英語の三人称単数とは?間違えやすい三単現のsも分かりやすく解説【例文あり】

【PR】この記事には広告を含む場合があります。
英語の三人称単数とは?間違えやすい三単現のsも分かりやすく解説【例文あり】
  • URLをコピーしました!

英語を学び始めると必ず出会う文法ルールの一つが「三人称単数」と「三単現のs」です。このルールは英語の文法における基本中の基本ですが、日本語にはない概念なので多くの学習者が混乱してしまいます。

この記事では、三人称単数とは何か、そして三単現のsの使い方について、初心者にも理解しやすいように詳しく解説します。

例文もたくさん用意しているので、ぜひ参考にしてください。

記事の最後にTOEIC・英語学習におすすめの教材をご紹介しているので、教材を探している方は参考にしてみて下さい。

目次

三人称単数とは?基本から理解しよう

三人称単数とは、文法用語で「話し手と聞き手以外の一人または一つのもの」を指します。これだけでは分かりにくいと思いますので、まずは「人称」と「単数・複数」という概念から順番に説明していきましょう。

英語では、文の主語が誰であるかによって動詞の形が変わることがあります。特に重要なのが「主語が三人称単数で、時制が現在形のとき」のルールです。このとき、動詞に「s」や「es」をつける必要があるのです。

英語の「人称」について理解する

英語の人称は大きく分けて3つあります。

  • 一人称:話し手自身のこと(I「私」、we「私たち」)
  • 二人称:話し手が話しかける相手(you「あなた、あなたたち」)
  • 三人称:話し手と聞き手以外の全て(he「彼」、she「彼女」、it「それ」、they「彼ら、それら」など)

三人称には、人だけでなく動物や物、概念なども含まれます。

例えば「Ken(ケン)」「my sister(私の姉)」「this book(この本)」「Japan(日本)」なども全て三人称です。

単数と複数の違い

次に「単数」と「複数」について理解しましょう。

  • 単数:一人または一つのもの
  • 複数:二人以上または二つ以上のもの

例えば、「a student(一人の学生)」は単数、「students(複数の学生)」は複数です。

日本語では「学生」と言えば一人でも複数でも同じ表現ですが、英語では区別が重要です。

三人称単数の見分け方

「三人称単数」を見分けるには、その主語が「he」「she」「it」のいずれかに置き換えられるかを考えるとわかりやすいです。

  • Tom → he(彼)に置き換えられる → 三人称単数
  • My mother → she(彼女)に置き換えられる → 三人称単数
  • The dog → it(それ)に置き換えられる → 三人称単数
  • My friends → they(彼ら)に置き換えられる → 三人称複数(単数ではない)

一人称・二人称・三人称の具体例

各人称について、具体的な例を見てみましょう。

一人称の例

  • I am a student.(私は学生です)
  • We live in Tokyo.(私たちは東京に住んでいます)

二人称の例

  • You are very kind.(あなたはとても親切です)
  • You should try this cake.(あなたたちはこのケーキを試すべきです)

三人称の例

  • He works in a bank.(彼は銀行で働いています)
  • She loves music.(彼女は音楽が好きです)
  • It looks delicious.(それはおいしそうに見えます)
  • My father drives a car.(私の父は車を運転します)
  • This book costs 1,000 yen.(この本は1,000円します)

三単現のsとは?使うタイミングと基本ルール

「三単現のs」とは「三人称単数現在形のs」の略で、主語が三人称単数で、文が現在形のときに動詞に付ける「s」または「es」のことです。

これは英語の文法における重要なルールの一つです。

三単現のsが必要になる3つの条件

三単現のsが必要になるのは、次の3つの条件が全て揃ったときです。

  • 主語が三人称であること(話し手と聞き手以外)
  • 主語が単数であること(一人または一つ)
  • 時制が現在形であること

これら3つの条件が全て揃ったときにのみ、動詞に「s」または「es」を付けます。

例文

  • Yuki plays tennis every Saturday.(ユキは毎週土曜日にテニスをします)
  • My dog barks at strangers.(私の犬は見知らぬ人に吠えます)
  • The sun rises in the east.(太陽は東から昇ります)

