「Give someone the cold shoulder」は、英語の日常会話でよく使われる慣用句です。この表現を知っていると、ネイティブスピーカーとのコミュニケーションがより豊かになります。
この記事では、初心者の方でも理解できるように、この表現の意味や使い方、そして簡単な例文を紹介していきます。
「Give someone the cold shoulder」の基本的な意味

「Give someone the cold shoulder」は、「誰かを冷たくあしらう」「意図的に無視する」「そっけない態度を取る」という意味の慣用句です。直訳すると「誰かに冷たい肩を与える」となりますが、実際には相手に対して冷淡な態度を示したり、話しかけられても応答しなかったりする状況を表します。
日本語では「冷たくあしらう」「無視する」「そっけない態度を取る」などと訳されることが多く、人間関係において距離を置きたい時や不快感を表現したい時によく使われます。
語源と由来について
この表現の起源には諸説ありますが、最も有力なのは中世のもてなしの習慣に由来するというものです。昔、訪問者をもてなす際、歓迎する客人には温かい食事を出しましたが、歓迎しない訪問者には冷えた肉(特に羊の肩肉)を出すことで、間接的に「もう来ないでほしい」という気持ちを伝えたとされています。
この習慣が時代を経て、今日の「誰かを冷たくあしらう」という意味の慣用句として定着しました。
「Give someone the cold shoulder」の使い方
この表現は基本的に「give + 人 + the cold shoulder」の形で使われます。「人」の部分には、代名詞(me, him, her, themなど)や人の名前が入ります。
会話の中では、現在形(gives)、過去形(gave)、現在完了形(has/have given)など、様々な時制で使うことができます。
注意すべきポイント
「Give someone the cold shoulder」はカジュアルな表現で、友人や家族との会話など、くだけた場面で使われることが多いです。公式の場や、ビジネスの文脈ではあまり適切ではないかもしれません。
また、この表現は相手の行動を否定的に捉えていることが多いため、使用する状況には注意が必要です。誤解を招かないよう、適切な文脈で使うようにしましょう。
「Give someone the cold shoulder」の例文
以下に、日常生活でよく使われる例文をいくつか紹介します。中学英語レベルの簡単な文法と単語を使っていますので、ぜひ参考にしてみてください。
学校生活での例文
例文
- Tom gave me the cold shoulder after our fight yesterday.(トムは昨日のけんかの後、私を冷たくあしらいました。)
- My friend is giving me the cold shoulder because I forgot her birthday.(私が誕生日を忘れたので、友達は私に冷たい態度をとっています。)
- The students gave the new teacher the cold shoulder on his first day.(生徒たちは、新しい先生の初日に冷たい態度をとりました。)
日常会話での例文
例文
- My sister has been giving me the cold shoulder since I broke her toy.(おもちゃを壊してから、姉は私を無視しています。)
- She gave him the cold shoulder when he tried to talk to her at the party.(パーティーで彼が話しかけようとしたとき、彼女は彼を冷たくあしらいました。)
- I dont know why he is giving me the cold shoulder today.(なぜ彼が今日私に冷たい態度をとっているのか分かりません。)
その他の状況での例文
例文
- When I asked about the mistake, my boss gave me the cold shoulder.(ミスについて尋ねたとき、上司は私を冷たくあしらいました。)
- After the argument, they gave each other the cold shoulder for a week.(口論の後、彼らは1週間お互いに冷たい態度をとっていました。)
- He always gives me the cold shoulder when I win the game.(私がゲームに勝つと、彼はいつも私を冷たくあしらいます。)
- If you give your friends the cold shoulder, they will feel sad.(友達を冷たくあしらうと、彼らは悲しい気持ちになります。)
「Give someone the cold shoulder」の類義表現
「Give someone the cold shoulder」と似た意味を持つ表現はいくつかあります。状況に応じて使い分けると、より豊かな表現ができるようになります。
他の似た表現
- Ignore someone(誰かを無視する)
- Snub someone(誰かをないがしろにする)
- Give someone the silent treatment(誰かに無言の扱いをする)
- Turn ones back on someone(誰かに背を向ける)
これらの表現も「Give someone the cold shoulder」と同じように、相手との関係において距離を置いたり、不満を示したりする場面で使われます。
ただし、それぞれ微妙にニュアンスが異なりますので、状況に合わせて適切な表現を選ぶと良いでしょう。
「Give someone the cold shoulder」に関するよくある質問
- 「Give someone the cold shoulder」は日常会話でよく使われますか?
-
はい、特にネイティブスピーカーの間では、友人関係や家族関係の文脈でよく使われます。カジュアルな表現なので、日常会話で耳にする機会は多いでしょう。
- 「Give someone the cold shoulder」の否定形はどのように使いますか?
-
否定形では「not give someone the cold shoulder」という形になります。例えば、「She didnt give me the cold shoulder even though I was late.(遅刻したにもかかわらず、彼女は私を冷たくあしらわなかった。)」のように使います。
- この表現は失礼にあたりますか?
-
この表現自体は失礼ではありませんが、相手の行動を否定的に捉えている内容なので、その人の前で直接使うと失礼に感じられることがあります。第三者との会話で使うことが多いです。
- 「Give someone the cold shoulder」の類義語との違いは何ですか?
-
「Ignore」は単純に無視する行為を指しますが、「Give the cold shoulder」はより意図的で感情的な冷遇を表します。また、「Give the silent treatment」は特に沈黙によって相手を無視する状況を指します。状況によって最適な表現を選びましょう。
まとめ

「Give someone the cold shoulder」についての重要なポイントをまとめます。
- 「Give someone the cold shoulder」は「誰かを冷たくあしらう」「意図的に無視する」という意味の慣用句である。
- 基本的な形は「give + 人 + the cold shoulder」で、様々な時制で使える。
- カジュアルな表現で、日常会話や友人関係の文脈でよく使われる。
- 語源は中世のもてなしの習慣に由来するという説が有力。
- 「ignore」「snub」「give the silent treatment」など、状況に応じて使い分けられる類義表現がある。
- 否定形では「not give someone the cold shoulder」の形で使われる。
- 中学英語レベルの単語と文法で十分に使いこなせる便利な表現である。
この慣用句を覚えておくと、英語での表現の幅が広がり、より自然な会話ができるようになります。様々な状況で試してみて、ぜひ使いこなせるようになりましょう。

