「as usual」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では「いつも通り」「相変わらず」「通常のように」などと訳されます。
このシンプルな表現は日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われており、英語学習者にとって使いこなせると便利なフレーズです。
この記事では「as usual」の基本的な意味から様々な使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「as usual」の基本的な意味
「as usual」の基本的な意味は「いつも通り」「普段のように」「通常の方法で」です。
何かが一般的によく起こる方法や習慣的なパターンで発生していることを表現するときに使います。
「usual」は「通常の」「普段の」という意味を持ち、「as」は「〜のように」を意味するので、合わせて「通常のように」という意味になります。
例文
- He arrived late to the meeting as usual.
(彼はいつも通り会議に遅刻してきました。) - As usual, she was the first one to finish the exam.
(いつも通り、彼女が最初に試験を終えました。) - I’ll make dinner as usual tonight.
(今夜はいつも通り私が夕食を作ります。)
「as usual」の文法と使い方
「as usual」は文中の様々な位置で使うことができる柔軟な表現です。
主に以下の3つのパターンで使われます。
文頭での使用
「As usual」を文頭に置くと、続く内容全体が「いつも通り」であることを強調します。
この場合、通常コンマで区切ります。
例文
- As usual, my brother forgot to close the door when he left.
(いつも通り、兄は出かける時にドアを閉め忘れました。) - As usual, the train was crowded during rush hour.
(いつも通り、ラッシュアワーの電車は混雑していました。) - As usual, she made everyone laugh with her jokes.
(いつも通り、彼女はジョークで皆を笑わせました。)
文末での使用
文末に「as usual」を置くと、前に述べられた行動や状況が「いつも通り」であることを付け加える形になります。
例文
- She arrived five minutes early as usual.
(彼女はいつも通り5分早く到着しました。) - I couldn’t understand his explanation as usual.
(いつも通り、彼の説明を理解できませんでした。) - The restaurant was busy on Friday night as usual.
(いつも通り、レストランは金曜の夜は混んでいました。)
文中での使用
文の途中に「as usual」を挿入することもできます。
この場合、特定の部分が「いつも通り」であることを強調します。
例文
- My cat, as usual, ignored me when I called her name.
(私の猫はいつも通り、名前を呼んでも無視しました。) - The children were, as usual, playing in the garden after school.
(子供たちはいつも通り、放課後に庭で遊んでいました。) - We followed, as usual, the same route to the office.
(私たちはいつも通り、同じ道順でオフィスへ向かいました。)
「as usual」と類似表現の違い
「as usual」によく似た表現として「as always」や「as ever」があります。
これらの表現は似ていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「as usual」と「as always」の違い
- 「as usual」:「普段は(usually)」から来ており、「いつものように」や「相変わらず」を表す最も一般的な表現です。特に強い感情的なニュアンスはなく、中立的です。
- 「as always」:「いつも(always)」から来ており、「as usual」よりも若干頻度や割合が高いニュアンスがあります。また、相手を褒める時などポジティブな状況で使われる傾向があります。
例文
- He was late for work as usual.
(彼はいつも通り仕事に遅刻しました。)→ 単に事実を述べている - Her presentation was excellent as always.
(彼女のプレゼンはいつも通り素晴らしかったです。)→ ポジティブな評価
「as usual」と「as ever」の違い
- 「as usual」:単に「いつも通り」という意味で、特に強調はありません。
- 「as ever」:「いつも通り」という意味に加え、「今までで最も〜」というニュアンスが含まれることがあります。時に強調の意味合いを持ちます。
例文
- He was quiet during the meeting as usual.
(彼はいつも通り会議中は静かでした。)→ 単に事実を述べている - She was kind and helpful as ever.
(彼女はこれまでと変わらず親切で協力的でした。)→ 継続性を強調
「as usual」を含む表現
「business as usual」
「business as usual」は「通常営業」「いつも通りの業務」という意味で、特に困難や変化があっても通常の状態で活動や営業が続いていることを表します。
例文
- Despite the power outage, it was business as usual at the hospital.
(停電にもかかわらず、病院ではいつも通りの業務が行われていました。) - After the holiday break, it’s back to business as usual on Monday.
(休暇明けの月曜日は、通常業務に戻ります。) - The company announced that it would be business as usual during the renovation.
(会社は改装中も通常営業すると発表しました。)
「Same as usual」
「Same as usual」は「いつもと同じ」という意味で、特に質問に対する返答としてよく使われます。
例文
- “How’s work?” “Same as usual, nothing exciting.”
(「仕事はどう?」「いつもと同じよ、特に面白いことはないよ。」) - “What would you like to order?” “The same as usual, please.”
(「何をご注文ですか?」「いつもと同じものをお願いします。」) - I took the same route as usual to avoid the traffic.
(渋滞を避けるために、いつもと同じ道順を取りました。)
「as usual」の否定表現
「not as usual」または「not the usual」と言うことで、「いつもと違う」「通常とは異なる」ことを表現できます。
例文
- Today was not as usual; we had a surprise visit from the CEO.
(今日はいつもと違っていました。CEOの突然の訪問がありました。) - His behavior was not the usual calm demeanor we know.
(彼の行動は、私たちが知っているいつもの落ち着いた態度ではありませんでした。) - The train schedule is not as usual during the holidays.
(電車の時刻表は休日中はいつもと異なります。)
日常会話での「as usual」の使い方
日常的な習慣について話す時
例文
- I woke up at 6 AM as usual and went for a run.
(いつも通り午前6時に起きて、ランニングに行きました。) - As usual, he checks his emails before going to bed.
(いつも通り、彼は寝る前にメールをチェックします。) - She made coffee for everyone as usual.
(彼女はいつも通り、みんなのためにコーヒーを入れました。)
人の特徴や習性を描写する時
例文
- As usual, my father fell asleep in front of the TV.
(いつも通り、父はテレビの前で寝てしまいました。) - He forgot his keys as usual, so I had to let him in.
(彼はいつものように鍵を忘れたので、私が彼を中に入れなければなりませんでした。) - As usual, she was the one who came up with the solution.
(いつも通り、解決策を思いついたのは彼女でした。)
状況や環境について述べる時
例文
- The café was crowded as usual on Sunday morning.
(カフェは日曜の朝はいつも通り混雑していました。) - As usual, the meeting ran longer than scheduled.
(いつも通り、会議は予定より長引きました。) - The weather was hot and humid as usual for August.
(8月にしてはいつも通り、天気は暑くて湿度が高かったです。)
まとめ:「as usual」の使い方のポイント

「as usual」は英語で「いつも通り」「相変わらず」を表す便利な表現です。
この表現の使い方のポイントをまとめると、
- 文頭、文中、文末のどの位置でも使うことができ、それぞれ微妙に強調点が変わります。
- 「as always」はより肯定的なニュアンスを持ち、「as ever」はより強調の意味合いを持つことがあります。
- 「business as usual」は特に困難や変化があっても通常の状態で活動が続いていることを表します。
- 日常会話では習慣、人の特徴、状況などを描写する際に広く使われます。
「as usual」は日常会話からビジネスシーンまで幅広く使える便利な表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
この表現をマスターすることで、あなたの英語表現の幅がさらに広がるでしょう。

