英検5級で登場する英単語一覧表【例文あり】

英検5級は英語を学び始めたばかりの方や小学生が最初に挑戦する英語検定であり、出題される単語は日常生活や学校、家庭でよく使われるものばかりです。単語数は約600～700語が目安とされており、動詞・名詞・形容詞・代名詞・場所・食べ物・時間・色・人や職業など、幅広いジャンルから出題されます。

英検5級の英単語は難しいものではなく、日常英会話の基礎となる語彙が中心です。例えば「go（行く）」「eat（食べる）」「school（学校）」「book（本）」「happy（幸せ）」など、すぐに使える単語が多いのが特徴です。これらの単語を覚え、例文とともに使い方を理解することで、英語の基礎力をしっかりと身につけることができます。

英検5級の単語とは？〜初心者のための基本知識〜

英検5級の単語は、英語学習を始めたばかりの方が最初に覚えるべき基礎的な英単語のことです。英検5級は中学校1年生程度のレベルとされており、必要な単語数は約600〜700語程度とされています。これらの単語は日常生活でよく使われる身近なものが中心で、基本的な会話や文章の読み書きに必要な語彙となっています。

英検5級に出てくる単語は、家族や体の部位、時間、曜日、月の名前、基本的な動詞や形容詞など、生活に密着した内容が多いのが特徴です。例えば「father（父）」「mother（母）」といった家族に関する単語や、「morning（朝）」「night（夜）」といった時間に関する単語などが含まれます。これらの単語をしっかり覚えることで、簡単な英会話や基本的な英文の読み書きができるようになります。

英検5級の単語学習のポイント

英検5級レベルの単語を効果的に覚えるためには、単に暗記するだけでなく、実際の使用場面をイメージしながら学習することが大切です。例えば、「book（本）」という単語を覚える際に、「I read a book.（私は本を読みます。）」というような簡単な例文と一緒に覚えると、単語の使い方も同時に理解できます。

また、関連する単語をグループ化して覚えることも効果的です。例えば「Sunday（日曜日）」「Monday（月曜日）」など曜日の名前をまとめて覚えたり、「big（大きい）」「small（小さい）」など対義語をペアで覚えたりすると記憶に定着しやすくなります。

英検5級単語の特徴と重要性

英検5級の単語には、いくつかの特徴があります。まず、日常生活で頻繁に使われる基本的な単語が多いことです。そのため、これらの単語をマスターすることは、英語学習の第一歩として非常に重要です。また、英検5級レベルの単語は、その多くが比較的短く、発音もシンプルなものが多いという特徴があります。

英検5級の単語をしっかりと覚えることは、その後の英語学習をスムーズに進めるための土台となります。基本的な単語の意味や使い方がわからなければ、より複雑な文法や表現を学ぶことが難しくなります。また、リスニングやスピーキングの練習においても、基本単語の理解は不可欠です。

英検5級の単語学習では、単語の意味だけでなく、正確な発音とスペルも併せて覚えることが重要です。英語は日本語と違い、綴りと発音が必ずしも一致しないため、最初から正確に覚えることで、後の学習がスムーズになります。また、単語を覚える際には、できるだけ例文と一緒に学ぶことで、実際の使用場面もイメージしやすくなります。