上記の例では、「Yuki」「My dog」「The sun」は全て三人称単数の主語で、時制は現在形なので、動詞に「s」が付いています。

主語が三人称単数かどうかの判断方法

主語が三人称単数かどうかの判断に迷ったときは、以下の表を参考にしてください。

人称単数複数
一人称I(私)we(私たち)
二人称you(あなた)you(あなたたち)
三人称he, she, it(彼、彼女、それ)
Tom, Mary(人名)
my father(私の父)
the cat(その猫)
this book(この本)
water(水)
they(彼ら、それら)
Tom and Mary(トムとメアリー)
my parents(私の両親)
the cats(それらの猫)
these books(これらの本)

表の「三人称・単数」の欄に当てはまる主語の場合、現在形の文では動詞に「s」または「es」を付ける必要があります。

「現在形」について理解する

「現在形」とは、現在の習慣や状態、一般的な事実などを表す時制です。

英語の時制の中でも最も基本的なものの一つです。

現在形が表すもの

  • 習慣的な行動:He walks to school every day.(彼は毎日歩いて学校に行きます)
  • 現在の状態:She lives in Osaka.(彼女は大阪に住んでいます)
  • 一般的な事実:Water boils at 100 degrees Celsius.(水は摂氏100度で沸騰します)
  • スケジュール:The train leaves at 7:30.(その電車は7:30に出発します)

三単現のsをつけるルール

三単現のsをつける基本ルールを解説します。

動詞の語尾によって、単に「s」を付けるだけでなく、「es」を付けたり、「y」を「i」に変えて「es」を付けたりする場合があります。

基本的な動詞に「s」をつける場合

多くの動詞は、語尾に単純に「s」を付けるだけです。

例文

  • He works in a hospital.(彼は病院で働いています)
  • She likes chocolate ice cream.(彼女はチョコレートアイスクリームが好きです)
  • The train arrives at 9:00 every morning.(その電車は毎朝9時に到着します)

語尾が特殊な場合に「es」をつける場合

動詞の語尾が「o」「s」「sh」「ch」「x」で終わる場合は、「es」を付けます。

例文

  • He goes to school by bus.(彼はバスで学校に行きます)
  • My mother washes the dishes after dinner.(私の母は夕食後に皿を洗います)
  • The teacher teaches English and science.(その先生は英語と理科を教えます)
  • This box mixes the ingredients automatically.(このボックスは材料を自動的に混ぜます)

語尾が「y」で終わる動詞の場合

動詞の語尾が「子音字 + y」で終わる場合は、「y」を「i」に変えて「es」を付けます。

一方、「母音字 + y」で終わる場合は、そのまま「s」を付けます。

「子音字 + y」の例文

  • He studies English every day.(彼は毎日英語を勉強します)
  • She tries to finish her homework before dinner.(彼女は夕食前に宿題を終わらせようとします)
  • My baby brother cries when he is hungry.(私の赤ちゃんの弟はお腹が空くと泣きます)

「母音字 + y」の例文

  • He plays soccer on Sundays.(彼は日曜日にサッカーをします)
  • She says “thank you” a lot.(彼女はよく「ありがとう」と言います)

不規則動詞の場合(特別な形になる動詞)

一部の動詞は三人称単数現在形で特別な形になります。

最も代表的なのは以下の2つです。

  • have → has(持っている)
  • do → does(する)

例文

  • He has a new computer.(彼は新しいコンピュータを持っています)
  • My sister has long hair.(私の姉は長い髪を持っています)
  • She does her homework after school.(彼女は放課後に宿題をします)
  • It does not matter.(それは問題ありません)

