「refuse」は英語で「断る、拒否する」という意味の動詞と、「ゴミ、廃棄物」という意味の名詞として使われる英単語です。特に動詞としての用法が日常会話でよく使われます。「refuse」は発音によって意味が変わる興味深い単語で、動詞の場合は「リフューズ」、名詞の場合は「レフュース」と発音します。
この記事では、英語初学者の方にも分かりやすく「refuse」の意味と正しい使い方を例文とともに解説していきます。
refuseとは?断りや拒否を表す重要な英単語

「refuse」は英語の中でも使用頻度の高い単語で、主に「断る」「拒否する」という意味の動詞として使われます。しかし、発音を変えると「ゴミ、廃棄物」を意味する名詞にもなります。動詞の場合は第2音節にアクセントがあり「リフューズ(rɪˈfjuːz)」と発音し、名詞の場合は第1音節にアクセントがあり「レフュース(ˈrefjuːs)」と発音します。
英語を学ぶ上で「断る」という表現は日常会話で頻繁に使うため、「refuse」の使い方をマスターすることは非常に重要です。特に丁寧に断る場合や、断固として拒否する場合など、状況に応じた使い分けができると、より自然な英語表現が可能になります。
動詞としての「refuse」は、「to+動詞の原形」を伴って「〜することを拒否する」という意味で使われたり、名詞を目的語にして「〜を断る」という意味で使われたりします。これから詳しく例文を交えながら解説していきます。
動詞「refuse」の基本的な意味
動詞としての「refuse」は主に次の意味で使われます。
- 申し出や要求などを断る、拒否する
- 何かをすることを拒む
- 与えることを断る
refuseの動詞としての使い方と例文
動詞「refuse」は日常生活のさまざまな場面で使用されます。特に何かを断ったり、拒否したりする場面で重要な役割を果たします。ここでは、典型的な使い方とその例文を見ていきましょう。
「refuse」は基本的に他動詞として使われ、何かを断るときには直接目的語を取ります。また、「〜することを拒否する」という意味では「refuse to do」の形でよく使われます。
例文
- I refused his invitation to the party.(彼のパーティーへの誘いを断りました。)
- She refused to answer my question.(彼女は私の質問に答えることを拒否しました。)
- The child refused the medicine because it tasted bad.(その子供は薬が不味いので飲むのを拒否しました。)
- My dog refuses to eat its food today.(今日、私の犬はエサを食べるのを拒否しています。)
- They refused our offer to help them.(彼らは私たちの助けの申し出を断りました。)
「refuse」は強い意志や決意を表す単語なので、何かをきっぱりと断る場合によく使われます。
より丁寧に断る場合は、「I’m afraid I have to refuse」(申し訳ありませんが、お断りしなければなりません)のような表現を使うこともあります。
「申し出を断る」場面での使い方
人からの申し出や誘いを断る場面は、日常会話でよく遭遇するシチュエーションです。「refuse」を使って丁寧に、または明確に断る表現を見ていきましょう。
例文
- I had to refuse the job offer because the salary was too low.(給料が低すぎたので、その仕事のオファーを断らなければなりませんでした。)
- He politely refused the second helping of cake.(彼は丁寧にケーキのおかわりを断りました。)
- We refused their help because we wanted to do it ourselves.(私たちは自分たちでやりたかったので、彼らの手助けを断りました。)
- She refused the gift with a smile.(彼女は笑顔でそのプレゼントを断りました。)
- I cannot refuse such a kind offer.(そのような親切な申し出を断ることはできません。)
申し出を断る場合、単に「refuse」だけを使うと少し冷たい印象になることがあります。
そのため、「I’m sorry to refuse, but…」(断って申し訳ありませんが…)や「I must regretfully refuse」(残念ながら断らなければなりません)など、より丁寧な表現を添えることが多いです。
「要求を拒否する」場面での使い方
何かを要求されたときに断る、または拒否する場面での「refuse」の使い方を見ていきましょう。これには権利や義務に関する拒否も含まれます。
例文
- The teacher refused to change my grade.(先生は私の成績を変えることを拒否しました。)
- The government refused to negotiate with terrorists.(政府はテロリストとの交渉を拒否しました。)
- I refuse to believe that he stole the money.(彼がお金を盗んだなんて信じることを拒否します。)
- The company refused to accept responsibility for the accident.(その会社は事故の責任を受け入れることを拒否しました。)
- She refused to give up despite the difficulties.(彼女は困難にもかかわらず諦めることを拒否しました。)
要求を拒否する場合、「refuse」は強い意志を示す表現になります。特に「refuse to do」の形は、「絶対に〜しない」という強い決意を表すことができます。
refuseと一緒に使う前置詞や表現
「refuse」はいくつかの前置詞や特定の表現と組み合わせて使われることがあります。代表的なものを見ていきましょう。
