「begrudgingly」は英語の副詞で、「しぶしぶ」や「渋々」「嫌々」「不本意ながら」という意味を持ちます。何かを不本意ながら、あるいは嫌々と行う様子を表現する言葉です。
この記事では「begrudgingly」の意味や使い方、例文を初心者にも分かりやすく解説していきます。
begrudginglyとは?意味と基本的な使い方

「begrudgingly」は、嫌々ながらも何かをするときや、不本意ながらも認めざるを得ないような状況で使われる副詞です。日本語では「渋々」「嫌々」「不本意ながら」「惜しそうに」などと訳されます。何かをする際に、本当はしたくない、あるいは心からの喜びや満足を感じていないというニュアンスを持ちます。
基本的な使い方としては、動詞と一緒に使って、その行為がどのように行われたかを修飾します。例えば「He begrudgingly agreed(彼は渋々同意した)」のように使います。不本意ながらも何かを認める、同意する、行うという状況でよく使われる表現です。
単に「unwillingly(不本意に)」よりも、ややネガティブなニュアンスが強く、時には嫉妬や羨ましさといった感情も含むことがあります。「仕方なく」というよりも「内心は不満だけど」というニュアンスが含まれるのが特徴です。
begrudginglyの語源と構造について
「begrudgingly」という単語は複数の要素から構成されています。まず基本となるのは「grudge」という単語で、これは「恨み」や「妬み」を意味します。これに接頭辞「be-」が付いて動詞「begrudge」となり、「嫌々与える」「出し惜しむ」「うらやむ」という意味になります。
そして「begrudge」に現在分詞の「-ing」が付いて形容詞「begrudging」となり、さらに副詞化する「-ly」が付いて「begrudgingly」という副詞が形成されています。このように単語を分解してみると、「恨みがましく」「妬みながら」という原義から、現在の「渋々」「嫌々」という意味に変化してきたことが理解できます。
英語の中には、このように接頭辞や接尾辞を組み合わせて新しい意味や品詞の単語を作り出すことが多くあります。「begrudgingly」は単語としては長いですが、一つ一つの要素を理解すると覚えやすくなります。
begrudginglyの発音とカタカナ表記
「begrudgingly」の発音は少し難しく感じるかもしれませんが、音節に分けると覚えやすくなります。発音記号では [bɪˈgrʌʤɪŋli] と表記され、カタカナでは「ビグラジングリー」と読みます。アクセントは「グラ」の部分に置かれます。
音節に分けると「be・grudg・ing・ly」となり、それぞれ「ビ・グラジ・イン・リー」と発音します。特に「dg」の発音が「ジ」となるところに注意が必要です。また、「-ing」の部分は「イング」ではなく「イン」と軽く発音することがポイントです。
実際に発音を練習する際は、まずゆっくりと音節ごとに区切って発音し、次第に自然なスピードで言えるようにしていくと良いでしょう。日本人にとっては少し長い単語ですが、何度か声に出して練習することで自然に発音できるようになります。
begrudginglyの例文と使い方のポイント
「begrudgingly」の使い方をより深く理解するために、中学英語レベルの例文をいくつか見ていきましょう。
例文
- He begrudgingly agreed to help me with my homework.(彼は渋々私の宿題を手伝うことに同意した。)
- She begrudgingly admitted that I was right.(彼女は不本意ながら私が正しいことを認めた。)
- The boy begrudgingly ate his vegetables.(少年は嫌々野菜を食べた。)
- My brother begrudgingly lent me his bike.(兄は渋々自分の自転車を貸してくれた。)
- We begrudgingly accepted their offer.(私たちは不本意ながら彼らの申し出を受け入れた。)
- The teacher begrudgingly gave him extra time for the test.(先生は渋々彼にテストの追加時間を与えた。)
- I begrudgingly woke up early on Sunday.(私は嫌々日曜日に早起きした。)
- They begrudgingly changed their plans because of the rain.(彼らは雨のために渋々予定を変更した。)
「begrudgingly」を使う際のポイントは、行動自体は行っているものの、その行動に対して積極的な気持ちがないことを表現する点です。主に動詞の前に置いて、その動詞の行為がどのように行われたかを描写します。
「渋々」「嫌々」「不本意ながら」と訳すことが多いです。
begrudginglyと似た表現の違いについて