三単現のsの発音ルール

三単現のsには、3つの異なる発音があります。

  • /s/と発音する場合
    • 無声音(k, p, t, f, θなど)の後に続く場合
    • 例:walks /wɔːks/, stops /stɒps/
  • /z/と発音する場合
    • 有声音(b, d, g, v, ð, m, n, ŋ, l, rなど)や母音の後に続く場合
    • 例:runs /rʌnz/, plays /pleɪz/
  • /ɪz/と発音する場合
    • シュッ音(s, z, ʃ, ʒ, tʃ, dʒなど)の後に続く場合
    • 例:misses /mɪsɪz/, watches /wɒtʃɪz/

三単現の否定文と疑問文の作り方

三人称単数の現在形で否定文や疑問文を作る場合、特別なルールがあります。

一般動詞の否定文と疑問文を作るときは、助動詞の「do」の三人称単数形である「does」を使います。

否定文の作り方

三人称単数の否定文は「does not(またはdoesn’t)+ 動詞の原形」の形になります。

このとき、動詞の原形に「s」や「es」は付けません。

例文

  • He does not like math.(彼は数学が好きではありません)
  • My brother doesn’t eat vegetables.(私の兄は野菜を食べません)
  • The store doesn’t open on Sundays.(その店は日曜日に開店しません)

注意:「doesn’t」の中に既に「s」が含まれているので、後ろの動詞には「s」を付けないことが重要です。

疑問文の作り方

三人称単数の疑問文は「Does + 主語 + 動詞の原形」の形になります。

ここでも、動詞の原形に「s」や「es」は付けません。

例文

  • Does he speak Japanese?(彼は日本語を話しますか?)
  • Does your sister play the piano?(あなたの姉はピアノを弾きますか?)
  • Does this machine work properly?(この機械は正常に動作しますか?)

疑問文の答え方

  • Yes, he does.(はい、話します)
  • No, she doesn’t.(いいえ、弾きません)
  • Yes, it does.(はい、動作します)

Wh疑問文での三単現の使い方

Wh疑問詞(what, when, where, why, how, whoなど)を使った疑問文でも同様に「Does」を使います。

例文

  • When does he go to bed?(彼はいつ寝ますか?)
  • Where does your friend live?(あなたの友達はどこに住んでいますか?)
  • What does she do on weekends?(彼女は週末に何をしますか?)
  • How does this game work?(このゲームはどのように動作しますか?)

三単現のsを実際に使いこなそう

三単現のsの基本ルールを理解したら、実際の状況でどのように使われるのかを見ていきましょう。

日常会話や身近な場面での使い方を紹介します。

日常生活の描写

日常的な行動や習慣を描写するときに、三単現のsは頻繁に使われます。

例文

  • My father wakes up at 6:00 every morning.(私の父は毎朝6時に起きます)
  • Hiroshi walks to school with his friends.(ヒロシは友達と一緒に学校まで歩きます)
  • My mother cooks dinner for us every day.(私の母は毎日私たちのために夕食を作ります)
  • The bus leaves at 7:30.(そのバスは7時30分に出発します)

事実や真理の表現

一般的な事実や真理を述べるときも、三単現のsが使われます。

例文

  • The earth revolves around the sun.(地球は太陽の周りを回っています)
  • Water freezes at 0 degrees Celsius.(水は摂氏0度で凍ります)
  • The library closes at 7:00 PM.(図書館は午後7時に閉まります)

好みや性格の描写

誰かの好みや性格を説明するときも、三単現のsが必要です。

例文

  • My brother loves soccer.(私の兄はサッカーが大好きです)
  • Mika enjoys reading books.(ミカは本を読むのを楽しみます)
  • Our teacher speaks English very clearly.(私たちの先生は英語をとても明確に話します)
  • My cat sleeps a lot during the day.(私の猫は日中よく寝ます)

職業や習慣的な行動の説明

人の職業や習慣的な行動を説明する際にも三単現のsが使われます。

例文

  • My sister works as a nurse.(私の姉は看護師として働いています)
  • He teaches science at a high school.(彼は高校で科学を教えています)
  • She takes the train to work every day.(彼女は毎日電車で通勤します)
  • My grandfather grows vegetables in his garden.(私の祖父は庭で野菜を育てています)

三単現のsで間違えやすいポイント

三単現のsで学習者がよく間違えるポイントについて見ていきましょう。

これらに注意することで、より自然な英語表現ができるようになります。

主語と動詞の距離が離れている場合

主語と動詞の間に他の言葉が入ると、三単現のsを忘れがちです。

誤った例

  • My friend who lives next door go to the same school.

