健康意識の高まりとともに、海外旅行先やワーキングホリデー中にジムを利用する人が増えています。また、日本国内でも外国人利用者の多いジムでは英語でのコミュニケーションが必要になることがあります。初めての環境では緊張しがちですが、基本的なフレーズを覚えておくだけで、トレーニングをより快適に楽しむことができます。
この記事では、スポーツジムで実際に使われる英語フレーズを場面別に紹介します。英語初心者でも使いやすい表現ばかりなので、ぜひ覚えて実践してみてください。英語でのコミュニケーションを通じて、トレーニングの質を高めるだけでなく、新しい出会いも生まれるかもしれません。
ジムの基本用語と表現

ジムでのトレーニングを英語で表現する際、まずは基本的な単語を覚えておくと便利です。日本語でも「ジム」と言いますが、英語でも同じく「gym」です。ただし、より正式には「fitness gym」や「sports gym」といった言い方もありますが、日常会話では単に「gym」で十分通じます。
トレーニングそのものは「workout」と表現します。「I’m going to the gym for a workout(ジムでトレーニングするつもりです)」といった使い方をします。また、運動全般を指す「exercise」という言葉も頻繁に使われます。
ジムで見かける主な器具の英語名称を知っておくと役立ちます。ランニングマシンは「treadmill」、ダンベルは「dumbbell」、バーベルは「barbell」、エアロバイクは「stationary bicycle」などと呼ばれます。これらの基本用語を知っておくだけで、ジムでの会話がぐっとスムーズになります。
基本的なトレーニング用語
トレーニングの内容について話す際には、いくつかの専門用語が必要になります。「strength training(筋力トレーニング)」や「cardio(有酸素運動)」という言葉は頻繁に使われます。
また、トレーニングの回数を表す「reps(レップス、回数)」や「sets(セット数)」といった言葉も重要です。例えば「I usually do three sets of ten reps(通常10回を3セット行います)」のように使います。
「upper body(上半身)」や「lower body(下半身)」、「core(体幹)」などの部位を表す言葉も覚えておくと、どの部分を鍛えたいかを伝える際に役立ちます。
ジム入会時・受付での英語フレーズ
ジムに初めて行く際、まず受付での手続きが必要です。ここでは入会や施設利用に関する基本的なフレーズを紹介します。スムーズに手続きを進めるためには、自分の意図をはっきりと伝えることが大切です。
受付では「I’d like to sign up for a membership(会員登録をしたいです)」と伝えるのが一般的です。短期間だけ利用したい場合は「Do you have a day pass?(一日利用のパスはありますか)」と尋ねると良いでしょう。
料金について知りたい場合は「How much is the monthly fee?(月額料金はいくらですか)」や「Are there any special discounts?(何か特別割引はありますか)」といった質問が役立ちます。施設のルールを確認する際には「What are the gym rules?(ジムのルールを教えてください)」と尋ねると良いでしょう。
入会手続きに使える英語フレーズ
入会手続きでは、より具体的な情報のやり取りが必要になります。以下のようなフレーズを使って、スムーズに手続きを進めましょう。
スタッフからの質問
- Can I help you?(何かお手伝いできますか)
- Are you interested in becoming a member?(会員になることに興味がありますか)
- What type of membership are you looking for?(どのような会員プランをお探しですか)
- Do you have any previous experience at a gym?(ジムの利用経験はありますか)
- Would you like to have a tour of our facilities?(施設の案内をしましょうか)
あなたからの返答や質問
- I’d like to join this gym(このジムに入会したいです)
- What types of memberships do you offer?(どのような会員プランがありますか)
- Is there a joining fee?(入会金はありますか)
- Can I try the gym before joining?(入会前に試しに利用できますか)
- Do you offer a student discount?(学生割引はありますか)
- How long is the contract period?(契約期間はどのくらいですか)
営業時間や施設に関する英語フレーズ
ジムの営業時間や施設について知ることも、利用する上で重要です。以下のようなフレーズを使って情報を得ましょう。
あなたからの質問
- What are your opening hours?(営業時間は何時から何時までですか)
- When is the rush hour for this gym?(このジムは何時頃が一番混みますか)
- Is the gym open on public holidays?(祝日もオープンしていますか)
- Do you have shower facilities?(シャワー設備はありますか)
- Are towels provided or should I bring my own?(タオルは提供されますか、それとも持参すべきですか)
スタッフからの返答
- We’re open from 6 a.m. to 11 p.m. every day(毎日午前6時から午後11時まで営業しています)
- The gym gets busy after work hours, around 6 to 8 p.m.(ジムは仕事後の午後6時から8時頃が混雑します)
- Yes, we’re open on holidays, but with reduced hours(はい、祝日も営業していますが、時間を短縮しています)