英語には「begrudgingly」と似た意味を持つ副詞がいくつかあります。それぞれのニュアンスの違いを理解することで、より正確に自分の気持ちを表現できるようになります。
reluctantlyとの違い
「reluctantly」も「不本意ながら」という意味ですが、「begrudgingly」よりもネガティブな感情が少ない傾向があります。
「reluctantly」は単に消極的であるという意味合いが強く、「begrudgingly」は消極的であることに加えて、不満や恨みの感情が含まれることが多いです。
例文
- I reluctantly agreed to work on Saturday.(私は不本意ながら土曜日に働くことに同意した。)
- I begrudgingly agreed to work on Saturday.(私は心中穏やかではなく、渋々土曜日に働くことに同意した。)
grudginglyとの違い
「grudgingly」も「begrudgingly」とほぼ同じ意味を持ちますが、「be-」がつくことで意味がやや強調される傾向があります。実際の使用においては、両者はほぼ互換的に使われることも多いです。
例文
- He grudgingly admitted his mistake.(彼は渋々自分の間違いを認めた。)
- He begrudgingly admitted his mistake.(彼は非常に渋々自分の間違いを認めた。)
unwillinglyとの違い
「unwillingly」は単に「不本意に」「嫌々」という意味で、感情的な要素が「begrudgingly」よりも少ない傾向があります。「begrudgingly」には不満や恨み、時には嫉妬の感情が含まれることがあります。
例文
- She unwillingly joined the team.(彼女は不本意にチームに加わった。)
- She begrudgingly joined the team.(彼女は渋々、内心不満を抱えながらチームに加わった。)
以下の表で違いを整理してみましょう。
| 副詞 | 日本語訳 | ニュアンスの特徴 |
|---|---|---|
| begrudgingly | 渋々、嫌々、不本意ながら | 強い不満や恨み、時に嫉妬の感情を含む |
| reluctantly | 不本意ながら、渋々 | 消極的な気持ちを表すが、感情的な要素は少ない |
| grudgingly | 渋々、嫌々 | begrudginglyとほぼ同じだが、やや弱い表現 |
| unwillingly | 不本意に、いやいや | 単に意思に反していることを表す |
begrudginglyの文中での位置と使い方
「begrudgingly」は副詞なので、主に以下のような位置で使われます。
例文
- 動詞の前
He begrudgingly accepted our offer.(彼は渋々私たちの申し出を受け入れた。) - 文頭(やや強調する場合)
Begrudgingly, he accepted our offer.(渋々ながら、彼は私たちの申し出を受け入れた。) - 文末(まれ)
He accepted our offer begrudgingly.(彼は私たちの申し出を渋々受け入れた。)
最も一般的なのは動詞の前に置く使い方です。文頭に置くと、その不本意さや渋々感がやや強調される傾向があります。
begrudginglyのよくある間違いと注意点
「begrudgingly」を使う際によくある間違いと注意点をいくつか紹介します。
スペルの間違い
「begrudgingly」はスペルが長く、間違いやすい単語です。特に「-dg-」の部分を「-dj-」と書いたり、「-ing-」を「-in-」と省略したりする間違いが見られます。
正しいスペルは「begrudgingly」ですので、覚えておきましょう。
使用場面の誤解
「begrudgingly」は否定的な感情を伴う副詞なので、ポジティブな文脈では不自然になることがあります。
例えば、「彼は嬉しそうに渋々同意した」のように矛盾した表現にならないよう注意が必要です。
類義語との混同
先に説明したように、「begrudgingly」と「reluctantly」、「unwillingly」などの類義語はニュアンスが異なります。
例えば「begrudgingly」には恨みや妬みといった感情が含まれることがあるため、単に不本意さを表したい場合は「reluctantly」や「unwillingly」の方が適切なこともあります。
発音の間違い
「begrudgingly」の発音も間違いやすいポイントです。特に日本人は「dg」の音を「ドグ」と発音しがちですが、正しくは「ジ」に近い音です。
また、アクセントは「グラ」の部分に置くことを忘れないようにしましょう。
形容詞との混同
