
久しぶり!
友人や家族に久しぶりに会ったとき、この一言で心が通じ合う瞬間って嬉しいですよね。
英語で「久しぶり!」を伝えるには、どんな表現があるのでしょうか?
“Long time no see!” は、まさにそんな時にぴったりの、親しみやすさ満点のフレーズです。
この記事では、”Long time no see!” の意味や使い方、注意点、そして、より自然な英語表現にするためのバリエーションなどを、詳しく解説していきます。
“Long time no see!” の意味とは?


“Long time no see!” は、直訳すると「長い間会っていなかったね!」という意味で、日本語の「久しぶり!」に相当します。
友人や家族など、親しい間柄でしばらく会っていなかった相手に再会した時に使う、カジュアルな挨拶表現です。
“Long time no see!” を使ってみよう!
“Long time no see!” は、 ビックリマーク(!)を付けて、”Long time no see!” と表現するのが一般的です。
例えば、



Hey, Hanako! Long time no see!
(やあ、花子!久しぶりだね!)



Hi, Taro! Wow, it’s been ages! How have you been?
(こんにちは、太郎!わあ、すごく久しぶりだね!元気にしてた?)



Long time no see, Tomoko! What are you doing here?
(久しぶり、友子!ここで何してるの?)



Hey, Ichiro! Long time no see! I’m just grabbing some coffee.
(やあ、一郎!久しぶり!ちょっとコーヒーを買ってるところだよ。)
このように、相手に呼びかけながら “Long time no see!” と言うと、自然な挨拶になります。
“Long time no see!” を使う上での注意点
“Long time no see!” はカジュアルな表現なので、ビジネスシーンなどフォーマルな場面では使うのは控えましょう。
目上の人やビジネスの相手には、この後ご紹介する”It’s been a while.” や “It’s good to see you again.” など、よりフォーマルな表現を使う方が適切です。
また、”Long time no see!” は、実際に長い間会っていなかった場合にのみ使うようにしましょう。
例えば、昨日会ったばかりの相手に “Long time no see!” と言うと、相手に違和感を与えてしまう可能性があります。
“Long time no see!” と似た表現の使い分け
“Long time no see!” は少し砕けた表現なので、状況によっては別の表現を使った方がより自然な場合があります。
- “It’s been a while!” (しばらくぶりだね!)
- “Long time no see!” よりも少しフォーマルな印象を与えます。
- “I haven’t seen you in ages!” (ずいぶん長い間会ってなかったね!)
- “Long time no see!” よりもさらに長い期間会っていなかったことを強調したい時に使えます。
- “It’s good to see you again!” (また会えて嬉しいよ!)
- 再会を喜ぶ気持ちをより明確に表現できます。
- “How long has it been?” (どれくらいぶりだろう?)
- 具体的にどれくらい会っていなかったのかを尋ねたい時に使えます。
“Long time no see!” のルーツを探る
“Long time no see!” は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、中国語の「好久不見 (hǎo jiǔ bù jiàn)」を英語に直訳したものと言われています。
そのため、”Long time no see!” は文法的には少し不自然な表現ですが、ネイティブスピーカーの間では広く使われている表現です。
近年では、”Long time no see!” は英語の表現として完全に定着しており、その起源を知らないネイティブスピーカーも多いようです。
“Long time no see!” と言われたら?
“Long time no see!” と言われたら、以下のように返事してみましょう。
- “Long time no see!”
- 相手の言葉と同じように “Long time no see!” と返すことができます。
- “It’s been a while!”
- “Long time no see!” よりも少しフォーマルな表現で返事をしたい場合に適しています。
- “Yes, it has! How have you been?”
- “久しぶりだね!元気だった?” のように、相手の言葉を肯定し、さらに会話を続けることができます。
- “I know, right? It feels like forever!” (そうだよね!すごく久しぶりな気がする!)
- 久しぶりに会ったことを強調し、共感の気持ちを表現できます。
まとめ


“Long time no see!” は、久しぶりに会った相手に使える、カジュアルで親しみやすい英語表現です。
友人や家族など、親しい間柄で使うようにしましょう。
状況に応じて、”It’s been a while!” や “It’s good to see you again!” など、他の表現も使い分けてみてください。
この記事を通して、”Long time no see!” について理解を深め、実際に使ってみるきっかけになれば幸いです。
余談ですが、B’zの「MAGIC」というアルバムに「Long time no see」という曲が収録されていて、15年経ってようやくその意味が分かりましたw