「describe」は英語で「描写する」「説明する」という意味を持つ動詞です。人や物の特徴、状況や出来事を言葉で詳しく伝えるときに使います。日本語では単に「説明する」と言うところを、英語では状況によって様々な単語を使い分けますが、その中でも「describe」は特に「見た目や様子を描写的に説明する」場合に使われます。
初学者にとって使い方を習得しておくと便利な表現なので、この記事では「describe」の意味と使い方を例文とともに詳しく解説していきます。
describeとは?動詞としての基本的な意味と用法

「describe」は他動詞で、「何かを言葉で描写する」「特徴を説明する」という意味を持ちます。語源は「de(下に)」と「scribe(書く)」からきており、「詳しく書き表す」というイメージです。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる表現です。
「describe」を使うと、目の前にある物や状況、過去に見た光景、あるいは人物の特徴などを、相手に言葉で伝えることができます。単なる事実説明というより、「絵に描くように言葉で表現する」というニュアンスがあります。
例文
- He described his new house to me. (彼は私に新しい家について説明してくれました。)
- Can you describe your teacher? (あなたの先生について説明できますか?)
- She described the accident in detail. (彼女はその事故について詳しく説明しました。)
describeの語源と発音
「describe」の語源はラテン語の「describere」で、「de(下に)」と「scribere(書く)」が組み合わさったものです。発音は「ディスクライブ」となります。
「scribe」という部分は「書く」という意味を持ち、「書き記す」という動作が元になっています。
describeの活用形
「describe」の活用形は以下のようになります。
例文
- I describe the picture. (私はその絵を描写します。)
- He describes his feelings. (彼は自分の気持ちを説明します。)
- She described her hometown yesterday. (彼女は昨日、自分の故郷について説明しました。)
- I have described this problem many times. (私はこの問題について何度も説明してきました。)
- They are describing the situation now. (彼らは今、その状況を説明しています。)
describeの具体的な使い方と実用例文
「describe」は様々な場面で使うことができます。ここではいくつかの代表的な使い方と例文を紹介します。
人や物の特徴を描写する場合
人や物の外見や特徴を説明するときに「describe」を使うことができます。
例文
- Please describe your lost bag. (なくした鞄について説明してください。)
- Can you describe the man you saw? (あなたが見た男性について説明できますか?)
- She described her new dress to me. (彼女は新しいドレスについて私に説明しました。)
- The boy described his pet dog. (その少年は飼い犬について説明しました。)
- My friend described her new smartphone to me. (友達は私に新しいスマートフォンについて説明してくれました。)
状況や出来事を説明する場合
起こった出来事や特定の状況を説明するときにも「describe」は使えます。
例文
- The witness described the accident to the police. (目撃者は警察にその事故について説明しました。)
- Can you describe what happened yesterday? (昨日何が起きたか説明できますか?)
- He described the concert in great detail. (彼はそのコンサートについて非常に詳しく説明しました。)
- The student described his summer vacation. (生徒は夏休みについて説明しました。)
- She described the beautiful sunset. (彼女は美しい夕日について描写しました。)
「describe A as B」の形での使い方
「describe A as B」という形で使うと、「AをBであると説明する・表現する」という意味になります。
例文
- Teachers describe him as a good student. (先生たちは彼を良い生徒だと評しています。)
- She described the movie as interesting. (彼女はその映画を面白いと評しました。)
- I would describe the task as difficult. (私はその課題を難しいと表現します。)
- My friends describe me as funny. (友達は私を面白い人だと言います。)
- The book describes the city as beautiful. (その本はその都市を美しいと描写しています。)
describeと他の「説明する」を表す単語との違い
英語には「説明する」という意味を持つ単語がいくつかありますが、それぞれニュアンスが異なります。ここでは「describe」と他の類似表現の違いを見ていきましょう。
describeとexplainの違い
「describe」と「explain」はどちらも「説明する」という意味を持ちますが、使い方が異なります。
- 「describe」は、物や人の様子、状況などを描写的に説明する
- 「explain」は、理由や仕組み、意味などを解説する
例文
- Please describe your room. (あなたの部屋がどんな様子か説明してください。)
- Please explain why you were late. (なぜ遅刻したのか説明してください。)
