「carouse」は英語の動詞と名詞として使われる単語で、主に「お酒を飲んで騒々しく楽しむこと」を意味します。友人たちと大いに飲み、騒ぎ、楽しく過ごすような場面を表現するときに使われます。
日本語では「大酒盛りをする」「飲み騒ぐ」といった意味合いに近い表現です。
今回は、この「carouse」の意味や使い方を例文とともに詳しく解説していきます。
carouseとは?意味と語源

「carouse」は「お酒を飲んで楽しく騒ぐこと」を意味する言葉です。文学的な表現や少しユーモアを含んだ言い方として使われることが多く、単に飲酒するというよりも、グループで集まって騒々しく酒を飲み、楽しい時間を過ごす様子を表しています。
この単語の語源は16世紀中頃にさかのぼり、もともとはドイツ語の「gar aus trinken」(完全に飲み干す)という表現に由来しています。
当初は「right out, completely」(完全に、すっかり)という意味の副詞として「drink carouse」(すっかり飲み干す)というフレーズで使われていました。
その後、「大量に飲む」「飲み会をする」という意味の動詞として使われるようになり、現在に至っています。
例文
- They caroused all night after winning the game. (彼らは試合に勝った後、一晩中飲み騒いだ。)
- My friends like to carouse on weekends. (私の友達は週末に飲み騒ぐのが好きだ。)
発音は「カラウズ」(/kəˈraʊz/)と発音され、アクセントは後ろの音節に置かれます。
活用形としては、三人称単数形が「carouses」、過去形・過去分詞形が「caroused」、現在分詞形が「carousing」となります。
carouseの動詞としての使い方
「carouse」は自動詞として使われ、「大酒を飲み騒ぐ」「宴会を楽しむ」という意味を持ちます。特に友人たちと集まって、酒を飲みながら楽しく騒ぐ様子を表現したいときに使用します。
動詞として使う場合、主に次のような意味合いがあります。
- 大量のお酒を飲み、騒々しく楽しく過ごすこと
- 深く頻繁に飲酒すること
- 宴会や飲み会で大いに楽しむこと
例文
- The sailors caroused in the pub until midnight. (船乗りたちは真夜中までパブで飲み騒いだ。)
- We caroused and sang songs all evening. (私たちは一晩中飲み騒いで歌を歌った。)
- They were carousing too loudly, so the neighbors complained. (彼らはあまりにうるさく飲み騒いでいたので、隣人が苦情を言った。)
「carouse」は特に、勝利や成功を祝ったり、特別な機会を祝ったりするときによく使われます。また、文学作品や歴史的な文脈でも、中世や古い時代の宴会や酒盛りを描写する際によく登場します。
現代の日常会話では頻繁に使われる単語ではありませんが、ユーモアを込めた表現や少し格式高い表現として使うことがあります。
「We were up carousing until dawn.」(私たちは夜明けまで飲み騒いでいた)のように、特別な場面や少し大げさに表現したいときに使うと効果的です。
carouseの名詞としての使い方
「carouse」は名詞としても使われ、この場合は「大酒盛り」「酒宴」「飲み会」といった意味になります。特に騒々しく、楽しく、大量の酒が飲まれるような宴会を指します。
名詞としての「carouse」は「carousal」とほぼ同じ意味で使われることもあります。
名詞としての主な意味
- 酒を飲みながらの騒々しい宴会や集まり
- 大酒盛り、飲み会
- 大量の酒を飲む機会
例文
- After the game, they had a wild carouse at the local bar. (試合の後、彼らは地元のバーで盛大な酒盛りをした。)
- The wedding ended with a carouse that lasted until morning. (結婚式は朝まで続く大酒盛りで終わった。)
- The team’s victory carouse was legendary. (チームの勝利を祝う酒盛りは伝説的だった。)
名詞としての「carouse」は特に歴史的な文脈や文学的な文脈でよく見られます。現代の日常会話ではあまり使われず、代わりに「party」「drinking party」「celebration」などの単語が使われることが多いです。
「carouse」を名詞として使う場合、通常は「a carouse」「the carouse」のように冠詞をつけて使います。また、「a night of carousing」(飲み騒いだ夜)のように動名詞の形で使われることもあります。
carouseの類義語と反義語
「carouse」には多くの類義語があり、状況やニュアンスによって使い分けられています。
以下に主な類義語と、それぞれの微妙な違いを説明します。
主な類義語
- revel – 「楽しく騒ぐ」という意味で、必ずしも飲酒を伴わない
- make merry – 「楽しく過ごす」という意味で、より穏やかな表現
