人生の大切な節目を彩る冠婚葬祭のシーンでは、適切な言葉を使うことが重要です。日本では当たり前に知っている表現でも、英語になると何と言えばよいか迷うことが多いのではないでしょうか。海外の友人や知人との交流が増える中、結婚式やお葬式などの場面で使える英語表現を知っておくと、心からの気持ちを伝えることができます。
この記事では、英語初学者の方でも使いやすい冠婚葬祭の英語フレーズを多数紹介します。相手が使うフレーズと自分が使うフレーズを状況別に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
冠婚葬祭の英語表現について

冠婚葬祭は日本語では「冠(成人式)」「婚(結婚式)」「葬(葬式)」「祭(祭事)」を表す言葉です。英語ではこれを一言で表す単語はなく、一般的に ceremonial occasions(儀式的な行事)や rites of passage(通過儀礼)などと表現されます。
英語圏の国々では冠婚葬祭に関する文化や習慣が日本とは異なることがありますが、人生の重要な節目を祝ったり、悲しみを分かち合ったりする気持ちは世界共通です。状況に合った適切な英語表現を知っておくことで、感情を正確に伝えられるようになります。
英語での冠婚葬祭の基本用語
まずは冠婚葬祭の各場面で使われる基本的な英語表現を見ていきましょう。
- 成人式:Coming-of-age ceremony(成人式)
- 結婚式:Wedding ceremony(結婚式)、Wedding reception(披露宴)
- 葬式:Funeral(葬式)、Memorial service(追悼式)
- お見舞い:Get well wishes(お見舞い)、Hospital visit(病院訪問)
- 出産祝い:Birth celebration(出産祝い)、Baby shower(出産前のお祝い会)
これらの基本用語を押さえた上で、各シーンでの具体的なフレーズを学んでいきましょう。
結婚式で使える英語フレーズ
結婚式は人生の大きな節目となる喜ばしい行事です。英語圏の結婚式では、日本とは異なる習慣や表現が多くあります。まずは結婚式の基本的な英語表現を確認しておきましょう。
結婚式では、bride(新婦)、groom(新郎)、the bride and groom(新郎新婦)という呼び方をします。日本語では「新郎新婦」と新郎が先にきますが、英語では必ず新婦が先に来るので注意が必要です。また、結婚式は wedding ceremony、披露宴は wedding reception と呼びます。
結婚式の招待状や返信で使われる英語表現
結婚式の招待状や出欠の返信で使われる一般的な英語表現を紹介します。
【招待する側のフレーズ】
- We request the pleasure of your company at our wedding ceremony.(私たちの結婚式にご出席いただければ幸いです)
- We would like to invite you to our wedding on [date].([日付]に行われる私たちの結婚式にご招待したいと思います)
- Please join us as we celebrate our special day.(私たちの特別な日をお祝いする席にぜひご参加ください)
- Save the date: [date].(この日をご予定ください:[日付])
- RSVP by [date].([日付]までにご返信ください)
【招待される側の返答フレーズ】
- I would be delighted to attend your wedding.(あなたの結婚式に出席できることをうれしく思います)
- Thank you for your invitation. I’m looking forward to your special day.(ご招待ありがとうございます。あなたの特別な日を楽しみにしています)
- I’m honored to be part of your celebration.(あなたのお祝いに参加できて光栄です)
- Unfortunately, I won’t be able to attend due to prior commitments.(残念ながら、以前からの約束があるため出席できません)
- I regret to inform you that I cannot attend your wedding.(あなたの結婚式に出席できないことを残念に思います)
結婚祝いのメッセージで使える英語フレーズ
結婚を祝福するメッセージやカードを書く際に使える英語表現を紹介します。
【お祝いの言葉】
- Congratulations and best wishes on your marriage.(ご結婚おめでとうございます)
- May all the coming years be full of joy.(末長くお幸せに)
- Wishing you a lifetime of love and happiness.(一生の愛と幸せを願っています)
- May your love grow stronger with each passing day.(日々あなたたちの愛が強くなりますように)
- Here’s to a beautiful life together filled with wonderful memories.(素敵な思い出に満ちた美しい人生を共に過ごせますように)
【結婚式でのスピーチやトースト】
- I’d like to propose a toast to the happy couple.(幸せなカップルに乾杯を提案します)
- Here’s to a long and happy marriage.(長く幸せな結婚生活を)
- May your love be modern enough to survive the times, but old-fashioned enough to last forever.(あなた方の愛が時代を生き抜くほど現代的で、永遠に続くほど古風でありますように)
- To the bride and groom!(新郎新婦に乾杯!)
