「certainly」は英語の副詞として使われる単語で、「確かに」「もちろん」「間違いなく」などの意味を持ちます。何かに強く同意したり確信を表現したりする際に非常に便利な表現です。特に質問や依頼に対する肯定的な返事としてよく使われ、英語の日常会話では頻繁に登場します。
この記事では、「certainly」の意味や使い方を例文とともに初学者にもわかりやすく解説していきます。
「certainly」とは?基本的な意味と使われ方

「certainly」は「確かに」「もちろん」「間違いなく」という意味を持つ副詞です。語源は形容詞の「certain(確かな)」に副詞を作る接尾辞「-ly」が付いたものです。何かに対して強い確信や肯定を表現する時に使われます。「certainly」は特に以下のような場面で活躍します。
- 質問や依頼に対して肯定的な返答をする時
- 文の内容を強調したい時
- 自分の確信を表現したい時
「certainly」は文頭、文中、文末のどの位置にも置くことができますが、それぞれ微妙にニュアンスが異なります。また、フォーマルな場面からカジュアルな会話まで幅広く使える表現です。
「certainly」の発音と語源
「certainly」の発音は「サートゥンリー」に近く、アクセントは最初の音節「サー」に置かれます。特に「r」の音は日本人にとって少し難しいかもしれませんが、舌の先を上あごに近づけて発音します。
語源的には、「certain」はラテン語の「certus(確かな)」に由来しています。英語では多くの形容詞に「-ly」を付けて副詞を作りますが、「certainly」もそのパターンに従っています。
「certainly」の基本的な意味合い
「certainly」の基本的な意味は以下のようなものがあります。
- 確かに・間違いなく:事実や真実を強調する場合
- もちろん・ぜひ:依頼や提案に快く応じる場合
- 確実に:何かの発生や実行の確実性を表す場合
これらの意味は文脈によって使い分けられますが、いずれも「確信」や「肯定」のニュアンスを含んでいます。
「certainly」の具体的な使い方と例文
「certainly」は様々な場面で活用できる便利な副詞です。以下では、代表的な使い方と中学英語レベルの例文を紹介します。
肯定の返答としての「certainly」
「certainly」は質問や依頼に対して「もちろん」「喜んで」という肯定的な返答として使われることが多いです。
例文
- Can you help me with my homework? – Certainly, I’ll help you.
(宿題を手伝ってくれる? – もちろん、手伝うよ。) - May I open the window? – Certainly, go ahead.
(窓を開けてもいいですか? – もちろん、どうぞ。) - Will you come to my party next week? – Certainly, I would love to.
(来週のパーティーに来てくれる? – もちろん、喜んで行くよ。)
このように「certainly」は単独で使うことも、文の一部として使うこともできます。単独で使う場合は、強い同意を表します。
文中での「certainly」の使い方
「certainly」は文の中で使用することで、その内容に確信や強調を加えることができます。
例文
- She certainly knows how to sing well.
(彼女は確かに歌が上手だ。) - I certainly enjoyed the movie last night.
(私は昨夜の映画を確かに楽しんだ。) - The test was certainly difficult.
(そのテストは確かに難しかった。) - This book is certainly interesting.
(この本は確かに面白い。)
「certainly」の文中での位置による違い
「certainly」は文中のどこに置くかによって、微妙にニュアンスが変わることがあります。
例文
- Certainly, I will do my homework.
(もちろん、私は宿題をします。)- 全体に対する確信 - I will certainly do my homework.
(私は確かに宿題をします。)- 「する」ことへの確信 - I will do my homework, certainly.
