「several」は英語の限定詞や代名詞として使われる単語で、「いくつかの」「数個の」「数人の」という意味を持ちます。日本語では「数個」「いくつか」「数人」などと訳され、2つよりも多いけれど、たくさんではない数量を表します。
英語の数量表現のなかでも使用頻度が高い単語なので、しっかりと理解して使えるようになりましょう。
「several」とは?基本的な意味と特徴

「several」は「二つより多いが多くはない数」を表す単語です。正確な数を示すものではなく、一般的には3〜7程度の数を指すことが多いですが、場合によってはもう少し多い場合もあります。「数個の」「いくつかの」といった不明確な数量を示す際に使用します。
「several」は主に以下の品詞として使われます。
「several」は、「a few(少しの)」よりは多く、「many(多くの)」よりは少ない数を表す中間的な表現です。具体的な数字を言わずに大まかな量を伝えたい時に便利な表現です。
「several」の様々な使い方と表現
「several」は日常会話から公式な場面まで幅広く使用される便利な単語です。ここでは「several」の様々な使い方を見ていきましょう。
名詞と一緒に使う
最も一般的な使い方は、名詞の前に置いて「数個の〜」「いくつかの〜」という意味で使うパターンです。
例文
- I have several books about English grammar.
(私は英文法についての本を数冊持っています。) - She visited several countries in Europe last year.
(彼女は去年ヨーロッパで数カ国を訪れました。) - There are several students waiting outside.
(外で待っている生徒が数人います。)
「several of」の形で使う
「several of + 複数名詞/代名詞」の形で、「〜のうちの数個」という意味で使います。
例文
- Several of my friends like soccer.
(私の友達の何人かはサッカーが好きです。) - Several of these apples are rotten.
(これらのリンゴのいくつかは腐っています。) - Several of them didn’t come to school today.
(彼らのうち数人は今日学校に来ませんでした。)
時間や距離を表す表現で
時間や距離を表す表現でも「several」はよく使われます。
例文
- I waited for several hours.
(私は数時間待ちました。) - She lives several miles away from here.
(彼女はここから数マイル離れたところに住んでいます。) - We stayed there for several days.
(私たちはそこに数日間滞在しました。)
数字と組み合わせて使う
「several hundred」「several thousand」のように大きな数字と組み合わせて使うこともあります。
例文
- Several hundred people attended the concert.
(数百人の人々がコンサートに参加しました。) - The company has several thousand employees.
(その会社には数千人の従業員がいます。)
「several」を使った実用的な例文
英語初心者の方でも理解しやすいように、日常生活でよく使われる「several」を含む例文を紹介します。場面別に分けて見ていきましょう。
学校生活での例文
例文
- I have several classes today.
(今日はいくつかの授業があります。) - The teacher asked several questions about the story.
(先生はその物語についていくつかの質問をしました。) - Several students got perfect scores on the test.
(数人の生徒がテストで満点を取りました。) - We need to read several pages for homework.
(宿題のために数ページ読む必要があります。)
日常会話での例文
例文
- I called you several times yesterday.
(昨日何回か電話しました。) - There are several good restaurants near my house.
(私の家の近くにはいくつかの良いレストランがあります。) - We have several options to choose from.
(選択肢がいくつかあります。) - She has visited Japan several times.
(彼女は日本に数回訪れたことがあります。)
時間表現での例文
例文
- It took several minutes to walk to the station.
(駅まで歩くのに数分かかりました。) - I’ll be back in several hours.
(数時間後に戻ります。) - We waited for the bus for several minutes.
(私たちはバスを数分間待ちました。) - The movie will start in several minutes.
(映画は数分後に始まります。)
「several」と似た表現の違い
英語には「several」と似た意味を持つ単語がいくつかあります。ここでは、それらの違いを明確にして、適切な使い分けができるようにしましょう。
「several」と「a few」の違い
「a few」は一般的に「少数の」という意味で、通常は2〜4程度の小さい数を指します。一方、「several」はそれよりも多い、だいたい3〜7程度の数を示すことが多いです。
例文
- I have a few coins in my pocket.(ポケットに2、3枚のコインがあります。)
- I have several coins in my collection.(コレクションにいくつかのコインがあります。)
「several」と「some」の違い
「some」は「いくらかの」「ある程度の」という意味で、数量を特定しない表現です。「several」よりも広い範囲を表し、文脈によっては「several」より多い場合も少ない場合もあります。
例文
- I have some books about English.(英語についての本をいくらか持っています。)
- I have several books about English grammar.(英文法についての本を数冊持っています。)
「several」と「many」の違い
「many」は「多くの」という意味で、一般的に「several」よりも多い数を表します。「several」が3〜7程度なら、「many」は10以上のことが多いですが、正確な境界線はありません。
例文
- Several students failed the test.(数人の生徒がテストに落ちました。)
- Many students failed the test.(多くの生徒がテストに落ちました。)
以下の表は、これらの表現の大まかな比較です。
| 表現 | 意味 | 大まかな数の範囲 |
|---|---|---|
| a couple | 2つの | 2 |
| a few | 少数の | 2〜4 |
| several | いくつかの | 3〜7 |
| some | いくらかの | 不特定 |
| many | 多くの | 8以上 |
「several」のよくある間違いと注意点
「several」を使う際によくある間違いや注意点をいくつか紹介します。これらを知っておくことで、より自然な英語表現ができるようになります。
「both」と「several」の混同
「both」は「両方の」という意味で、2つのものだけを指します。「several」は3つ以上のものを指すので、混同しないように注意しましょう。
✓ Both my parents are teachers.(両親とも教師です。)
✗ Several my parents are teachers.(誤用)
✓ I bought several books.(私は数冊の本を買いました。)
✗ I bought both books.(2冊だけの場合に使用)
可算名詞と不可算名詞の区別
「several」は基本的に可算名詞(数えられる名詞)と一緒に使います。不可算名詞(数えられない名詞)には使えません。
✓ I have several ideas.(いくつかのアイデアがあります。)
✗ I have several water.(誤用)
不可算名詞を使いたい場合は、「some」や「a little」などを使いましょう。
✓ I have some water.(水が少しあります。)
単数形と複数形の混同
「several」は複数を表すため、後ろに来る名詞は必ず複数形にする必要があります。
✓ Several students are absent today.(数人の生徒が今日欠席しています。)
✗ Several student is absent today.(誤用)
「several」と数字の併用
「several」は不明確な数を示すため、具体的な数字と一緒に使うのは避けましょう。ただし、「several hundred」「several thousand」のような大きな数の概算を表す場合は例外です。
✗ I have several five books.(誤用)
✓ I have five books.(5冊の本を持っています。)
✓ I have several hundred books.(数百冊の本を持っています。)
「several」に関する問題
ここでは「several」の理解度をチェックするための問題を10問用意しました。挑戦してみましょう。
- 次の文の空欄に適切な単語を入れなさい:I have __ friends who speak English.
