「divide」は主に動詞として使われる英単語で、「分ける」「分割する」「(数学で)割る」などの意味があります。日常会話から数学の計算まで、幅広い場面で使用される基本的な英単語です。
この記事では、「divide」の意味や使い方、例文などを初心者にもわかりやすく解説していきます。
「divide」とは?基本的な意味と発音

「divide」は英語で「分ける」「分割する」という意味を持つ重要な単語です。発音は「ディヴァイド(dɪˈvaɪd)」となります。主に動詞として使われますが、名詞としても使われることがあります。
「divide」の語源はラテン語の「dividere(分割する)」から来ており、何かを複数の部分に分けるという基本的な意味があります。
例えば、ケーキを切り分けたり、クラスをグループに分けたり、数字を割り算したりするときに使います。
「divide」の品詞と基本形
「divide」は主に動詞として使われますが、以下のような活用形があります。
「divide」の基本的な意味
「divide」の基本的な意味は以下の通りです。
- 物や集団などを複数の部分に分ける
- 数を割る(数学の割り算)
- 人々の意見などを分裂させる
- 境界線として隔てる
「divide」の主な使い方と例文
「divide」にはいくつかの主要な使い方があります。ここでは代表的な使い方を例文と共に紹介します。
何かを複数の部分に分ける
最も基本的な使い方は、1つのものを複数の部分に分けることを表します。この場合、「divide A into B」(AをBに分ける)という形で使います。
例文
- She divided the cake into six pieces.(彼女はケーキを6つに分けました。)
- The teacher divided the class into four groups.(先生はクラスを4つのグループに分けました。)
- We need to divide the work into smaller tasks.(私たちはその仕事をより小さな作業に分ける必要があります。)
人の間で何かを分配する
何かを複数の人の間で分配する場合は、「divide A between/among B」(AをBの間で分ける)という形で使います。
例文
- She divided the cookies between her two children.(彼女はクッキーを2人の子供の間で分けました。)
- The teacher divided the textbooks among all students.(先生は教科書を全ての生徒の間で分けました。)
- They divided the money among themselves.(彼らはお金を自分たちの間で分けました。)
数学での割り算
数学の文脈では、「divide」は「割る」という操作を表します。「divide A by B」(AをBで割る)または「divide B into A」(BでAを割る)という形で使われます。
例文
- Ten divided by two is five.(10÷2は5です。)
- If you divide 20 by 4, you get 5.(20を4で割ると、5になります。)
- We need to divide this number by 100.(この数を100で割る必要があります。)
隔てる・分離する
「divide」は物理的に何かを隔てる、分離するという意味でも使われます。
例文
- The river divides the city into two parts.(その川は市を二つの部分に分けています。)
- A wall divides the garden from the neighbor’s yard.(壁が庭と隣人の庭を隔てています。)
- The mountain range divides the two countries.(その山脈は二つの国を隔てています。)
「divide」と類義語の違い
「divide」に似た意味を持つ英単語はいくつかありますが、それぞれ微妙に使い方やニュアンスが異なります。ここでは代表的な類義語との違いを解説します。
divide と split の違い
「split」も「分ける」という意味ですが、「divide」よりも物理的な力を加えて「割る」「裂く」というニュアンスが強いです。
例文
- He split the log with an axe.(彼は斧で丸太を割りました。)
- Let’s split the bill.(勘定を割り勘にしましょう。)
divide と separate の違い
「separate」は「引き離す」「分離する」という意味で、もともと一緒だったものを離すというニュアンスがあります。
例文
- She separated the fighting children.(彼女は喧嘩をしている子供たちを引き離しました。)
- Oil separates from water.(油は水から分離します。)
divide と share の違い
「share」は「分け合う」「共有する」という意味で、相手と何かを共に持つという協力的なニュアンスがあります。
例文
- We shared the pizza.(私たちはピザを分け合いました。)
- They share a room.(彼らは部屋を共有しています。)
「divide」の応用表現
「divide」を使った様々な表現や熟語についても見ていきましょう。
「be divided into」 〜に分けられる
受動態の形で「be divided into」(〜に分けられる)という表現が頻繁に使われます。
例文
- The book is divided into ten chapters.(その本は10章に分かれています。)
- Our school is divided into three buildings.(私たちの学校は3つの建物に分かれています。)
「divide and conquer」(分割して征服せよ)
「divide and conquer」は「分割統治」を意味する有名な戦略的表現です。問題を小さく分けて解決するという意味でも使われます。
例文
- The best way to solve this problem is to divide and conquer.(この問題を解決する最良の方法は分割して取り組むことです。)
「divided opinion」(意見の分かれる問題)
「divided」は「意見が分かれている」という意味でも使われます。
