「should」は英語の法助動詞の一つで、アドバイスや提案、義務、予測など様々な意味を表現するために使われます。
この記事では、英語初学者の方向けに「should」の使い方を例文とともに詳しく解説します。「should」を正しく使えるようになれば、英語での表現の幅がぐっと広がりますよ。
「should」とは?基本的な意味と使い方

「should」は「〜すべきである」「〜したほうがよい」という意味を持つ法助動詞です。「should」は単独では使われず、常に動詞の原形を伴って使われます。また、時制や人称によって形が変わることはなく、すべての主語に対して同じ形で使われるのが特徴です。
「should」の最も基本的な用法は、アドバイスや提案、道徳的な義務を表現することです。また、予測や期待、仮定の状況を表すためにも使われます。
例文
- You should study hard for the test.(テストのために一生懸命勉強すべきです。)
- We should help each other.(私たちはお互いに助け合うべきです。)
- She should be at home now.(彼女は今家にいるはずです。)
「should」の基本的な文の構造は以下のとおりです。
「should」の使い方
「should」には、いくつかの使い方があります。一つずつ例文を使って解説していきます。
アドバイスや提案を表す
「should」の最も一般的な使い方は、アドバイスや提案を表すことです。これは「〜したほうがよい」という意味合いで、相手に何かを勧める際に使われます。
例文
- You should eat more vegetables.(もっと野菜を食べたほうがいいですよ。)
- He should go to the doctor.(彼は医者に行くべきです。)
- We should start early tomorrow.(明日は早く出発したほうがいいですね。)
- You should not stay up late.(夜更かしするべきではありません。)
アドバイスを否定形で伝える場合は「should not」または短縮形の「shouldn’t」を使います。
例文
- You shouldn’t drink too much coffee.(コーヒーを飲みすぎないほうがいいですよ。)
また、「I think」と組み合わせることで、より丁寧な提案ができます。
例文
- I think you should talk to your teacher.(先生と話したほうがいいと思います。)
義務や責任を表す
「should」は「must」よりも弱い義務や責任を表すこともできます。「must」が「〜しなければならない」という強制的なニュアンスを持つのに対し、「should」は「〜するべきだ」というやや柔らかい義務を表します。
例文
- Students should respect their teachers.(生徒は先生を尊敬するべきです。)
- We should follow the rules.(私たちはルールに従うべきです。)
- You should be at school by 8:30.(8時30分までに学校にいるべきです。)
- Everyone should take care of the environment.(みんな環境を大切にするべきです。)
特に公共の場での案内や注意書きなどで、「must」の代わりに「should」が使われることがあります。「should」を使うことで、命令よりも丁寧な印象を与えることができます。
例文
- Passengers should check in two hours before departure.(乗客は出発の2時間前にチェックインするべきです。)
予測や期待を表す
「should」は現在や未来の状況について、何かが起こる可能性が高いという予測や期待を表すことができます。「〜のはずだ」「〜であるべきだ」という意味合いになります。
例文
- The mail should arrive by tomorrow.(郵便は明日までに到着するはずです。)
- He should be home by now.(彼は今頃家にいるはずです。)
- The movie should be good.(その映画は良いはずです。)
- The weather should be nice this weekend.(今週末の天気は良いはずです。)
このような使い方は、確信はないものの、論理的に考えて起こりうる状況を予測する場合に便利です。
仮定や条件を表す
「should」は仮定や条件を表す文脈でも使われます。特に「if」と共に使われると、起こる可能性は低いが仮に起こった場合の状況を表現できます。
例文
- If you should see Mary, please tell her to call me.(もし万が一マリーに会ったら、私に電話するように伝えてください。)
- Should you need any help, please let me know.(もし助けが必要なら、教えてください。)
また、フォーマルな文書や契約書などでは、「should」を使った倒置構文(should + 主語 + 動詞)が条件を表す「if」の代わりに使われることもあります。
例文
- Should there be any problems, please contact the manager.(問題があれば、マネージャーに連絡してください。)
過去の行動に対する批判や後悔を表す
「should have + 過去分詞」の形で、過去に行われるべきだったが実際には行われなかった行動、または行うべきではなかったが行ってしまった行動について表現することができます。
これは後悔や批判のニュアンスを含みます。
例文
- I should have studied harder.(もっと一生懸命勉強すべきだった。)
- You should have told me earlier.(もっと早く教えてくれるべきだった。)
- He shouldn’t have eaten so much.(彼はあんなに食べるべきではなかった。)
- We should have brought an umbrella.(傘を持ってくるべきだった。)
この使い方は、過去の行動に対する反省や、他の人の行動に対する批判を表すのに適しています。
「should」の文法ルールを理解しよう
「should」を正しく使うためには、いくつかの文法ルールを覚えておく必要があります。
基本の文型
肯定文:主語 + should + 動詞の原形
- I should go.(行くべきです。)
否定文:主語 + should not(shouldn’t) + 動詞の原形
- You shouldn’t worry.(心配するべきではありません。)
疑問文:Should + 主語 + 動詞の原形
- Should we wait?(待つべきですか?)
「should」の重要な文法ポイント
「should」の後には必ず動詞の原形が来ます。「to」は不要です。
- 正:You should go.
- 誤:You should to go.
「should」は人称や時制によって形が変わりません。
- I should go. / He should go. / They should go.
疑問文を作る場合は、主語と「should」を入れ替えます。助動詞「do」は使いません。
- 正:Should I call him?
- 誤:Do I should call him?
