「obey」は英語の動詞で、指示や命令、規則に従うという意味を持っています。日本語では「従う」「服従する」などと訳される単語です。
この記事では、英語初心者のために「obey」の意味と使い方について、わかりやすい例文とともに詳しく解説します。
「obey」とは?基本的な意味と使い方

「obey」は「従う」「服従する」という意味を持つ動詞です。誰かの指示や命令、規則などに従って行動することを表します。例えば、親の言うことを聞く、先生の指示に従う、交通規則を守るなどの場面で使用します。
「obey」の語源はラテン語の「oboedire」で、「聞く」という意味から発展して、現在の「従う」という意味になりました。英語学習者にとって覚えやすい基本的な動詞の一つです。
基本的に「obey」は他動詞として使われ、目的語を必要とします。例えば「obey the rules(ルールに従う)」のように使います。
また、まれに自動詞として使われる場合もあり、その場合は目的語を取りません。例えば「He was told to stop, and he obeyed.(彼は止まるように言われ、彼は従った)」のように使うことができます。
「obey」の様々な使い方と表現
「obey」はさまざまなシチュエーションで使われる便利な動詞です。ここでは、どのような文脈で「obey」が使われるのか詳しく見ていきましょう。
規則や法律に従う場合
最も一般的な使い方の一つは、規則や法律に従うという意味での使用です。
例文
- We must obey the traffic rules.(私たちは交通規則に従わなければなりません。)
- Everyone should obey the law.(誰もが法律に従うべきです。)
- Students must obey the school rules.(生徒は学校の規則に従わなければなりません。)
人の指示に従う場合
親や先生、上司など、権威のある人物の指示に従うという文脈でも頻繁に使われます。
例文
- Children should obey their parents.(子どもは親の言うことを聞くべきです。)
- You must obey your teacher.(あなたは先生の言うことを聞かなければなりません。)
- The team obeyed their coach.(チームはコーチに従いました。)
命令や指示に従う場合
特定の命令や指示に従うという意味でも使われます。
例文
- Soldiers must obey orders.(兵士は命令に従わなければなりません。)
- Please obey the instructions.(指示に従ってください。)
- The dog obeys commands.(その犬は命令に従います。)
自動詞としての使用
「obey」は通常、他動詞として使用されますが、まれに自動詞として使われる場合もあります。
例文
- Sit down! she said, and I obeyed.(座りなさい!と彼女は言い、私は従いました。)
- When the teacher gives an order, students should obey.(先生が命令を出したとき、生徒は従うべきです。)
「obey」を使った中学英語レベルの例文
「obey」の使い方をより深く理解するために、中学英語レベルのさまざまな例文を見てみましょう。
例文
- I always obey my parents.(私はいつも親の言うことを聞きます。)
- She doesn’t obey the school rules.(彼女は学校の規則に従いません。)
- We must obey our teacher.(私たちは先生の言うことを聞かなければなりません。)
- The dog obeys its owner.(その犬は飼い主に従います。)
- Do you obey the traffic lights?(あなたは信号に従いますか?)