- Towels are available for rent at the front desk(タオルはフロントでレンタルできます)
- Lockers are available for members, but you need to bring your own lock(会員はロッカーを使えますが、鍵は持参してください)
トレーニングマシンの使い方を聞く時の英語フレーズ
初めて使うマシンは、正しい使い方を知らないと効果が出ないだけでなく、怪我のリスクもあります。遠慮せずにスタッフやトレーナーに質問することが大切です。以下のようなフレーズを使って、安全に効果的にトレーニングしましょう。
マシンの使い方がわからない時は「Could you show me how to use this machine?(このマシンの使い方を教えていただけますか)」と率直に尋ねると良いでしょう。また「What muscle does this work on?(これはどの筋肉を鍛えますか)」と聞けば、そのマシンがどの部位を鍛えるのかを知ることができます。
初めて使うマシンについて質問する
初心者がマシンについて質問する際に役立つフレーズを紹介します。
あなたからの質問
- How do I use this equipment?(この器具はどうやって使いますか)
- Is this the correct posture?(この姿勢は正しいですか)
- How do I adjust the seat height?(シートの高さはどうやって調整しますか)
- What’s the recommended weight for beginners?(初心者にお勧めの重さは何キロですか)
- How many repetitions should I do?(何回くらい繰り返すべきですか)
トレーナーからの返答
- Let me show you the proper form(正しいフォームをお見せします)
- First, adjust the seat like this(まず、シートをこのように調整します)
- For beginners, I recommend starting with a lighter weight(初心者には軽い重量から始めることをお勧めします)
- Try to do 12 to 15 repetitions in three sets(12〜15回を3セット試してみてください)
- Remember to breathe out when you exert force(力を入れる時に息を吐くことを忘れないでください)
トレーニング効果を確認する英語フレーズ
より効果的なトレーニングのために、具体的な効果について質問するフレーズも覚えておくと良いでしょう。
あなたからの質問
- What muscle group does this target?(これはどの筋肉群を鍛えますか)
- Is this good for building muscle or for cardio?(これは筋肉増強に良いですか、それとも有酸素運動ですか)
- How often should I do this exercise?(このエクササイズはどのくらいの頻度で行うべきですか)
- Can you recommend exercises for my abs?(腹筋のためのエクササイズを勧めていただけますか)
- What’s the best way to lose weight in this gym?(このジムで体重を減らすベストな方法は何ですか)
トレーナーからの返答
- This exercise primarily targets your chest muscles(このエクササイズは主に胸筋を鍛えます)
- For weight loss, a combination of cardio and strength training is best(減量には有酸素運動と筋力トレーニングの組み合わせが最適です)
- I’d recommend doing this exercise 2-3 times a week(このエクササイズは週に2〜3回行うことをお勧めします)
- For abs, planks and crunches are very effective(腹筋のためには、プランクとクランチがとても効果的です)
- Rest is also important for muscle growth(筋肉の成長には休息も重要です)
トレーニング中に使える英語フレーズ
実際にトレーニングをしている最中に使えるフレーズも覚えておくと役立ちます。特に他の利用者と器具を共有したり、助けを求めたりする際に必要になります。礼儀正しく効果的にコミュニケーションを取りましょう。
混雑時に器具を使いたい場合は「How many sets do you have left?(あと何セット残っていますか)」と聞き、「Can I use it after you?(終わったら使わせてもらえますか)」と続けると良いでしょう。また、同じ器具を交代で使いたい場合は「Can I work in with you?(一緒に交代で使っても良いですか)」と提案することもできます。
器具の共有や順番に関するフレーズ
混雑しているジムでは、器具の共有や順番待ちが必要になることがあります。そんな時に使えるフレーズを紹介します。
あなたからの質問や依頼
- Are you using this machine?(このマシンを使っていますか)
- How many sets do you have left?(あと何セット残っていますか)
- Can I use it after you?(終わったら使わせてもらえますか)
- Can I work in with you?(一緒に交代で使っても良いですか)
- Would you mind if I use this while you’re resting?(休憩中に使わせてもらえませんか)
相手からの返答
- Yes, I’m using it, but I’ll be done in five minutes(はい、使っていますが、あと5分で終わります)
- I have two more sets left(あと2セット残っています)
- Sure, go ahead(もちろん、どうぞ)
