英語を学習していると「面白い」と表現したいとき、interesting、amusing、entertaining、funnyなど複数の単語から選ぶ必要があります。これらの単語は日本語では同じ「面白い」と訳されることが多いものの、実際には使われる場面や含まれるニュアンスが大きく異なります。
本記事では、これら4つの表現の違いと適切な使い分け方について、初学者にもわかりやすく解説していきます。例文も豊富に用意しましたので、英語でより正確に自分の気持ちを表現できるようになりましょう。
interesting・amusing・entertaining・funnyの基本的な意味の違い

「interesting」「amusing」「entertaining」「funny」はどれも「面白い」と訳されることがありますが、それぞれが持つ基本的な意味やニュアンスは異なります。まずはそれぞれの基本的な意味を確認していきましょう。
「interesting(インタレスティング)」は、主に「興味深い」「関心を引く」という意味で使われます。知的好奇心を刺激するものや、注目に値するものを表現するときに使います。必ずしも楽しさや面白さを意味するわけではなく、真面目な内容や学術的な話題にも使われます。
「amusing(アミュージング)」は、「楽しませる」「面白い」という意味で、軽い笑いや喜びを与えるものを表します。退屈さを紛らわせ、気持ちを明るくするような内容に使われることが多いです。
「entertaining(エンターテイニング)」は、「楽しませる」「面白い」という意味で、人を楽しませたり、時間を楽しく過ごさせたりする要素を持っているものを表します。映画、ショー、イベントなどについて使われることが多いです。
「funny(ファニー)」は、「おかしい」「可笑しい」という意味で、笑いを誘うものや、ユーモアのあるものを表現するときに使います。ジョークやコメディなど、はっきりとした笑いの要素があるものに使われます。
これらの単語の違いを理解することで、英語での表現の幅が広がり、より正確に自分の気持ちや考えを伝えることができるようになります。
「interesting」の使い方と例文
「interesting」は「興味深い」「関心を引く」という意味を持ち、知的好奇心を刺激するものに対して使用します。必ずしも「楽しい」というニュアンスはなく、真面目な内容でも使えるのが特徴です。
「interesting」の基本的な使い方
「interesting」は、知識や情報が豊富で考えさせられるもの、注目に値するもの、好奇心をそそるものなどを表現するときに適しています。学術的な内容や、知的な刺激を与える話題について語るときによく使われます。
例文
- I read an interesting book about space yesterday.(昨日、宇宙についての興味深い本を読みました。)
- She has many interesting hobbies.(彼女には多くの興味深い趣味があります。)
- The science class was very interesting.(理科の授業はとても興味深かったです。)
- He told me an interesting story about his childhood.(彼は子供時代についての興味深い話をしてくれました。)
- This is an interesting topic to discuss.(これは議論するのに興味深いトピックです。)
「interesting」を使った表現
「interesting」は様々な表現と組み合わせて使うことができます。日常会話からより複雑な表現まで、幅広く活用できます。
例文
- That’s really interesting! Tell me more.(それは本当に興味深いね!もっと教えて。)
- I find history very interesting.(私は歴史をとても興味深いと思います。)
- The most interesting part of the movie was the ending.(映画の最も興味深い部分はエンディングでした。)
- It’s interesting to see how things have changed.(物事がどのように変化したかを見るのは興味深いです。)
- She has an interesting way of thinking.(彼女は興味深い考え方をしています。)
「interesting」と「interested」の違い
「interesting」と「interested」は形容詞ですが、使い方が異なります。「interesting」は「興味深い」という意味で、興味を引き起こす対象に使います。一方、「interested」は「興味がある」という意味で、興味を持っている人について使います。
例文
- This book is interesting.(この本は興味深いです。)
- I am interested in this book.(私はこの本に興味があります。)
- His story was very interesting.(彼の話はとても興味深かったです。)
- She is interested in learning English.(彼女は英語を学ぶことに興味があります。)
「amusing」の使い方と例文
「amusing」は「面白い」「楽しい」という意味で、主に軽い笑いや喜びを与えるものに対して使います。退屈さを紛らわせ、気持ちを明るくするような内容を表現するのに適しています。
「amusing」の基本的な使い方
「amusing」は、軽い楽しさや喜びを提供するもの、クスッと笑えるようなもの、気分を良くするものなどを表現するときに使います。しかし、大笑いするほどの笑いではなく、穏やかな楽しさを表すことが多いです。
例文
- The children found the cartoon very amusing.(子供たちはそのアニメをとても面白いと思いました。)
- He has an amusing way of telling stories.(彼は話をする面白い方法を持っています。)
- It was amusing to watch the cat play with the toy.(猫がおもちゃで遊ぶのを見るのは楽しかったです。)
- She made some amusing comments about the situation.(彼女はその状況について面白いコメントをいくつかしました。)
- The book is not serious, but it’s quite amusing.(その本は真面目ではありませんが、なかなか楽しいです。)
「amusing」を使った表現
「amusing」は様々な表現やフレーズで使われます。日常的な状況から特定のイベントまで、幅広く使えます。
例文
- I find it amusing when my dog tries to catch his tail.(私は犬が自分のしっぽを捕まえようとするのを見ると面白いと思います。)