(私は宿題をします、確かに。)- 後からの強調や確認
このように位置によって強調したい部分が変わるため、文脈に応じて適切な位置に置くことが大切です。
「certainly」の発音とイントネーション
「certainly」の正しい発音は英語学習者にとって少し難しいかもしれません。ここでは発音のコツとイントネーションについて解説します。
「certainly」の正しい発音方法
「certainly」のカタカナ発音は「サートゥンリー」に近いですが、実際の発音ではいくつか注意すべき点があります。
「cer」の部分は「サー」と発音し、「tain」は「トゥン」と短く発音します。最後の「ly」は「リー」と伸ばします。アクセントは最初の音節「サー」に置かれます。
英語の発音では「r」の音が日本語にはないため、特に注意が必要です。舌の先を上あごに近づけますが、触れないようにして発音します。
「certainly」の発音のコツ
「certainly」は3音節の単語ですが、実際の会話では中央の音が弱くなり、「サートゥン-リー」とやや短く発音されることがあります。特に早口で話す場合、中央の「t」の音が弱まって「サーンリー」のように聞こえることもあります。
練習する際は、まず「サー・トゥン・リー」とゆっくり区切って発音し、徐々に自然なスピードにしていくと良いでしょう。また、アクセントをしっかり「サー」に置くことで、より自然な発音になります。
「certainly」を使ったフレーズと慣用表現
「certainly」を含むいくつかの定番フレーズや慣用表現があります。これらを知っておくと、より自然な英語表現ができるようになります。
「most certainly」の使い方
「most certainly」は「certainly」をさらに強調した表現で、「間違いなく」「全くその通り」という強い肯定を表します。
例文
- Are you coming to the meeting? – Most certainly!
(会議に来ますか? – もちろんです!) - She will most certainly pass the exam.
(彼女は間違いなく試験に合格するでしょう。) - The team will most certainly win the game tomorrow.
(そのチームは明日の試合に間違いなく勝つでしょう。)
「most certainly」は「certainly」よりもさらに強い確信や同意を表現したい時に使います。フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使うことができます。
「certainly not」の使い方
「certainly not」は強い否定を表す表現で、「決してそうではない」「絶対に違う」という意味になります。
例文
- Did you break the window? – Certainly not!
(窓を割ったの? – 絶対違います!) - I certainly not going to tell her the secret.
(私は決して彼女に秘密を話すつもりはありません。) - He certainly not meant to hurt your feelings.
(彼は決してあなたの気持ちを傷つけるつもりはなかったのです。)
「certainly not」は強い否定を表す時に使う便利な表現です。特に自分の立場を明確に示したい時に効果的です。
「certainly」のよくある間違いと注意点
英語学習者が「certainly」を使う際によく見られる間違いと、気をつけるべきポイントについて説明します。
「certainly」と「surely」の違い
「certainly」と「surely」はどちらも「確かに」という意味を持ちますが、微妙なニュアンスの違いがあります。
- 「certainly」:話し手の強い確信や同意を表します。疑いの余地がないという印象を与えます。
- 「surely」:話し手の推測や期待を含むことが多く、「きっと〜だろう」というニュアンスがあります。
例文の比較
- He certainly passed the test.(彼は確かにテストに合格した。)- 事実としての確信
- He surely passed the test.(彼はきっとテストに合格したはずだ。)- 推測
この違いを理解して適切に使い分けることで、より正確な英語表現ができます。
「certainly」の使い過ぎに注意
「certainly」は便利な単語ですが、一つの会話や文章の中で何度も使うと冗長に感じられることがあります。同じ意味を表す類義語を適宜使い分けることをおすすめします。
「certainly」の代わりに使える表現
- Definitely(絶対に)
- Of course(もちろん)
- Absolutely(全くその通り)
- Without doubt(疑いなく)
- Indeed(確かに)
これらの表現を状況に応じて使い分けることで、より豊かな英語表現ができるようになります。
「certainly」の否定形に関する注意
「certainly」の否定形を作る際には、単に「not certainly」とするのではなく、通常は「certainly not」という順序で使います。
- 誤った例
I am not certainly going to the party.(×) - 正しい例
I am certainly not going to the party.(〇)
(私は確かにそのパーティーには行きません。)
この語順の違いは重要で、「not certainly」だと「確かではない」という意味になり、「certainly not」は「確かに〜ない」という意味になります。
「certainly」に関する問題
以下に「certainly」の理解度を確認するための問題を10問用意しました。それぞれの問題に挑戦してみましょう。
- 次の文の( )に入る最も適切な単語を選びなさい。
“Can you come to my birthday party?” “( ), I’d love to!”