正しい例

  • My friend who lives next door goes to the same school.
    (隣に住んでいる友達は同じ学校に通っています)

主語が「My friend」であり、三人称単数なので、動詞「go」は「goes」となります。

複合主語の場合

「AとB」のような複合主語の場合、複数扱いになるため、三単現のsは付けません。

例文

  • Ken and Yuki go to the same school.(ケンとユキは同じ学校に通っています)
  • My mother and father work in the city.(私の母と父は市内で働いています)

ただし、「AまたはB」という選択の場合は、最後に来る名詞に合わせます。

例文

  • Either my brother or my sister takes care of our dog.(兄か姉のどちらかが私たちの犬の世話をします)
  • Neither the teacher nor the students know the answer.(先生も生徒も答えを知りません)

集合名詞の場合

「family(家族)」「team(チーム)」などの集合名詞は、単数扱いなので三単現のsが必要です。

例文

  • My family lives in Tokyo.(私の家族は東京に住んでいます)
  • Our team practices every day.(私たちのチームは毎日練習します)
  • The class starts at 9:00 AM.(そのクラスは午前9時に始まります)

助動詞との使い方

「can」「will」「must」などの助動詞の後では、動詞の原形を使うため、三単現のsは付けません。

例文

  • He can swim very fast.(彼はとても速く泳ぐことができます)
  • She will visit her grandmother next week.(彼女は来週祖母を訪ねるでしょう)
  • Tom must finish his project by Friday.(トムは金曜日までにプロジェクトを終わらせなければなりません)

副詞の位置による混乱

副詞が主語と動詞の間に入る場合、三単現のsを忘れることがあります。

誤った例

  • She always forget her keys.

正しい例

  • She always forgets her keys.(彼女はいつも鍵を忘れます)

副詞の位置に関わらず、主語が三人称単数で現在形の場合は動詞に「s」が必要です。

三単現のsを使わない特別なケース

英語にはルールがあればその例外もあります。

ここでは、三人称単数でも「s」を付けない特別なケースを見ていきましょう。

助動詞がある場合

既に述べたように、助動詞(can, will, must, should, mayなど)の後には動詞の原形が来るため、三単現のsは付けません。

例文

  • He can play the guitar.(彼はギターを弾くことができます)
  • She may come to the party.(彼女はパーティーに来るかもしれません)
  • It should work now.(それは今動くはずです)

命令文の場合

命令文は通常、二人称(you)に対して指示を出すものなので、三単現のsは関係ありません。

例文

  • Open the window, please.(窓を開けてください)
  • Don’t talk during the movie.(映画中は話さないでください)

仮定法の場合

仮定法(事実でないことを仮定する表現)では、三人称単数であっても動詞に「s」は付けません。

例文

  • I suggest he take this medicine.(彼がこの薬を飲むことを提案します)
  • It is important that she be there on time.(彼女が時間通りにそこにいることが重要です)

主語がto不定詞や動名詞の場合

文の主語がto不定詞や動名詞の場合は、動詞は三単現の「s」を取ります。

これらは三人称単数と扱われるためです。

例文

  • To learn a foreign language takes time.(外国語を学ぶには時間がかかります)
  • Swimming is good exercise.(水泳は良い運動です)

効果的な三単現のs学習法

三単現のsを効果的に学ぶためのヒントをいくつか紹介します。

これらを参考に、着実に理解を深めていきましょう。

パターン練習のすすめ

三単現のsのパターンを練習することで、自然に使えるようになります。

例えば、以下のような文型で練習してみましょう。

例文

  • I walk to school. → He walks to school.
  • You read books. → She reads books.
  • We play soccer. → He plays soccer.