- That was mildly amusing, but not laugh-out-loud funny.(それはほんの少し面白かったけど、大笑いするほどではなかった。)
- She has an amusing sense of humor.(彼女は面白いユーモアのセンスを持っています。)
- The comedian’s jokes were more amusing than hilarious.(そのコメディアンのジョークは爆笑というよりは、ちょっと面白い程度でした。)
- It’s amusing to see how differently people react to the same situation.(同じ状況に対して人々がどれほど違った反応をするかを見るのは面白いです。)
「amusing」と「amused」の違い
「amusing」と「amused」も形容詞ですが、使い方が異なります。「amusing」は「面白い」という意味で、楽しませる対象や状況に使います。一方、「amused」は「楽しんでいる」という意味で、楽しんでいる人の状態を表します。
例文
- The movie was amusing.(その映画は面白かったです。)
- I was amused by the movie.(私はその映画を楽しみました。)
- Her story was very amusing.(彼女の話はとても面白かったです。)
- The children were amused by the clown.(子供たちはピエロを見て楽しんでいました。)
「entertaining」の使い方と例文
「entertaining」は「楽しませる」「面白い」という意味で、人を楽しませたり、時間を楽しく過ごさせたりする要素を持っているものを表します。特に、映画、ショー、イベントなど、娯楽性の高いものについて使われることが多いです。
「entertaining」の基本的な使い方
「entertaining」は、人々を楽しませることを目的とした活動や作品、また時間を楽しく過ごさせるものを表現するときに使います。エンターテイメント性が高く、退屈せずに楽しめる内容に適しています。
例文
- The party was very entertaining.(そのパーティーはとても楽しかったです。)
- She is an entertaining speaker.(彼女は聴衆を楽しませる話し手です。)
- The show was entertaining for both children and adults.(そのショーは子供も大人も楽しめるものでした。)
- He told some entertaining stories about his travels.(彼は自分の旅行についていくつか楽しい話をしてくれました。)
- The game is both educational and entertaining.(そのゲームは教育的であり、かつ楽しめるものです。)
「entertaining」を使った表現
「entertaining」は様々な表現やフレーズで使われます。特にイベントや人のパフォーマンスについて話すときに便利です。
例文
- I found the concert highly entertaining.(私はそのコンサートをとても楽しいと思いました。)
- The book is entertaining but not particularly profound.(その本は楽しめるけれど、特に深遠ではありません。)
- She has an entertaining way of telling even the most mundane stories.(彼女は最も平凡な話でさえ楽しく話す方法を持っています。)
- The comedian put on an entertaining performance.(そのコメディアンは楽しいパフォーマンスを披露しました。)
- It’s entertaining to watch how the team works together.(チームがどのように協力するかを見るのは楽しいです。)
「entertain」と「entertained」の違い
「entertain」は動詞で「楽しませる」という意味です。「entertaining」は形容詞で「楽しませる」という性質を持つものを表します。「entertained」は「楽しませられた」という意味で、楽しんでいる人の状態を表します。
例文
- The clown entertains children at parties.(ピエロはパーティーで子供たちを楽しませます。)
- The show was entertaining.(そのショーは楽しかったです。)
- The audience was entertained by the performance.(観客はそのパフォーマンスに楽しませられました。)
- His job is to entertain guests at the hotel.(彼の仕事はホテルの宿泊客を楽しませることです。)
「funny」の使い方と例文
「funny」は「おかしい」「可笑しい」という意味で、笑いを誘うものや、ユーモアのあるものを表現するときに使います。ジョークやコメディなど、はっきりとした笑いの要素があるものに適しています。
「funny」の基本的な使い方
「funny」は、笑いを誘発するもの、ユーモラスなもの、コミカルなものなどを表現するのに適しています。明確に笑いを生み出すことを目的としたジョークやシチュエーションについて語るときによく使われます。
例文
- That joke was really funny.(そのジョークは本当に面白かったです。)
- He is a funny person who always makes people laugh.(彼はいつも人を笑わせる面白い人です。)
- The movie was so funny that I couldn’t stop laughing.(その映画はとても面白くて、笑いが止まりませんでした。)
- She has a funny way of walking.(彼女は歩き方が面白いです。)
- The comedian told many funny stories.(そのコメディアンは多くの面白い話をしました。)
「funny」を使った表現
「funny」は様々な表現やフレーズで使われます。日常会話からコメディまで、笑いを表現する場面で広く使われます。
例文
- That’s funny! I was just thinking the same thing.(面白いね!私もちょうど同じことを考えていたところだよ。)
- He has a funny sense of humor.(彼は面白いユーモアのセンスを持っています。)
