「gobble」は主に動詞として使われる英単語で、「がつがつ食べる」「むさぼり食う」という意味があります。また、七面鳥の鳴き声を表す意味もあります。日常会話でよく使われるカジュアルな表現で、食べ方のスピードや様子を生き生きと描写できる便利な言葉です。
本記事では「gobble」の基本的な意味から実践的な使い方まで、例文を交えて分かりやすく解説していきます。
「gobble」とは?食べ物を急いで食べる様子を表す表現

「gobble」は「急いで食べる」「がつがつと食べる」「むさぼり食う」といった、特に食事を速く、あまり丁寧でない方法で食べる様子を表す動詞です。食べ物をほとんど噛まずに一気に飲み込むようなイメージがあります。主に日常会話で使われるカジュアルな表現です。
もう一つの意味として、七面鳥が出す特徴的な「ゴロゴロ」という鳴き声を表す言葉としても使われます。この記事では主に「食べる」という意味に焦点を当てて解説します。
「gobble」の語源と発音
「gobble」の語源は中世英語の「gobelen」に由来し、もともとは「貪欲に食べる」という意味がありました。現代でもその意味はほぼ同じです。
発音はアメリカ英語では /ˈɡɑːbəl/、イギリス英語では /ˈɡɒbəl/ となります。カタカナ読みでは「ガバル」(米)または「ゴブル」(英)に近い発音です。
「gobble」の基本的な意味
「gobble」の基本的な意味は以下の通りです。
- 急いで、音を立てて食べる(動詞)
- 大量に、がつがつと食べる(動詞)
- 七面鳥の鳴き声(動詞・名詞)
「eat」が単に「食べる」という行為を表すのに対し、「gobble」は「どのように食べるか」に焦点を当てた表現です。特に空腹時に早く、大量に食べるときのイメージが強いです。
「gobble」の主な使い方
「gobble」は様々な使い方があります。基本的な使い方から、他の言葉と組み合わせた表現まで見ていきましょう。
「gobble」を使った基本的な文型
「gobble」は他動詞として使われる場合、以下のような基本的な文型で使用されます。
主語 + gobble + 目的語(何をがつがつ食べるか)
- He gobbled his lunch.(彼は昼食をがつがつ食べた)
主語 + gobble + 副詞(どのようにがつがつ食べるか)
- They gobbled quickly.(彼らは素早くがつがつ食べた)
自動詞として使う場合は、以下のように使います。
例文
- The turkey gobbles in the yard.(七面鳥が庭で鳴いている)
「gobble up」の使い方
「gobble」は「up」と組み合わせて「gobble up」という句動詞としてよく使われます。この表現は「完全に食べ尽くす」「すべて平らげる」というニュアンスが強調されます。
「gobble up」の基本的な使い方は以下になります。
主語 + gobble up + 目的語
- The children gobbled up all the cookies.(子どもたちはクッキーを全部平らげた)
主語 + gobble + 目的語 + up
- She gobbled her dinner up in five minutes.(彼女は5分で夕食を平らげた)
その他の「gobble」を使った表現
「gobble」は他の前置詞やフレーズと組み合わせて様々な表現を作ることができます。
gobble down:「gobble up」とほぼ同じ意味で、「急いで食べる」「がつがつ食べる」
- He gobbled down his breakfast.(彼は朝食をがつがつ食べた)
gobble like a hog/pig:「豚のようにがつがつ食べる」という意味の比喩表現
- Don’t gobble like a pig!(豚のようにがつがつ食べないで!)