- celebrate – 「祝う」という意味で、何かの成功や特別な機会を祝う場合に使用
- drink – 単純に「飲む」という意味で、騒ぐというニュアンスはない
- booze – 俗語で「酒を飲む」という意味、カジュアルな表現
- party – 「パーティーをする」「騒ぐ」という意味のカジュアルな表現
- frolic – 「はしゃぐ」「楽しく遊ぶ」という意味で、子供っぽい楽しさを表す
- roister – 「騒々しく飲み騒ぐ」という意味で、「carouse」と非常に近い
- wassail – 古風な表現で「酒宴を催す」「乾杯する」という意味
- imbibe – やや格式高い表現で「飲む」という意味、特に飲み会の文脈で使われる
例文
- He likes to revel with his friends on weekends. (彼は週末に友達と楽しく騒ぐのが好きだ。)
- We made merry at the Christmas party. (私たちはクリスマスパーティーで楽しく過ごした。)
- They celebrated their victory with champagne. (彼らはシャンパンで勝利を祝った。)
主な反義語
- abstain – 「控える」「節制する」という意味で、特に飲酒を控えることを指す
- fast – 「断食する」「禁欲する」という意味
- refrain – 「控える」「自制する」という意味
これらの反義語は、「carouse」の「飲酒して楽しむ」という意味とは逆の「酒を控える」「節制する」という意味を持っています。
例文
- He decided to abstain from alcohol after the doctor’s advice. (彼は医師のアドバイスの後、アルコールを控えることにした。)
- They refrained from carousing the night before the important exam. (彼らは重要な試験の前夜、飲み騒ぐことを控えた。)
carouseの使い方のコツと実践例
「carouse」を効果的に使うためのコツをいくつか紹介します。
この単語は日常会話ではあまり使われませんが、特定の状況では非常に効果的な表現になります。
適切な状況での使用
「carouse」は主に次のような状況で使うと効果的です。
- 特別な祝賀会や勝利の祝いを描写するとき
- 歴史的な文脈や文学的な描写をするとき
- ユーモアを込めて大げさに表現したいとき
- 少し格式高い表現をしたいとき
例文
- The team caroused all night after winning the championship. (チームは選手権に勝った後、一晩中飲み騒いだ。)
- The knights caroused in the great hall of the castle. (騎士たちはお城の大広間で酒盛りをした。)
文型と使い方
「carouse」は通常、次のような形で使われます。
自動詞として単独で使う
- They caroused until dawn. (彼らは夜明けまで飲み騒いだ。)
場所を示す前置詞(in, at など)と共に使う
- We caroused in the pub. (私たちはパブで飲み騒いだ。)
- They were carousing at the party. (彼らはパーティーで飲み騒いでいた。)
時間を示す表現と共に使う
- They caroused all night. (彼らは一晩中飲み騒いだ。)
- We have been carousing since noon. (私たちは正午から飲み騒いでいる。)
名詞として使う場合
- The wedding ended with a wild carouse. (結婚式は盛大な酒盛りで終わった。)
- Their victory carouse lasted until morning. (彼らの勝利の酒盛りは朝まで続いた。)
現代的な使い方
現代の英語では、「carouse」はやや古風で文学的な表現と見なされることが多いです。
日常会話では、より一般的な次のような表現が使われることが多いです。
- “party hard”(盛大に騒ぐ)
- “go out drinking”(飲みに行く)
- “celebrate with drinks”(お酒で祝う)
- “have a night out”(夜遊びをする)
例文
- Instead of saying “We caroused all night”, you might say “We partied hard all night”. (「私たちは一晩中飲み騒いだ」の代わりに「私たちは一晩中盛大に騒いだ」と言うかもしれません。)
carouseのよくある間違いと注意点
「carouse」を使う際によくある間違いや注意すべき点をいくつか紹介します。
特に日本人英語学習者が間違えやすいポイントに焦点を当てます。
発音の間違い
「carouse」の正しい発音は「カラウズ」(/kəˈraʊz/)で、アクセントは後ろの音節に置かれます。
日本人学習者がよく間違える発音として以下のようなものがあります。
- 「カルース」と発音する(正しくは「カラウズ」)
- アクセントを前の音節に置く(正しくは後ろの音節)
- 最後の「z」の音を「s」として発音する(正しくは有声音の「z」)
