英語の関係副詞とは?関係代名詞との違いや使い分けを例文で分かりやすく解説

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英語の関係副詞とは?関係代名詞との違いや使い分けを例文で分かりやすく解説
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英語を学習していると、「関係詞」という文法項目に出会います。中でも「関係副詞」は、英語の表現をより豊かにする重要な文法要素ですが、関係代名詞と混同されることも多く、初学者にとっては少し理解しづらい概念かもしれません。

この記事では、関係副詞の基本的な意味から使い方、関係代名詞との違いまで、わかりやすい例文を交えて丁寧に解説します。この記事を読めば、関係副詞をマスターして英語表現の幅を広げることができるでしょう。

記事の最後にTOEIC・英語学習におすすめの教材をご紹介しているので、教材を探している方は参考にしてみて下さい。

目次

関係副詞とは?基本的な意味と役割

English

関係副詞とは、英語の文法において「接続詞」と「副詞」の両方の役割を持つ単語です。主に「when(いつ)」「where(どこで)」「why(なぜ)」「how(どのように)」の4種類があります。

関係副詞の主な役割は、2つの文をつなげて1つの文にすることです。特に、先行詞(関係副詞の前にある名詞)に関する情報を付け加えるために使われます。

例えば、次の2つの文を見てみましょう。

例文

  • This is the park.(これは公園です)
  • I play soccer there.(私はそこでサッカーをします)

これらを関係副詞 where を使って1つの文にすると、

例文

  • This is the park where I play soccer.(これは私がサッカーをする公園です)

このように、関係副詞は文と文をスムーズにつなげ、より情報量の多い表現が可能になります。特に、時間、場所、理由、方法について説明するときに便利です。

関係代名詞と関係副詞の違い

関係詞には「関係代名詞」と「関係副詞」がありますが、この2つはどう違うのでしょうか?

役割の違い

  • 関係代名詞:接続詞と代名詞の性質を持つ(who, which, that など)
  • 関係副詞:接続詞と副詞の性質を持つ(when, where, why, how)

後ろに続く文の形の違い

最も重要な違いは、関係詞の後ろに続く文の形です。

  • 関係代名詞:不完全な文(主語または目的語が欠けている)が続く
  • 関係副詞:完全な文(主語と動詞がそろっている)が続く

例えば、

関係代名詞の例

  • I know the girl who lives next door.(私は隣に住んでいる女の子を知っています)
    • 「who lives next door」は不完全文(主語が欠けている)

関係副詞の例

  • I know the house where she lives.(私は彼女が住んでいる家を知っています)
    • 「where she lives」は完全文(主語と動詞がそろっている)

このように、関係代名詞と関係副詞は後ろに続く文の形によって見分けることができます。

4種類の関係副詞とその使い方

関係副詞には主に4種類あります。それぞれの特徴と使い方について、例文と一緒に見ていきましょう。

when の使い方と例文

「when」は「時」を表す関係副詞で、time(時間)、day(日)、year(年)など、時を表す名詞が先行詞になります。

例文

  • I will never forget the day when I met my best friend.
    (私が親友に会った日を決して忘れません)
  • Summer is the season when many people go to the beach.
    (夏は多くの人がビーチに行く季節です)
  • Do you remember the time when we played baseball together?
    (私たちが一緒に野球をした時を覚えていますか?)

「when」の特徴は、先行詞が「時」を表す名詞であることと、後ろに完全な文が続くことです。

where の使い方と例文

「where」は「場所」を表す関係副詞で、place(場所)、house(家)、city(都市)など、場所を表す名詞が先行詞になります。

例文

  • This is the school where I studied English.(これは私が英語を勉強した学校です)
  • I want to visit the country where my grandfather was born.(祖父が生まれた国を訪れたいです)
  • The park where we often play is very beautiful.(私たちがよく遊ぶ公園はとても美しいです)

「where」の特徴は、先行詞が「場所」を表す名詞であることと、後ろに完全な文が続くことです。

why の使い方と例文

「why」は「理由」を表す関係副詞で、reason(理由)など、理由を表す名詞が先行詞になります。

例文

  • Please tell me the reason why you were late.(あなたが遅れた理由を教えてください)
  • I don’t understand the reason why he got angry.(彼が怒った理由がわかりません)
  • This is the reason why I study hard.(これが私が一生懸命勉強する理由です)

「why」の特徴は、先行詞が「理由」を表す名詞であることと、後ろに完全な文が続くことです。

how の使い方と例文

「how」は「方法」を表す関係副詞で、way(方法)など、方法を表す名詞が先行詞になります。

例文

  • This is the way how we solve this problem.(これが私たちがこの問題を解決する方法です)
  • I will show you how I make this cake.(このケーキの作り方を見せます)
  • Do you know how they built this bridge?(彼らがこの橋をどのように建設したか知っていますか?)