a) Certainly b) Certainly not c) Maybe d) Sorry - 「certainly」の品詞は何ですか?
a) 名詞 b) 動詞 c) 形容詞 d) 副詞 - 次の「certainly」を含む文の日本語訳として最も適切なものを選びなさい。
“She certainly knows how to cook well.”
a) 彼女は料理の仕方を知りたがっている。
b) 彼女は確かに料理が上手だ。
c) 彼女は料理の仕方を教えてくれるだろう。
d) 彼女は料理をすることが確かめられた。 - 「certainly」と最も意味が近いものはどれですか?
a) probably b) definitely c) seldom d) hardly - 次の文の中で「certainly」の使い方が正しくないものはどれですか?
a) I certainly enjoyed the movie.
b) Certainly, I can help you.
c) I not certainly like this food.
d) This book is certainly interesting. - 「certainly not」の意味として最も適切なものは?
a) たぶん違う b) 確かに正しい c) 絶対に違う d) おそらくそうだ - 次の文の( )に「certainly」を入れるとすれば、どこが最も自然ですか?
“I ( )will( ) go( ) to( ) school( ) tomorrow( ).”
a) 1 b) 2 c) 3 d) 6 - 「most certainly」の意味として最も適切なものは?
a) あまり確かではない b) 非常に確かに c) たまに d) ほとんど確実に - 「certainly」の発音で正しいアクセントの位置はどこですか?
a) 1音節目 b) 2音節目 c) 3音節目 d) どの音節にもアクセントがない - 次の会話の空欄に入る最も自然な表現はどれですか?
A: “Do you think it will rain tomorrow?”
B: “_________, the weather forecast says there’s a 90% chance.”
a) Certainly b) Certainly not c) I certainly don’t know d) It’s not certainly
「certainly」を使いこなすためのコツ
「certainly」をより自然に使いこなすためのコツをいくつか紹介します。
「certainly」を使った自然な応答
英語のネイティブスピーカーは、「certainly」を使って質問や依頼に応答することが多いです。特に次のようなパターンが一般的です。
- 単独での使用
質問:Can I borrow your pen?(ペンを借りてもいいですか?)
応答:Certainly.(もちろんです。) - 肯定文を伴う使用
質問:Would you mind opening the window?(窓を開けてもらえますか?)
応答:Certainly, I’ll open it for you.(もちろん、開けますよ。) - 感謝や喜びを表す表現と組み合わせる
質問:Could you help me with this problem?(この問題を手伝ってもらえますか?)
応答:Certainly, I’d be happy to help.(もちろん、喜んでお手伝いします。)
これらの応答パターンを覚えておくと、自然な英会話ができるようになります。
場面に応じた「certainly」の使い分け
「certainly」は様々な場面で使うことができますが、特に次のような状況で効果的です。
- フォーマルな場面:ビジネスシーンや公式な場での会話
例文:We will certainly take your suggestion into consideration.
(私たちは確かにあなたの提案を検討します。) - 丁寧な返答が必要な時:接客や初対面の人との会話
例文:Would you like some tea? – Certainly, thank you.
(お茶はいかがですか? – ぜひ、ありがとうございます。) - 自信を表現したい時:自分の考えに自信がある場合
例文:I certainly believe that hard work leads to success.
(私は確かに努力が成功につながると信じています。)
状況や相手との関係性に応じて、「certainly」の使い方を工夫することで、より効果的なコミュニケーションができます。
「certainly」に関するよくある質問
ここでは、「certainly」に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 「certainly」と「sure」はどう違いますか?
-
「certainly」と「sure」はどちらも肯定や同意を表す表現ですが、使われる文脈やフォーマル度に違いがあります。
「certainly」:どちらかというとフォーマルな印象があり、強い確信や同意を表します。単独で使うこともできますし、文中で副詞として使うこともできます。
「sure」:よりカジュアルな印象があり、日常会話でよく使われます。「Sure, why not?」(いいよ、なぜダメなの?)のように使います。「sure」は形容詞が基本ですが、返答として単独で使う場合は「もちろん」という意味になります。
例文比較
- 質問:Can you help me?(手伝ってくれる?)
