「In due course」は英語でよく使われる表現ですが、日本語に訳すとどのような意味になるのでしょうか。
この記事では「In due course」の意味や使い方を、わかりやすい例文とともに詳しく解説します。英語初心者の方でも理解できるよう、基本的な内容から丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までお読みください。
「In due course」の基本的な意味

「In due course」は、「そのうち」「やがて」「適切な時期に」という意味を持つ英語表現です。
単なる「いつか」という漠然とした時間を表すのではなく、「しかるべき時期が来たら」という、ある程度の必然性や自然な流れを含んだニュアンスがあります。
「due」は「当然の」「予定された」という意味で、「course」は「進路」「過程」を意味します。つまり直訳すると「当然の成り行きで」となり、物事が自然な流れに沿って進んでいく様子を表しています。
日常会話よりもビジネスの場面でよく使われる表現で、特にメールや公式な文書など、フォーマルな文脈で頻繁に登場します。
「In due course」のニュアンス
「In due course」には、「適切なタイミングで」というニュアンスが込められています。単に「将来のいつか」ということではなく、「物事の自然な成り行きとして、適切な時期が来たとき」という意味合いを持ちます。
たとえば、「I’ll contact you in due course」と言われた場合、「そのうち連絡します」という意味ですが、ただ漫然と時間が経てば連絡するというわけではなく、適切なタイミングで必ず連絡するという意志が含まれています。
「In due course」の使い方
「In due course」は文中のさまざまな位置で使うことができますが、特に文末に置かれることが多いです。使い方としては以下のようなパターンがあります。
文末での使用
最も一般的な使い方です。アクションの時期を示す副詞句として文末に置かれます。
例文
- I will send you the information in due course.(適切な時期に情報をお送りします。)
時間を表す前置詞句としての使用
文の一部として、いつ何かが起こるかを説明するために使われます。
例文
- The results will be announced in due course.(結果はしかるべき時期に発表されます。)
ビジネスでの使用シーン
「In due course」はビジネスの場面で特によく使われます。例えば、メールでの返信や書類の送付などについて言及する際に、具体的な期日を明示せずに「適切な時期に対応する」というニュアンスを伝えたい場合に便利です。
ただし、契約書などの法的文書では、期限を明確にするためにこの表現は避け、具体的な日数や期日を明記することが一般的です。
「In due course」を使った例文
ここでは、中学英語レベルの簡単な例文で「In due course」の使い方を見ていきましょう。
日常会話での例文
例文
- The teacher will return our test papers in due course.(先生はそのうち私たちのテスト用紙を返却するでしょう。)
- I will finish my homework in due course.(私はそのうち宿題を終わらせます。)
- She will learn to swim in due course.(彼女はそのうち泳げるようになるでしょう。)
ビジネスでの例文
例文
- We will send you the contract in due course.(契約書はしかるべき時期にお送りします。)
- The company will announce the new product in due course.(会社は適切な時期に新製品を発表します。)
- Please submit your report, and we will review it in due course.(レポートを提出してください。適切な時期に確認します。)
「In due course」と似た表現
英語には「In due course」と似た意味を持つ表現がいくつかあります。ここではそれらの違いを見ていきましょう。
「Eventually」との違い
「Eventually」も「最終的に」「そのうち」という意味ですが、「In due course」ほど正式な響きはなく、単に「時間がかかるかもしれないが最終的には」というニュアンスです。
例文
- I will eventually finish this book.(いつかこの本を読み終えるでしょう。)
「In time」との違い
「In time」は「時間内に」「間に合うように」という意味合いが強く、期限に間に合うというニュアンスがあります。
例文
- We need to finish this project in time for the deadline.(期限に間に合うようにこのプロジェクトを終わらせる必要があります。)
「Sooner or later」との違い
「Sooner or later」は「遅かれ早かれ」という意味で、必ず起こることを示しますが、いつ起こるかは明確ではありません。
例文
- Sooner or later, you will understand why I made this decision.(遅かれ早かれ、なぜこの決断をしたのか理解するでしょう。)
「In due course」の使用上の注意点
「In due course」を使用する際には、いくつか注意すべき点があります。
フォーマルな表現である
「In due course」はやや硬い表現なので、友達との日常会話よりも、ビジネスのメールや公式な場面で使うのが適切です。
具体的な時期を明示しない
「In due course」は便利な表現ですが、具体的な時期を指定していないため、重要な期限がある場合はより明確な表現(例:within a week, by Friday)を使うべきです。
相手の期待を管理する
「In due course」という表現を使うと、「いつになるかわからない」という印象を与えてしまう場合があります。相手が具体的な時期を期待している場合は、より明確な表現を使うか、おおよその時期を伝えるほうが良いでしょう。
「In due course」をマスターするためのポイント
英語学習者が「In due course」をマスターするためのポイントをいくつか紹介します。
コンテキストを理解する
「In due course」がどのような状況で使われるかを理解することが大切です。特にビジネスメールや公式な文書の中でどのように使われているかを観察しましょう。
実際に使ってみる
メールや文書を書く際に、適切な場面で実際に使ってみましょう。使い方に慣れると、自然と身につきます。
類似表現との違いを意識する
「Eventually」「In time」「Sooner or later」などの類似表現との違いを理解し、状況に応じて適切な表現を選べるようになりましょう。
「In due course」に関するよくある質問
- 「In due course」はどのくらいの期間を意味しますか?
-
明確な期間を示すものではありません。状況によって異なりますが、「適切な時期に」という意味なので、物事の自然な流れに沿った時期を指します。
ビジネスの文脈では数日から数週間程度と解釈されることが多いですが、明確な約束ではないため注意が必要です。
- 「In due course」は日常会話でも使えますか?
-
使えますが、やや硬い表現なので、友人との会話などカジュアルな場面では「eventually」や「soon」などのより一般的な表現が自然です。ビジネスやフォーマルな場面での使用が一般的です。
- 「In due course of time」という表現もありますが、「In due course」との違いはありますか?
-
基本的に同じ意味ですが、「In due course of time」のほうがより強調された表現です。どちらも「適切な時期に」「そのうち」という意味ですが、「of time」を付け加えることで時間の経過をより明確に示しています。
- 契約書などの法的文書で「In due course」を使うのは適切ですか?
-
一般的には避けるべきです。契約書では期限を明確にすることが重要なので、「within 30 days」「by December 31」など、具体的な期間や日付を指定する表現を使うのが適切です。
「In due course」のような曖昧な表現は、後に解釈の違いによるトラブルを招く可能性があります。
まとめ

「In due course」について、主なポイントをまとめます。
- 「In due course」は「そのうち」「やがて」「適切な時期に」という意味を持つ英語表現である。
- 単なる「いつか」ではなく、「しかるべき時期が来たら」というニュアンスがある。
- ビジネスシーンやフォーマルな文脈でよく使われる表現である。
- 具体的な期限を指定しないため、重要な期限がある場合は注意が必要である。
- 契約書などの法的文書では、具体的な期限を明示するために避けるべき表現である。
- 「Eventually」「In time」「Sooner or later」など、類似した表現との違いを理解することが大切である。
以上、「In due course」の意味と使い方について解説しました。英語表現の微妙なニュアンスを理解して、適切な場面で正しく使えるようになりましょう。

