「laborious」は「骨の折れる」「労力を要する」という意味の英語の形容詞です。何かを達成するのに多くの時間と努力が必要であることを表す単語で、日常会話から学術的な文脈まで幅広く使われています。
この記事では、「laborious」の意味や使い方、発音から例文まで、英語初学者にも分かりやすく解説していきます。
laboriousとは?骨の折れる作業を表す英単語

「laborious」は「多くの時間と労力を必要とする」「骨の折れる」「辛い」といった意味を持つ形容詞です。「labor(労働)」を語源としており、何かを成し遂げるために大変な努力や時間が必要であることを表現します。例えば、長時間かかる手作業や、複雑で集中力を要する研究作業などを「laborious」と表現することができます。
物理的な労力を伴う作業だけでなく、精神的な労力を要する作業にも使われます。また、文体や話し方が「ぎこちない」「不自然な」という意味でも使われることがあります。
laboriousの基本情報
- 品詞:形容詞
- 発音:/ləˈbɔːriəs/(米)、/ləˈbɔːr.i.əs/(英)
- 派生語:laboriously(副詞)、laboriousness(名詞)
laboriousの正しい発音と語源
「laborious」の発音は、英語学習者にとって少し難しいかもしれません。アメリカ英語では /ləˈbɔːriəs/、イギリス英語では /ləˈbɔːr.i.əs/ と発音します。日本語で表すと「ラボーリアス」や「レイボーリアス」に近い音になります。
アクセントは「bo」の部分に置かれます。「la」は弱く、「bo」をはっきりと発音し、「rious」は軽く発音するとよいでしょう。
この単語の語源はラテン語の「labor(労働、苦労)」に由来しています。英語の「labor(労働)」と同じ語源を持ち、「多くの労力を必要とする」という意味合いが生まれました。「laboriously(副詞)」や「laboriousness(名詞)」といった派生語もあります。
laboriousの詳細な意味と用法
「laborious」には、主に以下のような意味や用法があります。
物理的な労力を表す用法
「laborious」は、肉体的に大変な労力を必要とする作業や活動を表現する際に使われます。例えば、重い荷物を運ぶ作業や、長時間かかる手作業などが該当します。
精神的な労力を表す用法
「laborious」は、精神的な集中力や忍耐力を必要とする作業にも使われます。例えば、複雑な計算や詳細な研究、長時間の調査などが該当します。
時間がかかることを表す用法
「laborious」は、単に難しいだけでなく、時間がかかることも含意します。短時間で終わる難しい作業よりも、長時間継続する骨の折れる作業に使われることが多いです。
文体や表現に関する用法
文体や会話が「ぎこちない」「不自然な」「苦心の跡が見える」という意味でも使われることがあります。何かを表現するのに苦労している様子を表現する際に使用されます。
laboriousを使った例文と解説
ここでは、「laborious」を使った基本的な例文をいくつか紹介します。全て中学英語レベルで、日常的な場面で使える例文です。
例文
- Cleaning the whole house is a laborious task.
(家全体の掃除は骨の折れる仕事です。) - The old man walked up the hill in a laborious way.
(その老人はゆっくりと骨の折れる様子で丘を登った。) - Writing a book is a laborious process that takes many months.
(本を書くことは何ヶ月もかかる骨の折れる作業です。) - She made a laborious effort to finish her homework.
(彼女は宿題を終わらせるために懸命な努力をした。) - Learning a new language is laborious but rewarding.
(新しい言語を学ぶことは骨が折れるが、やりがいがある。) - The farmers do laborious work in the fields every day.
(農民たちは毎日畑で骨の折れる仕事をしている。) - It was a laborious journey through the mountains.
(それは山を通る骨の折れる旅だった。) - Digging the garden is very laborious in the summer heat.
(夏の暑さの中で庭を掘るのはとても骨が折れる。) - The students found the math problems laborious.
(生徒たちはその数学の問題が骨の折れるものだと感じた。) - Handwriting a long letter is more laborious than typing.
