「backhand」は英語において、名詞、形容詞、動詞として多様に使われる単語です。主にスポーツ(特にテニスや卓球)で使われる技術を表しますが、筆跡を表す際や比喩的な表現としても使われます。
この記事では「backhand」の様々な意味と使い方を、わかりやすい例文とともに初学者向けに詳しく解説していきます。
backhandとは?その基本的な意味と使い方

backhandは主に、テニスやラケットを使うスポーツにおいて、手の甲を打球の方向に向けてボールを打つストロークのことを指します。右利きの人であれば、体の左側から右側に向かって打つ動作がバックハンドになります。
名詞としての「backhand」は主にスポーツでの技術や打ち方を表します。例えば、「His backhand is very strong.」(彼のバックハンドはとても強い)のように使います。
形容詞としては「backhand stroke」(バックハンドストローク)のように、バックハンド特有の性質を持つものを表現します。
動詞としては「to backhand the ball」(ボールをバックハンドで打つ)のように使います。
また、筆跡において左に傾いた字体を指したり、「backhanded compliment」(皮肉な褒め言葉)という表現の一部としても使われます。
backhandのスポーツでの使われ方
スポーツにおけるbackhandは様々な競技で重要な技術として用いられています。特にラケットやパドルを使う競技では、基本的かつ必須の技術です。
ここではいくつかの主要なスポーツにおけるbackhandの特徴を見ていきましょう。
テニスにおけるbackhand
テニスでは、backhandは最も基本的な打ち方の一つです。右利きのプレイヤーにとって、体の左側から入ってくるボールに対応するために使用します。テニスのバックハンドには主に片手バックハンド(シングルハンドバックハンド)と両手バックハンド(ダブルハンドバックハンド)の2種類があります。
片手バックハンドは片方の手だけでラケットを持ち、スイングします。より広いリーチと多様なスピンを生み出せる利点があります。
例文
- He has a powerful single-handed backhand.(彼は強力な片手バックハンドを持っています)
両手バックハンドは両手でラケットを持ちスイングします。安定性があり、力強いショットが打ちやすいという特徴があります。
例文
- She prefers to use a two-handed backhand.(彼女は両手バックハンドを使うのを好みます)
卓球におけるbackhand
卓球では、バックハンドはテーブルの左側(右利きの場合)からのボールに対応するために使われます。卓球のラケット(ラバー)の構造上、フォアハンドとは異なる打ち方になります。
バックハンドプッシュ、バックハンドドライブ、バックハンドフリックなど様々な技術があります。
例文
- The player used a backhand push to return the serve.(選手はバックハンドプッシュでサーブを返しました)
- I need to practice my backhand drive more.(もっとバックハンドドライブの練習が必要です)
その他のスポーツにおけるbackhand
バドミントン、スカッシュ、ラクロスなど多くのスポーツでもbackhand技術は使われています。それぞれのスポーツによって、バックハンドの形や使い方は少しずつ異なります。
例文
- In badminton, the backhand clear is an important defensive shot.(バドミントンでは、バックハンドクリアは重要な守備ショットです)
また、アルティメットフリスビーなどのディスクスポーツでも、バックハンドスローは基本的な投げ方の一つです。
例文
- I learned how to throw a backhand in frisbee class.(フリスビーのクラスでバックハンドの投げ方を習いました)
backhandの日常的な意味と使い方
backhandはスポーツ用語だけでなく、日常的な文脈でも使われることがあります。
特に筆跡に関する表現や比喩的な意味で使われるケースについて見ていきましょう。
筆跡としてのbackhand
「backhand」または「backhand writing」は、左に傾いた筆跡を指します。通常、右利きの人が書く文字は右に傾きますが、左に傾く筆跡のスタイルを「backhand」と呼びます。
例文
- Her backhand writing is very neat and easy to read.(彼女の左傾斜の字はとても整っていて読みやすいです)
- I can recognize his backhand from a distance.(私は彼の左傾斜の字を遠くからでも認識できます)
比喩的な使い方
「backhand」は直接的でないという特性から、比喩的に間接的な行動や表現を示すこともあります。特に「backhanded compliment」(皮肉な褒め言葉)という表現はよく使われます。
例文
- That was a backhanded compliment.(それは皮肉めいた褒め言葉でした)
- She is known for her backhanded remarks.(彼女は皮肉な発言で知られています)
backhandを使った例文集
ここでは、backhandを使った様々な例文を紹介します。スポーツに関するものから日常会話で使えるものまで、中学英語レベルの簡単な例文を集めました。
スポーツに関する例文
例文
- His backhand is very strong.(彼のバックハンドはとても強いです)
- I need to practice my backhand more.(私はもっとバックハンドの練習が必要です)
- She hit a backhand down the line.(彼女はライン際にバックハンドショットを打ちました)
- The coach taught us how to improve our backhand.(コーチは私たちにバックハンドの改善方法を教えてくれました)
- Can you show me your backhand technique?(あなたのバックハンドの技術を見せてもらえますか?)