- 回答1:Certainly.(もちろんです。)- やや丁寧でフォーマル
- 回答2:Sure.(いいよ。)- カジュアルで親しみやすい
状況や相手との関係に応じて、適切な方を選ぶと良いでしょう。
- 「certainly」はどんな場面で使うのが適切ですか?
-
「certainly」は次のような場面で特に適切です。
- 丁寧な同意・承諾:依頼や提案に対して丁寧に承諾する場合
例:Could you pass me that book? – Certainly.
(あの本を取ってくれますか? – もちろんです。) - 確信の表明:自分の確信や確実性を強調したい場合
例:This medicine will certainly help you feel better.
(この薬はきっとあなたの体調改善に役立ちます。) - フォーマルな場面:ビジネスシーンや初対面の人との会話など
例:We will certainly consider your proposal.
(私たちは確かにあなたの提案を検討します。) - 強い否定(certainly notの形で):何かを強く否定したい場合
例:Did I offend you? – Certainly not!
(あなたを怒らせましたか? – 決してそんなことはありません!)
これらの場面で「certainly」を使うと、適切で効果的な表現になります。
- 丁寧な同意・承諾:依頼や提案に対して丁寧に承諾する場合
- 「certainly」は書き言葉と話し言葉のどちらでよく使われますか?
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「certainly」は書き言葉と話し言葉の両方で使用されますが、やや書き言葉でより一般的です。特にフォーマルな文書やビジネス文書では頻繁に見られます。
話し言葉では、特にフォーマルな会話や丁寧な応対で使われることが多いです。カジュアルな日常会話では「sure」「of course」「definitely」などの表現が「certainly」よりも頻繁に使われる傾向があります。
ただし、「Certainly!」と単独で使う応答は、話し言葉でも比較的よく使われます。特にビジネスシーンやカスタマーサービスなどの場面では一般的です。
- 「certainly」の類義語にはどのようなものがありますか?
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「certainly」の類義語には以下のようなものがあります。
- Definitely(絶対に):「I will definitely be there.」(私は絶対にそこにいます。)
- Of course(もちろん):「Of course I remember you.」(もちろんあなたを覚えています。)
- Absolutely(全くその通り):「Are you sure? – Absolutely!」(確かですか? – 間違いありません!)
- Indeed(確かに):「It is indeed a difficult problem.」(それは確かに難しい問題です。)
- Without doubt(疑いなく):「She is without doubt the best player.」(彼女は疑いなく最高の選手です。)
- Surely(きっと):「You surely know the answer.」(あなたはきっとその答えを知っているでしょう。)
これらの表現を状況や文脈に応じて使い分けることで、より豊かな英語表現ができるようになります。
まとめ

この記事では、英語の副詞「certainly」について詳しく解説しました。「certainly」は「確かに」「もちろん」「間違いなく」という意味を持ち、強い肯定や確信を表す時に使われる便利な表現です。
それでは、この記事のポイントをまとめましょう。
- 「certainly」は副詞で、「確かに」「もちろん」「間違いなく」という意味を持つ
- 質問や依頼に対する肯定的な返答として使える
- 文中では内容を強調したり確信を表したりする効果がある
- 文中の位置によって微妙にニュアンスが変わる
- 「most certainly」でさらに強い肯定を、「certainly not」で強い否定を表現できる
- 「surely」と混同しないよう、両者のニュアンスの違いを理解する
- 使い過ぎに注意し、状況に応じて類義語と使い分ける
- 正しい文法で使うために、特に否定形の語順に注意する
「certainly」を適切に使えるようになると、英語でのコミュニケーション力が大きく向上します。この記事で学んだ内容を実際の会話や文章で活用して、英語表現の幅を広げていきましょう。
英語の単語や表現を一つずつ理解し、使いこなせるようになることで、英語はどんどん楽しくなっていきます。「certainly」を使いこなして、より自然で豊かな英語表現を目指しましょう。

