「backstroke」は、主に水泳における「背泳ぎ」を意味する英単語で、名詞としても動詞としても使われます。水泳の四泳法(自由形、平泳ぎ、バタフライ、背泳ぎ)の一つとして競技でも使われる泳ぎ方です。
また、テニスや卓球などのスポーツでは「バックハンド打ち」という意味もあります。
この記事では、英語初学者向けに「backstroke」の意味や使い方を詳しく解説していきます。
backstrokeとは?背泳ぎの基本について

「backstroke」は、仰向けの状態で泳ぐ泳法を指します。他の泳法と異なり、泳者は水面に背中を向けた状態(仰向け)で、交互に腕を頭上に回して水をかく動作を行います。足は上下に交互に動かす「フラッタ―キック」と呼ばれる動きを使います。
背泳ぎの最大の特徴は、顔が常に水面上にあるため、呼吸が比較的容易なことです。しかし、進行方向が見えないという難点もあります。競泳では唯一、水中からのスタートが行われる泳ぎでもあります。
中学生でも理解しやすい例文でみてみましょう。
例文
- She can swim backstroke very well. (彼女は背泳ぎがとても上手です。)
- I learned how to swim backstroke last summer. (私は去年の夏に背泳ぎの泳ぎ方を習いました。)
- He is practicing backstroke for the school swimming competition. (彼は学校の水泳大会のために背泳ぎの練習をしています。)
backstrokeの正しい技術と動作
背泳ぎを正しく行うためには、いくつかの重要な技術ポイントがあります。背泳ぎは見た目以上に技術的な要素が多い泳法です。
基本的な動きは「フリースタイル(クロール)を上下逆さまにした形」と表現されることもありますが、実際にはいくつかの重要な違いがあります。
体の姿勢と頭の位置
背泳ぎでは体の姿勢がとても重要です。体はできるだけ水面に平行に保ち、頭は中立の位置に保つことが理想的です。
頭を前に傾けて足元を見るのは一般的な間違いで、これにより腰が沈み、抵抗が増えてしまいます。
例文
- The teacher told me to keep my head straight when swimming backstroke. (先生は、背泳ぎをするときに頭をまっすぐに保つように言いました。)
腕の動き
背泳ぎの腕の動きは、以下の主要な部分から構成されています。
- エントリー(入水): 小指から先に水に入れる
- キャッチ(捕まえ): 手と前腕で水をつかむ動作
- プル(引き): 水を押し下げて後方に押す動作
- フィニッシュ(終了): 大腿部付近で水中での動きを終える
- リカバリー(回復): 水面上で腕を頭上に戻す動作
例文
- When you swim backstroke, your thumb should exit the water first and your pinky should enter first. (背泳ぎでは、親指が最初に水から出て、小指が最初に水に入るべきです。)
足の動き
背泳ぎの足の動きは「フラッタ―キック」と呼ばれ、自由形(クロール)と似た上下の交互の動きです。
足首を柔軟に使い、足先から動かすようにします。膝はあまり曲げすぎないことがポイントです。
例文
- You should keep your legs straight and kick from your hips when swimming backstroke. (背泳ぎでは、足をまっすぐに保ち、腰から蹴るようにするべきです。)
ローテーション(体の回転)
効率的な背泳ぎには、体の回転も重要です。体を左右に約40度ずつ回転させることで、より効果的なストロークが可能になります。
このローテーションは腕の動きと同期させることが大切です。
backstrokeの歴史と競技としての発展
背泳ぎは競泳種目の中では比較的新しい泳法です。
オリンピックでは1900年パリ大会で初めて男子種目として採用され、女子は1924年に採用されました。
背泳ぎの進化
初期の背泳ぎは現在とは大きく異なっていました。当初は蛙泳ぎのキックを使った形や、腕を曲げて回復させる形など、様々な泳ぎ方が試されました。
1930年代頃から現在の形に近い泳法が確立されていきました。
例文
- Backstroke has changed a lot since it was first introduced in the Olympics. (背泳ぎはオリンピックで初めて導入されて以来、大きく変化しました。)
競技としての背泳ぎ
現在のオリンピックでは男女ともに100メートルと200メートルの種目があります。世界選手権ではこれに50メートルの種目が加わります。
個人メドレーでは2番目に泳ぐ種目、メドレーリレーでは最初に泳ぐ種目として位置づけられています。
例文
- The swimmer won a gold medal in the 100-meter backstroke. (その水泳選手は100メートル背泳ぎで金メダルを獲得しました。)
backstrokeの例文と使い方
「backstroke」は様々な文脈で使用されます。
ここでは、中学生でも理解できるレベルの例文を通して、その使い方を見ていきましょう。
名詞としての使い方
例文
- I like backstroke more than freestyle. (私は自由形よりも背泳ぎが好きです。)
- My brother is good at backstroke. (私の兄は背泳ぎが得意です。)
- We will learn backstroke in our next swimming class. (次の水泳の授業では背泳ぎを習います。)
- Backstroke is the only swimming style where you don’t see where you are going. (背泳ぎは進行方向が見えない唯一の泳ぎ方です。)
- The 100-meter backstroke is his best event. (100メートル背泳ぎは彼の一番得意な種目です。)
動詞としての使い方
例文
- He backstroked to the other side of the pool. (彼は背泳ぎでプールの反対側まで泳ぎました。)
- She was backstroking slowly across the lake. (彼女は湖をゆっくりと背泳ぎで泳いでいました。)
- I will backstroke for the first half of the practice. (練習の前半は背泳ぎをします。)
- They were backstroking under the blue sky. (彼らは青空の下で背泳ぎをしていました。)
形容詞的な使い方
例文
- He is our school’s backstroke champion. (彼は私たちの学校の背泳ぎチャンピオンです。)
- The backstroke race will start in five minutes. (背泳ぎのレースは5分後に始まります。)
- She broke the backstroke record last year. (彼女は去年、背泳ぎの記録を破りました。)
backstrokeの発音と読み方
「backstroke」の発音は「バック・ストローク」となります。英語の発音記号では /ˈbækstroʊk/ と表記されます。「back(バック)」と「stroke(ストローク)」という二つの単語が組み合わさってできた複合語です。
アクセントは前半の「back」の部分に置かれます。日本人が発音する際は、「バックストロック」とならないよう注意し、後半は「ストローク」と発音するようにしましょう。
例文
- Can you pronounce “backstroke” correctly? (あなたは「backstroke」を正しく発音できますか?)