- No problem, we can take turns(問題ありません、交代で使いましょう)
- I’m actually finished with it, it’s all yours(実は終わったところです、どうぞお使いください)
補助や助けを求めるフレーズ
安全にトレーニングするために、時には他の人の助けが必要な場合もあります。そんな時に使えるフレーズを紹介します。
あなたからの依頼
- Can you spot me?(補助してもらえますか)
- Could you check my form?(フォームを見てもらえますか)
- Could you help me adjust this machine?(このマシンの調整を手伝ってもらえますか)
- I’m not sure if I’m doing this right(これを正しく行っているか自信がありません)
- Is this weight too heavy for me?(この重さは私には重すぎますか)
相手からの返答や提案
- Sure, I’ll spot you(もちろん、補助します)
- Try to keep your back straight(背筋をまっすぐにしてみてください)
- You’re doing it correctly, just try to slow down a bit(正しくできていますが、もう少しゆっくりやってみてください)
- Maybe start with a lighter weight and work your way up(もう少し軽い重さから始めて、徐々に上げていくと良いかもしれません)
- Let me show you a better technique(もっと良いテクニックをお見せします)
他の利用者との会話で使える英語フレーズ
ジムは単にトレーニングをする場所ではなく、同じ目標を持った人々との交流の場にもなります。ちょっとした会話から友達ができることも珍しくありません。気軽に話しかけるためのフレーズを覚えておきましょう。
挨拶は「Hi」や「Hello」など簡単なものから始め、「How’s your workout going?(トレーニングはどうですか)」と続けると自然な会話になります。また「What kind of exercises do you usually do?(普段どんなエクササイズをしていますか)」といった質問も会話のきっかけになります。
挨拶と簡単な会話のフレーズ
ジムで他の利用者と交流するための基本的なフレーズを紹介します。
あなたからの挨拶や質問
- Hi, how are you today?(こんにちは、今日の調子はどうですか)
- Nice day for a workout, isn’t it?(トレーニング日和ですね)
- How’s your workout going?(トレーニングはどうですか)
- I’ve seen you here before, do you come regularly?(前にもお見かけしましたが、定期的に来ていますか)
- That’s an impressive lift!(すごい重さを上げていますね)
相手からの返答や質問
- I’m good, thanks. How about you?(元気です、ありがとう。あなたは?)
- Yes, it’s not too crowded today(はい、今日はあまり混んでいませんね)
- It’s going well, just finished my cardio(順調です、今有酸素運動を終えたところです)
- Yes, I try to come three times a week(はい、週に3回来るようにしています)
- Thanks! I’ve been training for a while(ありがとう!しばらくトレーニングしています)
トレーニングについての情報交換
同じジムの利用者と、トレーニング方法や効果についての情報を交換するのも有益です。
あなたからの質問
- What kind of exercises do you usually do?(普段どんなエクササイズをしていますか)
- How long have you been working out?(どのくらいの期間トレーニングしていますか)
- Have you tried that new class they’re offering?(新しく提供されているそのクラスを試したことがありますか)
- Do you have any tips for building upper body strength?(上半身の筋力をつけるコツはありますか)
- What’s your favorite exercise?(お気に入りのエクササイズは何ですか)
相手からの返答
- I mainly focus on weight training(主に筋力トレーニングに集中しています)
- I’ve been working out for about two years now(約2年間トレーニングしています)
- Yes, the HIIT class was really intense but effective(はい、HIITクラスは本当にきついですが効果的でした)
- Consistency is key, try to work out regularly(継続が重要です、定期的にトレーニングするようにしてください)
- I love deadlifts, they work so many muscles at once(デッドリフトが大好きです、多くの筋肉を一度に鍛えられます)
トレーナーとの会話で使える英語フレーズ
パーソナルトレーナーを利用する際や、ジムのスタッフに相談する際に使えるフレーズも重要です。具体的な目標や悩みを伝え、適切なアドバイスを受けられるようにしましょう。
トレーニングの目標を伝える時は「I want to build muscle(筋肉をつけたいです)」や「I’m trying to lose weight(体重を減らしたいと思っています)」などと伝えます。また、「Can you create a workout plan for me?(トレーニングプランを作ってもらえますか)」と依頼することもできます。