(長い手紙を手書きすることはタイピングよりも骨が折れる。)
laboriousの類義語と使い分け
「laborious」に似た意味を持つ単語はいくつかありますが、それぞれにニュアンスの違いがあります。ここでは、主な類義語との違いと使い分けを解説します。
laboriousとdifficult(困難な)の違い
「difficult」は単に「難しい」「困難な」という意味ですが、「laborious」は「時間と労力がかかる」というニュアンスが強調されます。
例えば、解くのが難しいパズルは「difficult」ですが、長時間かけて丁寧に行う必要のある作業は「laborious」と表現するのが適切です。
laboriousとarduous(骨の折れる)の違い
「arduous」も「laborious」と似ていますが、「arduous」はより厳しい、極端な努力を要するという意味合いが強いです。
「laborious」は時間と労力という点に重点があるのに対し、「arduous」は困難さと厳しさを強調します。
laboriousとtedious(退屈な)の違い
「tedious」は「退屈な」「単調な」という意味で、「laborious」とは異なります。「laborious」は労力を要することを意味しますが、必ずしも退屈であるとは限りません。
一方、「tedious」は単調で退屈であることを意味しますが、必ずしも労力を要するとは限りません。
laboriousとstrenuous(激しい)の違い
「strenuous」は「激しい」「精力的な」という意味で、特に肉体的な労力や活動に関して使われます。「laborious」は肉体的にも精神的にも使えますが、「strenuous」は主に肉体的な活動に使われます。
これらの類義語を表で比較してみましょう。
| 単語 | 主な意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| laborious | 多くの時間と労力を要する | A laborious research project |
| difficult | 難しい、困難な | A difficult problem |
| arduous | 厳しい、極度に困難な | An arduous mountain climb |
| tedious | 退屈な、単調な | A tedious lecture |
| strenuous | 激しい、精力的な | Strenuous exercise |
laboriousのよくある間違いと注意点
「laborious」を使う際によく見られる間違いや注意点をいくつか紹介します。
laboriousとlaborousの混同
「laborious」と「laborous」を混同する間違いがよく見られます。「laborous」は実際には正しい英単語ではありません。正しくは「laborious」です。
スペルを間違えないように注意しましょう。
否定的なニュアンスに注意
「laborious」は必ずしも否定的な意味ではありませんが、「面倒な」「骨の折れる」というニュアンスがあるため、場合によっては否定的に受け取られることがあります。
特に、人の仕事や努力を「laborious」と表現する場合は、その人が不必要に時間をかけていると批判しているように聞こえる可能性があるので注意が必要です。
「退屈」との混同
「laborious」は「骨の折れる」という意味ですが、「退屈な」という意味ではありません。「退屈な」は英語では「boring」や「tedious」を使います。
「laborious」は労力を要することを表現するものであり、必ずしも退屈であるとは限りません。
適切な文脈での使用
「laborious」は主に作業や過程、方法などを表現する際に使われます。人そのものを「laborious」と表現することはあまりありません。
人を表現する場合は、「hard-working(勤勉な)」や「diligent(熱心な)」などの単語を使うのが適切です。
laboriousに関する問題
ここでは、「laborious」の理解度を確認するための問題を10問用意しました。これらの問題を解くことで、「laborious」の意味や使い方をより深く理解することができます。
- 「laborious」の最も適切な意味を選びなさい。
a) 簡単な
b) 骨の折れる
c) 楽しい
d) 速い - 次の文の空欄に入る最も適切な単語を選びなさい。
Moving all the furniture by myself was a very __ task.
a) laborious
b) happy
c) quick
d) easy - 「laborious」の反対語として最も適切なものを選びなさい。
a) difficult
b) easy
c) slow
d) painful - 次の文を日本語に訳しなさい。
The scientist’s laborious research finally led to an important discovery. - 次の日本語を英語に訳しなさい。
彼女は骨の折れる方法で山を登った。 - 「laborious」と最も近い意味を持つ単語を選びなさい。
a) arduous
b) simple
c) quick
d) fun - 次の文の空欄に入る最も適切な単語を選びなさい。
Learning to play the piano is a __ process that takes many years.
a) fast
b) laborious
c) simple
d) boring - 次の文を日本語に訳しなさい。
He explained the problem in a laborious way, using many unnecessary words. - 「laborious」を使って、「手作業でデータを入力するのは時間がかかる」という意味の英文を作りなさい。
- 次の文の空欄に入る最も適切な単語を選びなさい。
The journey through the desert was __ because of the extreme heat.
a) laborious
b) enjoyable
c) relaxing
d) brief
laboriousに関するよくある質問
- laboriousは日本語で何と訳されますか?
