TOEIC600点レベルからさらにステップアップし、700点突破を目指すには、基礎文法の理解を深め、TOEICに頻出するパターンを確実にマスターすることが重要です。
この記事では、TOEIC700点突破に必要な文法ポイントを体系的に解説し、効率的な学習方法をお伝えします。
英語学習を始めたばかりの方でも理解できるように丁寧に説明していきますので、ぜひ最後までお読みください。
TOEIC 700点レベルの文法力:基礎から応用への架け橋

TOEIC 700点を達成するためには、全体の約70%程度の正答率が求められます。
- 位置づけ: 受験者全体の上位30%に位置します。
- 能力: ビジネスシーンで基本的なコミュニケーションが取れるレベルとされています。
- 英検相当: 2級から準1級の間(中級から中上級への重要な節目)。
文法に求められる力
700点達成の前提は、中学から高校レベルの基礎文法を確実に理解していることです。
その上で、以下の能力が不可欠となります。
- 基礎文法の確実な理解と応用:
- 単に文法ルールを知っているだけでなく、実際の問題で瞬時に適用できる応用力が試されます。
- 実践的な活用能力が重要となるポイント:
- 品詞の違いを見抜く力
- 時制の使い分け
- 接続詞と前置詞の判別
- スピードと正確性:
- TOEICに頻出する文法項目について、素早く正確に判断できる力が求められます。
- 特にPart 5(短文穴埋め問題)では、1問あたり20秒程度での解答が必要なため、文法パターンの即座の見極めが不可欠です。
語彙力との連携
文法知識と並行して、約4,500語から5,000語程度の語彙力が必要です。
文法知識と語彙力の両輪で理解を深めていくことが、700点達成への鍵となります。
品詞問題の攻略法:TOEIC Part 5 対策ガイド
品詞問題は、TOEIC Part 5で最も頻出する問題タイプの一つです。選択肢に語根が同じで語尾だけが異なる単語が並んでいる場合、それが品詞問題のサインです。
文の構造を理解していれば、単語の意味を知らなくても正解できるのが大きな特徴です。
名詞を見極めるポイント
名詞は文中で主語、目的語、補語として機能します。
| 配置のヒント | 例 | 重要な語尾 |
| 冠詞 (a, an, the) の後 | a report | (tion), (ment), (ness), (ity) など |
| 所有格 (my, his, their) の後 | my project | |
| 前置詞 (in, on, at, for…) の後 | for development |
動詞の配置と時制の判断
動詞は文の述語として機能し、主語の直後に配置されます。
- 配置: 主語の直後に空欄があり、その後に目的語や補語が続く場合は動詞が入ります。
- 時制: 文中の時を示す表現 (yesterday, recently, now など) に注目し、適切な時制 (現在形、過去形、未来形、現在完了形など) を選択することが重要です。
- 時制の使い分けは、700点突破の鍵となります。
形容詞と副詞の使い分け
| 品詞 | 役割 | 典型的な配置 | 語尾のヒント |
| 形容詞 | 名詞を修飾する。 | 1. 名詞の直前 (a comprehensive report) | 特になし |
| 2. be動詞の後の補語 | |||
| 副詞 | 動詞、形容詞、他の副詞、文全体を修飾する。 | 動詞の前後、形容詞の直前 | (ly) で終わる単語が多い |
素早く解くためのコツ
空欄の前後だけを見て品詞を判断することが、素早く解くための最大のコツです。
- 文全体の意味を理解する必要はありません。
- 文法的な構造から機械的に答えを導き出すことが可能です。
この効率的な解法をマスターすることで、Part 5全体の時間配分が改善され、Part 7の長文読解により多くの時間を確保できます。
時制問題の完全理解(TOEIC Part 5対策)
時制問題は、TOEIC Part 5で頻出する重要な文法項目です。
日本語と比べて英語の時制の区別は厳密であるため、苦手とする学習者も多いですが、文中のキーワードを見極めることで、正確に時制を判断できるようになります。
現在形と過去形の基本的な使い分け
| 時制 | 表す内容 | 💡 主なキーワード(ヒント) |
| 現在形 | 習慣的な行動、一般的な事実 | usually, always, every day などの頻度を表す副詞 |
| 過去形 | 完了した行動 | yesterday, last week, ago などの過去を示す表現 |
現在完了形(have/has + 過去分詞)の使い方と見極め方
現在完了形は、過去から現在までのつながり(継続、経験、完了、結果)を表します。
- 継続: 過去のある時点から現在まで続いていること。