「begrudging」(形容詞)と「begrudgingly」(副詞)を混同しないように注意しましょう。「begrudging」は名詞を修飾し、「渋々の」「不本意な」という意味になります。例えば「a begrudging smile(渋々の笑顔)」のように使います。
一方、「begrudgingly」は動詞を修飾し、「渋々と」「不本意に」という意味になります。
begrudginglyとよく一緒に使われる表現
「begrudgingly」はいくつかの特定の動詞と一緒によく使われる傾向があります。以下に代表的な組み合わせを紹介します。
begrudgingly admit(渋々認める)
何かを認めたくないが、事実なので認めざるを得ないという状況でよく使われます。
例文
- I must begrudgingly admit that you were right all along.(私は渋々認めざるを得ないが、あなたがずっと正しかった。)
begrudgingly accept(渋々受け入れる)
提案や申し出などを、本当は受け入れたくないが受け入れざるを得ない状況で使われます。
例文
- He begrudgingly accepted the lower salary.(彼は渋々低い給料を受け入れた。)
begrudgingly agree(渋々同意する)
本当は同意したくないが、状況によって同意せざるを得ない場合に使われます。
例文
- After much discussion, she begrudgingly agreed to the plan.(長い議論の後、彼女は渋々その計画に同意した。)
begrudgingly give(渋々与える)
何かを与えたくないが、与えざるを得ない状況で使われます。
例文
- He begrudgingly gave me permission to use his car.(彼は渋々私に車を使う許可をくれた。)
begrudgingly attend(渋々参加する)
参加したくない会議やイベントなどに、仕方なく参加する状況で使われます。
例文
- She begrudgingly attended the family reunion.(彼女は渋々家族の再会イベントに参加した。)
begrudginglyを使った慣用表現
「begrudgingly」自体が特定の慣用表現の一部として使われることは比較的少ないですが、いくつかよく見られる表現があります。
not even begrudgingly(渋々ですらない)
完全に拒絶する様子を表現する強調表現です。
例文
- He wouldn’t help me, not even begrudgingly.(彼は私を手伝おうとしなかった、渋々ですらなかった。)
more than begrudgingly(渋々以上に)
表面上は渋々と見えるが、実は内心ではそれほど拒絶していないことを表す表現です。
例文
- Despite appearances, she participated more than begrudgingly.(外見とは裏腹に、彼女は渋々以上に参加していた。)
begrudginglyに関する問題
ここでは「begrudgingly」の理解度をチェックするための問題を10問用意しました。それぞれの問題に対して最も適切な答えを選んでください。問題を解くことで「begrudgingly」の意味と使い方への理解が深まるでしょう。
- 「begrudgingly」の品詞は何ですか?
a) 名詞
b) 動詞
c) 形容詞
d) 副詞 - 「begrudgingly」の日本語訳として最も適切なものはどれですか?
a) 喜んで
b) 渋々
c) 迅速に
d) 丁寧に - 次の文の空欄に入る最も適切な副詞はどれですか?
“He __ agreed to help his brother with homework.”
a) happily
b) quickly
c) begrudgingly
d) carefully - 「begrudgingly」の発音として正しいカタカナ表記はどれですか?
a) ベグラジンリー
b) ビグルジングリー
c) ビグラジングリー
d) ベグラッジリー - 「begrudgingly」の語源となる基本の単語はどれですか?
a) begin
b) grudge
c) grind
d) bridge - 次の文の「begrudgingly」を最も適切に置き換えられる副詞はどれですか?
“She begrudgingly admitted that I was right.”
a) quickly
b) happily
c) reluctantly
d) carefully - 「begrudgingly」を使った正しい文はどれですか?
a) I begrudgingly to school yesterday.
b) She is begrudgingly.
c) They begrudgingly accepted our offer.
d) He begrudgingly a new car. - 次の文の意味として正しいものはどれですか?