- He didn’t obey the speed limit.(彼は制限速度を守りませんでした。)
- Children should obey adults.(子どもは大人の言うことを聞くべきです。)
- The soldiers obeyed the captain.(兵士たちは船長に従いました。)
- I will obey the rules of the game.(私はゲームのルールに従います。)
- They always obey the law.(彼らはいつも法律に従います。)
「obey」の時制による変化と用法
英語の動詞は時制によって形が変化します。「obey」の場合も同様です。ここでは「obey」の時制による変化と用法について解説します。
現在形
現在形では、三人称単数(he, she, it)の場合のみ、語尾に「s」がつきます。
例文
- I obey the rules.(私はルールに従います。)
- She obeys her parents.(彼女は親の言うことを聞きます。)
- They obey their teacher.(彼らは先生の言うことを聞きます。)
過去形
「obey」の過去形は「obeyed」です。規則動詞なので、語尾に「ed」をつけるだけです。
例文
- I obeyed my mother yesterday.(私は昨日、母の言うことを聞きました。)
- They obeyed the traffic signals.(彼らは交通信号に従いました。)
- She obeyed all the instructions.(彼女はすべての指示に従いました。)
現在進行形
現在進行形は「be動詞 + 動詞のing形」で表します。「obey」の場合は「obeying」となります。
例文
- I am obeying the rules.(私はルールに従っています。)
- She is obeying her teacher.(彼女は先生の言うことを聞いています。)
- They are obeying the law.(彼らは法律に従っています。)
過去完了形
過去完了形は「had + 過去分詞」で表します。「obey」の過去分詞は「obeyed」です。
例文
- I had obeyed all the rules before the teacher came.(先生が来る前に、私はすべてのルールに従っていました。)
- She had always obeyed her parents until that day.(その日まで、彼女はいつも親の言うことを聞いていました。)
「obey」と似ている単語の違い
英語には「obey」と似た意味を持つ単語がいくつかあります。
ここでは、それらの単語と「obey」の違いを表にまとめて説明します。
| 単語 | 意味 | ニュアンス | 例文 |
|---|---|---|---|
| obey | 従う、服従する | 権威や命令に対する服従のニュアンスが強い | Children must obey their parents. |
| follow | 従う、付いていく | より一般的で、指示に従うや物理的に後について行く意味もある | We should follow the teacher’s instructions. |
| comply | 従う、遵守する | 規則や要求に従うという意味で、公式な文脈で使われることが多い | All employees must comply with the company’s policies. |
| adhere | 固執する、遵守する | しっかりと守るというニュアンスが強い | We must adhere to the rules. |
follow(従う、付いていく)
「follow」は物理的に誰かの後について行くという意味もありますが、指示や規則に「従う」という意味でも使われます。
「obey」よりも一般的で広く使われる単語です。
例文
- We should follow the teacher’s instructions.(私たちは先生の指示に従うべきです。)
- Follow the path to the lake.(湖への道を辿ってください。)
comply(従う、遵守する)
「comply」は特に規則や要求、法律などに従うという意味で使われます。「obey」よりも公式な文脈で使われることが多いです。
例文
- All employees must comply with the company’s policies.(すべての従業員は会社の方針に従わなければなりません。)
- The country failed to comply with international law.(その国は国際法を遵守できませんでした。)
adhere(固執する、遵守する)
「adhere」は「しっかりと守る」「固く守る」というニュアンスが強い単語です。「obey」よりも堅い表現です。
例文
- We must adhere to the rules.(私たちはルールをしっかりと守らなければなりません。)
- The government promised to adhere to the agreement.(政府はその合意を遵守することを約束しました。)
「obey」のよくある間違いと注意点
「obey」を使う際によく見られる間違いや注意すべき点をいくつか紹介します。
前置詞の誤用
最もよくある間違いの一つは、「obey」の後に前置詞「to」をつけてしまうことです。
英語では「obey to someone/something」とは言わず、単に「obey someone/something」と言います。
誤:We should obey to our teachers.
正:We should obey our teachers.(私たちは先生の言うことを聞くべきです。)
主語と動詞の一致
「obey」は通常の動詞と同じく、三人称単数形の場合は「obeys」となります。この点を忘れないようにしましょう。
例文
- I obey the rules.(私はルールに従います。)
- She obeys the rules.(彼女はルールに従います。)
- They obey the rules.(彼らはルールに従います。)
過去形と過去分詞
「obey」の過去形と過去分詞はどちらも「obeyed」です。規則動詞なので覚えやすいですが、発音に注意しましょう。
例文
- Yesterday, I obeyed all the traffic signals.(昨日、私はすべての交通信号に従いました。)
- He has always obeyed his parents.(彼はいつも親の言うことを聞いてきました。)
発音の注意点
「obey」の発音は「オベイ」ではなく「オゥベイ」に近いです。特に「o」の音に注意しましょう。
正しい発音を覚えることで、コミュニケーションがスムーズになります。
「obey」に関する問題
ここでは「obey」の理解度を確認するための問題を10問用意しました。
各問題で「obey」の意味や使い方を確認しましょう。問題を解いてから解答をチェックしてください。
- 次の文を完成させなさい: Children should _ their parents.
- 「彼らは法律に従います」を英語で表すと?
- 「obey」の過去形は何ですか?
- 「交通規則に従いなさい」を英語で表すと?