- since(特定の時点から)
- for(期間)
- 経験: 過去に経験したこと。
- 完了・結果: 行為が完了したことや、その結果が現在にあること。
- already(すでに)
- yet(まだ/もう)
- just(ちょうど)
- recently(最近)
過去完了形と未来表現
過去完了形(had + 過去分詞)
- 使用目的: 過去のある時点よりも「さらに前」に起こった出来事を表す。
- 特徴: 二つの過去の出来事があり、どちらが先に起こったかを明確にする必要がある場合に使われます。
未来表現
- 形: will + 動詞の原形 または be going to + 動詞の原形
- 表す内容: 予定や意図
- 主なキーワード: tomorrow, next week, soon などの未来を示す副詞が手がかりとなります。
時制問題を解くための最大のコツ
時制問題を解く際の最大のコツは、まず文中の時を示す表現を最初に探すことです。
- キーワード(時を表す副詞や句)を特定する。
- キーワードに対応する適切な時制(現在、過去、完了、未来)を特定する。
- 文脈全体を理解し、話の流れに沿った時制を選択する。
キーワードが見つかれば、選択肢の中から適切な時制を選ぶことは比較的容易になります。
関係代名詞の攻略:who・which・that・whose の使い分け
関係代名詞は、2つの文を1つにまとめ、表現を豊かにするために不可欠な文法項目です。
TOEIC Part 5や長文読解でも頻出するため、基本の使い分けをマスターすることが重要です。
主格の関係代名詞who・which・that
関係詞節の中で主語の働きをします。
| 先行詞 | 関係代名詞 |
| 人 | who または that |
| 物・事 | which または that |
目的格の関係代名詞 (whom・which・that)
関係詞節の中で目的語の働きをします。
| 先行詞 | 関係代名詞 |
| 人 | whom または that |
| 物・事 | which または that |
所有格の関係代名詞 (whose)
「〜の」という所有関係を表します。
| 先行詞 | 関係代名詞 |
| 人・物 両方 | whose |
問題を解くためのステップ
関係代名詞問題を正確に解くには、以下の2点を確認しましょう。
- 先行詞の確認: 人か、物・事か。
- 関係詞節内の欠落要素の特定:
- 主語が欠けている → 主格 (who・which・that)
- 目的語が欠けている → 目的格 (whom・which・that)
- 所有格が欠けている → 所有格 (whose)
特に、空欄の直後の語句を見ることで、どの格の関係代名詞が必要かを素早く判断できます。
分詞構文の理解と応用
分詞構文は、接続詞で繋がれた二つの文を、より簡潔な形にまとめる表現方法です。
TOEIC Part 5をはじめとする文法問題や、長文読解で頻繁に登場するため、正確な理解は複雑な文章をスムーズに読むために不可欠です。
分詞構文の基本と作り方
分詞構文は、接続詞と主語を省略し、動詞を現在分詞(-ing形)または過去分詞(-ed形)に変えることで作られます。
| 元の文(接続詞句) | 分詞構文 | 意味 |
| When I walked into the room, I saw him. | Walking into the room, I saw him. | 部屋に入ったとき、彼を見た。 |
| Because I was tired, he went to bed early. | Being tired, he went to bed early. | 疲れていたので、彼は早く寝た。 |
このように、分詞構文を用いることで、文章をより洗練させ、簡潔に表現できます。
現在分詞と過去分詞の使い分け
分詞構文で最も重要なのは、主語と動詞の関係が「能動」か「受動」かを見極めることです。
- 現在分詞(-ing形):能動的な意味を表します。(「〜している」)
- 例: Being tired, he went to bed early. (彼が疲れている:能動)
- 過去分詞(-ed形):受動的な意味を表します。(「〜される」)
- 例: Written in English, the document was difficult to understand. (書類が英語で書かれている:受動)
分詞構文が表す様々な意味
分詞構文は、文脈によって様々な意味を表すことができ、前後の文脈から適切な意味を推測することが重要です。
- 時間:「~するとき」「~した後に」
- 理由:「~なので」
- 条件:「~すれば」
- 譲歩:「~だけれども」
例: Having finished the work, she left the office.