- May you always find joy in the simple things and strength in each other.(いつも簡単なことに喜びを見つけ、お互いの中に強さを見出しますように)
葬式・お悔やみの英語フレーズ
葬儀は故人を偲び、遺族に寄り添う大切な場です。英語圏の葬儀文化は日本とは異なりますが、哀悼の気持ちを表す言葉は共通しています。まずは葬儀に関する基本的な英語表現を確認しておきましょう。
葬儀関連の基本用語としては、funeral(葬式)、memorial service(追悼式)、viewing/visitation(通夜のような場)、celebration of life(故人の人生を祝福する葬儀スタイル)などがあります。
訃報を受けた時の英語表現
訃報を聞いた際の反応や言葉を紹介します。
【訃報を聞いた際のフレーズ】
- I’m deeply shocked to hear that.(それを聞いて深くショックを受けています)
- I don’t know what to say.(何と言ったらいいのか分かりません)
- I’m so sorry to hear about your loss.(ご愁傷様です)
- That’s terrible news.(それは悲しいニュースです)
- I was very surprised to hear the sudden sad news.(突然の訃報に驚いております)
【訃報への返答フレーズ】
- Please accept my deepest condolences.(心からお悔やみ申し上げます)
- My thoughts are with you and your family during this difficult time.(この困難な時期、あなたとご家族のことを思っています)
- If there’s anything I can do to help, please don’t hesitate to ask.(何か手伝えることがあれば、遠慮なくおっしゃってください)
- I’m here for you if you need someone to talk to.(話し相手が必要ならば、いつでもそばにいます)
- We’re all thinking of you at this sad time.(この悲しい時、みんなであなたのことを思っています)
お悔やみの言葉を英語で伝える表現
葬儀や追悼の場でのお悔やみの言葉を紹介します。
【お悔やみの基本フレーズ】
- I’m very sorry for your loss.(ご愁傷様です)
- Please accept my sympathy.(どうかお悔やみの気持ちをお受け取りください)
- [故人の名前] will be deeply missed.([故人の名前]さんがいなくなり、深く寂しく思います)
- We will all miss [故人の名前] so much.([故人の名前]さんがいなくなり、寂しくなりますね)
- [故人の名前] was a wonderful person who touched many lives.([故人の名前]さんは多くの人々の心に触れた素晴らしい方でした)
【お悔やみカードに書くフレーズ】
- May the memories of [故人の名前] bring you comfort during this difficult time.([故人の名前]さんの思い出が、この困難な時期にあなたに慰めをもたらしますように)
- Thinking of you in your time of sorrow.(あなたの悲しみの時にあなたのことを思っています)
- With heartfelt condolences.(心からのお悔やみを)
- May [故人の名前]’s soul rest in peace.([故人の名前]さんのご冥福をお祈りします)
- Our hearts go out to you in your time of grief.(あなたの悲しみの時に、私たちの心はあなたと共にあります)
出産祝いの英語フレーズ
新しい命の誕生は家族や友人にとって喜ばしいイベントです。英語圏でも出産祝いのメッセージやギフトを贈る習慣があります。出産に関する基本的な英語表現を確認しておきましょう。
出産関連の基本用語としては、newborn baby(新生児)、baby shower(出産前に行われるお祝いのパーティー)、birth announcement(出産の知らせ)などがあります。
出産の知らせを受けた時の英語表現
出産の知らせを受けた際の反応や言葉を紹介します。
【出産の知らせを受けた際のフレーズ】
- That’s wonderful news!(素晴らしいニュースですね!)
- Congratulations on your new baby!(新しい赤ちゃんの誕生、おめでとうございます!)
- I’m so happy for you!(とても嬉しいです!)
- How exciting!(なんて素敵なことでしょう!)
- I can’t wait to meet the little one!(小さな赤ちゃんに会うのが待ちきれません!)
【出産の知らせへの返答フレーズ】
- How are you feeling?(お体の具合はいかがですか?)
- Is there anything you need?(何か必要なものはありますか?)
- When can I come visit you and the baby?(いつあなたと赤ちゃんに会いに行けますか?)
- Do you have everything ready for the baby?(赤ちゃんのために全て準備はできていますか?)