- The player won the point with a perfect backhand shot.(その選手は完璧なバックハンドショットでポイントを獲得しました)
- My sister has a better backhand than me.(私の姉は私よりバックハンドが上手です)
- We learned backhand skills in today’s lesson.(今日のレッスンでバックハンドのスキルを学びました)
日常会話における例文
例文
- Her backhand writing is neat and clear.(彼女の左傾斜の字は整っていて明瞭です)
- That was a backhanded compliment.(それは皮肉めいた褒め言葉でした)
- He backhanded the door to close it.(彼は手の甲でドアを押して閉めました)
- I recognized her backhand style immediately.(私は彼女の左傾斜の字体をすぐに認識しました)
- They exchanged backhanded remarks during the meeting.(彼らはミーティング中に皮肉な発言を交わしました)
backhandの形容詞形「backhanded」について
「backhand」から派生した形容詞「backhanded」は、間接的なものや皮肉なものを表現するのに使われます。
特に「backhanded compliment」(皮肉な褒め言葉)という表現はよく使われます。
backhanded compliment(皮肉な褒め言葉)
「backhanded compliment」は、一見褒めているように見えるが実際には批判や皮肉を含んだ発言のことを指します。「backhand」の間接的な性質から来ている比喩的表現です。
例文
- You look good today is a genuine compliment, but You look better than usual is a backhanded compliment.(「今日はきれいだね」は純粋な褒め言葉だが、「いつもより良く見える」は皮肉な褒め言葉です)
- He gave me a backhanded compliment about my cooking.(彼は私の料理について皮肉めいた褒め言葉をくれました)
その他のbackhandedの用法
「backhanded」は「皮肉な」という意味以外にも、「間接的な」「逆方向の」といった意味でも使われます。
例文
- She made a backhanded reference to my mistake.(彼女は間接的に私のミスに言及しました)
- The politician gave a backhanded apology.(その政治家は不誠実な謝罪をしました)
backhandのよくある間違いと注意点
backhandという言葉を使う際によく見られる間違いや、注意すべき点をいくつか紹介します。
backhandとbackhandedの違い
多くの人が混同しやすいのが「backhand」と「backhanded」の違いです。「backhand」は主に名詞として使われ、スポーツでの特定の技術や動作、または左傾斜の筆跡を表します。
一方、「backhanded」は形容詞で、「間接的な」「皮肉な」「左傾斜の」といった意味を持ちます。
例えば、
例文
- I need to practice my backhand.(私はバックハンドの練習が必要です)- 正しい使い方
- She gave me a backhanded compliment.(彼女は私に皮肉な褒め言葉をくれました)- 正しい使い方
間違った例
- I need to practice my backhanded.(私はbackhandedの練習が必要です)- 誤った使い方
スポーツ用語と比喩的表現の混同
backhandはスポーツ用語として使われることが多いですが、「backhanded compliment」のような比喩的な表現もあります。これらを混同しないように注意が必要です。
例えば「He has a good backhand」と言った場合、それはスポーツの技術を指します。一方、「He gave a backhanded remark」と言った場合は、皮肉めいた発言を意味します。
文脈による意味の違い
backhandはテニス、卓球、バドミントンなど様々なスポーツで使われますが、それぞれのスポーツによって具体的な技術や動作が異なります。そのため、どのスポーツのbackhandについて話しているのかを明確にすることが重要です。
また、「left-handed compliment」と「backhanded compliment」は同じ意味を持ちますが、アメリカ英語では「left-handed compliment」の方がよく使われることもあります。
backhandの実践的な使用例
実際の会話や文章でどのようにbackhandが使われるのか、いくつかの実践的な使用例を見てみましょう。
スポーツ解説での使用例
テニスや卓球などのスポーツ解説では、「backhand」という単語が頻繁に使われます。
例文
- The player has an incredible two-handed backhand that generates a lot of power.(その選手は非常に強力な両手バックハンドを持っています)
- His backhand down the line was the decisive shot in the match.(彼のライン際へのバックハンドがその試合の決定打となりました)
日常会話での使用例
日常会話では、特に「backhanded compliment」という表現が使われることがあります。
例文
- I think what she said was a backhanded compliment.(彼女が言ったことは皮肉な褒め言葉だったと思います)
- Be careful of his backhanded remarks.(彼の皮肉な発言に注意してください)
ビジネスシーンでの使用例
ビジネスの文脈でも、特に人間関係や評価に関して「backhanded」という表現が使われることがあります。
例文
- The manager gave a backhanded compliment during my performance review.(マネージャーは私の業績評価の際に皮肉な褒め言葉をしました)
- The email contained several backhanded comments about the project.(そのメールにはプロジェクトに関するいくつかの皮肉な発言が含まれていました)
backhandに関する問題
ここでは、backhandについての理解を深めるための問題を10問用意しました。
これらの問題を解くことで、backhandの様々な使い方や意味をより確実に理解できるでしょう。
- 次の文のbackhandの品詞は何ですか?
