「Fish out of water」という英語表現を聞いたことがありますか?直訳すると「水の外にいる魚」という意味ですが、実際にはもっと面白い使い方があります。
この記事では、英語初心者の方でも理解できるように、「Fish out of water」の意味や使い方、そして簡単な例文を紹介していきます。日常会話やビジネスシーンでこの表現を使えるようになれば、英語表現の幅が広がりますよ。
「Fish out of water」の基本的な意味

「Fish out of water」は、「場違いな感じがする」「居心地が悪い」「環境に馴染めない」という意味を持つ英語のイディオム(慣用句)です。水から出された魚が苦しむように、自分の慣れない環境や状況にいる時の不快感や不安感を表現しています。
この表現は、新しい学校や職場に行った時、異国を訪れた時、自分の専門外の話題で会話している時など、自分が本来いるべき場所から離れて落ち着かない気持ちを表すのに使われます。日本語で言うなら「場違い」「浮いている」といった感覚に近いでしょう。
「Fish out of water」の使い方
この表現は主に「feel like a fish out of water(魚が水の外にいるような気分)」という形で使われることが多いです。自分自身の気持ちを表現する時だけでなく、他人の状況を説明する時にも使えます。
使い方のポイントは、「慣れない環境」「不慣れな状況」を強調することです。単なる「困った」や「悩んでいる」という状況よりも、環境との不適合を表すときに使います。
日常会話での使い方
日常会話では、新しい場所や初めての経験について話す時によく使われます。例えば、初めて参加したパーティーや、旅行先での経験などを話す時に使うことができます。
例文
- Tom: How was the party last night?
(昨日の夜のパーティーはどうだった?) - Mary: I felt like a fish out of water. I did not know anyone there.
(場違いな感じがしたよ。誰も知らない人ばかりだったから。)
ビジネスシーンでの使い方
ビジネスシーンでは、新しい職場や慣れない業務、異なる文化を持つ会社との取引など、様々な場面で使うことができます。
例文
- 上司: How is your first day at the new office?
(新しいオフィスでの初日はどうですか?) - 従業員: To be honest, I feel like a fish out of water. There are so many new things to learn.
(正直なところ、場違いな感じがします。覚えることがたくさんあって。)
「Fish out of water」の例文
中学英語レベルの簡単な例文で「Fish out of water」の使い方を見ていきましょう。
例文
- She felt like a fish out of water at her new school.
(彼女は新しい学校で場違いな気分になった。) - I am a fish out of water when I speak English.
(英語を話す時、私は場違いな感じがする。) - He was a fish out of water at the dance party.
(彼はダンスパーティーで場違いだった。) - We felt like fish out of water in the big city.
(私たちは大都市で場違いな気分だった。) - My father is a fish out of water when he uses a computer.
(父はコンピューターを使うと場違いな感じになる。)
「Fish out of water」に関連する表現
「Fish out of water」と似た意味を持つ表現や、関連する他の英語表現も知っておくと便利です。
類似表現
英語には「Fish out of water」と似た意味を持つ表現がいくつかあります。
- Out of place(場違いな)
- Out of one’s element(自分の領域外で)
- A stranger in a strange land(見知らぬ土地での異邦人)
反対の意味を持つ表現
反対に「居心地が良い」「環境に馴染んでいる」という意味の表現もあります。
- Like a fish in water(水の中の魚のように)
- In one’s element(自分の領域で)
- Right at home(我が家にいるように)
「Fish」を使った他の表現
英語には「fish」を使った他のイディオムもあります。
- Drink like a fish(大酒飲みである)
- There are plenty of fish in the sea(恋人候補はたくさんいる)
- A cold fish(冷淡な人、感情を表に出さない人)
「Fish out of water」に関するよくある質問
- 「Fish out of water」はフォーマルな場面でも使えますか?
-
この表現はカジュアルなイディオムですが、ビジネス会話でも使うことができます。ただし、非常にフォーマルな文書や発表では、「out of place」や「uncomfortable in the environment」などの表現を使った方が良いでしょう。
- 「Fish out of water」の複数形はどうなりますか?
-
複数の人を指す場合は「fish out of water」のままです。英語の「fish」は単数形も複数形も同じ形になります。例えば「We felt like fish out of water」(私たちは場違いな気分だった)と言います。
- 日本語の「水を得た魚」との違いは何ですか?
-
日本語の「水を得た魚」は「とても快適で自由に動ける」という意味で、英語の「like a fish in water」に相当します。一方、「fish out of water」はその反対の「居心地が悪い」という意味です。似た表現ですが、意味は正反対なので注意が必要です。
- この表現はいつから使われていますか?
-
「Fish out of water」は古くから使われている表現で、16世紀のシェイクスピアの作品にも登場します。長い歴史を持つイディオムです。
まとめ

「Fish out of water」について学んだポイントをまとめます。
- 「Fish out of water」は「場違いな」「居心地が悪い」「環境に馴染めない」という意味のイディオムである。
- 主に「feel like a fish out of water」という形で使われることが多い。
- 新しい環境や慣れない状況にいる時の不快感を表す。
- 日常会話でもビジネスシーンでも使える表現である。
- 反対の意味を持つ「like a fish in water」は「居心地が良い」という意味になる。
- 「fish」を使った他のイディオムもたくさんある。
この表現を覚えて、英語での表現の幅を広げましょう。慣れない環境にいる時こそ、「I feel like a fish out of water」と言えるようになれば、英語力がグッと上達した証拠です。