例文
- refuse to do:「〜することを拒否する」
She refused to speak to me after our argument.(口論の後、彼女は私と話すことを拒否しました。) - refuse something to someone:「誰かに何かを与えることを拒否する」
The bank refused a loan to the small business.(銀行はその小さな企業への融資を拒否しました。) - refuse someone something:「誰かに何かを与えることを拒否する」(上記と同じ意味)
They refused him permission to leave early.(彼らは彼に早退する許可を与えることを拒否しました。) - refuse entry/admission:「入場を拒否する」
The security guard refused entry to anyone without an ID.(警備員はIDを持っていない人の入場を拒否しました。) - point-blank refuse:「きっぱりと拒否する」
She point-blank refused to apologize.(彼女はきっぱりと謝ることを拒否しました。)
これらの表現を覚えておくと、より正確に「refuse」を使い分けることができます。
refuseの名詞としての使い方と例文
「refuse」は動詞としての用法が一般的ですが、名詞としても使われます。名詞の「refuse」は「ゴミ、廃棄物、くず」という意味で、発音も「レフュース(ˈrefjuːs)」と異なります。
名詞としての「refuse」は、一般的な会話よりも、公式の文書や環境問題に関する文脈でよく使用されます。日常会話では「garbage」や「trash」の方がよく使われます。
例文
- The city collects refuse twice a week.(市は週に2回廃棄物を収集します。)
- There was a pile of refuse in the corner of the street.(通りの角にゴミの山がありました。)
- Household refuse should be separated for recycling.(家庭ごみはリサイクルのために分別されるべきです。)
- The refuse disposal plant is located outside the city.(ごみ処理施設は市外にあります。)
- Many animals live among the refuse at the dump.(多くの動物がゴミ捨て場の廃棄物の間で生活しています。)
名詞としての「refuse」は、特に環境問題や都市計画に関する話題でよく出てきます。「refuse collection」(ゴミ収集)、「refuse disposal」(ゴミ処理)などの表現もよく使われます。
名詞「refuse」に関連する表現
名詞としての「refuse」に関連するいくつかの表現を見ていきましょう。
例文
- refuse collector:「ゴミ収集人」
The refuse collectors come early in the morning.(ゴミ収集人は朝早くやってきます。) - refuse bin/container:「ゴミ箱、ゴミコンテナ」
Please put all your waste in the refuse bin.(すべての廃棄物をゴミ箱に入れてください。) - refuse dump/tip:「ゴミ捨て場」
The old refuse dump has been converted into a park.(その古いゴミ捨て場は公園に変わりました。) - refuse disposal:「ゴミ処理」
Proper refuse disposal is important for the environment.(適切なゴミ処理は環境にとって重要です。)
これらの表現は、特に環境問題や都市計画に関する文脈で使われることが多いです。
refuseと似た意味を持つ英単語
「refuse」と似た意味を持つ英単語はいくつかありますが、それぞれ微妙なニュアンスの違いがあります。主な類義語とその違いを解説します。
Decline(断る、辞退する)
「decline」は「refuse」よりも丁寧で婉曲的な表現です。公式な場面や丁寧に断りたい時によく使われます。
例文
- She politely declined the invitation.(彼女は丁寧にその招待を辞退しました。)
- I must decline your offer at this time.(今回は申し出を辞退させていただきます。)
Reject(拒絶する、却下する)
「reject」は「refuse」よりも強い拒絶を表し、何かを検討した上で受け入れないことを意味します。
例文
- The committee rejected his proposal.(委員会は彼の提案を却下しました。)
- She felt rejected when they didn’t invite her.(彼らが彼女を招待しなかったとき、彼女は拒絶されたように感じました。)
Deny(否定する、拒む)
「deny」は主に事実を否定したり、要求を認めないことを意味します。
例文
- He denied stealing the money.(彼はお金を盗んだことを否定しました。)
- The teacher denied us permission to leave early.(先生は私たちが早く帰る許可を与えませんでした。)
Turn down(断る、却下する)
「turn down」は「refuse」のよりカジュアルな表現で、特に申し出や誘いを断る場合に使います。
例文
- I turned down their job offer.(私は彼らの仕事のオファーを断りました。)
- She turned down his invitation to dinner.(彼女は彼の夕食の誘いを断りました。)