英検5級単語を効果的に覚えるコツ

英検5級の単語を効果的に覚えるためには、以下のような方法が役立ちます。

これらの方法を組み合わせることで、単語の記憶を定着させやすくなります。

特に、単に目で見て覚えるだけでなく、声に出して発音したり、書いて練習したりするなど、複数の感覚を使った学習が効果的です。

英検5級単語一覧表【人物編】

人物に関する単語は、英会話の基本となる重要な語彙です。

家族や友人について話すときによく使われる単語から、職業を表す単語まで、日常会話でよく使われる表現を集めました。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
father	ファーザー	父	My father works in a hospital. （私の父は病院で働いています。）
mother	マザー	母	My mother cooks dinner every day. （私の母は毎日夕食を作ります。）
brother	ブラザー	兄・弟	My brother plays soccer very well. （私の兄はサッカーがとても上手です。）
sister	シスター	姉・妹	My sister is older than me. （私の姉は私より年上です。）
son	サン	息子	They have one son. （彼らには息子が一人います。）
daughter	ドーター	娘	His daughter goes to my school. （彼の娘は私の学校に通っています。）
family	ファミリー	家族	I have a big family. （私は大家族です。）
grandfather	グランドファーザー	祖父	My grandfather tells me interesting stories. （私の祖父は私に面白い話をしてくれます。）
grandmother	グランドマザー	祖母	My grandmother bakes delicious cookies. （私の祖母はおいしいクッキーを焼きます。）
uncle	アンクル	おじ	My uncle lives in Tokyo. （私のおじは東京に住んでいます。）
aunt	アント	おば	My aunt has black hair. （私のおばは黒い髪をしています。）
cousin	カズン	いとこ	My cousin is the same age as me. （私のいとこは私と同い年です。）
friend	フレンド	友達	She is my best friend. （彼女は私の親友です。）
boy	ボーイ	男の子	The boy is playing baseball. （その男の子は野球をしています。）
girl	ガール	女の子	The girl has a red dress. （その女の子は赤いドレスを着ています。）
man	マン	男性	The man is reading a newspaper. （その男性は新聞を読んでいます。）
woman	ウーマン	女性	The woman is wearing a blue hat. （その女性は青い帽子をかぶっています。）
child	チャイルド	子ども	The child is sleeping. （その子どもは眠っています。）
children	チルドレン	子どもたち	The children are playing in the park. （子どもたちは公園で遊んでいます。）
baby	ベイビー	赤ちゃん	The baby is crying. （赤ちゃんは泣いています。）

人物に関する単語は日常会話の基本となるため、しっかりと覚えておくことが大切です。家族構成を説明したり、友人や知り合いについて話したりする際に頻繁に使用します。

また、これらの単語は「Who is he?（彼は誰ですか？）」「Is she your sister?（彼女はあなたの姉ですか？）」などの質問文でもよく使われます。

人物に関する単語の使い方

人物を表す単語を使う際のポイントとして、主語と動詞の一致に注意が必要です。例えば、「The boy plays soccer.（その男の子はサッカーをします。）」「The boys play soccer.（その男の子たちはサッカーをします。）」のように、主語が単数か複数かによって動詞の形が変わります。

また、「child」の複数形は「children」、「man」の複数形は「men」、「woman」の複数形は「women」と不規則変化するので注意しましょう。

英検5級単語一覧表【体の部位編】

体の部位に関する単語は、自分の状態を説明したり、人物描写をしたりする際に役立ちます。

英検5級では基本的な体の部位の名称を覚えておくことが重要です。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
head	ヘッド	頭	I have a headache. （頭が痛いです。）
hair	ヘア	髪	She has long hair. （彼女は長い髪をしています。）
face	フェイス	顔	Wash your face before bed. （寝る前に顔を洗いなさい。）
eye	アイ	目	He has blue eyes. （彼は青い目をしています。）
ear	イアー	耳	The rabbit has long ears. （そのウサギは長い耳をしています。）
nose	ノーズ	鼻	My nose is running. （鼻水が出ています。）
mouth	マウス	口	Open your mouth wide. （口を大きく開けてください。）
tooth	トゥース	歯	I brush my teeth twice a day. （私は一日に二回歯を磨きます。）
teeth	ティース	歯（複数形）	The dog has sharp teeth. （その犬は鋭い歯を持っています。）
hand	ハンド	手	Wash your hands before eating. （食事の前に手を洗いなさい。）
finger	フィンガー	指	She has five fingers on each hand. （彼女は各手に5本の指があります。）
arm	アーム	腕	He broke his arm. （彼は腕を骨折しました。）
leg	レッグ	脚	My legs are tired after running. （走った後、脚が疲れています。）
foot	フット	足	My foot hurts. （足が痛いです。）
feet	フィート	足（複数形）	His feet are big. （彼の足は大きいです。）
neck	ネック	首	The giraffe has a long neck. （キリンは長い首を持っています。）
shoulder	ショルダー	肩	He carried his bag on his shoulder. （彼は肩にバッグを掛けていました。）
back	バック	背中	My back hurts. （背中が痛いです。）
stomach	ストマック	胃・お腹	I have a stomachache. （お腹が痛いです。）
heart	ハート	心臓	My heart is beating fast. （心臓が速く鼓動しています。）

体の部位に関する単語を覚える際には、自分の体を指さしながら発音する練習をすると効果的です。

また、「I have a headache.（頭が痛いです。）」「My stomach hurts.（お腹が痛いです。）」など、体調を表現する基本的な文も一緒に覚えておくと実用的です。