- 次の文を完成させなさい: The dog _ its owner’s commands.
- 「obey」の後には前置詞「to」が必要である。(〇か×か)
- 「制限速度を守らなかった」を英語で表すと?
- 「She always _ the school rules.」の空所に適切な語を入れなさい。
- 「先生の指示に従いました」を英語で表すと?
- 「obey」と似た意味を持つ単語を一つ挙げなさい。
「obey」を使った会話例
「obey」が実際の会話でどのように使われるか、いくつかの会話例を通して見てみましょう。
家庭での会話
例文
- 母親: Remember to obey your grandmother while I’m away.
(留守の間、おばあちゃんの言うことを聞くのを忘れないでね。) - 子ども: Yes, Mom. I will obey her.
(はい、お母さん。おばあちゃんの言うことを聞きます。)
学校での会話
例文
- 先生: Students must obey the classroom rules.
(生徒は教室のルールに従わなければなりません。) - 生徒: I always obey the rules, teacher.
(私はいつもルールに従っています、先生。)
ペットについての会話
例文
- A: Your dog is very well-trained!
(あなたの犬はとてもよくしつけられていますね!) - B: Thank you. He always obeys my commands.
(ありがとう。彼はいつも私の命令に従います。) - A: My dog never obeys me when other dogs are around.
(私の犬は他の犬がいると決して言うことを聞きません。)
「obey」に関するよくある質問
- 「obey」と「follow」の違いは何ですか?
-
「obey」は命令や規則に従うという意味で、権威への服従のニュアンスが強いです。一方、「follow」はより一般的で、指示に従う、後について行くなど幅広い意味を持ちます。
「obey」が命令に対する反応を強調するのに対し、「follow」は行動のパターンや指示を追うことを強調します。
- 「obey」は自動詞として使えますか?
-
はい、「obey」は主に他動詞として使われますが、自動詞としても使用できます。
例えば、「The dog was told to sit, and it obeyed.(その犬は座るように言われ、従った。)」のように使います。
- 「obey」の名詞形は何ですか?
-
「obey」の名詞形は「obedience(従順、服従)」です。
例えば、「The child showed complete obedience to his parents.(その子は親に完全に従順だった。)」のように使います。
- 「obey」の反対語は何ですか?
-
「obey」の反対語は「disobey(従わない、言うことを聞かない)」です。
例えば、「The student disobeyed the teacher.(その生徒は先生の言うことを聞かなかった。)」のように使います。
- 「obey」は命令形でも使えますか?
-
はい、「obey」は命令形でも使用できます。
例えば、「Obey the rules!(ルールに従いなさい!)」のように使います。
- 「obey」と「obedient」の関係は?
-
「obedient」は「obey」から派生した形容詞で、「従順な、言うことを聞く」という意味です。
例えば、「She is an obedient child.(彼女は従順な子どもです。)」のように使います。
- 「obey」を使った英語のことわざや表現はありますか?
-
「Obey the rules and you’ll stay out of trouble.(ルールに従えば、トラブルを避けられる)」のような表現があります。
また、「Commands were made to be obeyed.(命令は従うためにあるものだ)」という表現もあります。
まとめ

この記事では英語の動詞「obey」の意味と使い方について詳しく解説しました。「obey」は基本的に「従う」「服従する」という意味を持ち、日常会話から公式な文脈まで様々な場面で使われる重要な単語です。
以下に、この記事のポイントをまとめます。
- 「obey」は「従う」「服従する」という意味の動詞である
- 主に他動詞として使用され、「obey someone/something」の形を取る
- 前置詞「to」は不要で、「obey to」とは言わない
- 過去形・過去分詞は「obeyed」である
- 三人称単数形は「obeys」となる
- 規則・法律・命令・指示などに従う場面で使用される
- 似た意味を持つ単語には「follow」「comply」「adhere」などがある
- 名詞形は「obedience」、反対語は「disobey」である
英語学習において、「obey」のような基本的な動詞の使い方を理解することは非常に重要です。この記事で学んだことを活かして、正しく「obey」を使えるようになりましょう。
日常会話や文章の中で積極的に使用してみることで、より自然な英語表現が身につくでしょう。

