英語を勉強していると、ネイティブスピーカーがよく使うフレーズに出会うことがあります。「Put in a good word」もその一つで、日常会話やビジネスシーンでよく使われる表現です。このフレーズを理解して使えるようになれば、英語コミュニケーションの幅が広がるでしょう。
この記事では、「Put in a good word」の意味と使い方を初心者にも分かりやすく解説します。
「Put in a good word」の基本的な意味

「Put in a good word」は直訳すると「良い言葉を入れる」という意味ですが、実際には「口添えする」「推薦する」「誰かのために良いことを言う」といった意味で使われます。誰かが第三者に対して、ある人のことを良く言ってあげる行為を表現するフレーズです。
例えば、友人が就職活動をしていて、あなたの知り合いの会社に応募した場合、その友人のために会社の人に「彼は優秀ですよ」と言ってあげることが「put in a good word」にあたります。
このフレーズは日常会話でよく使われ、「recommend(推薦する)」よりもカジュアルな表現とされています。
「口添え」と「推薦」のニュアンスの違い
日本語では「口添え」と「推薦」という言葉があり、どちらも「put in a good word」の訳として使われますが、若干ニュアンスが異なります。「口添え」は非公式に良い評価を伝えるイメージがあり、「推薦」はより公式な場面で使われることが多いです。
「Put in a good word」は比較的カジュアルな状況で使われることが多いため、「口添え」のニュアンスに近いと言えるでしょう。
「Put in a good word」の正しい使い方
「Put in a good word」は特定の文法パターンで使われます。一般的な形は以下の通りです。
「put in a good word for(人)with(伝える相手)」
これは「(人)のために(伝える相手)に良いことを言う」という意味になります。
例文
- I’ll put in a good word for you with my boss. (あなたのために上司に良く言っておきます。)
このように、誰のために(for)、誰に対して(with)口添えするかを明確にすることが重要です。ただし、文脈から明らかな場合は、一部を省略することもあります。
「Put in a good word」と「recommend」の違い
英語には「recommend(推薦する)」という似た意味の単語がありますが、「put in a good word」との使い分けにはいくつかのポイントがあります。
「Recommend」は比較的フォーマルな場面で使われることが多く、公式な推薦状や推薦の場面で用いられます。一方、「put in a good word」はより日常的で友好的な口添えを表現するのに適しています。
また、「recommend」は特定の物やサービスを勧める場合にも使いますが、「put in a good word」は主に人について良く言う場合に使われます。
「Put in a good word」を使う適切なタイミング
このフレーズは主に以下のような場面で使われます。
- 就職や転職の際の推薦
- 昇進や評価に関わる場面
- 入学や入部の推薦
- アパートなどの賃貸契約での保証
- 友人の紹介や仲介
いずれも、誰かが第三者の評価や判断に良い影響を与えるために行う行為を表しています。
「Put in a good word」を使った例文
実際の会話の中で「put in a good word」がどのように使われるか、いくつかの例文を見てみましょう。ここでは中学英語レベルの簡単な例文を紹介します。
例文
- I hope you will put in a good word for me. (私のために口添えをお願いします。)
- My friend put in a good word for me with the teacher. (友達が先生に私のことを良く言ってくれました。)
- Can you put in a good word for me with your brother? (あなたの兄に私のことを良く言ってくれませんか。)
- She put in a good word for her sister at the school. (彼女は学校で妹のために口添えしました。)
- Thank you for putting in a good word for me. (私のために口添えしてくれてありがとう。)
職場での「Put in a good word」の使用例
職場やビジネスシーンでは「put in a good word」がよく使われます。以下は職場での使用例です。
例文
- I applied for a job at your company. Can you put in a good word for me? (あなたの会社に応募しました。私のために口添えしてくれませんか。)
- My boss put in a good word for me during the meeting. (上司は会議で私のことを良く言ってくれました。)
- If you know the manager, please put in a good word for me. (マネージャーを知っているなら、私のために口添えしてください。)
学校生活での「Put in a good word」の使用例
学校生活でもこの表現は役立ちます。
例文
- I want to join the baseball team. Can you put in a good word for me with the coach? (野球部に入りたいです。コーチに私のことを良く言ってくれませんか。)
- My teacher put in a good word for me to the principal. (先生が校長先生に私のことを良く言ってくれました。)
- She put in a good word for her friend who wanted to join the art club. (彼女は美術部に入りたかった友達のために口添えしました。)
「Put in a good word」の類似表現
「Put in a good word」以外にも、似たような意味を持つ英語表現がいくつかあります。これらを知っておくと、状況に応じて適切な表現を選べるようになります。
「Speak well of」の使い方
「Speak well of」は「(人)のことを良く言う」という意味で、「put in a good word」に近い表現です。
例文
- He always speaks well of his teammates. (彼はいつもチームメイトのことを良く言います。)
「Vouch for」の使い方
「Vouch for」は「(人)の保証をする」「(人)を推薦する」という意味で、やや公式な場面で使われることが多いです。
例文
- I can vouch for her ability to work hard. (彼女の勤勉さについては私が保証できます。)
「Recommend」の使い方
先述した「recommend」も重要な類似表現です。
例文
- I highly recommend this student for the scholarship. (この生徒を奨学金に強く推薦します。)
「Put in a good word」に関するよくある質問
初学者の方々からよく寄せられる質問をいくつかご紹介します。
- 「Put in a good word」は敬語表現ですか?
-
「Put in a good word」自体は特に敬語表現ではなく、日常的なカジュアルな表現です。しかし、状況に応じて丁寧な表現と組み合わせることで、より丁寧なニュアンスを出すことができます。
例えば、「Would you mind putting in a good word for me?」(私のために口添えをしていただけないでしょうか?)のように使うと丁寧な依頼になります。
- 「Put in a good word」は文法的にどのような構造ですか?
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「Put in a good word」は句動詞(phrasal verb)に近い表現で、「put」が動詞、「in」が前置詞、「a good word」が名詞句となっています。この表現では「in」と「word」の位置を入れ替えることもできます(「put a good word in」)。
- 「Put in a good word」は日本語の「口利き」と同じですか?
-
日本語の「口利き」は時に特定の利益のために影響力を行使するというニュアンスを含むことがありますが、英語の「put in a good word」はそのような否定的なニュアンスはなく、純粋に誰かのことを良く言って助けるという意味合いが強いです。
まとめ

「Put in a good word」は英語の日常会話でよく使われる便利な表現です。最後に重要なポイントをまとめましょう。
- 「Put in a good word」は「口添えする」「推薦する」という意味の英語表現である。
- 基本的な使い方は「put in a good word for(人)with(伝える相手)」である。
- 就職、昇進、入学など、誰かの評価に関わる場面で使われることが多い。
- 「recommend」よりもカジュアルな表現である。
- 類似表現として「speak well of」「vouch for」などがある。
- 文脈によっては「in」と「word」の位置を入れ替えることができる。
- 日本語の「口添え」に最も近い表現である。
英語の学習では、文法や単語だけでなく、こうした日常的に使われるフレーズを覚えることが重要です。「Put in a good word」を適切に使えるようになれば、より自然な英会話ができるようになるでしょう。
ぜひ日々の英語学習に取り入れてみてください。