トレーニング目標を伝えるフレーズ
パーソナルトレーナーに自分の目標を明確に伝えるためのフレーズを紹介します。
あなたからの目標の伝え方
- I want to improve my overall fitness(全体的な体力を向上させたいです)
- I’m training for a marathon(マラソンのためにトレーニングしています)
- I need to strengthen my back muscles(背中の筋肉を強化する必要があります)
- I want to tone my body, not bulk up(筋肉を大きくするのではなく、引き締めたいです)
- I’m recovering from an injury and need to be careful(怪我から回復中なので注意が必要です)
トレーナーからの返答
- Let’s start by assessing your current fitness level(まずは現在の体力レベルを評価しましょう)
- I can design a program specifically for marathon training(マラソントレーニング専用のプログラムを作れます)
- We’ll focus on exercises that target your back(背中を鍛えるエクササイズに焦点を当てましょう)
- For toning, we’ll use lighter weights with more repetitions(引き締めるためには、軽い重量でより多くの回数を行います)
- I’ll make sure to give you exercises that won’t aggravate your injury(怪我を悪化させないエクササイズをお教えします)
アドバイスを求めるフレーズ
より効果的なトレーニングのために、トレーナーにアドバイスを求めるフレーズも覚えておきましょう。
あなたからの質問
- Can you suggest a workout routine for me?(トレーニングルーティンを提案してもらえますか)
- What should I eat before and after working out?(トレーニングの前後に何を食べるべきですか)
- How often should I change my workout routine?(トレーニングルーティンはどのくらいの頻度で変えるべきですか)
- Am I making progress?(進歩していますか)
- What am I doing wrong?(何を間違えていますか)
トレーナーからの返答やアドバイス
- Based on your goals, I’d recommend this routine(あなたの目標に基づいて、このルーティンをお勧めします)
- Try to eat protein-rich foods after your workout(トレーニング後はタンパク質が豊富な食品を食べるようにしてください)
- It’s good to change your routine every 4-6 weeks to avoid plateaus(停滞を避けるために4〜6週間ごとにルーティンを変更すると良いでしょう)
- Yes, I can see improvement in your form and strength(はい、フォームと筋力の向上が見られます)
- Your breathing technique needs work, try to breathe out during exertion(呼吸法に改善の余地があります、力を入れる時に息を吐くようにしてください)
ジムでのトラブル対応の英語フレーズ
ジムでのトレーニング中には、さまざまなトラブルや問題が発生することもあります。そんな時にスムーズに対応するための英語フレーズを知っておくと安心です。
例えば、体調不良を伝える場合は「I’m not feeling well(気分が良くありません)」と伝え、必要に応じて「I need to rest for a moment(少し休む必要があります)」と付け加えることができます。また、怪我をした場合は「I think I pulled a muscle(筋肉を痛めたようです)」と伝えて助けを求めることが大切です。
体調不良や怪我を伝えるフレーズ
体調不良や怪我が発生した際に使えるフレーズを紹介します。
あなたからの状況の伝え方
- I feel dizzy(めまいがします)
- I have a cramp in my leg(足がつっています)
- I think I pulled a muscle in my back(背中の筋肉を痛めたようです)
- I’m having trouble breathing(呼吸が困難です)
- I need to stop, I’m exhausted(止める必要があります、疲れ果てました)
相手からの対応
- Let’s have you sit down for a moment(少し座りましょう)
- Try to stretch it gently(やさしくストレッチしてみてください)
- Don’t move, I’ll get help(動かないでください、助けを呼びます)
- Take slow, deep breaths(ゆっくりと深呼吸をしてください)
- That’s fine, don’t push yourself too hard(大丈夫です、無理をしないでください)
設備の問題を報告するフレーズ
ジムの設備に問題がある場合に使えるフレーズも覚えておきましょう。
あなたからの報告
- This machine doesn’t seem to be working properly(このマシンが正常に動作していないようです)
- The treadmill is making a strange noise(ランニングマシンから変な音がします)
- There’s no water in the water fountain(ウォーターファウンテンに水がありません)
- The shower in the men’s/women’s locker room is not working(男性/女性ロッカールームのシャワーが動いていません)
