「Put your foot in your mouth」という英語のフレーズを聞いたことがあるでしょうか。直訳すると「自分の足を自分の口に入れる」という奇妙な表現ですが、実際にはまったく違う意味で使われています。
この記事では、英語初学者の方に向けて、この表現の意味や使い方を分かりやすく解説します。例文も交えながら、日常会話でどのように活用できるかを見ていきましょう。
「Put your foot in your mouth」の意味

「Put your foot in your mouth」は、「失言する」「口を滑らす」「不適切なことを言ってしまう」という意味を持つ英語のイディオム(慣用句)です。
具体的には、意図せずに相手を傷つけたり、困らせたりするような発言をしてしまった時に使われます。
このフレーズは、うっかり不適切な発言をして恥ずかしい思いをしたり、後悔したりする状況を表現するのに最適です。日本語の「失言する」や「ポカを出す」に近い意味合いがあります。
例えば、友達の前で別の友達の秘密をうっかり漏らしてしまった時や、相手の気持ちを考えずに不用意な発言をしてしまった時などに使うことができます。
「Put your foot in your mouth」の語源と由来
この表現の語源については明確に分かっていませんが、実際に足を口に入れようとすることが物理的に難しく、不自然な行為であることから、不適切な発言をする様子を比喩的に表現していると考えられています。
元々は「Every time I open my mouth, I put my foot in it(口を開けるたびに、そこに足を突っ込んでしまう)」という長い表現だったものが、時間の経過とともに現在の形に短縮されたという説もあります。
この比喩表現は、自分の発言で自分自身が困った状況になるという意味合いを含んでいます。足を口に入れるという不自然な状態は、不適切な発言をして気まずい状況になることの比喩として理解できます。
「Put your foot in your mouth」の使い方
この表現は日常会話でよく使われるイディオムです。特に、自分や他人が失言した後に、その状況を説明するのに便利です。使い方のポイントを見ていきましょう。
基本的な文型と活用
基本的な文型は次のようになります。
主語 + put + 所有格 + foot + in + 同じ所有格 + mouth
重要なポイントは、「foot」と「mouth」の前に来る所有格は同じ人のものでなければならないということです。つまり、「I put my foot in your mouth」というような使い方はできません。
以下に活用例を示します。
例文
- I put my foot in my mouth(私は失言した)
- You put your foot in your mouth(あなたは失言した)
- He put his foot in his mouth(彼は失言した)
- She put her foot in her mouth(彼女は失言した)
- We put our feet in our mouths(私たちは失言した)
- They put their feet in their mouths(彼らは失言した)
日常会話での使用例
次のような状況で使うことができます。
- 自分が失言した後に謝る時
- 友人が失言した時に状況を説明する時
- 他の人の失言について話す時
中学生でも使える簡単な例文
ここでは、中学英語レベルの簡単な例文をいくつか紹介します。これらの例文を参考に、実際の会話で活用してみてください。
例文
- I put my foot in my mouth at the party yesterday.
(昨日のパーティーで私は失言してしまった。) - Tom put his foot in his mouth when he asked about her age.
(トムは彼女の年齢について尋ねた時に失言してしまった。) - She put her foot in her mouth during the class.
(彼女は授業中に失言してしまった。) - Be careful not to put your foot in your mouth.
(失言しないように気をつけて。) - I always put my foot in my mouth when I am nervous.
(私は緊張すると、いつも失言してしまう。) - My brother put his foot in his mouth at dinner last night.
(昨夜の夕食で、弟が失言してしまった。)
具体的な使用シーンと会話例
このイディオムがどのように実際の会話で使われるか、具体的なシーンと会話例を見てみましょう。
シーン1:友人の失言について
例文
- A: How was the party last night?
(昨夜のパーティーはどうだった?) - B: It was fun, but I put my foot in my mouth.
(楽しかったけど、失言しちゃったんだ。) - A: What did you say?
(何を言ったの?) - B: I asked Kate about her boyfriend, but they broke up last week.
(ケイトに彼氏のことを聞いちゃったんだけど、彼らは先週別れたんだ。)
シーン2:職場での失言
例文
- A: You look upset. What happened?
(落ち込んでるみたいだね。何かあった?) - B: I put my foot in my mouth during the meeting.
(会議中に失言してしまったんだ。) - A: Don’t worry. Everyone makes mistakes.
(心配しないで。誰でも間違いはあるよ。)
「Put your foot in your mouth」に似た表現
英語には「失言する」や「口を滑らす」という意味を持つ他の表現もあります。以下にいくつか紹介します。
- Stick one’s foot in one’s mouth
(「Put your foot in your mouth」とほぼ同じ意味です) - Make a blunder
(大失敗をする、へまをする) - Say something inappropriate
(不適切なことを言う) - Open one’s mouth and insert one’s foot
(口を開けて足を入れる:「Put your foot in your mouth」の元になった表現)
「Put your foot in your mouth」に関するよくある質問
- この表現は日常会話でよく使われますか?
-
はい、この表現は英語圏の日常会話でよく使われるイディオムです。特に、誰かが恥ずかしいことや不適切なことを言った状況を説明する時によく使われます。
- 日本語で最も近い表現は何ですか?
-
日本語では「失言する」「口を滑らす」「ポカを出す」「言わなくてもいいことを言ってしまう」などが近い表現と言えるでしょう。
- フォーマルな場面でも使えますか?
-
この表現はやや口語的で、友人や同僚との会話など、カジュアルな場面で使うことが多いです。ビジネスの場や公式な文書では、より丁寧な表現(例:「make an inappropriate comment」など)を使う方が適切です。
- なぜ「foot」と「mouth」が使われているのですか?
-
この表現は、実際に足を口に入れるという物理的に不自然な状態を比喩として使っています。不適切な発言をして気まずい状況になることを、このような奇妙なイメージで表現しています。
まとめ

「Put your foot in your mouth」についてのポイントをまとめると、
- 「失言する」「口を滑らす」「不適切なことを言ってしまう」という意味を持つイディオム
- 基本的な文型は「主語 + put + 所有格 + foot + in + 同じ所有格 + mouth」
- 所有格は同じ人のものを使用(例:my foot in my mouth)
- 日常会話でよく使われる表現だが、フォーマルな場面では避けた方が良い
- 「Stick one’s foot in one’s mouth」など、似た意味を持つ表現もある
- 元々は「Every time I open my mouth, I put my foot in it」という長い表現が短縮されたとも言われている
このブログが「Put your foot in your mouth」の理解に役立ち、英語の表現の幅が広がれば嬉しいです。日常会話で使ってみることで、より自然な英語が身につくでしょう。