backstrokeのよくある間違いと注意点
背泳ぎを行う際には、いくつかのよくある間違いや注意すべき点があります。
これらを理解することで、より効率的で正確な背泳ぎができるようになります。
頭の位置の間違い
最も一般的な間違いの一つは、頭の位置を適切に保てないことです。多くの初心者は前を見ようとして顎を引き、頭を前に傾けてしまいます。これにより体の姿勢が崩れ、腰が沈んでしまいます。
正しい頭の位置は、天井や空を見るような形で、顔が水面に対して垂直になるようにします。頭は常に静止させ、左右に振らないことも重要です。
例文
- When swimming backstroke, keep your eyes looking at the ceiling, not at your feet. (背泳ぎをする際は、足元ではなく天井を見るように目を保ちましょう。)
手の入水と出水の間違い
背泳ぎでは、手の入水と出水の方法が重要です。一般的な間違いとして、手を内側に交差させて入水させる「クロスオーバー」があります。これにより推進力が低下し、肩を痛める原因にもなります。
正しい入水位置は肩幅かやや広めで、時計の文字盤で言えば「11時と1時」の位置です。また、出水は親指から始め、入水は小指から行うのが理想的です。
例文
- Your hand should enter the water at 11 o’clock and 1 o’clock positions in backstroke. (背泳ぎでは、手は11時と1時の位置で水に入るべきです。)
足のキックの問題
足のキックでよくある間違いは、膝を過度に曲げることです。これにより水の抵抗が増し、効率が下がります。また、キックが水面上に出てしまうことも問題です。
理想的なキックは、腰から始まり、足首を柔軟に使い、足の甲で水を押すようにします。膝はあまり曲げず、足全体が常に水中にあるようにします。
例文
- Don’t bend your knees too much when kicking in backstroke. (背泳ぎでキックするとき、膝を曲げすぎないようにしましょう。)
体のローテーションの不足や過剰
体のローテーション(回転)が不足していると、腕のストロークの効率が下がります。逆に回転が過剰だと、まっすぐに泳ぐことが難しくなります。
理想的なローテーションは片側約40度で、腕のストロークと同期させることが重要です。また、左右均等に回転することも大切です。
例文
- Try to rotate your body about 40 degrees to each side when swimming backstroke. (背泳ぎでは、体を左右それぞれ約40度回転させるようにしましょう。)
壁へのアプローチと折り返し
背泳ぎでは前方が見えないため、壁への接近や折り返しが難しいという問題があります。多くのスイマーは壁までの距離を把握できずに困ることがあります。
これを解決するために、天井の目印や壁からの一定の距離に設置される旗(バックストロークフラッグ)を利用します。競技用プールでは壁から5メートルの位置に旗が設置されています。
例文
- The backstroke flags help swimmers know when they are approaching the wall. (背泳ぎの旗は、泳者が壁に近づいていることを知るのに役立ちます。)
「backstroke」に関するよくある質問
背泳ぎについて、多くの方が疑問に思うことがあります。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。
- 背泳ぎと背泳はどう違いますか?
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日本語では「背泳ぎ」と「背泳」の両方が使われますが、意味は同じです。「背泳」はやや専門的な表現で、競技名などで使われることが多いです。英語ではどちらも「backstroke」と表現します。
- 「backstroke」と「back crawl」の違いは何ですか?
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「backstroke」と「back crawl」は本質的に同じ泳法を指します。「back crawl」は「背泳ぎクロール」という意味で、現代の競泳で行われる背泳ぎのスタイルを特に指すことがあります。一般的には「backstroke」のほうが広く使われています。
まとめ

この記事では「backstroke(背泳ぎ)」について詳しく解説してきました。背泳ぎは仰向けの状態で泳ぐ唯一の競泳種目で、呼吸がしやすい一方、進行方向が見えないという特徴があります。
名詞としても動詞としても使用でき、水泳の基本的な泳法の一つとして広く親しまれています。
ここで学んだ主なポイントをまとめると、
- 「backstroke」は主に水泳における「背泳ぎ」を意味する
- 名詞としても動詞としても使用できる
この記事が「backstroke」についての理解を深める一助となれば幸いです。