- The situation was both awkward and funny.(その状況は気まずくもあり、面白くもありました。)
- It’s not funny when someone gets hurt.(誰かが傷つくのは面白いことではありません。)
- She always knows how to make a story sound funny.(彼女はいつも話を面白く聞こえるようにする方法を知っています。)
「funny」の二つの意味
「funny」には、「おかしい(笑える)」という意味の他に、「変だ」「奇妙だ」という意味もあります。文脈によって使い分ける必要があります。
例文
- The joke was funny.(そのジョークは面白かった。)
- I feel funny today.(今日は気分が変です。)
- There’s a funny smell in the kitchen.(キッチンに変な匂いがします。)
- It’s funny how things work out sometimes.(物事がどう展開するかは時々奇妙なものです。)
- She gave me a funny look when I asked that question.(その質問をしたとき、彼女は私に奇妙な表情を向けました。)
interesting・amusing・entertaining・funnyの使い分けのポイント
「interesting」「amusing」「entertaining」「funny」は、それぞれ異なるニュアンスを持っていますが、状況によっては使い分けが難しい場合もあります。以下に、これらの単語を適切に使い分けるためのポイントをまとめます。
知的好奇心を刺激するものには「interesting」
何かが知的な関心や好奇心を引き起こすとき、「interesting」が最適です。特に学問的な内容や、深く考えさせる話題について話すときに使いましょう。「interesting」は必ずしも「楽しい」というニュアンスを含まず、真面目な内容にも使えます。
例文
- The lecture on quantum physics was very interesting.(量子物理学についての講義はとても興味深かったです。)
- I find ancient history interesting.(私は古代の歴史を興味深いと思います。)
- The professor asked an interesting question.(教授は興味深い質問をしました。)
軽い笑いや喜びを与えるものには「amusing」
何かが軽い笑いや楽しさを提供するとき、「amusing」が適しています。大笑いするほどではないけれど、気分を明るくさせるような内容について使います。
例文
- The child’s attempt to dance was amusing.(子供のダンスの試みは面白かったです。)
- She told an amusing anecdote about her first day at school.(彼女は学校の初日についての面白い逸話を話しました。)
- I find it amusing when my cat chases its own shadow.(私は猫が自分の影を追いかけるのを見ると面白いと思います。)
時間を楽しく過ごさせるものには「entertaining」
何かがエンターテイメント性が高く、時間を楽しく過ごさせる要素があるとき、「entertaining」が適しています。特に、映画、ショー、パーティーなど、人を楽しませることを目的としたものについて使います。
例文
- The concert was very entertaining.(そのコンサートはとても楽しかったです。)
- She is an entertaining host.(彼女は人を楽しませるホストです。)
- The TV show is entertaining but not educational.(そのテレビ番組は楽しいですが、教育的ではありません。)
笑いを誘うものには「funny」
何かが明確に笑いを誘発するとき、「funny」が最適です。ジョーク、コメディ、ユーモラスな状況など、はっきりとした笑いの要素があるものについて使います。
例文
- His joke was really funny.(彼のジョークは本当に面白かったです。)
- The comedy movie made everyone laugh because it was so funny.(そのコメディ映画はとても面白かったので、みんなを笑わせました。)
- She always says funny things without realizing it.(彼女はいつも自分では気づかずに面白いことを言います。)
複数の要素を持つ場合
もちろん、一つの対象が複数の要素を持つこともあります。例えば、ある本が「interesting」(興味深い)であると同時に「entertaining」(楽しめる)であることもあります。そういった場合は、強調したい側面に合わせて単語を選ぶと良いでしょう。
例文
- The documentary was both interesting and entertaining.(そのドキュメンタリーは興味深くもあり、楽しめるものでもありました。)
- His stories are amusing and often quite funny.(彼の話は面白く、そしてしばしばかなりおかしいです。)
- The book is interesting, but not particularly entertaining.(その本は興味深いですが、特に楽しめるものではありません。)
interesting・amusing・entertaining・funnyの類似表現との違い
「interesting」「amusing」「entertaining」「funny」以外にも、「面白い」という意味を表す英語表現はいくつかあります。ここでは、それらの類似表現との違いについて解説します。
「fascinating」と「interesting」の違い
「fascinating(魅惑的な)」は「interesting」よりも強い興味や関心を表します。何かが非常に魅力的で、注目を引きつけ、夢中にさせるような場合に使われます。
例文
- The history of ancient Egypt is fascinating.(古代エジプトの歴史は魅惑的です。)
- I found her story interesting, but not fascinating.(私は彼女の話を興味深いと思ったが、魅惑的とまでは思わなかった。)
- He has a fascinating personality.(彼には魅惑的な人柄があります。)
「hilarious」と「funny」の違い
「hilarious(爆笑の)」は「funny」よりもさらに強い笑いを表します。何かが非常に面白く、大爆笑を引き起こすような場合に使われます。
