等位接続詞とは?意味や使い方を解説【一覧表と例文あり】

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等位接続詞とは?意味や使い方を解説【一覧表と例文あり】
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英語の文章をスムーズにつなげる重要な役割を持つ「等位接続詞」。この小さな単語は、文と文、単語と単語を結びつけ、あなたの英語表現を豊かにする魔法のような存在です。

本記事では、初めて英語を学ぶ方でも理解できるよう、等位接続詞の基本から使い方まで、わかりやすく解説していきます。

記事の最後にTOEIC・英語学習におすすめの教材をご紹介しているので、教材を探している方は参考にしてみて下さい。

目次

等位接続詞の基本

English

等位接続詞とは、文法上対等な関係にある要素同士をつなぐ接続詞のことです。単語と単語、句と句、文と文など同じレベルの要素を結びつける役割を持っています。英語の文法において、文章をスムーズにつなげるために非常に重要な要素です。

代表的な等位接続詞は以下の7つで、「FANBOYS」という頭文字をとった覚え方が有名です。

  • For(なぜなら)
  • And(そして、~と)
  • Nor(~もまた~ない)
  • But(しかし、でも)
  • Or(または、あるいは)
  • Yet(それでも)
  • So(だから、それで)

等位接続詞と従属接続詞の違い

英語の接続詞には「等位接続詞」と「従属接続詞」があります。両者の大きな違いは以下の通りです。

  • 等位接続詞:対等な関係の要素をつなぐ(文法的に同等の地位)
  • 従属接続詞:主節と従属節をつなぐ(文法的に主従関係がある)

例えば、「I like soccer and basketball.」では、「soccer」と「basketball」という同じ名詞同士を「and」でつなげています。

一方、「I will go home when it rains.」では、「when」という従属接続詞が主節「I will go home」と従属節「it rains」をつないでいます。

主な等位接続詞とその使い方

それでは、主な等位接続詞について、意味と使い方を見ていきましょう。

and(~と、そして)

「and」は最も基本的な等位接続詞で、同種の情報を追加したり、同時に起こる出来事を表現したりするときに使います。

例文

  • I have a pen and a notebook.(私はペンとノートを持っています)
  • My brother plays soccer and basketball.(私の兄はサッカーとバスケットボールをします)
  • She reads books and watches TV.(彼女は本を読んだりテレビを見たりします)

but(しかし、でも)

「but」は対照的な内容や予想と違う内容を示すときに使います。

例文

  • The cake looks good but tastes bad.(そのケーキは見た目は良いですが味は悪いです)
  • I want to go out but it’s raining.(外出したいですが、雨が降っています)
  • He is small but strong.(彼は小柄ですが強いです)

or(または、あるいは)

「or」は選択肢を提示したり、代替案を示したりするときに使います。

例文

  • Do you want tea or coffee?(お茶とコーヒーのどちらがいいですか)
  • We can go to the park or stay at home.(公園に行くか家にいるかどちらかです)
  • You must study hard or you will fail.(一生懸命勉強しないと失敗しますよ)

nor(~もまた~ない)

「nor」は否定的な内容に別の否定を加えるときに使います。多くの場合、「neither…nor…」の形で使われます。

例文

  • I don’t like math, nor do I like science.(私は数学が好きではないし、科学も好きではありません)
  • He can neither sing nor dance.(彼は歌うことも踊ることもできません)
  • She doesn’t eat meat, nor does she eat fish.(彼女は肉も魚も食べません)

so(だから、それで)

「so」は原因と結果の関係を示すときに使います。前の内容が原因で、後の内容がその結果を表します。

例文

  • It was cold, so I wore a coat.(寒かったので、コートを着ました)
  • She was tired, so she went to bed early.(彼女は疲れていたので、早く寝ました)
  • He studied hard, so he passed the test.(彼は一生懸命勉強したので、テストに合格しました)

for(なぜなら)

「for」は理由を説明するときに使います。前の内容に対する理由を後から付け加える形で使われます。

例文

  • He must be tired, for he has been working all day.(彼は疲れているに違いありません、一日中働いていたからです)
  • I decided to walk, for it was a nice day.(歩くことにしました、いい天気だったからです)
  • She couldn’t sleep, for she had too much coffee.(彼女は眠れませんでした、コーヒーを飲みすぎたからです)

yet(それでも)

「yet」は予想と異なる結果を示すときに使います。「but」に似ていますが、より強い対比を表します。

例文

  • The problem was difficult, yet she solved it.(その問題は難しかったのに、彼女は解きました)
  • He is old, yet he runs every day.(彼は年をとっていますが、それでも毎日走ります)
  • I have read this book many times, yet I always find something new.(この本を何度も読みましたが、いつも新しい発見があります)

等位接続詞の使い方のポイント

等位接続詞を正しく使うためのポイントをいくつか紹介します。

等位接続詞と句読点

等位接続詞で独立した文と文をつなぐ場合、通常は接続詞の前にカンマ(,)を置きます。

例文

  • I wanted to go shopping, but it was raining.(買い物に行きたかったですが、雨が降っていました)
  • She finished her homework, and she went to bed.(彼女は宿題を終えて、寝ました)

