ジャーナリズムでは情報の信頼性を担保するために情報源を明確にする必要があり、「according to」はそのための重要な表現です。
学術分野での使用例
学術論文や研究報告では、他の研究者の意見や先行研究を引用する際に「according to」がよく使われます。
例文
- According to Einstein’s theory, light bends near massive objects.
(アインシュタインの理論によれば、光は大質量の物体の近くで曲がります。) - Animal behavior varies according to environmental factors.
(動物の行動は環境要因に応じて変化します。) - According to recent studies, coffee may have health benefits.
(最近の研究によれば、コーヒーは健康上の利点があるかもしれません。) - The ancient civilization collapsed due to climate change, according to archaeological evidence.
(考古学的証拠によれば、古代文明は気候変動により崩壊しました。)
学術分野では情報の出所を明確にすることで、研究の信頼性や透明性を高めることができます。
ビジネスと法律分野での使用例
ビジネスや法律の文書では、ルールや規定に従っていることを示すために「according to」がよく使われます。
例文
- According to company policy, all employees must complete annual training.
(会社のポリシーによれば、全従業員は年次トレーニングを完了しなければなりません。) - Payments will be processed according to the terms of the agreement.
(支払いは契約条件に従って処理されます。) - According to section 3.2 of the contract, penalties apply for late delivery.
(契約の3.2項によれば、遅延配送にはペナルティが適用されます。) - The case will be judged according to state law.
(その事件は州法に従って判断されるでしょう。)
ビジネスや法律の分野では、規則や契約条件に従っていることを明確に示すために「according to」が重要な役割を果たします。
実際の会話での「according to」の使い方
「according to」は様々な実際の会話の場面で使うことができます。
ここでは日常会話の中での使い方の例を見てみましょう。
ニュースや情報を伝える時
日常会話で何か情報を伝える際に、その情報源を示すために「according to」を使うことができます。
特にニュースや最新情報を共有する際に便利です。
例文
- According to the weather app, it will be sunny this weekend.
(天気アプリによれば、今週末は晴れるでしょう。) - According to the radio, there is heavy traffic on the highway.
(ラジオによれば、高速道路で渋滞が発生しています。) - Have you heard? According to the local news, our school will close tomorrow.
(聞きましたか?地元のニュースによれば、明日は学校が休みになるそうです。) - According to the email I received, the meeting has been postponed.
(私が受け取ったメールによれば、会議は延期されました。)
これらの例では、「according to」を使って情報の出所を明確にしています。
これにより、情報の信頼性が高まり、また情報の責任が話し手にないことも示されます。
第三者からの情報を引用する時
友人や知人から聞いた情報を他の人に伝える際にも「according to」を使うことができます。
例文
- According to my sister, this restaurant serves the best pizza in town.
(姉によれば、このレストランは町で最高のピザを提供しているそうです。) - According to John, the movie was boring.
(ジョンによれば、その映画は退屈だったそうです。) - The party starts at 8, according to Mary.
(メアリーによれば、パーティーは8時に始まります。) - According to the tour guide, this building is over 200 years old.
(ツアーガイドによれば、この建物は200年以上前のものです。)
このように使うことで、情報の出所を明確にし、また自分自身はその情報の正確さについて直接的な責任を負わないというニュアンスも表現できます。
ビジネス場面での使用
ビジネスの場面でも「according to」は頻繁に使われます。
特にデータや報告書に基づいた発言をする際に便利です。
例文
- According to our sales data, product A sells better than product B.
(当社の販売データによれば、製品Aは製品Bよりも売れています。) - The project will be completed by December, according to the current timeline.
(現在のタイムラインによれば、プロジェクトは12月までに完了する予定です。) - According to company policy, all employees must complete the safety training.
(会社のポリシーによれば、全従業員は安全訓練を完了しなければなりません。) - Our main competitor is planning a new product launch, according to market intelligence.
(市場情報によれば、主要競合他社は新製品の発売を計画しています。)
ビジネスの文脈では、情報に基づいた意思決定が重要なため、「according to」を使って情報源を示すことで説得力が増します。
「according to」に関連する慣用表現
「according to」に関連するいくつかの慣用表現や派生表現を紹介します。
これらも覚えておくと英語表現の幅が広がります。
「accordingly」(それに応じて)
「according to」の関連表現として「accordingly」という副詞があります。
これは「それに応じて」「従って」という意味で、状況に合わせて適切に行動することを示します。
例文
- The weather was bad, so we changed our plans accordingly.
(天気が悪かったので、それに応じて計画を変更しました。) - Please review the information and act accordingly.
(情報を確認して、それに応じて行動してください。) - The rules have changed, and we must adjust our strategy accordingly.
(ルールが変更されたので、それに応じて戦略を調整しなければなりません。) - The company’s profits were lower than expected, and bonuses were reduced accordingly.