“The boy begrudgingly ate his vegetables.”
a) 少年は喜んで野菜を食べた。
b) 少年は速く野菜を食べた。
c) 少年は嫌々野菜を食べた。
d) 少年は注意深く野菜を食べた。 - 「begrudgingly」に最も意味が近い副詞はどれですか?
a) eagerly
b) unwillingly
c) quickly
d) happily - 「begrudgingly」を使った次の文の正しい日本語訳はどれですか?
“My sister begrudgingly lent me her book.”
a) 姉は喜んで私に本を貸してくれた。
b) 姉は渋々私に本を貸してくれた。
c) 姉は迅速に私に本を貸してくれた。
d) 姉は丁寧に私に本を貸してくれた。
begrudginglyに関するよくある質問
- begrudginglyとreluctantlyの違いは何ですか?
-
「begrudgingly」と「reluctantly」はどちらも「不本意ながら」という意味ですが、「begrudgingly」の方がより強いネガティブな感情(恨みや妬み)を含むことがあります。「reluctantly」は単に消極的な気持ちを表すことが多いです。
- begrudginglyの正しい発音は?
-
「begrudgingly」の発音記号は [bɪˈgrʌʤɪŋli] で、カタカナでは「ビグラジングリー」と発音します。アクセントは「グラ」の部分に置きます。
- begrudginglyはどんな場面で使うのが適切ですか?
-
「begrudgingly」は、本当はしたくないけれども仕方なく何かを行ったり、認めたり、同意したりする場面で使います。特に、その行為に対して不満や恨みの感情を持っている場合に適しています。
- begrudginglyの反対語は何ですか?
-
「begrudgingly」の反対語としては、「willingly(喜んで)」「eagerly(熱心に)」「gladly(喜んで)」などがあります。これらはポジティブな気持ちで何かを行うことを表します。
- begrudginglyはフォーマルな表現ですか?
-
「begrudgingly」はフォーマルからカジュアルまで幅広い場面で使える表現です。特にフォーマルすぎる、またはカジュアルすぎるというわけではなく、書き言葉でも話し言葉でも使われます。
- 日本語の「しぶしぶ」と完全に同じ意味ですか?
-
日本語の「しぶしぶ」や「渋々」は「begrudgingly」に近い意味ですが、「begrudgingly」には時に恨みや妬みといった感情が含まれることがあり、単なる不本意さよりも感情的な要素が強い場合があります。
- begrudginglyの名詞形は何ですか?
-
「begrudgingly」の元となる動詞「begrudge」の名詞形は「begrudgment」ですが、あまり一般的ではありません。関連する一般的な名詞としては「grudge(恨み、妬み)」があります。
- begrudginglyは日常会話でよく使われますか?
-
「begrudgingly」は日常会話でも使われますが、少しフォーマルな印象を与える場合もあります。カジュアルな会話では「reluctantly」や単に「unwillingly」の方が使われることもあります。
まとめ

この記事では、英語の副詞「begrudgingly」の意味と使い方について詳しく解説してきました。「begrudgingly」は「渋々」「嫌々」「不本意ながら」という意味を持ち、何かを不満や恨みの感情を抱きながら、仕方なく行う様子を表現する単語です。
この記事のポイントをまとめると、
- 「begrudgingly」は副詞で、「渋々」「嫌々」「不本意ながら」という意味を持つ
- 語源は「grudge(恨み、妬み)」で、接頭辞「be-」、接尾辞「-ing」「-ly」が付いて形成されている
- 発音は [bɪˈgrʌʤɪŋli](ビグラジングリー)でアクセントは「グラ」の部分
- 主に動詞の前に置いて使われ、その行為がどのように行われたかを修飾する
- 類義語には「reluctantly」「unwillingly」「grudgingly」などがあり、それぞれニュアンスが異なる
- よく「admit(認める)」「accept(受け入れる)」「agree(同意する)」「give(与える)」などの動詞と一緒に使われる
- 形容詞の「begrudging」と混同しないように注意が必要
「begrudgingly」という単語を理解して使いこなせるようになると、自分の感情や行動の微妙なニュアンスを英語で表現できるようになります。
日本語の「渋々」や「嫌々」のニュアンスを英語で伝えたいときに、この単語を思い出してぜひ使ってみてください。