基本的な文から始めて、さまざまな動詞を使って同じパターンの文を作ってみましょう。

日常生活で意識して使う方法

日常生活の中で三人称単数の表現を意識的に使うことも有効です。

例えば、友人や家族についての説明をする際に、正しい三単現のsを使うように心がけましょう。

例文

  • My mother works as a doctor.(母は医者をしています。)
  • My friend lives near the station.(私の友人は駅の近くに住んでいます。)
  • My dog loves to play fetch.(私の愛犬は取ってくる遊びが大好きです。)

間違いやすいポイントの復習

三単現のsで間違えやすいポイントを定期的に復習することも大切です。

特に、以下のようなチェックポイントを意識しましょう。

  • 主語が三人称単数かどうか
  • 時制が現在形かどうか
  • 助動詞があるかどうか
  • 動詞の語尾に応じた「s」「es」「ies」の付け方

英語の三人称単数・三単現に関する練習問題20選

英語の三人称単数現在形(三単現)は、主語が「he, she, it」などの三人称単数の場合に、動詞の形が変わる文法規則です。

以下の問題を解いて、三単現の使い方をマスターしましょう。

  1. 次の動詞を三人称単数形に変えなさい
    play, watch, go, study, try
  2. 次の文の空欄に適切な動詞の形を入れなさい
    He _____ (like) playing soccer.
  3. 次の文の空欄に適切な動詞の形を入れなさい
    She _____ (wash) her car every Sunday.
  4. 次の文の誤りを訂正しなさい
    My sister play the piano very well.
  5. 次の文の空欄に適切な助動詞(do/does)を入れなさい
    _____ your father speak English?
  6. 次の文の三人称単数形を作りなさい
    I go to school by bus.
  7. 次の文の空欄に適切な動詞の形を入れなさい
    Tom _____ (have) a big house.
  8. 次の文を否定文に書き換えなさい
    She likes chocolate.
  9. 次の文を疑問文に書き換えなさい
    He works in a bank.
  10. 次の文の空欄に適切な動詞の形を入れなさい
    The baby _____ (cry) when it’s hungry.
  11. 次の文の動詞を三人称単数形に変えなさい
    mix, fix, buzz, kiss, pass
  12. 次の文の空欄に適切な動詞の形を入れなさい
    My dog _____ (fetch) the newspaper every morning.
  13. 次の文の誤りを訂正しなさい
    John don’t like vegetables.
  14. 次の文の空欄に適切な形を入れなさい
    Everyone in my class _____ (study) hard for the test.
  15. 次の否定文を肯定文に書き換えなさい
    Mark doesn’t eat meat.
  16. 次の文の空欄に適切な動詞の形を入れなさい
    The train _____ (leave) at 7:30 a.m.
  17. 次の動詞を三人称単数形に変えなさい
    fly, spy, worry, carry, copy
  18. 次の文を三人称単数の主語に書き換えなさい
    We always do our homework.
  19. 次の文の空欄に適切な形を入れなさい
    Neither of my parents _____ (like) seafood.
  20. 次の日本語を英訳しなさい(三人称単数現在形を使って)
    「彼女は毎日英語を勉強します」

これらの問題を通して、英語の三人称単数現在形(三単現)の様々なルールと使い方を学ぶことができます。基本的なルール(動詞+s/es)から、特殊な変化(try→tries, have→has)、疑問文・否定文の作り方(does/doesn’t)まで、幅広く練習しましょう。

三単現は基本的な文法ですが、正確に使えるようになると英語力が大きく向上します。

三人称単数・三単現に関するよくある質問

「every day」と「everyday」の違いは何ですか?また、三単現とどう関係しますか?