(仕事を終えたので、彼女はオフィスを出た)→ 理由を表す。
問題を解くためのポイント
分詞構文の問題を解く際は、以下の点に注目しましょう。
- 選択肢の確認: 現在分詞(-ing)と過去分詞(-ed)が並んでいるかを確認する。
- 能動・受動の判断: 主節の主語と、分詞構文の動詞の関係が能動か受動かを判断し、適切な分詞を選択する。
- 時制の確認(完了分詞構文):
- 完了形の分詞構文(Having + 過去分詞)は、主節よりも前に起こった出来事を表す際に使用されます。
- 例: Having lost the key, I couldn’t enter the room. (鍵をなくしたことが、部屋に入れなかったことより前に起こっている)
仮定法の基礎知識とTOEIC対策
仮定法は、現実とは異なる仮定や願望を表現するための文法です。
日常会話での使用頻度は低いものの、TOEICでは確実に出題される重要項目です。基本パターンを理解すれば、得点源にできます。
仮定法過去(現在の非現実)
- 表す内容: 現在の事実とは反対の仮定・願望。
- 構造:
- If節(もし〜なら): If + 主語 + 過去形
- 主節(〜だろうに): 主語 + would could might + 動詞の原形
- 例文:
- If I underline had more time, I underline would study English.
- (実際は時間がないが、もし時間があれば、英語を勉強するだろう。)
- 留意点: be動詞は、主語に関わらずwereを使うのが正式です。(口語ではwasも使われます。)
仮定法過去完了(過去の非現実)
- 表す内容: 過去の事実とは反対の仮定・後悔。
- 構造:
- If節(もし〜だったら): If + 主語 + had + 過去分詞(過去完了形)
- 主節(〜だっただろうに): 主語 + would could might + have + 過去分詞
- 例文:
- If I underline had studied harder, I underline would have passed the exam.
- (実際は試験に合格しなかったが、もしもっと勉強していたら、合格していただろう。)
仮定法現在(提案・要求・命令)
- 表す内容: 提案、要求、命令といった「すべきこと」を表す際のthat節。
- 動詞の形: that節内の動詞は動詞の原形を使用します。
- (厳密にはshould + 動詞の原形のshouldが省略された形です。)
- 使用される動詞(TOEIC頻出):
- 提案/示唆: suggest, recommend
- 要求/命令: demand, require, insist, order
- 例文:
- The manager suggested that all employees underline attend the meeting.