- I think these weights are mismatched(これらのウェイトが合っていないと思います)
スタッフからの対応
- I’ll check it right away(すぐに確認します)
- Thank you for letting us know(お知らせいただきありがとうございます)
- Please use another machine for now(当面は別のマシンをお使いください)
- We’ll have it fixed as soon as possible(できるだけ早く修理します)
- I apologize for the inconvenience(ご不便をおかけして申し訳ありません)
ジムで英語を話す際のヒントとコツ
ジムで英語を使う際は、基本的なフレーズを知っているだけでなく、実際のコミュニケーションをスムーズに行うためのコツも重要です。ここではジムでの英語コミュニケーションを成功させるためのヒントを紹介します。
まず、自信を持って話すことが大切です。完璧な英語を話す必要はなく、伝えようとする姿勢が重要です。また、ジェスチャーを交えることで、言葉だけでは伝わりにくい場合でも意図を伝えることができます。例えば、マシンの使い方を聞く時は、そのマシンを指さしながら質問すると理解してもらいやすくなります。
効果的なコミュニケーションのためのヒント
英語でのコミュニケーションをより効果的にするためのヒントを紹介します。
- 明確かつシンプルに話す:複雑な表現よりも、短く明確なフレーズを使いましょう。
- 笑顔と前向きな態度:友好的な態度は言語の壁を超える助けになります。
- 相手の話をよく聞く:会話は双方向です。相手の言うことにも注意を払いましょう。
- わからないときは素直に伝える:「Could you speak more slowly?(もう少しゆっくり話してもらえますか)」や「Could you repeat that?(もう一度言ってもらえますか)」と伝えるのは恥ずかしいことではありません。
- 事前に準備する:使いそうなフレーズを前もって練習しておくと自信につながります。
英語力向上のためのジムでの実践方法
ジムでの英語の実践は、語学力向上の良い機会にもなります。以下のような方法で積極的に英語を使ってみましょう。
- 定期的に簡単な挨拶から始める:「Hi」や「Good morning」などの挨拶を毎回行うことで、自然に会話のきっかけを作ります。
- 質問を準備しておく:その日に聞きたいことを1つか2つ、事前に考えておくと会話が発展しやすくなります。
- トレーナーのアドバイスを注意深く聞く:英語での指示を理解する練習になります。
- ジムの掲示や案内を読む:英語の読解力も自然と鍛えられます。
- 他の会員との交流を楽しむ:共通の趣味(フィットネス)があるので、会話のトピックに困ることは少ないでしょう。
ジム英語に関するよくある質問
ジムでの英語使用に関して、初心者がよく抱く疑問にお答えします。これらの質問と回答を参考に、より自信を持ってジムで英語を使ってみましょう。
- 英語が苦手でも海外のジムを利用できますか?
-
はい、基本的なフレーズさえ覚えておけば問題なく利用できます。多くのジムでは、スタッフが親切に対応してくれますし、ジェスチャーを交えることでも十分に意思疎通が可能です。最初は緊張するかもしれませんが、回数を重ねるごとに慣れていくでしょう。
- ジムでよく使われる略語や専門用語はありますか?
-
はい、「reps(回数)」「sets(セット数)」「PR(Personal Record、自己記録)」「HIIT(High-Intensity Interval Training、高強度インターバルトレーニング)」などの略語や専門用語があります。これらは徐々に覚えていくとよいでしょう。わからない用語が出てきたら、遠慮なく意味を尋ねてみてください。
- 外国人とトレーニングパートナーになるにはどうすればいいですか?
-
まずは挨拶から始め、徐々に会話を広げていくのが良いでしょう。「Would you like to work out together sometime?(いつか一緒にトレーニングしませんか)」と直接誘うのも効果的です。共通の目標や興味があれば、自然とパートナーシップが生まれることもあります。
- トレーナーの指示が理解できない場合はどうすればいいですか?
-
正直に「I’m sorry, I didn’t understand. Could you explain again?(すみません、理解できませんでした。もう一度説明していただけますか)」と伝えましょう。また、「Could you show me?(見せてもらえますか)」と実演をお願いするのも効果的です。
- 日本のジムで外国人と話す機会はありますか?
-
はい、特に都市部のジムでは外国人利用者も多く、交流の機会があります。また、外国人トレーナーがいるジムもあります。積極的に挨拶をしたり、簡単な会話から始めてみると良いでしょう。
まとめ

この記事では、スポーツジムで使える英語フレーズを様々なシチュエーション別に紹介しました。ジムでの英語コミュニケーションのポイントをまとめると以下のようになります。
- ジムの基本用語(gym、workout、exercise など)を覚えることが第一歩
- 入会時や受付では、明確に自分の希望を伝えるフレーズを使う
- マシンの使い方や効果について積極的に質問することが大切
- 他の利用者との器具の共有や順番待ちは礼儀正しく行う
- 挨拶から始めて、少しずつ他の利用者との会話を広げる
- トレーナーには自分の目標を明確に伝え、適切なアドバイスを求める
- 体調不良や設備の問題は速やかに報告する
- 完璧な英語を目指すより、コミュニケーションを楽しむ姿勢が重要
- ジムでの英語練習は実践的な語学学習の良い機会になる
- 継続的に通うことで、自然と英語力と体力の両方が向上する
これらのフレーズとコツを活用して、ジムでの英語コミュニケーションを楽しみながら、健康的な体づくりと英語力の向上を同時に達成してください。最初は緊張するかもしれませんが、少しずつ自信をつけていくことで、より充実したジム体験ができるようになるでしょう。
ジムという共通の関心事があれば、言語の壁を超えた交流も生まれやすいものです。ぜひチャレンジしてみてください。