- Let me know if you need any help.(何か手伝いが必要ならば教えてください)
出産祝いのメッセージで使える英語フレーズ
出産を祝福するメッセージやカードを書く際に使える英語表現を紹介します。
【出産祝いの基本フレーズ】
- Congratulations on your new baby!(ご出産おめでとうございます!)
- Welcome to the world, little one!(この世界へようこそ、小さな命よ!)
- Congratulations on the safe arrival of your beautiful baby.(かわいい赤ちゃんの安全な誕生、おめでとうございます)
- Your baby will bring you a lot of joy and happiness.(お子様があなたに多くの喜びと幸せをもたらすことでしょう)
- So happy for you and your growing family!(あなたと大きくなる家族のことをとても嬉しく思います!)
【赤ちゃんや両親へのメッセージ】
- May your life be filled with love and joy.(あなたの人生が愛と喜びで満たされますように)
- We can’t wait to watch you grow.(あなたの成長を見るのが待ちきれません)
- You are such a blessing to your family.(あなたはご家族にとって素晴らしい祝福です)
- Enjoy every moment – they grow up so fast!(一瞬一瞬を楽しんでください – 子どもはあっという間に大きくなります!)
- Wishing you many happy memories with your new baby.(新しい赤ちゃんとの素敵な思い出がたくさんできますように)
お見舞いの英語フレーズ
病気や怪我をした人へのお見舞いの言葉も、英語では様々な表現があります。適切な言葉をかけることで、相手の回復への願いを伝えることができます。お見舞いに関する基本的な英語表現を確認しておきましょう。
お見舞い関連の基本用語としては、get well wishes(回復への願い)、recovery(回復)、hospital visit(病院訪問)などがあります。
病気や怪我の際のお見舞いの言葉
病気や怪我をした人へのお見舞いのフレーズを紹介します。
【お見舞いの基本フレーズ】
- I hope you will get well soon.(早く回復しますように)
- I’m sorry to hear you’re not feeling well.(具合が悪いと聞いて残念です)
- Please take good care of yourself.(お大事にしてください)
- Please rest up well.(ゆっくり休んでください)
- Is there anything I can do to help?(何か手伝えることはありますか?)
【お見舞いカードに書くフレーズ】
- Sending you healing thoughts and warm wishes.(癒しの思いと温かい願いを送ります)
- Thinking of you during this difficult time.(この大変な時期にあなたのことを思っています)
- Wishing you a speedy recovery.(早い回復をお祈りしています)
- Hope each day brings you closer to feeling better.(日々良くなっていくことを願っています)
- Take it easy and get better soon.(無理せず早く良くなってください)
回復を願う英語フレーズ
回復への願いや励ましの言葉を紹介します。
【回復を願うフレーズ】
- I hope you’ll be back on your feet soon.(すぐに元気になることを願っています)
- Wishing you strength and quick healing.(力強さと早い回復をお祈りしています)
- May each day bring you renewed strength.(毎日新たな力が湧いてきますように)
- Take all the time you need to recover.(回復するために必要な時間をしっかり取ってください)
- Looking forward to seeing you well again.(また元気なあなたに会えるのを楽しみにしています)
【お見舞い訪問時のフレーズ】
- How are you feeling today?(今日の調子はどうですか?)
- Can I bring you anything?(何か持ってきましょうか?)
- Don’t worry about anything, just focus on getting better.(何も心配しないで、回復することだけに集中してください)
- The office/everyone sends their best wishes.(オフィス/みんなが早く良くなるよう願っています)
- Is there anything specific you’d like me to help with?(手伝うことで何か特にして欲しいことはありますか?)
海外の冠婚葬祭マナーと文化の違い
英語圏の国々では、冠婚葬祭に関するマナーや文化が日本とは異なる場合があります。適切なコミュニケーションを取るためには、これらの違いを理解しておくことも大切です。
結婚式の文化の違い
英語圏と日本の結婚式には、いくつかの文化的な違いがあります。
【英語圏の結婚式の特徴】
- 日本のようなご祝儀の習慣はなく、代わりにギフトレジストリ(Wedding Registry)から選んだプレゼントを贈ることが一般的です。
- 結婚式前夜に行われるリハーサルディナー(Rehearsal Dinner)という行事があります。
- ブライダルシャワー(Bridal Shower)や独身最後のパーティー(Bachelor/Bachelorette Party)など、結婚式前の行事が多くあります。
- 結婚式のスピーチは、ユーモアを交えた内容が好まれます。
- 結婚式の参列者は、新郎側(groom’s side)と新婦側(bride’s side)に分かれて座ることが多いです。
【日本との違いを理解する際のフレーズ】
- In Western weddings, guests usually bring gifts instead of money.(西洋の結婚式では、お金ではなくプレゼントを持参するのが一般的です)
- What is the dress code for the wedding?(結婚式のドレスコードは何ですか?)