問題を解く際のステップ
- 目印の確認: まず、文中にif節や提案・要求を表す動詞がないか探す。
- パターン識別: その目印に対応する時制(過去形、過去完了形、動詞の原形)を選ぶ。
仮定法のパターンは限られているため、これらの基本形を暗記することで、TOEICでの得点アップにつながります。
受動態の正確な理解と使い方
受動態は、動作の対象に焦点を当てる表現方法です。
- 形は(be動詞 + 過去分詞)で表され、「〜される」「〜された」という意味になります。
- TOEICでは能動態との使い分けが頻出するため、特にPart5などでの瞬時の判断が求められます。
受動態の基本形と時制
受動態の基本形は(主語 + be動詞 + 過去分詞)です。時制は、be動詞を変化させることで表現します。
| 時制 | 形 | 例 |
| 現在形 | is / are + 過去分詞 | The proposal is approved. |
| 過去形 | was / were + 過去分詞 | The report was submitted yesterday. |
| 未来形 | will be + 過去分詞 | The work will be completed soon. |
進行形・完了形の受動態
受動態は、進行形や完了形と組み合わせることで、より複雑な状況を表現できます。
進行形の受動態
- 形は(be動詞 + being + 過去分詞)です。
- 「今まさに行われている動作の受け手」を表現します。
- 例: The project is being reviewed by the committee. (そのプロジェクトは委員会によってレビューされている最中だ。)
- TOEICのPart1(写真描写問題)で、物が今まさに動作を受けている様子を説明する際によく出題されます。
完了形の受動態
- 現在完了形(過去から現在までの結果): have / has been + 過去分詞
- 過去完了形(過去のある時点までの結果): had been + 過去分詞
- 例: The document has been completed. (その書類は完成したところだ。)
受動態問題の解き方
受動態問題を解く際は、主語が動作を「する側」か「される側」かを判断することが最も重要です。
- 受動態の可能性が高いケース:
- 目的語がない文の場合。
- 主語の後に目的語を置くことができない場合。
- 確実に受動態と判断できるケース:
- by以下で動作の実行者が明示されている場合。
比較級と最上級の使い分けと注意点
比較表現は、二つ以上のものを比べる際に使われる文法項目で、特にTOEICなどで正確な使い分けが問われます。
比較級 (Comparing Two Things)
比較級は、二つのものを比較する際に使用します。
- 基本形:
- 短い単語には語尾に
-erをつけます。(例: tall → taller) - 長い単語には前に
moreを置きます。(例: expensive → more expensive)
- 短い単語には語尾に
- 強調表現:
- 比較級の前に
much,far,even,a lotなどを置くことで、差の大きさを強調できます。 - 例: This product is much cheaper than that one. (この製品はあれよりずっと安い。)
- 比較級の前に
最上級 (Comparing Three or More Things)
最上級は、三つ以上のものの中で最も優れているものを示す際に使用します。
- 基本形:
- 短い単語には語尾に
-estをつけます。(例: tall → the tallest) - 長い単語には前に
mostを置きます。(例: expensive → the most expensive) - 通常、前に
theを伴います。
- 短い単語には語尾に
- 比較の範囲:
- 最上級を使う際は、比較の範囲を
inやofで示すのが一般的です。in(場所や集団の中で): He is the tallest student in the class.of(すべての中で): This is the most expensive of all the products.
- 最上級を使う際は、比較の範囲を
原級比較(同等比較) (Comparing Equality)
比較表現には、同じ程度であることを示す原級比較もあります。
- 同等であること:
as + 原級 + asの形を使います。- 例: This product is as good as that one. (この製品はあれと同じくらい良い。)
- 同等でないこと(否定):
not as + 原級 + asまたはnot so + 原級 + asの形を使います。- 例: This product is not as expensive as that one. (この製品はあれと同じほど高くない。)
問題を解く際のポイント
比較問題に取り組む際は、以下の点を確認しましょう。
- 比較対象の数: 二つ(→ 比較級)か三つ以上(→ 最上級)か。
- 手がかりとなる語句:
- 強調表現(
much,farなど)があるか。 - 範囲を示す前置詞(
in,of)があるか。
- 強調表現(
接続詞と前置詞の判別方法:TOEIC Part5 対策
接続詞と前置詞の区別は、TOEIC Part5で頻出する重要なポイントです。
両者は似ていますが、後に続く要素が異なるため、その違いを理解することが瞬時に正解を導く鍵となります。
接続詞の特徴と頻出表現
接続詞は、二つの節(主語 + 動詞を含む文のまとまり)を繋ぐ役割を果たします。
- 後に続く構造: (主語 + 動詞)の完全な節が必須。
- 代表的な接続詞:
- Although (〜にもかかわらず)
- Because (〜なので)
- When (〜するとき)
- While (〜の間/〜である一方)
- If (もし〜なら)
- Unless (〜しない限り)
- 例文: Although it was raining (主語+動詞), I went out.
