「in private」は英語でよく使われる表現ですが、日本語の「プライベートで」という言葉とはニュアンスが異なります。
この記事では、「in private」の正確な意味と使い方について、初心者にもわかりやすく解説します。簡単な例文も多数紹介するので、英語学習の参考にしてください。
「in private」の基本的な意味

「in private」は「非公式に」「こっそりと」「内々に」という意味を持つ英語表現です。人前ではなく、他の人に見られたり聞かれたりしない状況を表します。例えば、重要な話をするときや、秘密の相談をするときなどに使われます。
「Could we talk in my room in private?(私の部屋で内々にお話しできますか?)」のように、誰にも聞かれたくない場合に使う表現です。日本語では「二人だけで」「人目につかないところで」「密かに」といった意味合いに近いでしょう。
この表現は、会話や行動が他者に公開されておらず、限られた人だけが参加している状態を指します。日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われる便利な表現です。
「in private」の一般的な使い方
「in private」は様々な状況で使うことができます。代表的な使い方をいくつか見ていきましょう。
秘密の会話や相談をするとき
重要な話や個人的な話をする際に、他の人に聞かれたくない場合によく使われます。
例文
- Can I talk to you in private?(二人だけで話せますか?)
- The boss wants to speak with you in private.(上司があなたと内密に話したいそうです。)
個人的な空間や時間を表すとき
誰にも邪魔されない、一人または特定の人だけと過ごす時間や空間を表現するときに使います。
例文
- She prefers to study in private.(彼女は一人で勉強するのを好みます。)
- He reads books in private every night.(彼は毎晩一人で本を読みます。)
公式の場ではなく個人的な場面を示すとき
公の場ではなく、非公式な状況を示したい場合に使います。
例文
- The two leaders met in private before the official meeting.(二人のリーダーは公式会議の前に内密に会いました。)
- They discussed the issue in private.(彼らはその問題について内々に話し合いました。)
「in private」を使った例文
ここでは、「in private」を使った簡単な例文をいくつか紹介します。すべて中学英語レベルの文なので、初心者の方も安心して覚えられます。
日常会話での例文
例文
- I want to show you something in private.(あなたに内密に何かを見せたいです。)
- Can we talk in private after school?(放課後に二人だけで話せますか?)
- She cried in private after receiving the bad news.(彼女は悪いニュースを受け取った後、一人でこっそり泣きました。)
- My brother told me his secret in private.(兄は私に内密に彼の秘密を話しました。)
- Let’s meet in private tomorrow.(明日こっそり会いましょう。)
ビジネスシーンでの例文
例文
- The manager wants to discuss your work in private.(マネージャーはあなたの仕事について内密に話し合いたいと思っています。)
- We should talk about this problem in private.(この問題については内々に話し合うべきです。)
- Please come to my office so we can speak in private.(二人だけで話せるように私のオフィスに来てください。)
- The team members met in private to plan a surprise party.(チームメンバーはサプライズパーティーを計画するために内密に会いました。)
- She asked me for advice in private.(彼女は私に内密にアドバイスを求めました。)
「in private」と類似表現の違い
「in private」に似た意味を持つ英語表現がいくつかあります。これらの表現との違いを理解すると、より適切に使い分けることができます。
「in private」と「privately」の違い
「privately」は「in private」とほぼ同じ意味を持つ副詞です。「in private」がフレーズとして使われるのに対し、「privately」は一つの単語として使われます。
例文
- We discussed the issue in private.(私たちはその問題について内密に話し合いました。)
- We discussed the issue privately.(私たちはその問題について内密に話し合いました。)
両方とも同じような意味ですが、「in private」の方が日常会話ではより一般的です。「privately」はやや形式ばった印象があることもあります。
「in private」と「for private use」の違い
「for private use」は「私的に使用するため」「個人使用目的で」という意味で、主に物や場所の用途を示す表現です。一方、「in private」は行動や会話の状況を表します。
例文
- This computer is for private use only.(このコンピュータは個人使用専用です。)
- I need to speak with you in private.(あなたと内密に話す必要があります。)
「in private」と「outside of work」の違い
「outside of work」は日本語の「プライベートで」に近い意味で、「仕事外で」「勤務時間外で」という意味です。一方、「in private」は人目につかない状況を指します。
例文
- We sometimes go to dinner outside of work.(私たちは時々仕事以外で夕食に行きます。)
- The boss asked to see me in private.(上司は私に内密に会いたいと言いました。)
日本語で「プライベートで遊ぼう」と言いたい場合は、「Let’s hang out outside of work.」と言うのが適切です。
「in private」に関する表現パターン
「in private」を含む様々な表現パターンがあります。ここでは、よく使われるパターンをいくつか紹介します。
「talk in private」(内々に話す)
他の人に聞かれずに話すことを意味する一般的な表現です。
例文
- I need to talk to you in private about something important.(重要なことについてあなたと内密に話す必要があります。)
- They went to another room to talk in private.(彼らは別の部屋に行って内密に話しました。)
「meet in private」(こっそり会う)
人目につかないところで会うことを意味します。
例文
- The two friends met in private to plan a surprise.(二人の友人はサプライズを計画するために内密に会いました。)
- Can we meet in private after the meeting?(会議の後に内密に会えますか?)