- Should I bring a card with my gift?(プレゼントにカードを添えるべきですか?)
- Are there any cultural customs I should be aware of?(知っておくべき文化的な習慣はありますか?)
- Will there be dancing at the reception?(披露宴ではダンスがありますか?)
葬式の文化の違い
英語圏と日本の葬儀にも、いくつかの文化的な違いがあります。
【英語圏の葬儀の特徴】
- 日本の香典に相当するものはなく、代わりに「シンパシーカード(Sympathy Card)」や花を贈ることが一般的です。
- 故人の思い出を祝う「セレブレーション・オブ・ライフ(Celebration of Life)」という形式の葬儀も増えています。
- 葬儀後に食事会(funeral reception/repast)が行われることが多いです。
- 喪服の色は必ずしも黒に限らず、ダーク・カラーであれば許容される場合もあります。
- 故人の写真や思い出の品を展示する習慣があります。
【葬儀の文化の違いに関するフレーズ】
- Is there a dress code for the funeral?(葬儀のドレスコードはありますか?)
- Would the family prefer flowers or a donation to charity?(ご家族は花と慈善団体への寄付のどちらを好まれますか?)
- Will there be an opportunity to share memories of the deceased?(故人の思い出を分かち合う機会はありますか?)
- Is it open casket or closed casket?(棺は開いていますか、それとも閉じていますか?)
- What is appropriate to bring to a funeral reception?(葬儀後の食事会に持っていくのに適切なものは何ですか?)
冠婚葬祭に関する英語のビジネスシーン表現
ビジネスの場面でも、取引先や同僚の冠婚葬祭に関する英語表現が必要になることがあります。ここでは、ビジネスシーンで使える冠婚葬祭の英語フレーズを紹介します。
ビジネスでの結婚・出産のお祝い表現
ビジネスの場面での結婚や出産のお祝いフレーズを紹介します。
【結婚のお祝いフレーズ】
- Congratulations on your marriage. Wishing you all the best in your new life together.(ご結婚おめでとうございます。新しい生活が素晴らしいものになりますように)
- On behalf of everyone at [会社名], we extend our warmest congratulations on your wedding.([会社名]の全員を代表して、結婚に心からのお祝いを申し上げます)
- We wish you a lifetime of happiness as you begin this new chapter of your life.(人生の新しい章を始めるにあたり、一生の幸せを願っています)
- Please accept our best wishes on your marriage.(ご結婚に際し、心よりお祝い申し上げます)
- May your marriage be filled with all the right ingredients: love, laughter, and companionship.(あなたの結婚生活が愛と笑いと友情というすべての素晴らしい要素で満たされますように)
【出産のお祝いフレーズ】
- Congratulations on the new addition to your family.(新しい家族の一員の誕生、おめでとうございます)
- Everyone at [会社名] is delighted to hear about the birth of your baby.([会社名]の全員があなたの赤ちゃんの誕生を喜んでいます)
- We wish you and your family all the happiness with your new baby.(新しい赤ちゃんと共に、あなたとご家族の幸せを願っています)
- Take all the time you need with your little one.(赤ちゃんとの時間をゆっくりお過ごしください)
- Please let us know if there’s anything we can do to support you during this exciting time.(この素晴らしい時期に何かサポートできることがあれば、お知らせください)
ビジネスでのお悔やみ・お見舞い表現
ビジネスの場面でのお悔やみやお見舞いのフレーズを紹介します。
【お悔やみのフレーズ】
- On behalf of everyone at [会社名], please accept our deepest condolences on the loss of your [関係].([会社名]の全員を代表して、[関係]の方のご逝去に心からお悔やみ申し上げます)
- We were deeply saddened to hear about your loss.(あなたの喪失について聞き、深く悲しんでいます)
- Please take all the time you need during this difficult period.(この困難な時期に必要な時間をお取りください)
- Our thoughts are with you and your family at this sad time.(この悲しい時に、あなたとご家族のことを思っています)
- If there is anything we can do to assist you during this time, please don’t hesitate to let us know.(この間に何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお知らせください)
【お見舞いのフレーズ】
- Everyone at [会社名] wishes you a speedy recovery.([会社名]の全員が早い回復を願っています)
- We hope you’re feeling better soon.(すぐに良くなることを願っています)
- Please focus on your health and don’t worry about work at this time.(今は健康に集中して、仕事のことは心配しないでください)
- We look forward to having you back when you’re fully recovered.(完全に回復したら、あなたが戻ってくるのを楽しみにしています)
- If there’s anything we can do to make things easier during your recovery, please let us know.(回復中に何か楽にできることがあれば、お知らせください)
冠婚葬祭の英語表現に関するよくある質問
ここでは、冠婚葬祭の英語表現に関するよくある質問とその回答を紹介します。
- 結婚式の招待状に「RSVP」とありますが、どういう意味ですか?