「every day」は「毎日」という意味の副詞句で、「everyday」は「日常の」という形容詞です。「Every day he walks to school.」(彼は毎日歩いて学校に行きます)のように使います。「every day」のような時間表現がある文では、習慣を表すため現在形が使われます。そして主語が三人称単数の場合、動詞に「s」が必要です。

三単現のsを忘れても会話は通じますか?

通常、三単現のsを忘れても基本的な意思疎通には大きな問題はありません。しかし、正確な英語を話すためには重要なルールです。特に、テストや公式の場面では正しく使う必要があります。また、英語を母語とする人との会話では、適切に使うことで自然なコミュニケーションができます。

「I」と「you」以外の全ての単数形の主語に三単現のsが必要なのですか?

はい、基本的にそうです。「I」(一人称単数)と「you」(二人称単数)以外の単数形の主語が現在形の文で使われる場合、動詞には「s」または「es」が必要です。これには人名、「he/she/it」、単数の名詞など全てが含まれます。

be動詞にも三単現のsのルールは適用されますか?

be動詞は特別で、三単現のsのルールとは少し異なります。三人称単数現在形のbe動詞は「is」です(例:He is a student.)。一人称単数では「am」(例:I am a student.)、それ以外では「are」(例:You are a student. / They are students.)を使います。

「s」と「es」をつける基本ルールをもっと簡単に覚える方法はありませんか?

「s」をつけるのが基本で、「o」「s」「sh」「ch」「x」で終わる動詞には「es」をつけると覚えると良いでしょう。語呂合わせで「ソックスちっしゅ」などと覚える方法もあります。また、「子音+y」で終わる動詞は「y」を「i」に変えて「es」をつけます。実際に書いて練習することが一番効果的です。

主語が「The United States」のような国名の場合、単数扱いですか複数扱いですか?

国名は通常、単数扱いです。たとえ「The United States」(合衆国)のように複数形の形をしていても、一つの国として単数扱いし、三単現のsをつけます。例:The United States has 50 states.(アメリカ合衆国には50の州があります)

「there is/are」構文における三単現のルールはどうなりますか?

「there is/are」構文では、後に続く名詞が単数か複数かによって形が変わります。単数名詞の場合は「there is」、複数名詞の場合は「there are」となります。例:There is a book on the table.(テーブルの上に本が1冊あります)/ There are three books on the table.(テーブルの上に本が3冊あります)

動詞が連続する場合の三単現のsはどうなりますか?

動詞が連続する場合(「want to do」「like to read」など)、最初の動詞だけに三単現のsを付けます。例:She wants to go home.(彼女は家に帰りたいです)/ He likes to read books.(彼は本を読むのが好きです)

まとめ

まとめ

英語の三人称単数と三単現のsについて、基本から応用まで解説してきました。

ここでポイントをおさらいしましょう。

  • 三人称単数とは、話し手(I, we)と聞き手(you)以外の一人または一つのものを指します。
  • 三単現のsとは、主語が三人称単数で時制が現在形のときに動詞につける「s」または「es」のことです。
  • 三単現のsをつけるルール
    • 基本的には動詞の語尾に「s」をつける
    • 動詞の語尾が「o」「s」「sh」「ch」「x」で終わる場合は「es」をつける
    • 動詞の語尾が「子音+y」で終わる場合は、「y」を「i」に変えて「es」をつける
    • 「have」は「has」、「do」は「does」になる
  • 否定文は「does not(doesn’t)+ 動詞の原形」の形にする
  • 疑問文は「Does + 主語 + 動詞の原形」の形にする
  • 間違えやすいポイント
    • 主語と動詞の距離が離れている場合
    • 複合主語の場合
    • 集合名詞の場合
    • 助動詞との使い方

三単現のsは英語の基本文法の一つであり、正確な英語を話したり書いたりするためには欠かせないルールです。最初は難しく感じるかもしれませんが、継続的に練習することで自然と身につきます。日常会話の中でも意識して使うように心がけてみてください。

英語学習の過程で、何度も復習してこのルールに慣れていくことが大切です。そうすれば、やがて考えなくても自然と正しい形が出てくるようになります。頑張って練習していきましょう!