「discuss in private」(内々に話し合う)
秘密裏に議論や相談をすることを指します。
例文
- The teachers discussed the student’s performance in private.(先生たちはその生徒の成績について内密に話し合いました。)
- Let’s discuss this matter in private tomorrow.(この件については明日内密に話し合いましょう。)
「express in private」(内密に表現する)
公の場ではなく、個人的な場で意見や感情を表現することを意味します。
例文
- She expressed her concerns in private to the manager.(彼女はマネージャーに内密に懸念を表明しました。)
- I prefer to express my feelings in private.(私は自分の気持ちを内密に表現することを好みます。)
日本語の「プライベートで」との違い
日本語の「プライベートで」と英語の「in private」は意味が大きく異なります。この違いを理解しないと、誤った表現を使ってしまう可能性があります。
日本語の「プライベートで」の意味
日本語で「プライベートで」と言うとき、通常は「仕事以外の時間や場所で」という意味で使われます。例えば「プライベートでも会いましょう」は、仕事の時間外に個人的に会うことを提案しています。
英語の「in private」の意味
一方、英語の「in private」は「人に見られないように」「秘密裏に」「内々に」という意味です。「Let’s meet in private」は「人目につかないところで会いましょう」という意味になります。
正しい表現の選び方
日本語の「プライベートで」に相当する英語表現としては、以下のようなものがあります。
- outside of work(仕事以外で)
- in my personal life(私生活では)
- in my free time(自由時間に)
- off duty(勤務外で)
例文
- I enjoy playing tennis outside of work.(仕事以外ではテニスを楽しんでいます。)
- In my personal life, I’m a father of two children.(私生活では、二人の子供の父親です。)
- Let’s meet outside of work sometime.(いつか仕事以外で会いましょう。)
「in private」を使う際の注意点
「in private」を使う際にいくつか注意すべき点があります。
フォーマルな場面での使い方
ビジネスや公式な場面では、より丁寧な表現を使うとよいでしょう。
例文
- May I speak with you in private for a moment?(ちょっとお時間をいただいて、内密にお話しできますか?)
- Would it be possible to discuss this matter in private?(この件について内密にお話しすることは可能でしょうか?)
「in public」との対比
「in private」の反対の意味を持つ表現は「in public(公の場で、人前で)」です。両方の表現を対比して使うこともあります。
例文
- He acts differently in public and in private.(彼は人前と内密では異なる行動をとります。)
- Some people say one thing in public and another in private.(公の場では一つのことを言い、内密では別のことを言う人もいます。)
文化的な違いを理解する
「プライバシー」の概念は文化によって異なることがあります。英語圏の国々では、個人のプライバシーが重視される傾向があり、「in private」という表現も頻繁に使われます。
「in private」に関するよくある質問
- 「Can I see you in private?」はどういう意味ですか?
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この表現は「二人だけでお会いできますか?」「内密にお会いできますか?」という意味です。通常、他の人に聞かれたくない重要な話や個人的な話をする前に使われます。
- 「in private」を使った丁寧な頼み方はありますか?
-
フォーマルな場面や目上の人に対しては、以下のような丁寧な表現が適切です。
- I was wondering if we could speak in private for a moment.(ちょっとの間、内密にお話しできないでしょうか。)
- Would you mind if we discussed this in private?(これについて内密に話し合ってもよろしいでしょうか。)
- 「in private conversation」とはどういう意味ですか?
-
「in private conversation」は「プライベートな会話の中で」「個人的な会話の中で」という意味です。公式の場ではなく、個人的な会話の状況を指します。
- He mentioned it in private conversation.(彼はそれを個人的な会話の中で言及しました。)
- What was said in private conversation should stay private.(個人的な会話で言われたことは内密にしておくべきです。)
- ビジネスでは「in private」をどのように使いますか?
-
ビジネスシーンでは、個人的なフィードバック、機密情報の共有、評価面談などの場面で「in private」がよく使われます。
- The manager gives feedback in private.(マネージャーは個別にフィードバックを行います。)
- Salary negotiations are conducted in private.(給与交渉は内密に行われます。)
- We need to discuss this sensitive issue in private.(この機密事項については内密に話し合う必要があります。)
- 「in private practice」とはどういう意味ですか?
-
「in private practice」は特に医師や弁護士などの専門家が「個人で開業して」「独立して営業して」という意味で使われます。
- She works as a doctor in private practice.(彼女は開業医として働いています。)
- Many lawyers work in private practice.(多くの弁護士が個人で開業しています。)
まとめ

「in private」は「内密に」「こっそりと」「二人だけで」という意味の英語表現で、他の人に見られたり聞かれたりしない状況を表します。日常会話やビジネスシーンで頻繁に使われる表現です。
重要なポイントをまとめると、
- 「in private」は秘密の会話や相談をするときによく使われる
- 「in private」は「内密に」「こっそりと」「二人だけで」という意味
- 日本語の「プライベートで」とは異なり、「仕事以外で」という意味ではない
- 日本語の「プライベートで」に相当する英語表現は「outside of work」や「in personal life」など
- 「privately」は「in private」とほぼ同じ意味の副詞形
- 「for private use」は「個人使用のための」という意味で、物や場所の用途を示す
- 反対の意味を持つ表現は「in public(公の場で)」
「in private」は様々な場面で使える便利な表現です。この記事で紹介した例文や表現パターンを参考に、適切な状況で使えるようになりましょう。英会話では、ニュアンスの違いを理解して正しい表現を選ぶことが大切です。
初心者の方も、まずは「Can we talk in private?(二人だけで話せますか?)」といった簡単な文から使ってみて、徐々に表現の幅を広げていくとよいでしょう。英語学習は日々の積み重ねが大切です。この記事が皆さんの英語力向上のお役に立てば幸いです。