“His backhand is very strong.” - テニスにおいて右利きの選手にとってbackhandとは、どのような打ち方ですか?
- “She gave me a backhanded compliment.”の「backhanded compliment」とは何を意味しますか?
- 次の文の空欄に入る適切な語を選んでください。
“I need to practice my _ stroke in tennis.”
a) backhand b) backhanded c) backing d) backward - 「左に傾いた筆跡」を英語で何と言いますか?
- 次の文のbackhandは何を指していますか?
“In table tennis, the backhand push is a basic technique.” - “backhanded writing”と”backhand writing”の違いは何ですか?
- 次の文の空欄に入る適切な語を選んでください。
“He _ the ball over the net.”
a) backhanded b) backhand c) backhandly d) backhandy - 「皮肉な褒め言葉」を英語で何と言いますか?
- 次の文のbackhandedの意味として最も適切なものを選んでください。
“She made a backhanded remark about my presentation.”
a) 左手で行った b) バックハンドを使った c) 間接的で皮肉な d) 正直な
backhandに関するよくある質問
- backhandとforehandの違いは何ですか?
-
backhandは手の甲を打球の方向に向けて打つストロークで、右利きの場合は体の左側から右側に向けて打ちます。一方、forehandは手のひらを打球の方向に向けて打つストロークで、右利きの場合は体の右側で打ちます。
- 「backhanded compliment」とはどういう意味ですか?
-
「backhanded compliment」とは、表面上は褒め言葉のように聞こえるが、実際には皮肉や批判を含んだ発言のことです。例えば「あなたの英語は外国人としては上手ですね」というのは、「他の外国人と比べれば」という限定的な褒め方をしていることになり、「backhanded compliment」と言えます。
- テニスでバックハンドを改善するコツはありますか?
-
テニスのバックハンドを改善するコツとしては、正しいグリップを使うこと、体の回転を利用すること、ラケットヘッドを適切な位置に保つこと、フォロースルーを完全に行うことなどが挙げられます。定期的な練習と適切なコーチングも重要です。
- backhandとbackhandedはどう使い分ければいいですか?
-
backhandは主に名詞として、スポーツでの特定の打ち方や技術を表します(例:「I’m working on my backhand」)。一方、backhandedは形容詞として「間接的な」「皮肉な」という意味で使われます(例:「a backhanded compliment」)。
- 左利きの人のbackhandは右利きと逆になりますか?
-
はい、左利きの人のbackhandは右利きの人と逆になります。左利きの場合、体の右側から左側に向かって打つのがバックハンドになります。基本的な原理は同じですが、方向が逆になります。
- バックハンドはどのスポーツで使われますか?
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バックハンドはテニス、卓球、バドミントン、スカッシュ、ラクロス、アイスホッケー、アルティメットフリスビーなど、多くのスポーツで使われます。それぞれのスポーツによって具体的な技術は異なりますが、基本的な概念は同じです。
- 「backhand writing」とは何ですか?
-
「backhand writing」とは、左に傾いた筆跡のことです。通常、右利きの人の筆跡は右に傾きますが、特に練習によって左に傾く筆跡を書くスタイルを「backhand writing」と呼びます。
- backhanded complimentを言われたらどう対応すればいいですか?
-
backhanded complimentを言われた場合、状況によって対応が変わります。友人間のジョークであれば笑って流す、ビジネス場面であれば丁寧に「ありがとう」と言いつつも、発言の裏にある意図に注意する、意図的な侮辱であれば毅然と対応するなどが考えられます。
まとめ

この記事では「backhand」の様々な意味と使い方について詳しく解説しました。スポーツ用語としての基本的な意味から、日常会話での比喩的な使い方まで、多岐にわたる用法を例文とともに紹介しました。
以下にポイントをまとめます。
- backhandはスポーツにおいて、手の甲を進行方向に向けて打つストロークを指す
- 名詞、形容詞、動詞として使われる多様な単語
- テニスや卓球など様々なスポーツで重要な技術
- 「backhanded compliment」という形で「皮肉な褒め言葉」を意味する
- 左に傾いた筆跡を指す表現としても使われる
- backhandとbackhandedの使い分けに注意が必要
- スポーツ用語と比喩的表現では意味が異なる
backhandは英語学習者にとって理解しておくと便利な単語です。特にスポーツに興味がある方や、英語でのコミュニケーションをより豊かにしたいという方にとって、この単語の様々な意味と使い方を知っておくことは役立つでしょう。
この記事が皆さんの英語学習の一助となれば幸いです。