パソコンを持った女性

最後に、TOEIC・英語学習におすすめの教材をまとめてご紹介します。それぞれ特徴が違うので、ご自身の目的に沿ったものを選びましょう。

無料体験などがあるサービスもあるので、『最初はあまりお金をかけたくない・・・』という方は、まずは無料体験を利用してみるのがおすすめです。

スタディサプリENGLISH(TOEIC対策コース)

5分でできるTOEIC対策!カリスマ講師が教える最短スコアアップ法

「TOEICの勉強、何から始めたらいいかわからない…」「まとまった時間が取れない…」

そんな悩みを解決するのが、スマホで完結する「スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策コース」です。このコースは、パーフェクト講義、実践問題集、TEPPAN英単語の3つの柱で構成され、TOEIC新形式にも対応しています。

最大の魅力は、3分から学習できること。通勤や休憩時間を有効活用できます。関先生の動画レッスンは約5分で、効率的な解説が特徴です。実力診断も3分ででき、自分のレベルに合わせた学習が可能です。

継続率は91%と高く、学習成果が可視化され、モチベーションを維持する仕掛けが豊富です。料金は月額3,278円からで、12ヶ月パックなら月額2,728円。まずは7日間の無料体験で効果を実感してください。

「効率よくTOEICスコアを上げたい」「継続して学習したい」方に最適なサービスです。

スタディサプリENGLISH まずは無料体験!

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

ドラマで学ぶ実用英会話!飽きずに続く、初心者のための英語学習

「英会話を始めたいけど、どこから手をつければいいの?」「レッスンに通う時間がない…」

そんな悩みを解決するのが、リクルートの「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」です。このアプリはスマホ一台で、いつでもどこでも本格的な英会話学習が可能です。3分からの短時間学習ができるため、通勤や昼休み、寝る前などの隙間時間を有効活用できます。

このコースは実践的な日常英会話に特化しており、買い物や旅行、友人との会話に役立つフレーズを効率よく学べます。3分の実力診断で自分のレベルを把握でき、初心者でも安心して始められます。レベルに応じたカリキュラムで無理なくステップアップできるのが魅力です。

学習成果が可視化され、日々の進捗を確認できるため、挫折しにくいです。継続率91%という実績がこのアプリの効果を証明しています。7日間の無料体験もあり、料金は月額3,278円からとリーズナブルです。長期プランならさらにお得です。

スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

スタディサプリENGLISH 新日常英会話セットプラン

スタディサプリENGLISH TOEIC(R)対策パーソナルコーチプラン

あなた専属のTOEICコーチがついに登場!最短距離で目標スコアを達成

「一人でTOEIC勉強を続けるのが難しい」「効率的にスコアを上げたい」という方に最適なのが、「スタディサプリENGLISH TOEIC(R)対策パーソナルコーチプラン」です。このプランでは、受講生一人一人に専属コーチがつき、英語レベルや目標スコアに応じたオリジナル学習プランを作成します。

コーチが毎日学習をサポートし、進捗に応じたアドバイスを提供。疑問や不安もすぐに相談できるため、一人での勉強の不安が解消されます。

また、スマホを使って通勤時間や休憩時間に効率よく学習でき、3分からの短時間学習が可能です。カリスマ講師による動画レッスンや豊富な実践問題でTOEICの全パートを徹底対策。コーチが弱点を分析し、効率的な学習方法を提案するため、最短ルートでスコアアップが目指せます。

一人では続けられない方や、自分に合った学習プランで進めたい方に最適なプランで、7日間の無料体験もありますので、ぜひその効果を実感してください。

スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン

スタディサプリEnglish ビジネス英語コース

たった3分から始められる!忙しいビジネスパーソンのための実践英語学習

「仕事で英語が必要だけど、ビジネス英語は難しい」と悩むビジネスパーソンに最適なのが「スタディサプリEnglish ビジネス英語コース」です。

このコースは、会議やプレゼン、メール、電話応対など、実際のビジネスシーンに特化した内容で、効率的に学べます。スマホ1台で3分から学習でき、通勤や昼休みなどの隙間時間を活用できます。