-
「laborious」は日本語で「骨の折れる」「労力を要する」「苦労の多い」「大変な」などと訳されます。文脈によっては「ぎこちない」「不自然な」という意味にもなります。
- laboriousとdifficultはどう違いますか?
-
「difficult」は単に「難しい」という意味ですが、「laborious」は「多くの時間と労力を要する」というニュアンスがあります。「difficult」は課題の複雑さや解決の難しさを表し、「laborious」は作業に必要な労力と時間を強調します。
- laboriousはどのような場面で使用されますか?
-
「laborious」は主に時間と労力を要する作業や過程を表現する際に使用されます。例えば、手作業での製造、詳細な研究、複雑な計算、身体的に厳しい作業などを表現する際に適しています。
- laboriousの反対語は何ですか?
-
「laborious」の反対語としては「easy(簡単な)」「effortless(労力のいらない)」「simple(単純な)」などが挙げられます。
- laboriousは人を表現するのに使えますか?
-
「laborious」は主に作業や過程を表現するのに使われ、人そのものを表現することはあまりありません。人の性格や態度を表現する場合は、「hard-working(勤勉な)」「diligent(熱心な)」などの単語を使うのが適切です。ただし、人の動作や話し方が「ぎこちない」という意味で「laborious」を使うことはあります。
- laboriousとlaborousはどちらが正しいですか?
-
正しいのは「laborious」です。「laborous」は一般的に認められている英単語ではありません。
- laboriousの派生語にはどのようなものがありますか?
-
「laborious」からは「laboriously(副詞:骨折って、苦労して)」と「laboriousness(名詞:骨の折れること、苦労)」という派生語があります。
- laboriousは褒め言葉ですか?
-
「laborious」は必ずしも褒め言葉ではありませんが、文脈によっては勤勉さや努力を表現する際に肯定的に使われることもあります。一方で、「面倒な」「不必要に時間がかかる」というネガティブなニュアンスで使われることもあります。
- laboriousは現代の日常会話でよく使われますか?
-
「laborious」はやや堅い表現で、日常会話よりも書き言葉や正式な場面で使われることが多いです。日常会話では「hard(大変な)」「tough(きつい)」などのより一般的な表現が好まれます。
- laboriousを使った慣用表現はありますか?
-
「laborious task(骨の折れる仕事)」「laborious process(骨の折れる過程)」「laborious effort(骨の折れる努力)」といった表現がよく使われます。また、「in a laborious manner(骨の折れる方法で)」という表現もあります。
まとめ

この記事では、英語の形容詞「laborious」について詳しく解説してきました。「laborious」は「骨の折れる」「多くの時間と労力を要する」といった意味を持ち、様々な文脈で使われる便利な表現です。
ここでポイントをまとめておきましょう。
- 「laborious」は「骨の折れる」「労力を要する」という意味の形容詞である
- 主に時間と労力がかかる作業や過程を表現するのに使われる
- 発音は /ləˈbɔːriəs/ で、アクセントは「bo」の部分にある
- 派生語として「laboriously(副詞)」と「laboriousness(名詞)」がある
- 「difficult」は単に難しいという意味であるのに対し、「laborious」は時間と労力がかかるというニュアンスがある
- 物理的な労力を表す場合も、精神的な労力を表す場合もある
- 「laborious」は「laborous」と混同されがちだが、正しいのは「laborious」である
- 主に作業や過程を表現するのに使われ、人そのものを形容することは少ない
「laborious」は特に学術的な文脈や正式な書き言葉でよく使われる表現です。日常会話では「hard」や「tough」などのよりカジュアルな表現が使われることが多いですが、「laborious」を知っておくことで、より正確に「骨の折れる」ことを表現できるようになります。
英語の語彙を増やす過程は時に「laborious」かもしれませんが、そうした努力は必ず実を結びます。この記事が皆さんの英語学習の役に立つことを願っています。