これらの類義語を状況に応じて使い分けることで、より豊かな英語表現が可能になります。
refuseと類義語の使い分け表
以下の表は、「refuse」とその類義語の使い分けをまとめたものです。
| 単語 | 強さ | 主な使用場面 | 例文 |
|---|---|---|---|
| Refuse | 強い | 明確に断りたい場合 | I refuse to pay for this broken product.(この壊れた商品に対して支払うことを拒否します。) |
| Decline | 丁寧 | 公式な場面、丁寧に断りたい場合 | I must decline your generous offer.(あなたの寛大な申し出をお断りしなければなりません。) |
| Reject | より強い | 検討の末却下する場合 | The university rejected my application.(大学は私の出願を却下しました。) |
| Deny | 中程度 | 事実の否定、許可を与えない場合 | She denied all knowledge of the incident.(彼女はその事件について何も知らないと否定しました。) |
| Turn down | カジュアル | 日常会話、特に申し出を断る場合 | I turned down their invitation to the party.(私は彼らのパーティーへの招待を断りました。) |
この表を参考に、状況に応じた適切な表現を選ぶことができます。
refuseのよくある間違いと注意点
「refuse」を使う際によくある間違いや注意点をいくつか紹介します。英語学習者がつまずきやすいポイントを理解しておくことで、より正確に「refuse」を使いこなせるようになります。
発音の間違い
動詞と名詞で発音が異なることに注意しましょう。動詞は第2音節にアクセントがあり「リフューズ(rɪˈfjuːz)」、名詞は第1音節にアクセントがあり「レフュース(ˈrefjuːs)」と発音します。
例文
- I refuse to go.(動詞:リフューズ)(私は行くことを拒否します。)
- The refuse needs to be collected.(名詞:レフュース)(そのゴミは収集される必要があります。)
前置詞の使い方の間違い
「refuse」の後には直接目的語が来ることが多いですが、「〜することを拒否する」という意味では「refuse to do」の形になります。「refuse for doing」という形は誤りです。
誤:He refused for helping me.
正:He refused to help me.(彼は私を助けることを拒否しました。)
二重目的語の順序
「refuse someone something」(誰かに何かを与えることを拒否する)の形では、人が先に来て、モノが後に来ます。
例文
- The teacher refused the student permission to leave.(先生はその生徒に退出の許可を与えることを拒否しました。)
名詞としての「refuse」と可算・不可算の混同
名詞としての「refuse」は通常、不可算名詞として扱われます。つまり、「a refuse」とは言わず、「some refuse」や「the refuse」と表現します。
誤:I saw a refuse on the street.
正:I saw some refuse on the street.(私は通りにいくらかのゴミを見ました。)
「refuse」と「deny」の混同
「refuse」は主に申し出や要求を断ることを意味しますが、「deny」は事実を否定することや、許可を与えないことを意味します。
例文
- He refused to answer the question.(彼はその質問に答えることを拒否しました。)(答えたくないという意思)
- He denied stealing the money.(彼はお金を盗んだことを否定しました。)(事実の否定)
強すぎる表現になることへの注意
「refuse」は比較的強い拒否を表す単語です。
丁寧に断りたい場合は、「I’m afraid I have to refuse」や「I must regretfully refuse」などの婉曲表現を使うか、「decline」のようなよりソフトな単語を選ぶとよいでしょう。
例文
- I’m afraid I have to refuse your invitation.(申し訳ありませんが、あなたの招待をお断りしなければなりません。)
これらの間違いや注意点を意識することで、「refuse」をより正確に使いこなせるようになります。
refuseに関する問題
ここでは「refuse」の理解度を試す問題を10問用意しました。それぞれの問題に最適な答えを考えてみてください。
- 空欄に適切な形の「refuse」を入れてください。
The child __ to eat vegetables. - 次の文を「refuse」を使って書き換えてください。
She said “no” to his invitation. - 空欄に適切な単語を入れてください。「refuse」または「deny」
He __ that he broke the window. - 次の文を日本語に訳してください。
I refused to believe what she told me. - 次の文を英語に訳してください。
彼女はその高価なプレゼントを断りました。 - 空欄に適切な単語を入れてください。「refuse」または「decline」
She politely __ the job offer. - 次の文の意味として正しいものを選んでください。
“The city collects refuse every Monday.”
a) 市は毎週月曜日に拒否を集める
b) 市は毎週月曜日にゴミを収集する
c) 市は毎週月曜日に拒否を受け付ける - 次の「refuse」を含む文で、「refuse」の品詞は何ですか?