(会社の利益は予想よりも低く、それに応じてボーナスも減額されました。)
「accordingly」は特に状況の変化に応じた行動や調整を示す際に便利な表現です。
「as per」(〜に従って)
「as per」は「according to」と似た意味を持つ表現で、特にビジネス英語でよく使われます。
「〜に従って」「〜によれば」という意味です。
例文
- As per your instructions, I have sent the documents.
(ご指示に従って、書類を送りました。) - We will proceed as per the agreement.
(契約に従って進めます。) - As per company policy, all expenses must be approved by a manager.
(会社の方針に従って、すべての経費はマネージャーの承認が必要です。) - The delivery will be made as per our standard procedures.(
配送は当社の標準手順に従って行われます。)
「as per」は「according to」よりもやや形式的で、特にビジネス文書や契約関連の文脈でよく使われます。
「according to」に関するよくある質問
「according to」に関するよくある質問とその回答をまとめました。
これらの疑問点を解消して、より正確に「according to」を使いこなせるようになりましょう。
- 「according to me」は正しい表現ですか?
-
一般的に「according to me」という表現は避けるべきです。自分自身の意見を述べる場合は、「in my opinion」(私の意見では)や「I think」(私は思う)などの表現を使うのが自然です。
「according to」は通常、第三者の情報源を示す表現だからです。
ただし、非常に形式的な文脈や、自分の過去の記録や著作を参照する場合には使われることもあります。例えば「According to my research…」(私の研究によれば…)のような使い方は可能です。
- 「according to」と「in accordance with」はどう違いますか?
-
「according to」と「in accordance with」はどちらも「〜に従って」という意味を持ちますが、ニュアンスと使用場面が異なります。
- 「according to」:より一般的で幅広く使われる表現。情報源を示す場合(〜によれば)と、ルールに従う場合(〜に従って)の両方で使える。
- 「in accordance with」:より形式的で法律的な表現。主に規則、法律、規定などに従っていることを示す場合に使用される。
例えば、「The ceremony was conducted according to tradition」(式典は伝統に従って行われた)と「The procedure was conducted in accordance with safety regulations」(その手順は安全規制に従って実施された)の違いがあります。
- 「according to」の発音のコツはありますか?
-
「according to」の発音のコツは以下の通りです。
- 「a」は弱く発音する
- アクセントは「cor」の部分に置く
- 「to」は弱く発音する(「トゥ」よりも「トゥ」に近い軽い発音)
- 全体をリズミカルに、「アCORディング・トゥ」のように発音する
練習としては、英語のニュースやポッドキャストを聴いて、ネイティブスピーカーが「according to」をどのように発音しているかに注目するとよいでしょう。
- 「according to」と「based on」の使い分けは?
-
「according to」と「based on」は似ていますが、使用場面が異なります:
- 「according to」:情報の出所や情報源を示す場合に使います。「〜によれば」というニュアンス。
- 「based on」:判断や決定の根拠となる情報を示す場合に使います。「〜に基づいて」というニュアンス。
例えば、「According to the weather forecast, it will rain tomorrow」(天気予報によれば、明日は雨が降るでしょう)と「Our decision is based on careful research」(私たちの決断は慎重な調査に基づいています)のように使い分けます。
- 「according to」は文末でも使えますか?
-
はい、「according to」は文末でも使うことができます。文の途中(特に文末)に置くと、情報の本体を先に述べてから、付加的に情報源を示すニュアンスになります。
例文:
- It will rain tomorrow, according to the weather forecast.
(明日は雨が降るでしょう、天気予報によれば。) - The project will be completed next month, according to the manager.
(プロジェクトは来月完了する予定です、マネージャーによれば。)
文頭と文末のどちらに置いても意味は同じですが、強調したい情報によって使い分けることができます。
- It will rain tomorrow, according to the weather forecast.
まとめ:「according to」の使い方のポイント

「according to」は英語で非常に便利な表現であり、情報源を示したり、ルールや計画に従っていることを表したりするのに役立ちます。
この表現を使いこなすためのポイントをまとめると、以下のようになります。
- 主に3つの意味がある。
- 情報源を示す(〜によれば)
- ルールや指示に従うことを示す(〜に従って)
- 状況や量に応じた変化を示す(〜に応じて)
- 文法上の注意点。
- 後ろには必ず名詞が続く
- 文頭でも文中でも使える
- 「according to me」とは言わない(代わりに「in my opinion」を使う)
- 一般的な表現。
- according to plan(計画通りに)
- according to the rules(ルールに従って)
- according to our records(当社の記録によれば)
- 類似表現との違い。
- 「as stated by」:より明示的に引用を示す
- 「in accordance with」:より公式・法律的
- 「based on」:判断の根拠を示す
「according to」は日常会話からビジネス、学術的な文脈まで様々な場面で使える便利な表現です。特に情報の出所を明確にしたい場合や、特定のルールや基準に従っていることを示したい場合に活用しましょう。
英語学習の初期段階から積極的に使うことで、より自然な英語表現ができるようになります。
この表現を使いこなせるようになれば、英語でのコミュニケーション能力が向上し、より自然な英語表現ができるようになります。ぜひ日常会話やライティングの中で積極的に使ってみてください。