gobble up time/money:「時間やお金を大量に消費する」という比喩的な意味
- This project gobbles up a lot of time.(このプロジェクトは多くの時間を消費する)
「gobble」を使った例文
実際に「gobble」を使った例文を見ていきましょう。どのような状況で使われるのかイメージしやすくなります。
例文
- The boy gobbled his food.(その少年は食べ物をがつがつ食べた)
- Don’t gobble your food. Eat slowly.(食べ物をがつがつ食べないで。ゆっくり食べなさい)
- She was so hungry that she gobbled the sandwich.(彼女はとてもお腹が空いていたので、サンドイッチをがつがつ食べた)
- We gobbled our lunch because we were in a hurry.(私たちは急いでいたので、昼食をがつがつ食べた)
- The dog gobbled its meal in seconds.(その犬は数秒で食事をがつがつ食べた)
日常生活での「gobble」の使用例
日常生活でよく使われる「gobble」の例文を見てみましょう。
例文
- My brother always gobbles his food.(私の兄はいつも食べ物をがつがつ食べる)
- The children gobbled the ice cream.(子どもたちはアイスクリームをがつがつ食べた)
- Please don’t gobble. It’s bad manners.(がつがつ食べないでください。それは悪い食事マナーです)
- She gobbled her meal because she was late for class.(彼女は授業に遅れそうだったので、食事をがつがつ食べた)
- I was so hungry that I gobbled the pizza.(私はとてもお腹が空いていたので、ピザをがつがついた)
「gobble up」を使った例文
「gobble up」を使った例文も見てみましょう。
例文
- The kids gobbled up all the cookies.(子どもたちはクッキーを全部平らげた)
- He gobbled up his dinner in five minutes.(彼は5分で夕食を平らげた)
- The cat gobbled up the fish.(猫は魚を平らげた)
- They gobbled up the snacks during the movie.(彼らは映画の間にスナックを平らげた)
- My dog gobbled up his food and wanted more.(私の犬は食べ物を平らげて、もっと欲しがった)
「gobble」と類義語の違い
英語には「食べる」を表す様々な単語がありますが、それぞれニュアンスが異なります。ここでは「gobble」と類似した意味を持つ単語との違いを解説します。
「gobble」と「eat」の違い
「eat」は単に「食べる」という基本的な行為を表す最も一般的な言葉です。方法や速さについては特に言及しません。
一方、「gobble」は食べ方に焦点を当てており、「急いで」「がつがつと」食べるというニュアンスがあります。特に空腹時に早く大量に食べるときによく使われます。
例文
- I eat breakfast every morning.(私は毎朝、朝食を食べます)- 単に事実を述べている
- I gobble breakfast when I’m late.(遅れているとき、私は朝食をがつがつ食べます)- 食べ方について述べている
「gobble」と「devour」の違い
「devour」は「貪り食う」「むさぼる」という意味で「gobble」と似ていますが、「devour」はより強い欲望や飢えを表現します。また、「devour」は完全に食べ尽くすというニュアンスがあり、何も残さないイメージです。
例文
- He gobbled his lunch.(彼は昼食をがつがつ食べた)- 急いで食べる様子
- He devoured his lunch.(彼は昼食を貪り食った)- より強い欲望や飢えを感じさせる
また、「devour」は本や情報などを「貪るように読む・吸収する」という比喩的な意味でも使われますが、「gobble」はこのような使い方はあまりしません。
「gobble」と「gulp」の違い
「gulp」は「ごくごくと飲み込む」「一息に飲む」という意味で、主に液体を飲む様子を表します。一方、「gobble」は主に固形物を食べる様子を表します。
例文
- He gulped down the water.(彼は水をごくごくと飲んだ)- 液体を一息に飲む
- He gobbled down the sandwich.(彼はサンドイッチをがつがつ食べた)- 固形物を急いで食べる
「gulp」は呼吸を整えるために空気を飲み込む動作や、驚いて息を飲む様子も表現できますが、「gobble」にはそのような用法はありません。
「gobble」のよくある間違いと注意点
「gobble」を使う際のよくある間違いや注意点について解説します。
「gobble」と「goblin」の混同
「gobble」(がつがつ食べる)と「goblin」(ゴブリン、妖精の一種)は発音が似ているため、混同されることがあります。しかし、全く別の単語なので注意しましょう。
- gobble:がつがつ食べる、七面鳥の鳴き声
- goblin:ゴブリン(民間伝承に登場する小さな妖精や怪物)
語源も異なり、「gobble」は中世英語の「gobelen」から来ていますが、「goblin」はフランス語の「gobelin」に由来します。
「gobble」の使い方で注意すべき点
- フォーマルな状況では不適切
「gobble」はカジュアルな表現であり、フォーマルな文章や場面では適切ではありません。ビジネス文書やフォーマルな場面では、より丁寧な表現(例:「consume quickly」)を使いましょう。 - 否定的なニュアンス
「gobble」には「行儀が悪い」「下品な食べ方」というネガティブなニュアンスがあります。特に人の食事を描写する際は、失礼にならないよう注意が必要です。 - 七面鳥の鳴き声としての使い方
「gobble」は七面鳥の鳴き声を表すオノマトペとしても使われます。文脈によって、食べる意味なのか鳴き声なのかが変わるので注意しましょう。 - 発音の違い
アメリカ英語とイギリス英語で発音が異なります。アメリカ英語では「ガバル」、イギリス英語では「ゴブル」に近い発音です。
「gobble」に関する問題
「gobble」の理解度を確認するための問題集です。これらの問題を解くことで、「gobble」の意味と使い方をより深く理解することができます。各問題の解答と日本語訳も示します。
- 空欄に適切な単語を入れましょう:The hungry boy _ his lunch in five minutes.