ただし、短い文や主語が同じ場合はカンマを省略することもあります。

例文

  • I ran and jumped.(私は走って跳びました)
  • He bought a ticket and entered the theater.(彼はチケットを買って劇場に入りました)

等位接続詞で結ぶ要素の対等性

等位接続詞は同じ種類の要素をつなぐのが基本です。名詞と名詞、動詞と動詞など、文法的に同じレベルの要素を結びます。

正しい例

  • I like dogs and cats.(名詞と名詞)
  • She sings and dances.(動詞と動詞)

誤った例

  • I like dogs and to swim.(名詞と不定詞)

正しくは

  • I like dogs and swimming.(名詞と動名詞)
  • I like to play with dogs and to swim.(不定詞と不定詞)

等位接続詞に関する練習問題

以下の問題を解いて、等位接続詞への理解を深めましょう。各空欄に適切な等位接続詞を入れてください。

  1. I like apples ( ) oranges.
  2. She can speak English ( ) French.
  3. He is smart ( ) lazy.
  4. We can go to the park ( ) stay at home.
  5. It was raining, ( ) we stayed indoors.
  6. I don’t like coffee, ( ) do I like tea.
  7. The test was difficult, ( ) I passed it.
  8. You should study hard, ( ) you will fail the exam.
  9. He didn’t come to school today, ( ) he was sick.
  10. I want to buy a new phone, ( ) I don’t have enough money.
  11. You can eat here ( ) take it home.
  12. She is not only beautiful ( ) also kind.
  13. We must hurry, ( ) we will be late.
  14. The movie was long ( ) interesting.
  15. He can neither sing ( ) dance.
  16. I stayed at home, ( ) it was raining heavily.
  17. She likes to read books ( ) watch movies.
  18. You should eat vegetables ( ) fruits every day.
  19. The boy was crying, ( ) he had lost his toy.
  20. I will go to the party, ( ) I have a lot of work to do.

等位接続詞に関するよくある質問

等位接続詞と従属接続詞の違いは何ですか?

等位接続詞は文法的に同じレベルの要素(単語、句、文など)を対等につなぐ役割があります。一方、従属接続詞は主節と従属節をつなぎ、主従関係を作ります。等位接続詞には「and」「but」「or」などがあり、従属接続詞には「when」「if」「because」などがあります。

「and」と「but」はどのように使い分けるべきですか?

「and」は同じような内容や追加情報を加えるときに使います。「but」は対照的な内容や予想と違う内容を示すときに使います。例えば「I like cats and dogs.」(私は猫と犬が好きです)と「I like cats but not dogs.」(私は猫は好きですが犬は好きではありません)のような違いがあります。

「for」と「because」の違いは何ですか?

どちらも理由を表しますが、「for」は前の文の後から理由を付け加える形で使われ、やや文語的です。一方、「because」はより直接的に理由を示し、日常会話でもよく使われます。「I’m tired, for I worked all day.」と「I’m tired because I worked all day.」はほぼ同じ意味ですが、前者はやや堅い表現です。

等位接続詞の前にはいつもカンマが必要ですか?

等位接続詞で独立した文と文をつなぐ場合、通常は等位接続詞の前にカンマを置きます。しかし、短い文や主語が同じ場合はカンマを省略することがあります。「She sang and danced.」(カンマなし)、「She sang a song, and her brother played the piano.」(カンマあり)のように使い分けます。

「so」と「so that」の違いは何ですか?

「so」は等位接続詞で結果を表し、「~なので、~だ」という意味になります。一方、「so that」は従属接続詞で目的を表し、「~するために」という意味になります。例えば、「It was cold, so I wore a coat.」(寒かったので、コートを着ました)と「I wore a coat so that I wouldn’t feel cold.」(寒くならないようにコートを着ました)です。

まとめ

まとめ

この記事では、英語の文法において重要な等位接続詞について詳しく解説しました。等位接続詞は文章をスムーズにつなげる重要な要素であり、正しく使えるようになると英語表現の幅が大きく広がります。

ここで学んだポイントを整理しましょう。

  • 等位接続詞は同じレベルの要素(単語、句、文など)を対等につなぐ接続詞である
  • 主な等位接続詞は「FANBOYS」(For, And, Nor, But, Or, Yet, So)の7つ
  • andは追加、butは対照、orは選択、norは二重否定、soは結果、forは理由、yetは譲歩を表す
  • 等位接続詞で独立した文と文をつなぐ場合は、通常等位接続詞の前にカンマを置く
  • 等位接続詞は同じ種類の要素(名詞と名詞、動詞と動詞など)をつなぐ必要がある
  • 練習問題を解くことで、等位接続詞の使い方への理解を深めることができる

等位接続詞の正しい使い方を身につけることで、あなたの英語はより自然で流暢なものになるでしょう。日常の英語学習に、ぜひこの知識を取り入れてみてください。

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