「describe」は「見たままの状況」を伝えるのに対し、「explain」は「なぜそうなったのか」という理由を説明する単語です。
例文
- The scientist described the new species. (科学者はその新種について描写しました。)
- The scientist explained how the new species evolved. (科学者はその新種がどのように進化したか説明しました。)
describeとtellの違い
「tell」も説明するという意味で使われることがありますが、「describe」よりも一般的で広い意味を持ちます。
- 「describe」は詳細に描写する
- 「tell」は伝える、話す
例文
- He described his trip to Paris. (彼はパリ旅行について詳しく描写しました。)
- He told us about his trip to Paris. (彼は私たちにパリ旅行について話しました。)
describeとillustrateの違い
「illustrate」も「説明する」という意味を持ちますが、特に例や図表を用いて説明する場合に使います。
- 「describe」は言葉で描写する
- 「illustrate」は例や図で明確に説明する
例文
- The teacher described the water cycle. (先生は水の循環について説明しました。)
- The teacher illustrated the water cycle with a diagram. (先生は図を使って水の循環について説明しました。)
describeのよくある間違いと注意点
「describe」を使う際によくある間違いや注意すべき点をいくつか紹介します。
「describe 人」ではなく「describe to 人」を使う
「describe」を使って「人に説明する」という意味を表す場合は、「describe to 人」という形にします。
単に「describe 人」とすると、「その人がどんな人か説明する」という意味になってしまいます。
誤:Can you describe me what happened? (何が起きたか私に説明してくれる?)
正:Can you describe to me what happened? (何が起きたか私に説明してくれる?)
誤:She described him the accident. (彼女は彼に事故について説明した。)
正:She described the accident to him. (彼女は彼に事故について説明した。)
describeとdescriptionの使い分け
「describe」は動詞ですが、関連する名詞形として「description」があります。
「何かを描写する行為」が「describe」で、「描写そのもの・説明文」が「description」です。
例文
- Please describe your lost item. (なくした物について説明してください。)
- Please give me a description of your lost item. (なくした物の特徴を教えてください。)
例文
- He described the suspect. (彼は容疑者について説明した。)
- He gave a description of the suspect. (彼は容疑者の特徴を伝えた。)
時制による使い分け
「describe」を使う際は、状況に応じて適切な時制を選ぶ必要があります。
現在のことを説明する場合
- She describes her job as challenging. (彼女は自分の仕事をやりがいのあるものだと説明します。)
過去のことを説明する場合
- He described his childhood memories. (彼は子供時代の思い出について説明しました。)
完了形で「説明し終えた」ことを表す場合
- I have described the problem in my report. (私はレポートでその問題について説明しました。)
describeに関する問題
ここでは「describe」の使い方を確認するための問題を10問用意しました。自分の理解度をチェックしてみましょう。
- Can you ( ) your best friend to me?
- The witness ( ) the criminal to the police.
- She ( ) the book as interesting.
- He ( ) his new house in detail.
- Please ( ) your symptoms to the doctor.
- The teacher asked us to ( ) our hometown.
- My mother ( ) the lost dog to our neighbors.
- They ( ) the movie as boring.
- Can you ( ) to me what happened yesterday?
- The artist ( ) the scene beautifully in his painting.
「describe」を使った実用的な表現
日常生活やビジネスシーンでよく使われる「describe」を含む表現をいくつか紹介します。
「Could you describe…?」(〜を説明していただけますか?)
何かについて説明を求める丁寧な表現です。
例文
- Could you describe your ideal job? (あなたの理想の仕事について説明していただけますか?)
- Could you describe the problem in more detail? (その問題についてもう少し詳しく説明していただけますか?)
「How would you describe…?」(〜をどう表現しますか?)
相手の意見や評価を尋ねる表現です。
例文
- How would you describe the taste of this food? (この食べ物の味をどう表現しますか?)
- How would you describe your relationship with your brother? (あなたと兄弟の関係をどう表現しますか?)
