「go back to」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では主に「~に戻る」「~に帰る」と訳されます。
シンプルな表現ながら、様々な意味を持ち、日常会話からビジネスシーンまで幅広く活用できる便利なフレーズです。
この記事では「go back to」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「go back to」の基本的な意味
「go back to」の基本的な意味は「~に戻る」「~に帰る」です。
「go」は「行く」、「back」は「戻る・後ろへ」、「to」は「~へ」を意味し、これらが組み合わさることで「元の場所や状態に戻る」というニュアンスになります。
例文
- I need to go back to my office to get my laptop.
(パソコンを取りに会社に戻る必要があります。) - She wants to go back to her hometown after graduation.
(卒業後、彼女は故郷に帰りたいと思っています。) - Let’s go back to the hotel before it gets dark.
(暗くなる前にホテルに戻りましょう。)
「go back to」の様々な使い方
「go back to」には物理的な移動だけでなく、様々な使い方があります。
主な用法を見ていきましょう。
場所に戻る
最も基本的な用法は、以前いた場所や出発点に戻ることを表します。
例文
- After lunch, we should go back to the meeting room.
(昼食後、会議室に戻るべきです。) - I want to go back to Japan someday.
(いつか日本に戻りたいです。) - The children went back to school after the summer vacation.
(子供たちは夏休み後、学校に戻りました。)
行為や行動に戻る
中断していた活動や以前の習慣に戻ることも「go back to」で表現できます。
例文
- Let’s go back to our discussion about the budget.
(予算についての議論に戻りましょう。) - After the break, I’ll go back to studying.
(休憩後、勉強に戻ります。) - She went back to playing the piano after a ten-year break.
(10年のブランクを経て、彼女はピアノを弾くことに戻りました。)
以前の状態に戻る
以前の状態や生活に戻ることを表す場合にも使われます。
例文
- I hope we can go back to normal life soon.
(すぐに通常の生活に戻れることを願っています。) - It’s difficult to go back to sleep once I wake up early.
(一度早く目が覚めると、再び眠りに戻るのは難しいです。) - After the argument, they went back to being friends.
(口論の後、彼らは友達関係に戻りました。)
物事の起源を表す
「go back to」は物事の起源や歴史の長さを表すときにも使われます。
例文
- This tradition goes back to the 17th century.
(この伝統は17世紀にさかのぼります。) - Our friendship goes back to elementary school.
(私たちの友情は小学校時代にさかのぼります。) - The history of this building goes back to the Edo period.
(この建物の歴史は江戸時代にさかのぼります。)
特定の時点や記憶に戻る
過去の特定の時点や記憶について話す場合にも使われます。
例文
- Let’s go back to the time when we first met.
(初めて出会った時に戻りましょう。) - When I smell this perfume, I go back to my childhood.
(この香水の匂いをかぐと、子供時代に戻ります。) - The documentary goes back to the days before the war.
(そのドキュメンタリーは戦前の時代にさかのぼります。)
「go back to」と類似表現の違い
「go back to」と似た表現として「come back to」「get back to」があります。
これらの違いを理解することで、より自然な英語表現ができるようになります。
「go back to」と「come back to」
両者の主な違いは「視点」にあります。
- 「go back to」:話者がいる場所とは異なる場所に戻ることを表します。
- 「come back to」:話者がいる場所に戻ることを表します。
例文
- When are you going back to your country?
(いつあなたの国に戻りますか?)- 話者はその国にいない - When are you coming back to Japan?
(いつ日本に戻ってきますか?)- 話者は日本にいる
「go back to」と「get back to」
- 「go back to」:主に物理的な移動や状態の変化を表します。
- 「get back to」:何かを取り戻すときや、特定の場所や状態に戻ることを表します。また、「連絡する」という意味でもよく使われます。
例文
- I need to go back to the office.
(会社に戻る必要があります。)- 物理的な移動 - I need to get back to work.
(仕事に戻る必要があります。)- 状態や活動に戻る - I’ll get back to you with the information tomorrow.
(明日その情報についてご連絡します。)- 連絡する
「go back to」を含む表現と慣用句
「go back to」を含むよく使われる表現をいくつか紹介します。
「go back to basics」(基本に戻る)
物事の基本や原点に立ち返ることを表す表現です。
例文
- When learning a new language, sometimes you need to go back to basics.
(新しい言語を学ぶとき、時には基本に戻る必要があります。) - The company decided to go back to basics and focus on their core products.
(その会社は基本に戻り、主力製品に集中することを決めました。)
「go back to bed」(寝床に戻る、再び寝る)
一度起きた後で再び寝ることを表します。
例文
- I woke up too early, so I decided to go back to bed.
(早すぎる時間に起きてしまったので、再び寝ることにしました。) - If you’re feeling sick, you should go back to bed.
(体調が悪いなら、寝床に戻るべきです。)
「go back to the drawing board」(計画をやり直す)
計画や設計をやり直すことを表す慣用表現です。
例文
- Our proposal was rejected, so we need to go back to the drawing board.
(提案が却下されたので、計画をやり直す必要があります。) - The design didn’t work as expected, so the team went back to the drawing board.
(デザインが予想通りに機能しなかったので、チームは計画をやり直しました。)
「go back to」を使った会話例
実際の会話で「go back to」がどのように使われるかを見てみましょう。
会話例1:場所に戻る
例文
- A: It’s getting late. Should we go back to the hotel now?
(遅くなってきました。今ホテルに戻りましょうか?) - B: Yes, let’s go back. We can continue sightseeing tomorrow.
(はい、戻りましょう。観光は明日続けられます。) - A: Good idea. I want to go back to that museum we saw earlier too.
(いい考えですね。さっき見たあの博物館にも戻りたいです。)
会話例2:話題に戻る
例文
- A: By the way, did you see the new movie that just came out?
(ところで、最近公開された新しい映画を見ましたか?) - B: Yes, it was great! But can we go back to what we were discussing about the project?
(はい、素晴らしかったです!でも、プロジェクトについて話していたことに戻れますか?) - A: Oh, right. Sorry for getting sidetracked.
(ああ、そうでした。話がそれてすみません。)
会話例3:起源について
例文
- A: Do you know how long this festival has been celebrated?
(このお祭りがどれくらい長く祝われているか知っていますか?) - B: I heard it goes back to the Meiji era.
(明治時代にさかのぼると聞いています。) - A: Wow, that’s over 150 years of history!
(うわあ、それは150年以上の歴史ですね!)
まとめ:「go back to」の使い方のポイント

「go back to」は英語で様々な意味を持つ便利な表現です。
この表現の主なポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「~に戻る」「~に帰る」です。
- 場所への物理的な移動だけでなく、行為・状態への回帰、起源の説明など多様な用法があります。
- 「come back to」は話者がいる場所への帰還、「get back to」は物や状態の回復、連絡の意味などがあり、使い分けが重要です。
- 「go back to basics」「go back to bed」「go back to the drawing board」などの慣用表現もあります。
「go back to」をマスターすれば、英語での表現の幅が広がります。
様々なシチュエーションで活用してみてください。