- 「several days ago」の日本語訳として最も適切なものはどれですか?
a) 2日前
b) 数日前
c) 多くの日前
d) 先月 - 次の文のうち、「several」の使い方が間違っているものはどれですか?
a) I’ve read several books this month.
b) She has several water in her bottle.
c) There are several people waiting outside.
d) He visited several countries in Europe. - 「I waited for several hours.」の日本語訳として最も適切なものは?
- 次の日本語を英語に訳しなさい:「私は数人の友達と公園で会いました。」
- 「Several of the students didn’t come to school today.」の意味として最も適切なものはどれですか?
a) 生徒の全員が今日学校に来なかった。
b) 生徒の数人が今日学校に来なかった。
c) 生徒の2人が今日学校に来なかった。
d) 生徒の半分が今日学校に来なかった。 - 次の文の空欄に適切な単語を入れなさい:There are __ mistakes in your essay.
- 「He has visited Tokyo several times.」の日本語訳として最も適切なものは?
- 次の日本語を英語に訳しなさい:「その本を読むのに数時間かかりました。」
- 「Several hundred people attended the concert.」の意味として最も適切なものはどれですか?
a) 100人の人々がコンサートに参加した。
b) 数百人の人々がコンサートに参加した。
c) 700人以上の人々がコンサートに参加した。
d) 何人かの人々がコンサートに参加した。
「several」に関するよくある質問
ここでは、「several」に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 「several」は正確に何個を意味しますか?
-
「several」は厳密に定義された数ではありません。一般的には3〜7程度の数を指すことが多いですが、文脈によって変わることもあります。「a few(2〜3)」よりは多く、「many(多数)」よりは少ない、という中間的な数量を表します。
- 「several」と「few」の違いは何ですか?
-
「few」は否定的なニュアンスを持ち、「ほとんどない」という意味になります。一方、「a few」は肯定的なニュアンスで「少しある」という意味です。「several」は「a few」よりも多い数を表し、中立的なニュアンスを持ちます。
- 「several」は単数名詞と一緒に使えますか?
-
いいえ、「several」は複数を表すため、必ず複数形の名詞と一緒に使います。例えば、「several books」(数冊の本)、「several people」(数人の人々)のように使います。
- 「several」は不可算名詞と一緒に使えますか?
-
基本的に「several」は可算名詞(数えられる名詞)とのみ使用します。不可算名詞(水、砂糖、情報など)には使用できません。不可算名詞には「some」や「a little」などを使いましょう。
- 「several times」はどういう意味ですか?
-
「several times」は「数回」「何度か」という意味です。例えば、「I called you several times」(何度かあなたに電話しました)のように使います。
- 「several years ago」はどれくらい前を意味しますか?
-
厳密な期間は定義されていませんが、一般的には3〜7年前くらいを意味することが多いです。文脈によって変わることもあります。
- 「several」は「a couple」とどう違いますか?
-
「a couple」は明確に「2つ」を意味します。一方、「several」は3つ以上の不特定の数を表します。「I have a couple of books」は「2冊の本を持っています」という意味ですが、「I have several books」は「数冊(3冊以上)の本を持っています」という意味になります。
まとめ

この記事では、英語の単語「several」の意味、使い方、類似表現との違いなどを詳しく解説してきました。「several」は日常会話から公式な場面まで幅広く使われる便利な表現で、英語学習者にとって重要な単語の一つです。
「several」の重要ポイントをまとめると。
- 「several」は「2つより多いが多くはない数」を表し、一般的には3〜7程度を指すことが多い
- 限定詞(determiner)や代名詞(pronoun)として使われる
- 必ず複数形の可算名詞と一緒に使う
- 「a few」よりは多く、「many」よりは少ない中間的な数量を表す
- 「several of + 複数名詞/代名詞」の形で「〜のうちの数個」という意味で使える
- 時間や距離の表現でもよく使われる
- 大きな数字と組み合わせて「several hundred(数百)」「several thousand(数千)」などとして使える
- 不可算名詞には使えない(代わりに「some」や「a little」を使う)
英語の数量表現は日本語と完全に一致しないため、実際の使用例をたくさん見て感覚をつかむことが大切です。この記事で紹介した例文や問題を参考に、日常会話やライティングで積極的に「several」を使ってみましょう。
適切な場面で正しく使えるようになれば、英語表現の幅が広がり、より自然な英語が話せるようになります。