「It’s difficult to describe…」(〜を説明するのは難しい)
言葉で表現するのが難しい場合に使う表現です。
例文
- It’s difficult to describe how beautiful the scenery was. (その景色がどれほど美しかったか説明するのは難しいです。)
- It’s difficult to describe the feeling I had at that moment. (あの瞬間に感じた気持ちを説明するのは難しいです。)
describeの応用:表現力を高める使い方
「describe」の基本的な使い方をマスターしたら、より表現力を高める使い方も覚えておくと便利です。
副詞を加えてより詳しく表現する
「describe」に副詞を加えることで、説明の仕方をより詳しく表現できます。
例文
- He described the event clearly. (彼はその出来事を明確に説明しました。)
- She described her feelings honestly. (彼女は自分の気持ちを正直に説明しました。)
- The writer described the scene vividly. (その作家は場面を生き生きと描写しました。)
「in detail」と組み合わせる
「in detail」(詳細に)を加えると、詳しい説明であることを強調できます。
例文
- Please describe the accident in detail. (その事故について詳しく説明してください。)
- He described his travel experiences in detail. (彼は旅行の体験を詳細に説明しました。)
- The report describes the findings in detail. (そのレポートは調査結果を詳細に説明しています。)
「describe」に関するよくある質問
ここでは「describe」に関するよくある質問とその回答をまとめました。
- 「describe」と「explain」はどう違いますか?
-
「describe」は物や人の様子、状況などを描写的に説明する場合に使います。一方、「explain」は理由や仕組み、意味などを解説する場合に使います。「describe」は「どんな様子か」を伝え、「explain」は「なぜそうなのか」を伝えます。
- Describe your room. (あなたの部屋がどんな様子か説明してください。)
- Explain why your room is messy. (なぜ部屋が散らかっているのか説明してください。)
- 「describe」の後に人を置く場合の注意点は?
-
「describe」の後に直接人を置くと、「その人がどんな人か説明する」という意味になります。「人に説明する」という意味で使いたい場合は、「describe to 人」という形にする必要があります。
- I described my friend. (私は友達がどんな人か説明しました。)
- I described the situation to my friend. (私は友達に状況を説明しました。)
- 「describe A as B」の意味は?
-
「describe A as B」は「AをBであると説明する・表現する」という意味です。何かや誰かの特徴や性質を表現する時に使います。
- Teachers describe him as a hardworking student. (先生たちは彼を勤勉な生徒だと評しています。)
- Critics described the film as a masterpiece. (批評家たちはその映画を傑作だと評しました。)
- 「describe」の名詞形は?
-
「describe」の名詞形は「description」です。「描写、説明、記述」という意味を持ちます。
- Can you give me a description of the suspect? (容疑者の特徴を教えていただけますか?)
- The book includes a detailed description of the city. (その本には都市の詳細な描写が含まれています。)
- 「describe」は日常会話でよく使われますか?
-
はい、「describe」は日常会話でもよく使われる単語です。特に何かを説明したり、特徴を伝えたりする場面でよく使われます。
- Can you describe the person who took your bag? (あなたのバッグを取った人について説明できますか?)
- How would you describe the taste of this dish? (この料理の味をどう表現しますか?)
まとめ

この記事では、英語の動詞「describe」の意味と使い方について詳しく解説しました。「describe」は「描写する」「説明する」という意味を持つ重要な単語で、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われています。
基本的な使い方から応用まで、さまざまなケースを例文とともに紹介しました。「describe」の重要ポイントをまとめると、
- 「describe」は「描写する」「説明する」という意味を持つ他動詞である。
- 人や物の特徴、状況や出来事を言葉で詳しく伝えるときに使う。
- 「describe A as B」で「AをBであると説明する・表現する」という意味になる。
- 「人に説明する」という意味では「describe to 人」という形にする。
- 「explain」との違いは、「describe」は見た目や様子を描写し、「explain」は理由や仕組みを解説する。
- 名詞形は「description」で「描写、説明、記述」という意味。
- 副詞や「in detail」などと組み合わせることで、より表現力を高められる。
英語の学習において、「describe」のような基本的な動詞の使い方をしっかり理解しておくことは非常に重要です。この記事で紹介した例文や表現を参考に、ぜひ日常会話やライティングで積極的に使ってみてください。
適切な場面で正しく使えるようになれば、あなたの英語表現力はさらに豊かになるでしょう。