体の部位に関する表現のポイント

体の部位を表す単語の中には、単数形と複数形が不規則に変化するものがあります。例えば、「foot（足）」の複数形は「feet」、「tooth（歯）」の複数形は「teeth」となります。

また、体の部位を表す単語は所有格と一緒に使うことが多いため、「my head（私の頭）」「her eyes（彼女の目）」「his hand（彼の手）」などの表現も併せて覚えておくと便利です。

英検5級単語一覧表【時間と曜日・月編】

時間や曜日、月に関する表現は、日常会話で頻繁に使われます。

予定や約束について話すときに役立つ英単語を紹介します。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
time	タイム	時間	What time is it now? （今何時ですか？）
minute	ミニット	分	It takes five minutes to walk there. （そこまで歩くのに5分かかります。）
hour	アワー	時間（1時間）	The movie is two hours long. （その映画は2時間の長さです。）
day	デイ	日	What day is it today? （今日は何曜日ですか？）
week	ウィーク	週	I go to the gym once a week. （週に一度ジムに行きます。）
month	マンス	月（1ヶ月）	There are twelve months in a year. （1年は12ヶ月あります。）
year	イヤー	年	I am fifteen years old. （私は15歳です。）
morning	モーニング	朝	I eat breakfast in the morning. （朝に朝食を食べます。）
afternoon	アフタヌーン	午後	I study in the afternoon. （午後に勉強します。）
evening	イブニング	夕方	We have dinner in the evening. （夕方に夕食を食べます。）
night	ナイト	夜	I sleep at night. （夜に寝ます。）
today	トゥデイ	今日	Today is Monday. （今日は月曜日です。）
tomorrow	トゥモロウ	明日	I will go to school tomorrow. （明日学校に行きます。）
yesterday	イエスタデイ	昨日	I watched TV yesterday. （昨日テレビを見ました。）
Sunday	サンデイ	日曜日	I go to church on Sunday. （日曜日に教会に行きます。）
Monday	マンデイ	月曜日	School starts on Monday. （学校は月曜日に始まります。）
Tuesday	チューズデイ	火曜日	I have a piano lesson on Tuesday. （火曜日にピアノのレッスンがあります。）
Wednesday	ウェンズデイ	水曜日	We have a test on Wednesday. （水曜日にテストがあります。）
Thursday	サーズデイ	木曜日	My birthday is on Thursday this year. （今年の私の誕生日は木曜日です。）
Friday	フライデイ	金曜日	We have English class on Friday. （金曜日に英語の授業があります。）

時間に関する表現は、日常的な会話やスケジュールを話し合う際に欠かせません。

「What time is it?（何時ですか？）」や「What day is today?（今日は何曜日ですか？）」といった基本的な質問から、「I wake up at 7 o’clock in the morning.（朝7時に起きます。）」といった自分の日課を説明する表現まで、様々な場面で活用できます。

時間表現のポイント

英語の時間表現では、前置詞の使い方に注意が必要です。例えば、「in the morning（朝に）」「in the afternoon（午後に）」「in the evening（夕方に）」「at night（夜に）」のように、時間帯によって前置詞が変わります。また、曜日を表す場合は「on Sunday（日曜日に）」のように「on」を使います。

