「either A or B」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では主に「AかBのどちらか」「AまたはB」と訳されます。
この表現は選択肢を提示する際に非常に便利ですが、正確に使うためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。
この記事では「either A or B」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「either A or B」の基本的な意味
「either A or B」の基本的な意味は「AかBのどちらか」です。二つの選択肢のうち、どちらか一方が選ばれるか、当てはまることを示します。
「either」は「どちらか」を意味し、「or」は選択肢を並列する接続詞です。
例文
- You can choose either the red shirt or the blue one.
(赤いシャツか青いシャツのどちらかを選べます。) - We’ll go to either the beach or the mountains this weekend.
(今週末は海か山のどちらかに行きます。) - The package will arrive either today or tomorrow.
(荷物は今日か明日のどちらかに到着します。)
「either A or B」の文法と構造
「either A or B」は様々な文法パターンで使われます。主な使い方を見ていきましょう。
名詞を並列する場合
最も基本的な使い方で、二つの名詞を並列します。
例文
- You can pay with either cash or credit card.
(現金かクレジットカードのどちらかで支払えます。) - The movie is available in either English or Japanese.
(その映画は英語か日本語のどちらかで視聴できます。) - We need to hire either a designer or a programmer.
(デザイナーかプログラマーのどちらかを雇う必要があります。)
動詞を並列する場合
二つの動詞を並列する場合、通常は原形を使います。
例文
- You must either study harder or hire a tutor.
(もっと勉強するか家庭教師を雇うかのどちらかをしなければなりません。) - She will either accept the job offer or continue her studies.
(彼女は仕事のオファーを受けるか、勉強を続けるかのどちらかをするでしょう。)
形容詞や副詞を並列する場合
形容詞や副詞を並列する際にも使えます。
例文
- The weather tomorrow will be either sunny or cloudy.
(明日の天気は晴れか曇りのどちらかでしょう。) - He speaks either slowly or quickly, depending on his mood.
(彼は気分によってゆっくりか速くのどちらかで話します。)
句や節を並列する場合
より複雑な表現として、句や節全体を並列することもできます。
例文
- You can either take the train to the city center or rent a car at the airport.
(市内中心部まで電車で行くか、空港でレンタカーを借りるかのどちらかができます。) - We must either find a way to increase our sales or consider closing some of our stores.
(売上を増やす方法を見つけるか、一部の店舗の閉鎖を検討するかのどちらかをしなければなりません。)
「either A or B」使用上の注意点
否定文での使用
否定文で使う場合、「neither A nor B」(AもBも~ない)という形になります。
例文
- I like neither coffee nor tea.
(私はコーヒーもお茶も好きではありません。) - She speaks neither English nor French.
(彼女は英語もフランス語も話しません。)
「either」の位置
「either」は通常、最初の選択肢の直前に置きますが、文の前に置くこともできます。
例文
- You can have either apple juice or orange juice.
(リンゴジュースかオレンジジュースのどちらかを飲めます。) - Either you can have apple juice or you can have orange juice.
(リンゴジュースを飲むか、オレンジジュースを飲むかのどちらかができます。)
動詞の一致
主語が単数の場合、動詞は単数形になります。
例文
- Either John or Mary is coming to the party.
(ジョンかメアリーのどちらかがパーティーに来ます。) - Either the red car or the blue car is for sale.
(赤い車か青い車のどちらかが売りに出されています。)
「either A or B」をよく使うシチュエーション
「either A or B」は様々な場面で使われますが、特に以下のようなシチュエーションでよく見られます。
選択肢を提示する場合
例文
- For dessert, you can have either ice cream or fruit salad.
(デザートには、アイスクリームかフルーツサラダのどちらかを選べます。) - We can either go to the movies or stay home and watch Netflix.
(映画館に行くか、家でNetflixを見るかのどちらかができます。)
可能性を述べる場合
例文
- The missing keys are either in my office or in my car.
(なくした鍵は私のオフィスか車のどちらかにあります。) - She’ll either pass the exam or have to retake it next year.
(彼女は試験に合格するか、来年再受験しなければならないかのどちらかになるでしょう。)
条件や結果を説明する場合
例文
- You must either pay the fine or appear in court.
(罰金を払うか、出廷するかのどちらかをしなければなりません。) - If we don’t act now, we’ll either lose the client or have to offer a huge discount.
(今行動しなければ、クライアントを失うか、大幅な割引を提供しなければならないかのどちらかになります。)
「either A or B」と類似表現の違い
「either A or B」と「both A and B」
「either A or B」は二つの選択肢のうち一方を選ぶ場合に使いますが、「both A and B」はAとB両方を含む場合に使います。
例文
- You can have either cake or ice cream.
(ケーキかアイスクリームのどちらかを食べられます。) - You can have both cake and ice cream.
(ケーキとアイスクリームの両方を食べられます。)
「either A or B」と「whether A or B」
「whether A or B」は「AかBかどうか」という意味で、通常は間接疑問文や名詞節を作ります。
例文
- I don’t know whether I should go to the party or stay home.
(パーティーに行くべきか家にいるべきかわかりません。) - The decision of whether to invest in stocks or bonds depends on your risk tolerance.
(株式か債券のどちらに投資するかの決定は、あなたのリスク許容度によります。)
「either A or B」を使った会話例
会話例1:レストランでの注文
例文
- A: What would you like to drink?
(何を飲みますか?) - B: Can I have either water or iced tea?
(水か冷たいお茶のどちらかをいただけますか?) - A: Sure, which one do you prefer?
(もちろんです。どちらがいいですか?) - B: I’ll go with iced tea, please.
(冷たいお茶をお願いします。)
会話例2:週末の計画について
例文
- A: What are your plans for the weekend?
(週末の予定は何ですか?) - B: I’m not sure yet. I’ll either go hiking or visit my parents.
(まだ決めていません。ハイキングに行くか、両親を訪ねるかのどちらかをします。) - A: Both sound nice. When will you decide?
(どちらも良さそうですね。いつ決めますか?) - B: I’ll probably decide by Friday, depending on the weather forecast.
(天気予報次第で、金曜日までには決めると思います。)
まとめ:「either A or B」の使い方のポイント

「either A or B」は英語で「AかBのどちらか」という意味を持つ便利な表現です。
この表現の主なポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「AかBのどちらか」です。
- 名詞、動詞、形容詞、副詞、句、節など、様々な要素を並列できます。
- 否定文では「neither A nor B」の形になります。
- 「either」の位置は通常最初の選択肢の直前ですが、文頭に置くこともできます。
- 主語が単数の場合、動詞は単数形になります。
- 選択肢の提示、可能性の説明、条件や結果の説明などの場面でよく使われます。
- 「both A and B」や「whether A or B」など、類似表現との違いを理解することが重要です。
「either A or B」を正しく使いこなせるようになれば、英語で選択肢や可能性を表現する際の幅が広がります。
この記事を参考に、様々な場面で「either A or B」を活用してみてください。