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RSVPはフランス語の「Répondez s’il vous plaît」の略で、「どうぞご返信ください」という意味です。招待状を受け取ったら、出席するかどうかを知らせてほしいという依頼です。英語では “Please respond” や “Please reply” と同じ意味になります。招待状に記載された期日までに返信するのがマナーです。
- 英語圏のお葬式で日本の香典に相当するものはありますか?
-
英語圏では日本の香典のような習慣はあまり一般的ではありませんが、代わりに「シンパシーカード(Sympathy Card)」と呼ばれるお悔やみのカードを贈ることが多いです。また、故人の名前で寄付をすることもあります。例えば “In memory of [故人の名前]”([故人の名前]さんの追悼として)という形で、故人が支援していた慈善団体などに寄付をすることがあります。
- 出産祝いを英語で贈る場合、どのようなプレゼントが一般的ですか?
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英語圏では、ベビー服、おむつ、おもちゃ、絵本などの実用的なアイテムや、赤ちゃんの名前や誕生日が入ったパーソナライズされたギフトが人気です。また、ギフトカードや食事の宅配サービスのギフト券なども喜ばれます。新米パパママが忙しい時期に役立つプレゼントを考えると良いでしょう。
- お見舞いで「お大事に」と言いたい場合、どの英語表現が適切ですか?
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「お大事に」は英語では “Take care of yourself” や “Please take good care of yourself” と表現できます。また、状況に応じて “Get well soon”(早く良くなってね)や “I hope you feel better soon”(早く良くなることを願っています)なども使えます。親しい間柄であれば “Take it easy”(無理しないでね)という表現も使えます。
- 英語圏の結婚式で、お祝いのスピーチを頼まれた場合はどうすればいいですか?
-
英語圏の結婚式でのスピーチは、通常3〜5分程度と短めで、ユーモアを交えつつも心からのお祝いの気持ちを伝えるものです。新郎新婦との出会いやエピソード、彼らの良いところや幸せな未来への願いを述べるとよいでしょう。締めくくりには乾杯の音頭をとることが一般的です。例えば “Let’s raise our glasses to the happy couple!”(幸せなカップルに乾杯しましょう!)などと言います。練習をして自信を持って話せるようにしておくことが大切です。
まとめ

冠婚葬祭での英語表現について、主なポイントをまとめました。
- 冠婚葬祭は英語では “ceremonial occasions” や “rites of passage” と表現されることが多い。
- 結婚式では、新婦は “bride”、新郎は “groom”、新郎新婦は “the bride and groom” と呼ばれる。
- 結婚祝いの基本フレーズは “Congratulations on your marriage” や “Best wishes for your future together” など。
- 葬儀では直接的な死の表現を避け、”passed away”(他界した)や “the late”(故)などの表現を使うのがマナー。
- お悔やみを伝える際は “I’m sorry for your loss” や “Please accept my condolences” などのフレーズが適切。
- 出産祝いでは “Congratulations on your new baby” や “Welcome to the world, little one” などの表現が一般的。
- お見舞いの言葉としては “Get well soon” や “Take care of yourself” などが使われる。
- 英語圏では日本と冠婚葬祭の習慣が異なる場合があるため、文化的な背景も理解しておくと良い。
- ビジネスシーンでは、より丁寧でフォーマルな表現を心がける。
- メッセージカードやメールで伝える場合は、短くても心のこもった言葉が喜ばれる。
英語での冠婚葬祭のフレーズを知っておくことで、国際的な場面でも自信を持ってコミュニケーションを取ることができます。この記事で紹介したフレーズを参考に、状況に応じた適切な表現を使いましょう。
言葉の壁を越えて、大切な気持ちを伝えられるようになれば、より豊かな国際交流が可能になります。