月を表す場合は「in January（1月に）」のように「in」を使います。これらの前置詞はフレーズごと覚えるのが効果的です。

英検5級単語一覧表【形容詞編】

形容詞は人やものの特徴を表す単語で、会話や文章を豊かにするために欠かせません。

英検5級レベルの基本的な形容詞を紹介します。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
big	ビッグ	大きい	I live in a big house. （私は大きな家に住んでいます。）
small	スモール	小さい	She has a small dog. （彼女は小さな犬を飼っています。）
tall	トール	背が高い	My brother is very tall. （私の兄はとても背が高いです。）
short	ショート	背が低い・短い	The girl has short hair. （その女の子は短い髪をしています。）
long	ロング	長い	She has long hair. （彼女は長い髪をしています。）
new	ニュー	新しい	I have a new bike. （私は新しい自転車を持っています。）
old	オールド	古い・年老いた	This is an old book. （これは古い本です。）
young	ヤング	若い	My sister is still young. （私の妹はまだ若いです。）
good	グッド	良い	That was a good movie. （あれは良い映画でした。）
bad	バッド	悪い	The weather is bad today. （今日の天気は悪いです。）
happy	ハッピー	幸せな	I am happy today. （私は今日幸せです。）
sad	サッド	悲しい	The boy looks sad. （その男の子は悲しそうに見えます。）
hot	ホット	暑い・熱い	It is very hot in summer. （夏はとても暑いです。）
cold	コールド	寒い・冷たい	It is cold in winter. （冬は寒いです。）
warm	ウォーム	暖かい	This sweater is warm. （このセーターは暖かいです。）
cool	クール	涼しい	It is cool in the evening. （夕方は涼しいです。）
easy	イージー	簡単な	This question is easy. （この質問は簡単です。）
difficult	ディフィカルト	難しい	English is difficult for me. （英語は私には難しいです。）
beautiful	ビューティフル	美しい	She is a beautiful woman. （彼女は美しい女性です。）
handsome	ハンサム	ハンサムな	My brother is handsome. （私の兄はハンサムです。）

形容詞は人やものの特徴を表現するために重要な役割を果たします。

「He is tall.（彼は背が高いです。）」「The book is interesting.（その本は面白いです。）」のように、be動詞の後に形容詞を置いて特徴を表現したり、「I have a new bag.（私は新しいカバンを持っています。）」のように名詞の前に形容詞を置いて修飾したりします。

形容詞の使い方のポイント

英語の形容詞には、次のような特徴があります。

英検5級レベルでは、基本的な形容詞の使い方を理解し、簡単な文で使えるようになることが目標です。

「This is a big house.（これは大きな家です。）」「My dog is small.（私の犬は小さいです。）」などの基本的な文を作れるようになりましょう。

英検5級単語一覧表【動詞編】

動詞は行動や状態を表す単語で、文の中心となる重要な要素です。

英検5級レベルでは基本的な動詞を覚え、簡単な文を作れるようになることが目標です。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
be	ビー	～である	I am a student. （私は学生です。）
have	ハブ	持っている	I have a dog. （私は犬を飼っています。）
do	ドゥー	する	I do my homework every day. （私は毎日宿題をします。）
go	ゴー	行く	I go to school by bus. （私はバスで学校に行きます。）
come	カム	来る	Please come here. （ここに来てください。）
like	ライク	好き	I like cats. （私は猫が好きです。）
want	ウォント	欲しい	I want a new bike. （私は新しい自転車が欲しいです。）
need	ニード	必要とする	I need your help. （あなたの助けが必要です。）
get	ゲット	得る・もらう	I got a present for my birthday. （誕生日にプレゼントをもらいました。）
take	テイク	取る・持っていく	I take a shower every morning. （私は毎朝シャワーを浴びます。）
make	メイク	作る	My mother makes good cakes. （私の母は美味しいケーキを作ります。）
give	ギブ	与える	She gave me a book. （彼女は私に本をくれました。）
see	シー	見る	I can see a bird in the tree. （木の上に鳥が見えます。）
look	ルック	見る・見える	Look at the sky. （空を見てください。）
watch	ウォッチ	見る（テレビなど）	I watch TV after dinner. （夕食後にテレビを見ます。）
read	リード	読む	I read books at night. （夜に本を読みます。）
write	ライト	書く	She writes a letter to her friend. （彼女は友達に手紙を書きます。）
speak	スピーク	話す	He speaks English well. （彼は英語を上手に話します。）
talk	トーク	話す	We talk about movies. （私たちは映画について話します。）
eat	イート	食べる	I eat breakfast at 7:00. （7時に朝食を食べます。）

動詞は文の中心となる要素で、「何をするか」を表します。英検5級レベルでは、現在形の使い方が中心となります。

「I play tennis.（私はテニスをします。）」「She reads books.（彼女は本を読みます。）」のような簡単な文を作れるようになることが目標です。

動詞の使い方のポイント

英語の動詞には、次のような特徴があります。

英検5級では主に現在形の使い方が問われますが、過去形や助動詞の基本的な使い方も覚えておくと良いでしょう。

「I play tennis.（私はテニスをします。）」「He plays tennis.（彼はテニスをします。）」のように、主語によって動詞の形が変わることに注意してください。