レベル診断機能により、自分の英語力を把握し、最適なカリキュラムで学べるのも魅力です。初心者から上級者まで、各レベルに合わせた内容でステップアップが可能です。

学習成果が可視化され、進捗を確認できるため、挫折しにくく、継続率は91%と高い実績があります。忙しいビジネスパーソンでも続けやすい設計で、無理なくビジネス英語力を身につけられます。7日間の無料体験もあるので、ぜひその効果を実感してください!

スタディサプリEnglish ビジネス英語

NOVAライブステーション

自宅で臨場感あふれるグループレッスン!定額で英語漬けの環境を

「英会話スクールに通いたいけど、時間がない…」「自分のペースで学びたい…」そんなあなたにおすすめなのが、NOVAの「NOVAライブステーション」です。

このサービスは、自宅でNOVAの高品質なレッスンを受けられるのが特徴です。パソコンやスマホがあれば、いつでも本格的な英会話レッスンが可能です。

予約制のライブレッスンでは、NOVAの経験豊富な講師とリアルタイムで会話でき、対面レッスンと同等の質を保っています。忙しい方にも便利な豊富なレッスン時間があり、朝から夜までスケジュールに合わせて予約できます。

レベル別のクラス分けがあり、初心者から上級者まで自分のペースで学習可能です。日常英会話やビジネス英語、TOEIC対策など、目的に応じたコースも充実しています。

料金プランは無駄がなく、通学型スクールよりもリーズナブルです。まずは無料体験レッスンで、その効果を実感してみてください。

スキマ時間・おうち時間で英会話☆*NOVA LIVE STATION

NativeCamp

24時間いつでも英会話レッスン受け放題!予約不要で始める新時代の英語学習

「英会話スクールに通いたいけど、時間がない…」「自分のペースで学びたい…」そんなあなたにおすすめなのが、NOVAの「NOVAライブステーション」です。

このサービスは、自宅でNOVAの高品質なレッスンを受けられるのが特徴です。パソコンやスマホがあれば、いつでも本格的な英会話レッスンが可能です。

予約制のライブレッスンでは、NOVAの経験豊富な講師とリアルタイムで会話でき、対面レッスンと同等の質を保っています。忙しい方にも便利な豊富なレッスン時間があり、朝から夜までスケジュールに合わせて予約できます。

レベル別のクラス分けがあり、初心者から上級者まで自分のペースで学習可能です。日常英会話やビジネス英語、TOEIC対策など、目的に応じたコースも充実しています。

料金プランは無駄がなく、通学型スクールよりもリーズナブルです。まずは無料体験レッスンで、その効果を実感してみてください。

オンライン英会話ネイティブキャンプ

Kimini英会話

あなたの『話したい』を叶える、オンライン英会話。

Kimini英会話は学研が開発したオンライン英会話サービスです。Kimini英会話の魅力は、高品質な教材にあります。幼児から社会人まで、目的や年齢に合わせた豊富なコースが揃っており、英検対策やビジネス英語など、あなたの目標に合ったコースが見つかります。

最大の特長は「迷わない学習設計」。コースを選ぶと、次のレッスン内容が自動的におすすめされるため、何を勉強するか悩む必要がありません。

レッスンは朝6時から夜24時まで、好きな時間に受講可能で、パソコンやスマホから同じ内容で学べます。フィリピン人講師による丁寧な指導で、英語への苦手意識も解消されます。

全国200以上の教育機関で導入実績があり、英検合格者も2,200名を輩出。料金は月額1,100円(税込1,210円)からとリーズナブルです。最大42日間の無料体験も用意しているので、ぜひお試しください。

学研のkiminiオンライン英会話

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次