例文
- There is a divided opinion on this issue.(この問題については意見が分かれています。)
- The country is deeply divided on this matter.(この件について国は深く分断されています。)
「between」と「among」の使い分け
「divide」を使うときによく出てくる前置詞に「between」と「among」があります。これらの使い分けを理解しましょう。
基本的な使い分け
一般的には、「between」は2つのものの間での分配に使い、「among」は3つ以上のものの間での分配に使います。
例文
- Divide the cake between Tom and Mary.(ケーキをトムとメアリーの間で分けなさい。)
- Divide the cake among all the students.(ケーキを全ての生徒の間で分けなさい。)
例外と現代英語での使用
ただし、現代英語では必ずしもこのルールが厳密に守られているわけではありません。特に明確に区別できる個々の項目を扱う場合は、数に関わらず「between」が使われることもあります。
例文
- The money was divided between the three brothers.(お金は3人の兄弟の間で分けられました。)
- The difference between these four options is minimal.(これら4つの選択肢の間の違いはわずかです。)
一方、「among」は集団や集合体として捉えられる場合によく使われます。
例文
- The books were divided among the students.(本は生徒たちの間で分けられました。)
「divide」のよくある間違いと注意点
「divide」を使う際によくある間違いや注意すべき点を見ていきましょう。
前置詞の選び方を間違える
「divide」の後には、用法に応じて適切な前置詞を使う必要があります。
- 「AをBに分ける」:divide A into B(intoを使います)
- 「AをBで割る」:divide A by B(byを使います)
- 「AをBの間で分ける」:divide A between/among B(between/amongを使います)
よくある間違い
- ❌ She divided the cake in three parts.
- ⭕ She divided the cake into three parts.(ケーキを3つに分けた)
between と among の混同
前述のように、「between」と「among」は使い分けが必要です。
よくある間違い
- ❌ The teacher divided the books between all students.
- ⭕ The teacher divided the books among all students.(先生は本を全ての生徒の間で分けた)
受動態の形を間違える
「divide」の受動態を使う際は、適切な助動詞と前置詞を使いましょう。
よくある間違い
- ❌ The class divided in four groups.
- ⭕ The class was divided into four groups.(クラスは4つのグループに分けられた)
数学での割り算の表現
数学での割り算を表現する際の言い方にも注意が必要です。
10 ÷ 2 = 5 は英語では以下のように表現します。
例文
- Ten divided by two equals five.
- If you divide ten by two, you get five.
「divide」に関する問題
「divide」の使い方を確認するために、10の問題に取り組んでみましょう。以下の問題は「divide」の様々な使い方に関するものです。回答が全て同じにならないよう工夫しています。
各問題には、選択肢から最も適切なものを選んでください。その後、解答と日本語訳を確認できます。
- The teacher _ the students into small groups.
a) divided
b) separates
c) splits
d) parts - We need to this cake three equal pieces.
a) divide / into
b) divide / in
c) split / into
d) separate / to - Six _ by two equals three.
a) divided
b) divides
c) dividing
d) divide - She the cookies her two children.
a) divided / between
b) divided / among
c) shared / between
d) separated / for - The river _ the city into two parts.
a) divides
b) is dividing
c) divided
d) divide - The profit was equally all the partners.
a) divided / among
b) divided / between
c) split / into
d) shared / with - Let’s _ the bill.
a) split
b) divide
c) separate
d) part - The country is _ into six administrative regions.
a) divided
b) dividing
c) divisible
d) divides - If you 20 4, you get 5.
a) divide / by
b) divide / into
c) split / by
d) separate / from - A wall _ our garden from the neighbor’s yard.
a) divides
b) splits
c) separates
d) parts
「divide」を使った会話表現
日常会話で「divide」がどのように使われるのか、いくつかの会話例を見てみましょう。
料理の場面
例文
- A: How should we divide this pizza?(このピザをどう分けましょうか?)