前置詞の特徴と頻出表現
前置詞は、名詞(句)の前に置かれ、その名詞と他の語句との関係性を示します。
- 後に続く構造: 名詞(句)のみ。主語と動詞のセットは来ません。
- 代表的な前置詞:
- Despite (〜にもかかわらず)
- During (〜の間)
- Because of (〜のために)
- In spite of (〜にもかかわらず)
- According to (〜によると)
- 例文: Despite the rain (名詞), I went out.
紛らわしい接続詞と前置詞のペア
同じような意味を持つため混同しやすい、接続詞と前置詞のペアを覚えておくと、選択肢を素早く絞り込めます。
| 意味 | 接続詞 (後に S + V) | 前置詞 (後に 名詞) |
| 〜にもかかわらず | although | despite / in spite of |
| 〜なので/〜のために | because | because of |
| 〜の間 | while | during |
問題を解く際の判断基準
空欄前後の構造をチェックし、この判断基準を徹底することで、正答率が大幅に向上します。
| 空欄の後に続く要素 | 選択すべき品詞 |
| 主語 + 動詞(節)が続く場合 | 接続詞 |
| 名詞(句)のみが続く場合 | 前置詞 |
動名詞と不定詞の使い分け:TOEIC 700点突破の鍵
動詞の後に続く形として、動名詞(-ing形)と不定詞(to + 動詞の原形)があります。
どちらも「〜すること」と訳されますが、特定の動詞によってどちらを使うかというルールがあり、これをマスターすることがTOEICのスコアアップに直結します。
動名詞を目的語にとる動詞
動名詞は、過去や現在の事実、習慣的な行為を表す傾向があります。
「既に始めている・行っている行為」と相性が良いと考えると理解しやすいでしょう。
| 動詞の例 | 意味 | 例文 |
| enjoy | 楽しむ | I enjoy reading books. |
| finish | 終える | She finished writing the report. |
| avoid | 避ける | He avoids eating fast food. |
| consider | 熟考する | We are considering moving to Tokyo. |
| mind | 気にする | Do you mind opening the window? |
| suggest | 提案する | I suggest taking a short break. |
| deny | 否定する | They denied stealing the money. |
不定詞を目的語にとる動詞
不定詞は、未来の行為や意図、目標を表す傾向があります。
「これから行いたいこと・目指すこと」と相性が良いと考えると分かりやすいです。
| 動詞の例 | 意味 | 例文 |
| want | 欲しい | I want to learn English. |
| decide | 決定する | He decided to quit his job. |
| plan | 計画する | We plan to visit Kyoto next year. |
| hope | 望む | I hope to see you soon. |
| agree | 同意する | They agreed to help us. |
| refuse | 拒否する | She refused to sign the contract. |
| promise | 約束する | I promise to be on time. |
両方をとるが意味が変わる動詞
以下の動詞は、動名詞と不定詞のどちらを目的語にとるかで意味が全く異なります。
TOEICでは特にこの違いが問われやすいです。
| 動詞 | 動名詞(-ing)の意味 | 不定詞(to do)の意味 |
| remember | 〜したことを覚えている (過去の記憶) | 忘れずに〜する (未来の義務・意図) |
| forget | 〜したことを忘れる (過去の経験) | 〜するのを忘れる (未来の行動) |
| stop | 〜するのをやめる (行為の中止) | 〜するために立ち止まる (目的のための停止) |
| try | 試しに〜してみる (効果を見るための試行) | 〜しようと努力する (困難を伴う試み) |