- 「gobble」と「eat」の違いは何ですか?
- 次の文を「gobble up」を使って書き換えてください:The dog ate all the food quickly.
- 「He gobbled down his breakfast.」を日本語に訳してください。
- 「gobble」の別の意味は何ですか?
- 「The children gobbled _ the ice cream.」空欄に入る適切な前置詞はどれですか? a) in b) on c) up d) with
- 「gobble」を使った否定文を作ってください。
- 「Don’t gobble your food!」はどのような状況で言われるでしょうか?
- 「gobble like a pig」の意味は何ですか?
- 「This game gobbles up a lot of memory.」の「gobbles up」の意味は何ですか?
「gobble」に関するよくある質問
- 「gobble」は七面鳥の鳴き声とどう関係していますか?
-
「gobble」は七面鳥が発する特徴的な「ゴロゴロ」という鳴き声を表すオノマトペとしても使われます。そのため、「The turkey gobbles」(七面鳥が鳴く)という表現が可能です。この意味は「食べる」という動詞の意味とは別のものです。
- 「gobble」は日常会話でよく使われますか?
-
はい、「gobble」は日常会話でよく使われる表現です。特に誰かが急いで食事をしているときや、子どもの食べ方を描写するときによく使います。ただし、カジュアルな表現なのでフォーマルな場面では別の表現を使うことが望ましいです。
- 「gobble up」と「gobble down」の違いは何ですか?
-
基本的に両者はほぼ同じ意味で、「急いでがつがつ食べる」という意味です。強いて言えば、「gobble up」は「すべて食べ尽くす」というニュアンスが強く、「gobble down」は「下方向に飲み込む」というイメージがありますが、日常的な使用では互換的に使われることが多いです。
- 「gobble」は比喩的に使うことができますか?
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はい、「gobble」は比喩的に使うことができます。例えば「This machine gobbles up electricity」(この機械は電気を大量に消費する)のように、食べ物以外のものが大量に消費されることを表現するのに使われることがあります。
- 「gobble」は失礼な表現ですか?
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文脈によります。人の食べ方を描写する際に「He gobbles his food」と言うのは、その人の食べ方が行儀が悪いことを暗示するため、やや失礼に感じられる可能性があります。しかし、友人間のカジュアルな会話では普通に使われます。
- 英語以外の言語に「gobble」に相当する表現はありますか?
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多くの言語には「急いでがつがつ食べる」ことを表す特定の単語があります。例えば、日本語では「がつがつ食べる」「むさぼり食う」などの表現がこれに近いでしょう。
- 「gobble」を使った慣用句はありますか?
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「gobble up」以外にも、「gobble like a pig/hog」(豚のようにがつがつ食べる)という比喩表現があります。また、「gobble up time/money」(時間やお金を大量に消費する)という比喩的な使い方もあります。
- 「gobble」は子どもの英語教育で教えられますか?
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はい、「gobble」は絵本や子ども向けの教材でよく使われる単語です。特に感謝祭の七面鳥の話や、食事のマナーを教える際に登場することが多いです。
まとめ

この記事では、英単語「gobble」の意味や使い方について詳しく解説しました。「gobble」は主に「がつがつ食べる」「むさぼり食う」という意味の動詞で、食べる速さやマナーに関するニュアンスを含んでいます。また、七面鳥の鳴き声を表す意味もあります。
「gobble」の重要なポイントをまとめると、
- 「gobble」は「急いで」「がつがつと」食べることを表す動詞
- 「gobble up」の形で「すべて食べ尽くす」という意味で使われることが多い
- 「eat」が単に「食べる」ことを表すのに対し、「gobble」は食べ方に焦点を当てている
- カジュアルな表現であり、フォーマルな場面では避けるべき
- 七面鳥の鳴き声を表すオノマトペとしても使われる
- 比喩的に「大量に消費する」という意味でも使われる
- 類義語に「devour」「gulp」などがある
「gobble」は日常会話でよく使われる便利な表現です。この記事で紹介した例文や使い方を参考に、ぜひ会話の中で使ってみてください。
適切な場面で「gobble」を使うことで、より生き生きとした英語表現ができるようになります。