例文
- The movie wasn’t just funny, it was hilarious.(その映画は単に面白いだけでなく、爆笑ものでした。)
- His joke was so hilarious that I couldn’t stop laughing.(彼のジョークはとても面白くて、笑いが止まりませんでした。)
- The comedian’s performance was absolutely hilarious.(そのコメディアンのパフォーマンスは本当に爆笑ものでした。)
「enjoyable」と「entertaining」の違い
「enjoyable(楽しめる)」は、何かを楽しむことができるという意味で、「entertaining」と似ていますが、必ずしもエンターテイメント性を強調するわけではありません。静かな活動や個人的な体験についても使えます。
例文
- I had an enjoyable evening reading my book.(本を読んで楽しい夜を過ごしました。)
- The walk in the park was very enjoyable.(公園での散歩はとても楽しかったです。)
- The party was both entertaining and enjoyable.(そのパーティーは楽しませてくれて、また楽しめるものでした。)
「humorous」と「amusing」「funny」の違い
「humorous(ユーモラスな)」は、ユーモアがあるという意味で、「amusing」や「funny」と似ていますが、より洗練された、知的なユーモアを表すことが多いです。
例文
- He writes humorous essays about everyday life.(彼は日常生活についてユーモラスなエッセイを書きます。)
- Her humorous remarks lightened the mood.(彼女のユーモラスな発言は雰囲気を明るくしました。)
- The book is more humorous than laugh-out-loud funny.(その本は爆笑というよりはユーモラスです。)
「intriguing」と「interesting」の違い
「intriguing(興味をそそる)」は、「interesting」よりも謎めいた、好奇心を強く刺激するニュアンスがあります。何かが神秘的で、もっと知りたいと思わせるような場合に使われます。
例文
- The detective novel had an intriguing plot.(その探偵小説には興味をそそるプロットがありました。)
- She made some intriguing comments about her past.(彼女は自分の過去について何か興味をそそるコメントをしました。)
- I found his theory interesting, but not particularly intriguing.(私は彼の理論を興味深いと思ったが、特に興味をそそるとは思わなかった。)
Interesting・Amusing・Entertaining・Funnyの使い分け練習問題
以下は「interesting」「amusing」「entertaining」「funny」の4つの形容詞の適切な使い分けを練習するための問題集です。それぞれの単語には微妙なニュアンスの違いがあり、状況によって最適な選択肢が変わります。
20問の問題に挑戦し、英語表現の理解を深めましょう。
- The documentary about deep sea creatures was very ________ as I learned many new facts.
- The comedian’s jokes were so ________ that the audience couldn’t stop laughing.
- Although the movie wasn’t particularly ________ (making us laugh), it was still ________ (keeping our attention).
- Her stories are always ________ because she has such a creative imagination.
- I don’t find practical jokes very ________ when someone gets hurt.
- The professor’s lectures are extremely ________ and I always learn something new.
- The variety show was very ________ with music, dance, and comedy acts.
- It’s ________ to observe how cats behave when they think no one is watching.
- The children found the clown’s performance very ________.
- The book wasn’t particularly ________ but it contained some ________ historical anecdotes.
- The magic show was ________ for people of all ages.
- I thought his comment was meant to be ________, but nobody laughed.
- The debate on economic policy was ________ to economists but boring to most other people.
- The party games were designed to be ________ for all the guests.
- He has an ________ habit of talking to himself when he’s concentrating.
- The comedy film was ________, but the documentary was more ________.
- Her presentation was both informative and ________, keeping everyone engaged.
- It’s ________ to note how cultural preferences have changed over time.
- Children often find simple magic tricks ________ and ________.