例(stop):
- I stopped smoking. (私は喫煙をやめた。)
- I stopped to smoke. (私はタバコを吸うために立ち止まった。)
これらの頻出動詞と相性の良い形をセットで覚えることが、文法問題を素早く正確に解くための最善の方法です。
まずは1.動名詞のみ、2.不定詞のみをとる動詞を優先的に暗記しましょう。
TOEIC文法問題: 頻出する間違いと対策【700点目標】
TOEIC700点を目指す学習者が陥りやすい文法ミスのパターンを理解し、対策を講じることで、正答率を効率的に上げることができます。
ここでは、特に注意すべき頻出の誤答パターンと、その解決策を解説します。
品詞問題での判断ミス
| 間違いのパターン | 対策 |
| 文全体を読んで意味を理解しようとし、時間をかけすぎる。 | 空欄の前後(句や節の構造)だけに注目し、文法的な構造だけで解く。 品詞問題は意味ではなく構造で決まります。 |
| 語尾からの品詞判断で、例外的な単語(例: early)を見誤る。 | 頻出する語尾パターンを確実に暗記し、例外的な単語(例: 形容詞にも副詞にもなる early, lateなど)もセットで押さえる。 |
時制問題での思い込み
| 間違いのパターン | 対策 |
| 文中の時を示す表現(副詞や前置詞句)を見落とす。 | 時を示す表現(例: yesterday, since, nowなど)を必ずチェックする習慣をつける。 根拠に基づいて時制を決定します。 |
| 日本語訳に頼りすぎて、英語の時制ルールを無視する。 | 英語の時制ルールを徹底する(例: yesterdayがある文では現在完了形は選べない)。 |
接続詞と前置詞の混同
最も頻繁に発生する間違いの一つです。
| 間違いのパターン | 対策 |
| 意味が似ている接続詞と前置詞(例: althoughとdespite, becauseとbecause of)を混同する。 | 空欄の直後を確認する。 接続詞(although, becauseなど)の後は主語+動詞(節)。 前置詞(despite, because ofなど)の後は名詞(句)。 意味ではなく、後の構造で判断を確定させましょう。 |
受動態の判断ミス
| 間違いのパターン | 対策 |
| 自動詞を受動態にしてしまう。 | 受動態にできるのは他動詞(目的語を取れる動詞)のみ。この原則を徹底する。 |
| 受動態にしなくてもよい場面で、不必要に受動態を選ぶ。 | 主語が動作をする側か(能動態)、受ける側か(受動態)を正確に判断する。 |
| 進行形の受動態(is being + p.p.)と単純な受動態(is + p.p.)を混同する。 | 意味の違い(動作が進行中か、単に状態を示しているか)を理解し、状況に応じて選択する。 |
関係代名詞の格の判断ミス
| 間違いのパターン | 対策 |
| 関係詞節内で欠けている要素(主語、目的語、所有格)を正確に見極められない。 | 関係詞節(空欄の後の部分)の構造をチェックし、基本的な判断基準を徹底する。 後に動詞だけ → 主格 (who/which/that) 後に主語+動詞(目的語なし) → 目的格 (whom/who/which/that) 後に名詞 → 所有格 (whose) |
| 先行詞が人か物かの確認を怠る。 | who(m)は人、whichは物、thatは両方に使えることを意識し、先行詞を確認する。 |
これらの間違いパターンを意識的に避け、「空欄の前後を見る」「根拠を明確にする」という習慣を徹底することで、TOEICの文法問題の正答率を大幅に向上させることができます。
TOEIC700点を目指す!文法力強化に関するよくある質問
TOEIC700点突破を目指す学習者から寄せられる、文法学習に関する代表的な質問とその回答をまとめました。
効率的な学習方法や、つまずきやすいポイントについて解説します。
- 文法学習にどのくらいの時間を割くべきか?
-
TOEIC700点突破のための文法学習は、全体の学習時間の約30%〜40%を目安にしましょう。
- 基礎固め期間:
- 文法に自信がない場合は、最初の1〜2ヶ月は文法学習に重点を置き、基礎を固めます。
- 日々の学習:
- 毎日30分〜1時間程度、集中して取り組むことで着実に力がつきます。
- 基礎固め後:
- 基礎が固まったら、問題演習を通じて実践的に文法知識を強化していきます。
- 基礎固め期間:
- 文法書は何を選べばよいか?