“There was a pile of refuse in the corner.”
a) 動詞
b) 名詞
c) 形容詞 - 次の文を「refuse」を使って完成させてください。
The teacher the student permission to leave early. - 次の英文の間違いを指摘し、正しい文に直してください。
He refused for helping his brother.
「refuse」に関するよくある質問
「refuse」の使い方について、よくある質問とその回答をまとめました。英語学習者がつまずきやすいポイントを解説します。
- 「refuse」と「deny」の違いは何ですか?
-
「refuse」は主に申し出や要求を「断る」という意味で使われます。一方、「deny」は事実を「否定する」または許可を「与えない」という意味で使われます。例えば、「I refuse to answer」(答えることを拒否します)は答えたくないという意思表示ですが、「I deny the accusation」(その告発を否定します)は事実ではないと主張していることになります。
- 「refuse」と「reject」はどう使い分ければいいですか?
-
「refuse」は要求や申し出に対して「断る」という一般的な意味で使われます。「reject」はより強い「拒絶」を表し、特に検討した上で受け入れないという意味合いが強いです。例えば、「I refused his help」(彼の手助けを断りました)は単に申し出を断った状況ですが、「The university rejected my application」(大学は私の出願を却下しました)は審査の結果、不適格と判断されたことを示します。
- 「refuse」を使って丁寧に断るにはどうすればいいですか?
-
「refuse」だけだと少し強い印象になることがあるため、丁寧に断りたい場合は次のような表現を添えるとよいでしょう。
- I’m afraid I have to refuse(申し訳ありませんが、お断りしなければなりません)
- I must regretfully refuse(残念ながら断らなければなりません)
- I’m sorry, but I can’t accept(申し訳ありませんが、受け入れることができません)
また、より丁寧な「decline」という単語を使うという選択肢もあります。
- 動詞「refuse」と名詞「refuse」の発音の違いは?
-
動詞の「refuse」は第2音節にアクセントがあり「リフューズ(rɪˈfjuːz)」と発音します。一方、名詞の「refuse」は第1音節にアクセントがあり「レフュース(ˈrefjuːs)」と発音します。この発音の違いを覚えておくことが重要です。
- 「refuse to do」と「refuse doing」の違いは?
-
正しい形は「refuse to do」(〜することを拒否する)です。「refuse doing」という形は一般的に使われません。例えば、「He refused to help」(彼は手伝うことを拒否しました)が正しい表現です。
- 名詞「refuse」は可算名詞ですか、不可算名詞ですか?
-
名詞としての「refuse」は通常、不可算名詞として扱われます。つまり、「a refuse」とは言わず、「some refuse」(いくらかのゴミ)や「the refuse」(そのゴミ)と表現します。
- 「refuse」はどのような場面で使われることが多いですか?
-
動詞としての「refuse」は、申し出や誘いを断る場面、要求を拒否する場面、何かを与えることを断る場面などで使われます。名詞としての「refuse」は主に環境問題や都市計画に関する文脈で、「ゴミ、廃棄物」という意味で使われます。
まとめ

この記事では、英単語「refuse」の意味と使い方について詳しく解説してきました。「refuse」は英語学習者にとって重要な単語であり、日常会話やビジネスシーンでよく使われる表現です。ここで学んだ内容を振り返り、「refuse」の使い方をマスターしましょう。
「refuse」は主に動詞として使われ、「断る、拒否する」という意味を持ちます。また、発音を変えて名詞としても使われ、その場合は「ゴミ、廃棄物」という意味になります。正しい発音と使い分けを意識することが大切です。
以下に、この記事のポイントをまとめます。
- 「refuse」は動詞(リフューズ)と名詞(レフュース)の両方として使われる
- 動詞としての主な意味は「断る、拒否する」
- 名詞としての主な意味は「ゴミ、廃棄物」
- 動詞「refuse」は「refuse to do」の形で「〜することを拒否する」という意味になる
- 「refuse」には「decline」「reject」「deny」「turn down」などの類義語があり、状況に応じて使い分ける
- 丁寧に断りたい場合は「refuse」よりも「decline」を使うか、丁寧な表現を添える
- 名詞「refuse」は主に環境問題や都市計画の文脈で使われる
- 「refuse」を使う際の注意点として、発音の違い、前置詞の使い方、可算・不可算の区別などがある
「refuse」の使い方をマスターすることで、英語でのコミュニケーション能力が向上します。
状況に応じた適切な表現を選び、自分の意思をより正確に伝えられるようになりましょう。