練習として、次の文を声に出して読んでみましょう。
例文
- “The sailors caroused in the pub all night.”(船乗りたちは一晩中パブで飲み騒いだ。)
類似単語との混同
「carouse」と混同されやすい単語として「carousel」(回転木馬、回転式コンベヤー)があります。
これらの単語は似ていますが、全く異なる意味を持っています。
- carouse(カラウズ):飲み騒ぐ、大酒盛りをする
- carousel(キャルセル):回転木馬、空港の手荷物用回転コンベヤーなど
例文
- The children rode on the carousel at the amusement park. (子供たちは遊園地の回転木馬に乗った。)
※これは「carouse」ではなく「carousel」の正しい使用例です。
使用上の注意点
「carouse」を使う際のその他の注意点として、以下のものがあります。
- 古風な表現であること
「carouse」は現代の日常会話ではあまり使われない古風な表現です。カジュアルな会話では「party」「drink」「celebrate」などの単語を使う方が自然なことが多いでしょう。 - ネガティブなニュアンスを含むことがある
文脈によっては、「carouse」が過度の飲酒や不適切な行動を暗示することがあります。正式な文書や真面目な場面では、より中立的な表現を選ぶ方が良いでしょう。 - 文学的な表現としての使用
「carouse」は文学作品や歴史的な文脈で使われることが多く、日常会話で使うと少し大げさに聞こえることがあります。
例文
- Instead of “The students caroused all night”, you might say “The students had a party all night” in casual conversation. (カジュアルな会話では、「学生たちは一晩中飲み騒いだ」の代わりに「学生たちは一晩中パーティーをした」と言う方が自然かもしれません。)
carouseに関する問題
英語学習の一環として、「carouse」に関する問題を解いてみましょう。これらの問題を通じて、この単語の理解を深めることができます。問題を解いた後で解答を確認してみてください。
「carouse」は文学的な表現であり、イメージとしては「大いに飲み騒ぐ」様子を表します。ここでは、「carouse」の意味や使い方を理解するための問題を10問用意しました。それぞれの問題を解いて、理解度をチェックしてみましょう。
- 次の文の空欄に入る最も適切な単語を選びなさい:
The sailors _ in the pub after a long voyage.
a) caroused
b) carousel
c) caressed
d) carried - 「carouse」の名詞形として正しいものはどれか。
a) carouser
b) carouse
c) carousing
d) a と b の両方 - 次の文で「carouse」はどのような意味で使われているか。
“They caroused until the early hours of the morning.”
a) 静かに談笑した
b) 激しく踊った
c) 酒を飲んで騒いだ
d) 真面目に議論した - 「carouse」に最も意味が近い単語はどれか。
a) sleep
b) revel
c) work
d) study - 次の文の空欄に入る最も適切な単語を選びなさい:
After winning the game, the team had a wild _ that lasted all night.
a) carousel
b) carouse
c) caress
d) carrier - 「carouse」の反義語として最も適切なものはどれか。
a) abstain
b) celebrate
c) enjoy
d) party - 次の文で「carouse」を他の表現に言い換えるとしたら、最も適切なものはどれか。
“We caroused all night after the concert.”
a) We slept all night
b) We worked all night
c) We partied and drank all night
d) We studied all night - 「carouse」の語源は何語からきているか。
a) ラテン語
b) フランス語
c) ドイツ語
d) イタリア語 - 「carousing」はどの品詞として使えるか。
a) 動詞
b) 名詞
c) 形容詞
d) 副詞 - 次の文の空欄に入る最も適切な時制を選びなさい:
By the time we arrived, they _ for hours.
a) caroused
b) had been carousing
c) will carouse
d) carouse
「carouse」に関するよくある質問
「carouse」に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。この単語の使い方や意味についてさらに理解を深めるのに役立ててください。
- 「carouse」は現代の日常会話でもよく使われる単語ですか?