-
TOEIC専用の文法書を選ぶことを強くお勧めします。
選ぶべき教材のポイント
- TOEIC頻出の文法項目に絞られているもの(一般的な英文法書は範囲が広すぎるため)。
- 解説が丁寧で、例文が豊富なもの。
- 理解度を確認できる問題演習がついているもの。
- 公式問題集だけで文法力は向上するか?
-
公式問題集は試験形式を知る実践演習としては最適ですが、文法の体系的な学習には向いていません。
- 効果的な学習の流れ:
- 文法書で理論を学ぶ。
- 専用の問題集で演習する。
- 公式問題集で実力を確認する。
- それぞれの教材の特性を理解し、目的に応じて使い分けましょう。
リンク - 効果的な学習の流れ:
- 文法問題は何問くらい解けば力がつくか?
-
文法力を確実にするには、最低でも1000問程度の問題演習が必要です。
重要な復習法
- ただ解くだけでなく、間違えた問題を徹底的に復習すること。
- 正解した問題でも、なぜその答えが正しいのかを説明できるレベルになるまで、文法ルールを確認しながら丁寧に学習すること。
- 同じ問題集を3回以上繰り返すことも効果的です。
- Part5の時間配分はどうすればよいか?
-
Part5(全30問)は10分以内に解くことを目標にします。
- 理想的な時間配分:
- 1問あたり20秒を目標に練習しましょう。
- 実践のコツ:
- 時間を測りながら練習し、20秒で解けない問題は潔く次に進む勇気も必要です。
- Part5に時間をかけすぎると、Part7の長文読解の時間が不足します。
- 理想的な時間配分:
- 文法が苦手で全く理解できない場合はどうすればよいか?
-
文法に苦手意識がある場合は、基礎の基礎からやり直すのが最も効果的です。
まず取り組むべきこと
- まず中学レベルの基礎文法から復習すること。中学英文法を1冊仕上げてから、TOEIC対策に進むとスムーズです。
- 文法用語(主語、述語、目的語など)の意味を正確に理解すること。用語が分からないと、解説を読んでも理解できません。
まとめ

TOEIC 700点レベルの文法力とは、基礎文法の確実な理解に加え、TOEIC頻出パターンを素早く見極める応用力が求められます。
単なる知識の詰め込みではなく、問題で瞬時に判断できる実践力を養うことが重要です。
700点突破のための重要ポイント
- 品詞問題:
- 空欄の前後だけを見て文法的構造から判断し、素早く正解を導き出します。
- 語尾から品詞を見極める力を養い、文全体の意味理解に時間をかけすぎないようにします。
- 時制問題:
- 文中の「時を示す表現」(yesterday、since、nowなど)を確実にチェックし、適切な時制を選択します。
- 日本語訳に頼らず、英語の時制ルールに従って判断することが大切です。
- 関係代名詞問題:
- 先行詞が人か物か、関係詞節内で欠けている要素は何かを見極めることで、正確に答えを選べます。
- 空欄の直後の語句が重要な手がかりとなります。
- 接続詞と前置詞の判別:
- 後に続く要素が(主語+動詞)か(名詞のみ)かを確認することで、瞬時に判断できます。
- 意味だけでなく、文法的な構造を重視します。
- 受動態問題:
- 主語が動作を受ける側か行う側かを正確に判断し、適切な態を選択します。
- 自動詞は受動態にできないことも覚えておきましょう。
学習方法と時間配分
- Part 5全体の時間配分は10分以内を目標とし、1問20秒のペースで解答することを心がけます。これにより、Part 7の長文読解に十分な時間を確保できます。
- 文法学習は問題演習と理論学習をバランスよく行います。
- 間違えた問題は徹底的に復習し、同じ問題を繰り返し解くことも効果的です。
TOEIC 700点突破は、正しい学習方法で継続的に取り組めば必ず達成できる目標です。
ここで解説した文法ポイントを一つずつマスターし、着実にスコアアップを目指しましょう。