- The novel wasn’t meant to be ________, but its serious analysis of human behavior was extremely ________.
interesting・amusing・entertaining・funnyに関するよくある質問
ここでは、これら4つの単語に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。英語学習者がつまずきやすいポイントを解説します。
- 「interesting」と「interested」はどう違いますか?
-
「interesting」は「興味深い」という意味で、興味を引き起こす対象自体の性質を表します。一方、「interested」は「興味がある」という意味で、興味を持っている人の状態を表します。
- This book is interesting.(この本は興味深いです。)
- I am interested in this book.(私はこの本に興味があります。)
- 日本語の「面白い」は英語でどう訳せばいいですか?
-
文脈によって異なります。知的好奇心を刺激するものなら「interesting」、軽い笑いを与えるものなら「amusing」、エンターテイメント性が高いものなら「entertaining」、笑いを誘うものなら「funny」が適切です。状況に応じて最適な単語を選びましょう。
- 「amusing」と「amused」の使い分けはどうすればいいですか?
-
「amusing」は「面白い」という意味で、楽しませる対象や状況の性質を表します。「amused」は「楽しんでいる」という意味で、楽しんでいる人の状態を表します。
- The show was amusing.(そのショーは面白かったです。)
- I was amused by the show.(私はそのショーを楽しみました。)
- 「funny」の「変な」「奇妙な」という意味はどのように使いますか?
-
「funny」には「おかしい(笑える)」という意味の他に、「変だ」「奇妙だ」という意味もあります。この意味では、通常は否定的なニュアンスで使われます。
- I feel funny today.(今日は気分が変です。)
- There’s a funny smell in the kitchen.(キッチンに変な匂いがします。)
- 「entertaining」は映画やショー以外にも使えますか?
-
はい、「entertaining」は映画やショーだけでなく、人を楽しませるものであれば何にでも使えます。本、会話、講演、パーティーなど、時間を楽しく過ごさせる要素があるものには広く使えます。
- The conversation was very entertaining.(その会話はとても楽しかったです。)
- He is an entertaining speaker.(彼は聴衆を楽しませる話し手です。)
- 「interesting」は否定的な文脈でも使えますか?
-
はい、「interesting」は必ずしも肯定的な意味だけではなく、皮肉や困惑を表現するためにも使われることがあります。
- That’s an interesting approach to the problem.(それは問題への興味深いアプローチですね。)(肯定的)
- “I’m going to quit my job.” “Interesting decision…”(「仕事を辞めるつもりだ。」「興味深い決断だね…」)(皮肉や疑問を含む)
- これらの単語を副詞形で使うにはどうすればいいですか?
-
それぞれの単語の副詞形は以下の通りです。
- interesting → interestingly(興味深くも)
- amusing → amusingly(面白くも)
- entertaining → entertainingly(楽しくも)
- funny → funnily(おかしくも)
- Interestingly, he never mentioned his brother.(興味深いことに、彼は兄弟のことを一度も言及しませんでした。)
- She smiled amusingly at his joke.(彼女は彼のジョークに面白そうに微笑みました。)
- これらの単語の比較級と最上級はどうなりますか?
-
それぞれの単語の比較級と最上級は以下の通りです。
- interesting → more interesting → most interesting
- amusing → more amusing → most amusing
- entertaining → more entertaining → most entertaining
- funny → funnier → funniest
- This book is more interesting than that one.(この本はあの本よりも興味深いです。)
- That was the funniest joke I’ve ever heard.(それは私が今まで聞いた中で最も面白いジョークでした。)
まとめ

「interesting」「amusing」「entertaining」「funny」は、日本語では「面白い」と訳されることが多いですが、それぞれ異なるニュアンスを持っています。この記事のポイントを以下にまとめます。
- 「interesting」は「興味深い」「関心を引く」という意味で、知的好奇心を刺激するものに使います。
- 「amusing」は「面白い」「楽しい」という意味で、軽い笑いや喜びを与えるものに使います。
- 「entertaining」は「楽しませる」「面白い」という意味で、人を楽しませたり、時間を楽しく過ごさせたりするものに使います。
- 「funny」は「おかしい」「可笑しい」という意味で、笑いを誘うものやユーモアのあるものに使います。
- 「interesting」は知的な関心や好奇心を、「amusing」は軽い楽しさを、「entertaining」はエンターテイメント性を、「funny」は明確な笑いの要素を強調します。
- これらの単語にはそれぞれ「interested」「amused」「entertained」などの対応する形があり、使い方が異なります。
- 「funny」には「おかしい(笑える)」という意味の他に、「変だ」「奇妙だ」という意味もあります。
- 類似表現として「fascinating」「hilarious」「enjoyable」「humorous」「intriguing」などがあり、それぞれニュアンスが異なります。