英検5級単語一覧表【名詞編】

名詞は人やものの名前を表す単語で、英文の中で主語や目的語として使われます。

英検5級レベルでは、日常生活でよく使われる基本的な名詞を覚えることが重要です。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
book	ブック	本	I have many books. （私はたくさんの本を持っています。）
pen	ペン	ペン	This is my new pen. （これは私の新しいペンです。）
pencil	ペンシル	鉛筆	I write with a pencil. （私は鉛筆で書きます。）
notebook	ノートブック	ノート	I need a new notebook. （私は新しいノートが必要です。）
desk	デスク	机	My desk is in my room. （私の机は私の部屋にあります。）
chair	チェア	椅子	Sit on this chair, please. （この椅子に座ってください。）
table	テーブル	テーブル	Put the book on the table. （本をテーブルの上に置いてください。）
window	ウィンドウ	窓	Open the window, please. （窓を開けてください。）
door	ドア	ドア	Close the door. （ドアを閉めてください。）
room	ルーム	部屋	This is my room. （これは私の部屋です。）
house	ハウス	家	I live in a big house. （私は大きな家に住んでいます。）
school	スクール	学校	I go to school every day. （私は毎日学校に行きます。）
home	ホーム	家	I am going home now. （私は今家に帰ります。）
store	ストア	店	Let’s go to the store. （店に行きましょう。）
hospital	ホスピタル	病院	My father works in a hospital. （私の父は病院で働いています。）
station	ステーション	駅	The station is near my house. （駅は私の家の近くにあります。）
park	パーク	公園	Children play in the park. （子どもたちは公園で遊びます。）
library	ライブラリー	図書館	I study at the library. （私は図書館で勉強します。）
restaurant	レストラン	レストラン	We had dinner at a restaurant. （私たちはレストランで夕食を食べました。）
shop	ショップ	店	My mother is at the shop. （私の母は店にいます。）

名詞は英文の中で最も基本的な要素の一つです。「This is a book.（これは本です。）」「I have a pen.（私はペンを持っています。）」のような単純な文を作るためにも、基本的な名詞を覚えることが重要です。

また、場所や建物を表す名詞は、行き先や位置を説明する際に欠かせません。

名詞の使い方のポイント

英語の名詞には、次のような特徴があります。

英検5級レベルでは、基本的な名詞の使い方と複数形の作り方を理解することが重要です。

「one book（1冊の本）」「two books（2冊の本）」のように、単数形と複数形の違いに注意しましょう。

英検5級単語一覧表【食べ物・飲み物編】

食べ物や飲み物に関する単語は、日常会話でよく使われます。

好きな食べ物や飲み物について話したり、レストランで注文したりする際に役立つ単語を紹介します。

英単語	カタカナ読み	日本語訳	例文
food	フード	食べ物	Japanese food is delicious. （日本食はおいしいです。）
breakfast	ブレックファスト	朝食	I eat breakfast at 7:00. （7時に朝食を食べます。）
lunch	ランチ	昼食	I usually have lunch at school. （私はたいてい学校で昼食を食べます。）
dinner	ディナー	夕食	We eat dinner at 6:00. （私たちは6時に夕食を食べます。）
rice	ライス	ご飯	Japanese people eat rice every day. （日本人は毎日ご飯を食べます。）
bread	ブレッド	パン	I eat bread for breakfast. （朝食にパンを食べます。）
meat	ミート	肉	I like meat very much. （私は肉がとても好きです。）
fish	フィッシュ	魚	My father likes to eat fish. （私の父は魚を食べるのが好きです。）
vegetable	ベジタブル	野菜	Eat more vegetables. （もっと野菜を食べなさい。）
fruit	フルーツ	果物	I eat fruit every day. （私は毎日果物を食べます。）
apple	アップル	りんご	An apple a day keeps the doctor away. （一日一個のりんごで医者いらず。）
orange	オレンジ	オレンジ	I like orange juice. （私はオレンジジュースが好きです。）
banana	バナナ	バナナ	Monkeys like bananas. （猿はバナナが好きです。）
egg	エッグ	卵	I eat eggs for breakfast. （朝食に卵を食べます。）
milk	ミルク	牛乳	I drink milk every morning. （私は毎朝牛乳を飲みます。）
water	ウォーター	水	I drink a lot of water. （私はたくさんの水を飲みます。）
tea	ティー	お茶	Japanese people often drink tea. （日本人はよくお茶を飲みます。）
coffee	コーヒー	コーヒー	My father drinks coffee every morning. （私の父は毎朝コーヒーを飲みます。）
juice	ジュース	ジュース	I like orange juice. （私はオレンジジュースが好きです。）
cake	ケーク	ケーキ	We ate cake at the party. （パーティーでケーキを食べました。）