-
いいえ、「carouse」は現代の日常会話ではあまり使われません。これはやや古風で文学的な表現であり、カジュアルな会話では「party」「drink」「celebrate」などの単語がより一般的に使われます。ただし、文学作品や歴史的な文脈、または少しユーモアを込めた表現としては今でも使われることがあります。
- 「carouse」と「carousel」の違いは何ですか?
-
これらは発音が似ていますが、全く異なる意味を持つ単語です。「carouse」は「飲み騒ぐ、大酒盛りをする」という意味の動詞または名詞ですが、「carousel」は「回転木馬」や「空港の手荷物用回転コンベヤー」などを意味する名詞です。例えば、「The children rode on the carousel.」(子供たちは回転木馬に乗った)と「The sailors caroused in the pub.」(船乗りたちはパブで飲み騒いだ)では全く異なる状況を表しています。
- 「carouse」はフォーマルな場面でも使えますか?
-
「carouse」はややフォーマルな印象を与える古風な単語ですが、その意味内容(飲み騒ぐ)からすると、非常にフォーマルな文書や真面目な場面では適切でないことが多いです。ビジネス文書や学術論文では、より中立的な表現(「celebrate」「socialize」など)を使う方が適切でしょう。ただし、文学作品や歴史的記述では、時代感や雰囲気を出すために適切に使われることがあります。
- 「carouse」の正しい発音は?
-
「carouse」の正しい発音は「カラウズ」(/kəˈraʊz/)で、アクセントは後ろの音節に置かれます。「ca」は弱く発音され、「rouse」の部分が強調されます。発音記号で表すと /kəˈraʊz/ となります。
- 「carouse」の名詞形と動詞形の違いは何ですか?
-
動詞としての「carouse」は「飲み騒ぐ、大酒盛りをする」という行為を表します(例:「They caroused all night.」)。名詞としての「carouse」は「大酒盛り、酒宴」という出来事や場を表します(例:「The wedding ended with a wild carouse.」)。また、「carousal」という形も名詞として使われ、意味は「carouse」と同じです。
- 「carouse」は否定的な意味を持ちますか?
-
文脈によります。単に楽しく祝う様子を描写するニュートラルな使い方もありますが、過度の飲酒や不適切な行動を暗示する否定的なニュアンスで使われることもあります。例えば、「He spends all his money carousing.」(彼はお金を全て飲み騒ぐことに使ってしまう)という文では、やや非難の意味合いが含まれるかもしれません。
まとめ

この記事では、英語の単語「carouse」の意味と使い方について詳しく解説しました。「carouse」は「大酒を飲んで騒ぐ」という意味の動詞、または「大酒盛り」という意味の名詞として使われる言葉です。
以下に主なポイントをまとめます。
- 「carouse」の主な意味と特徴
- 大酒を飲み、騒々しく楽しむことを意味する
- 16世紀中頃から使われている古風な表現
- 動詞と名詞の両方として使える
- 発音は「カラウズ」(/kəˈraʊz/)
- 「carouse」の使い方
- 動詞として「飲み騒ぐ」という意味で使う
- 名詞として「大酒盛り」「酒宴」という意味で使う
- 特に祝賀や勝利の祝いを描写する際に効果的
- 現代の日常会話ではあまり使われない
- 「carouse」の類義語と反義語
- 類義語:revel, celebrate, party, drink, booze, wassail など
- 反義語:abstain, refrain, fast など
- 「carouse」を使う際の注意点
- 古風で文学的な表現であることを理解する
- 「carousel」(回転木馬)と混同しないよう注意する
- 正式な文書では、より中立的な表現を選ぶ
「carouse」は日常会話ではあまり使われない単語ですが、文学作品や特別な場面の描写など、特定の状況では非常に効果的な表現になります。この記事を参考に、英語の語彙をさらに豊かにし、表現の幅を広げていただければ幸いです。
英語学習では、こうした少し珍しい単語の意味や使い方を知ることも、より深い言語理解につながります。「carouse」のようなユニークな表現を知っておくことで、英語の文学作品や歴史的な文脈をより深く理解することができるでしょう。