- B: Let’s divide it into eight slices.(8切れに分けましょう。)
仕事の場面
例文
- A: We have a lot of work to do. How should we divide it?(やるべき仕事がたくさんあります。どのように分担しましょうか?)
- B: Let’s divide the tasks between us.(タスクを私たち二人で分担しましょう。)
レストランでの場面
例文
- A: Should we divide the bill?(勘定を割り勘にしますか?)
- B: Yes, let’s divide it equally.(はい、均等に分けましょう。)
「divide」を使った慣用表現
「divide」を使ったいくつかの慣用表現を見てみましょう。
divide and conquer(分割統治)
問題を小さな部分に分けて解決する戦略を指します。
例文
- We should use a divide and conquer approach for this project.(このプロジェクトでは分割して取り組む方法を使うべきです。)
divided we fall, united we stand(分裂すれば倒れ、団結すれば立つ)
団結の重要性を強調する表現です。
例文
- Remember, divided we fall, united we stand.(覚えておいてください、分裂すれば倒れ、団結すれば立ちます。)
divided loyalties(分かれた忠誠心)
二つ以上の相反する方向に忠誠心が分かれている状態を表します。
例文
- He has divided loyalties between his job and his family.(彼は仕事と家族の間で忠誠心が分かれています。)
「divide」に関するよくある質問
「divide」の使い方に関して、よくある質問とその回答をまとめました。
- 「divide」と「split」はどう違いますか?
-
「divide」は何かを複数の部分に分けることを一般的に指し、「split」は物理的な力を加えて分けたり割ったりするニュアンスが強いです。例えば、ケーキを均等に切り分けるときは「divide」、丸太を割るときは「split」がより適切です。
- 「between」と「among」の使い分けはどうすればいいですか?
-
基本的には、「between」は2つのものの間での分配に使い、「among」は3つ以上のものの間での分配に使います。ただし、明確に区別できる個々の項目を扱う場合は、3つ以上でも「between」が使われることがあります。
- 数学の割り算は英語でどう表現しますか?
-
数学の割り算は「divide A by B」(AをBで割る)という形で表現します。例えば、「10 ÷ 2 = 5」は「Ten divided by two equals five.」と言います。
- 「divide」の名詞形は何ですか?
-
「divide」の名詞形は「division」です。「division」は「分割」「部門」「割り算」などの意味で使われます。
- 「divide into」と「divide by」の違いは何ですか?
-
「divide into」は「〜に分ける」という意味で、何かを複数の部分に分けることを表します。一方、「divide by」は数学で「〜で割る」という意味です。例えば、「Divide the class into groups.」(クラスをグループに分ける)と「Divide 10 by 2.」(10を2で割る)のように使います。
- 「divider」とは何ですか?
-
「divider」は「仕切り」「区切り」「分配器」などを意味する名詞です。例えば、部屋を仕切るためのスクリーンや、書類を分類するためのファイルディバイダーなどを指します。
- 「be divided on」という表現はどういう意味ですか?
-
「be divided on〜」は「〜について意見が分かれている」という意味です。例えば、「The committee is divided on this issue.」(委員会はこの問題について意見が分かれている)のように使います。
まとめ

この記事では、「divide」の意味や使い方、例文などを詳しく解説してきました。「divide」は日常会話から数学まで幅広く使われる重要な英単語です。
主なポイントを以下にまとめます。
- 「divide」は主に「分ける」「分割する」「割る」などの意味を持つ動詞です。
- 基本的な使い方には以下のパターンがあります。
- 「divide A into B」(AをBに分ける)
- 「divide A between/among B」(AをBの間で分ける)
- 「divide A by B」(AをBで割る)
- 「between」は2つのものの間、「among」は3つ以上のものの間で使うのが基本ですが、例外もあります。
- 「divide」に似た単語には「split」「separate」「share」などがありますが、それぞれニュアンスが異なります。
- 「divide」を使った慣用表現には「divide and conquer」(分割統治)などがあります。
英語の基本的な動詞である「divide」の使い方をマスターすることで、より正確に英語を使いこなせるようになります。
例文を参考にしながら、様々な場面で積極的に使ってみましょう。