食べ物や飲み物に関する単語は、好きなものや嫌いなものについて話す際によく使われます。

「I like apples.（私はりんごが好きです。）」「I don’t like coffee.（私はコーヒーが好きではありません。）」のような表現や、「What do you want to eat?（何を食べたいですか？）」「What would you like to drink?（何を飲みたいですか？）」といった質問文も併せて覚えておくと便利です。

食べ物・飲み物に関する表現のポイント

英語の食べ物や飲み物に関する表現では、可算名詞と不可算名詞の区別に注意が必要です。例えば、「apple（りんご）」は可算名詞なので「an apple（1つのりんご）」「two apples（2つのりんご）」のように数えることができますが、「water（水）」は不可算名詞なので「a water」とは言いません。

代わりに「a glass of water（1杯の水）」「two bottles of water（2本の水）」のように表現します。

英検5級単語のよくある間違いと注意点

英検5級の単語を勉強する際によく見られる間違いや、特に注意すべきポイントをいくつか紹介します。これらを意識することで、より効果的に単語を覚えることができます。

スペルの間違い

英単語のスペルは日本語のカタカナ表記とは異なる場合が多く、発音から想像して間違ったスペルで覚えてしまうことがあります。例えば、「Wednesday（水曜日）」は「ウェンズデイ」と発音しますが、スペルには「d」が含まれており、見た目と発音が一致しません。このような単語は、スペルと発音を別々に意識して覚える必要があります。

また、似たスペルの単語を混同しやすいものもあります。例えば「hungry（お腹が空いた）」と「angry（怒った）」、「cook（料理する）」と「look（見る）」などです。これらの単語は対比して覚えると良いでしょう。

発音の間違い

カタカナ英語の発音と実際の英語の発音には違いがあります。例えば「chair（いす）」は「チェア」ではなく「チェアー」に近い発音をします。また、「water（水）」は「ウォーター」ではなく「ウォーダー」に近い発音になります。可能であれば、ネイティブスピーカーの発音を聞いて練習することをお勧めします。

特に注意が必要なのは、th, r, l などの日本語にない音です。例えば「three（3）」の「th」の音や、「right（右）」の「r」の音は、日本人にとって発音が難しいものです。これらの音は、正しい口の形や舌の位置を意識して練習することが大切です。

品詞の混同

英語の単語は品詞（名詞、動詞、形容詞など）によって使い方が変わります。例えば「work」は名詞では「仕事」、動詞では「働く」という意味になります。また、「clean」は形容詞では「きれいな」、動詞では「掃除する」という意味です。単語を覚える際には、その品詞と使い方も一緒に理解しておくことが大切です。

特に英検5級レベルでは、基本的な動詞と名詞の区別がポイントとなります。「I work at a hospital.（私は病院で働いています。）」の「work」は動詞、「I go to work.（私は仕事に行きます。）」の「work」は名詞というように、同じ単語でも文中での役割が変わることを理解しましょう。

冠詞の使い方

英語では名詞の前に冠詞（a, an, the）をつけるルールがありますが、日本語にはない概念なので間違いやすい点です。例えば「a book（一冊の本）」「the book（その本）」のように、不特定の物を指す場合と特定の物を指す場合で使い分けます。

また、「a」と「an」の使い分けも重要で、次の単語が母音（a, e, i, o, u）の音で始まる場合は「an」を使います。例えば「an apple（りんご）」「an old book（古い本）」などです。ただし、頭文字ではなく発音が重要であることに注意してください。例えば「a university（大学）」では「university」は「ユニバーシティ」と発音され、「ユ」の音（子音）で始まるため「a」を使います。

英検5級の単語に関するよくある質問

英検5級の単語学習に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。学習の参考にしてください。

英検5級ではどのくらいの単語数を覚える必要がありますか？

英検5級では約600〜700語程度の単語を覚える必要があります。これは中学1年生レベルの英語学習に相当します。ただし、単に単語を暗記するだけでなく、それらを使った基本的な文を理解し、簡単な会話ができるようになることが重要です。単語の意味だけでなく、その使い方も併せて覚えるようにしましょう。