「how」の特徴は、先行詞が「方法」を表す名詞であることと、後ろに完全な文が続くことです。

ただし、「the way」と「how」が一緒に使われることは少なく、どちらかが省略されることが多いです。

関係副詞と前置詞+関係代名詞の置き換え

関係副詞は、「前置詞 + 関係代名詞」で言い換えることができます。

これは特に、より正式な表現が必要な場合や、文章を書く際に役立ちます。

  • where → in which, at which
  • when → at which, on which, in which
  • why → for which

具体的な例文で見てみましょう。

例文

  • This is the school where I studied English.
    = This is the school in which I studied English.
    (これは私が英語を勉強した学校です)
  • I will never forget the day when I met my best friend.
    = I will never forget the day on which I met my best friend.
    (私が親友に会った日を決して忘れません)
  • Please tell me the reason why you were late.
    = Please tell me the reason for which you were late.
    (あなたが遅れた理由を教えてください)

どちらの表現も文法的に正しいですが、日常会話では関係副詞を使うことが多く、フォーマルな文章では前置詞+関係代名詞を使うことが多いです。

関係副詞の先行詞の省略

関係副詞の中でも、特に先行詞が一般的な場合は、その先行詞が省略されることがあります。

これは英語の表現をよりシンプルにする効果があります。

  • 「when」の先行詞(time, day など)の省略
    • I remember (the time) when we first met.
      (私たちが初めて会った時を覚えています)
  • 「where」の先行詞(place など)の省略
    • This is (the place) where I live.
      (これは私が住んでいる場所です)
  • 「why」の先行詞(reason など)の省略
    • That’s (the reason) why I came late.
      (それが私が遅れてきた理由です)
  • 「how」の先行詞(way など)の省略
    • This is (the way) how we do it.
      (これが私たちがそれをする方法です)

このように、先行詞が省略された形も日常的によく使われます。

特に会話では簡潔さを重視するため、省略形がよく使われます。

英語の関係副詞に関する練習問題

以下の問題を解いて、関係副詞の理解を深めましょう。空欄に適切な関係副詞を入れて下さい。

  1. This is the school ________ I studied for six years.
  2. Do you remember the day ________ we first met?
  3. I don’t know the reason ________ he didn’t come to the party.
  4. The city ________ my grandmother lives is very old.
  5. This is the way ________ you can solve this problem.
  6. Summer is the season ________ many students play outside.
  7. The park ________ we often play baseball is near my house.
  8. Please tell me the reason ________ you were late for school.
  9. I will show you the way ________ I make this delicious cake.
  10. This is the town ________ I was born.
  11. Change the two sentences into one using a relative adverb: “This is the house. I grew up there.”
  12. Change the two sentences into one using a relative adverb: “I will never forget the day. I met my best friend on that day.”
  13. Change the two sentences into one using a relative adverb: “Please tell me the reason. You were absent yesterday for that reason.”
  14. Change “This is the city in which I was born” using a relative adverb.
  15. Change “I remember the time at which we played together” using a relative adverb.
  16. Change “That is the reason for which he studied hard” using a relative adverb.
  17. What is the relative adverb for time?
  18. What is the relative adverb for place?
  19. What is the relative adverb for reason?
  20. What is the relative adverb for method?

関係副詞に関するよくある質問

関係副詞の見分け方を教えてください。

関係副詞かどうかを見分けるポイントは、関係詞の後に「完全な文」(主語と動詞がそろった文)が続くかどうかです。また、先行詞が時間、場所、理由、方法を表す名詞であることも特徴です。

「where」と「which」の使い分けはどうすればいいですか?

「場所」を表す先行詞の後に「where」と「in which」のどちらを使うかは、以下のように考えます:

  • 日常会話や簡潔な表現では「where」を使うことが多い
  • フォーマルな文章やより正確な表現では「in which」を使うことが多い
  • 後ろの文で場所を表す前置詞(in, at, on など)が必要な場合は「where」か「前置詞 + which」を使う
関係副詞の先行詞は必ず必要ですか?

先行詞は必ずしも必要ではありません。特に、一般的な先行詞(time, place, reason, way など)は省略されることがあります。例えば、「This is where I live.」(これが私が住んでいる場所です)のように、「the place」が省略されています。

「how」は関係副詞として使えますか?

はい、「how」も関係副詞として使えます。ただし、「the way」と「how」が一緒に使われることは少なく、「This is how I do it.」(これが私がそれをするやり方です)のように、先行詞が省略されることが多いです。

関係代名詞と関係副詞はどちらが先に勉強すべきですか?

通常、関係代名詞を先に学習することが多いです。関係代名詞の概念を理解してから関係副詞に進むと、両者の違いや使い分けを理解しやすくなります。ただし、どちらから学んでも問題ありません。

まとめ

まとめ

この記事では、英語の関係副詞について詳しく解説しました。関係副詞は、2つの文をつなげて情報量を増やす重要な文法要素です。

主なポイントをまとめると、

  • 関係副詞の種類と役割
    • when:「時」を表す先行詞を修飾
    • where:「場所」を表す先行詞を修飾
    • why:「理由」を表す先行詞を修飾
    • how:「方法」を表す先行詞を修飾
  • 関係代名詞との違い
    • 関係代名詞:後ろに不完全文が続く
    • 関係副詞:後ろに完全文が続く
  • 関係副詞と前置詞+関係代名詞の互換性
    • where = in which / at which
    • when = at which / on which / in which
    • why = for which
  • 先行詞の省略
    • 一般的な先行詞(time, place, reason, way など)は省略できる

関係副詞をマスターすることで、より自然で情報量の多い英語表現ができるようになります。日常会話から文章作成まで、さまざまな場面で活用できるので、ぜひ練習問題を解いて理解を深めてください。

英語の文法は一度に完璧にマスターするのは難しいかもしれませんが、少しずつ理解を深めていくことで、確実に上達していきます。関係副詞の使い方を理解して、あなたの英語表現をさらに豊かにしていきましょう!

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