英検5級の単語はどのように効率よく覚えられますか？

効率よく単語を覚えるためには、以下の方法が効果的です。

1. カテゴリー別に学習する（関連する単語をグループで覚える）
2. 単語カードや単語アプリを活用する
3. 例文と一緒に覚える（単語の使い方も同時に理解できる）
4. 音声を聞きながら学習する（発音も同時に身につく）
5. 定期的に復習する（間隔を空けて復習すると記憶に定着しやすい）
6. 実際に使ってみる（会話や作文で使うことで定着する）

特に、単語を覚える際には「見る」「聞く」「書く」「話す」の4技能をバランスよく使うことが大切です。例えば、単語を見て意味を確認し、発音を聞いて真似し、ノートに書いて練習し、例文を声に出して読むという流れで学習すると効果的です。

子どもが英検5級の単語を覚えるのを手伝うにはどうすればよいですか？

子どもが楽しみながら英単語を覚えられるよう、以下のようなアプローチを試してみてください。

1. ゲーム形式で学習する（カードゲームや神経衰弱など）
2. 絵や写真と一緒に単語を覚える
3. 歌やリズムに合わせて単語を覚える
4. 日常生活の中で英単語を使う機会を作る（「これは英語で何という？」など）
5. 褒めて自信をつけさせる（小さな進歩も認める）
6. 無理なく短時間で続ける（毎日10〜15分程度）

子どもの場合は特に、楽しく学べる環境を作ることが大切です。英語の歌やアニメ、絵本なども活用し、自然に英語に触れる機会を増やしましょう。また、子どもの興味・関心に合わせた単語から覚えていくと、学習意欲が高まります。

英検5級のリスニングで単語が聞き取れません。どうすればよいですか？

英検5級のリスニングで単語が聞き取れない場合は、以下の練習方法が効果的です。

1. 単語の正確な発音を繰り返し聞く（音声教材やオンライン辞書の発音機能などを活用）
2. シャドーイング練習をする（音声を聞きながら同時に真似して発音する）
3. ディクテーション練習をする（聞こえた英文を書き取る）
4. 簡単な英語の歌や会話を聞く習慣をつける
5. 単語をつなげて聞く練習をする（英語は単語と単語がつながって発音されることが多い）

また、リスニングは継続的な練習が大切です。毎日少しずつでも英語を聞く習慣をつけると、徐々に聞き取る力が向上します。最初は聞き取れなくても、繰り返し聞くうちに耳が英語の音に慣れてきます。

カタカナ英語と本来の英語発音の違いは重要ですか？

カタカナ英語は日本人にとって親しみやすいため、初学者の学習補助として役立ちます。しかし、長期的には正しい英語の発音を身につけることが重要です。特に英検のリスニング問題では、正確な発音の理解が必要になります。

初めはカタカナ読みで単語の意味をつかみ、徐々に本来の発音に近づけていくというアプローチが効果的です。英語の音声教材を活用したり、発音記号を学んだりすることで、より正確な発音を身につけることができます。ただし、完璧な発音を目指すあまり学習が苦痛にならないよう、バランスを取ることが大切です。

まとめ

この記事では、英検5級で登場する英単語をジャンル別に紹介し、カタカナ読み、日本語訳、例文も併せて解説しました。英検5級は英語学習の基礎段階として位置づけられており、約600〜700語程度の基本的な単語を覚えることが求められます。

英検5級の単語を効果的に学習するための重要なポイントは以下の通りです。

単語学習では、単に暗記するだけでなく、実際の場面で使えるようになることが重要です。例えば、「book（本）」という単語を覚えるなら、「I read a book every day.（私は毎日本を読みます。）」のような文の中で使えるようになりましょう。

また、英検5級の単語を勉強する際には、スペルの間違いや発音の間違い、品詞の混同、冠詞の使い方、単数と複数の形、前置詞の使い方などに注意する必要があります。これらのポイントを意識しながら学習することで、より正確な英語力を身につけることができます。

英語学習は一朝一夕でできるものではありませんが、基本的な単語をしっかりと理解し、使いこなせるようになれば、その後の学習もスムーズに進みます。この記事が皆さんの英検5級学習の一助となれば幸いです。