過去のことを表す場合は「should have + 過去分詞」を使います。
- I should have told you.(あなたに言うべきだった。)
「should」と似た表現
「should」の代わりに使える似た表現として「ought to」があります。「ought to」は「should」とほぼ同じ意味を持ちますが、やや形式的な印象があります。
例文
- You ought to see a doctor.(医者に診てもらうべきです。)
- He ought not to drive so fast.(彼はそんなに速く運転すべきではない。)
「should」のよくある間違いと注意点
「should」を使う際によくある間違いと注意点をいくつか紹介します。これらを避けることで、より自然な英語を話せるようになります。
間違い①:「should」の後に「to」をつける
「should」は法助動詞なので、その後には動詞の原形が直接続きます。「to」を入れるのは間違いです。
- 誤:You should to go to bed early.
- 正:You should go to bed early.(早く寝るべきです。)
間違い②:三人称単数で「s」をつける
「should」は人称や数に関わらず形が変わりません。三人称単数(he, she, it)でも「s」はつけません。
- 誤:He shoulds study more.
- 正:He should study more.(彼はもっと勉強すべきです。)
間違い③:否定形で「don’t should」を使う
「should」の否定形は「should not」または「shouldn’t」です。「don’t should」は使いません。
- 誤:You don’t should go there.
- 正:You shouldn’t go there.(そこへ行くべきではありません。)
間違い④:質問形で「Do you should」を使う
疑問文を作る場合、「do」は使わず、「should」と主語を入れ替えます。
- 誤:Do you should call her?
- 正:Should you call her?(彼女に電話するべきですか?)
間違い⑤:「should」を重ねて使う
同じ文の中で「should」を2回使うことはできません。他のモーダル動詞も同様です。
- 誤:You could should try this.
- 正:You could try this.(これを試してみるといいかもしれません。)
- 正:You should try this.(これを試すべきです。)
間違い⑥:現在進行形や過去形にする
「should」自体は進行形や過去形にはなりません。過去の状況を表す場合は「should have + 過去分詞」の形を使います。
- 誤:I am shoulding go.
- 誤:I shoulded go yesterday.
- 正:I should go.(行くべきです。)
- 正:I should have gone yesterday.(昨日行くべきだった。)
「should」に関する問題
「should」は英語で「〜すべき」「〜した方がよい」という意味を持つ助動詞で、義務や助言、推奨を表す際に使われます。しかし、「should」以外にも「must」「can」「might」など、状況に応じて異なる助動詞が適切になる場合があります。
この問題では、「should」を中心にしつつ、他の助動詞も使用する問題を作成しました。解答には日本語訳も記載していますので、理解を深める参考にしてください。
- You __ study harder if you want to pass the exam.
- You __ not park your car here; it’s a restricted area.
- If you feel sick, you __ see a doctor immediately.
- We __ leave now to catch the last train.
- You __ bring an umbrella; it might rain later.
- He __ be at home now because his car is in the driveway.
- You __ take your shoes off before entering the house; it’s customary here.
- She __ finish her homework before going out with friends.
- You __ not smoke in this building; it’s prohibited by law.
- I __ join the meeting tomorrow, but I’m not sure yet.
この問題を通じて、「should」とそのほかの助動詞の使い分けについて学ぶことができます。それぞれの助動詞がどのようなニュアンスを持つか理解することが重要です。
「should」に関するよくある質問
- 「should」と「must」の違いは何ですか?
-
「should」と「must」はどちらも義務を表しますが、強さが異なります。「must」は「〜しなければならない」という強い義務や必要性を表し、「should」は「〜すべきだ」というやや弱い義務や推奨を表します。
- You must stop at a red light.(赤信号では止まらなければなりません。)- 法的義務
- You should eat more fruits.(もっと果物を食べるべきです。)- 健康上の推奨
- 「should」と「would」の違いは何ですか?
-
「should」は主に義務やアドバイス、予測を表すのに対し、「would」は過去の習慣や仮定法、丁寧な依頼などに使われます。
- You should see a doctor.(医者に診てもらうべきです。)- アドバイス
- I would like some coffee.(コーヒーがほしいです。)- 丁寧な依頼
- 「should have done」と「should be done」の違いは?
-
「should have done」は過去に行われるべきだったが実際には行われなかった行動を表します。一方、「should be done」は現在または未来の状況で行われるべき行動を受動態で表現しています。
- I should have studied harder.(もっと一生懸命勉強すべきだった。)- 過去の後悔
- This work should be done by Friday.(この仕事は金曜日までに終わらせるべきです。)- 現在の義務
- 「should」を使った丁寧なお願いはできますか?
-
「should」はアドバイスや義務を表すため、直接的なお願いには適していません。丁寧なお願いには「could」や「would」を使うほうが適切です。
- Would you help me, please?(手伝ってもらえませんか?)- 丁寧なお願い
- You should help me.(あなたは私を手伝うべきです。)- アドバイスや義務
- 「should」の発音のコツはありますか?
-
「should」の発音は「シュッド」に近いです。「sh」の音は日本語の「シュ」に近く、最後の「d」は軽く発音します。「l」は発音しないので注意しましょう。
まとめ

この記事では、英語の法助動詞「should」の意味と使い方について詳しく解説しました。初学者にとって「should」は基本的でありながらも、使い方によって様々なニュアンスを表現できる便利な表現です。
正しい使い方を身につけることで、英語での表現の幅が広がります。ここで学んだ「should」の重要ポイントをまとめます。
- 「should」は「〜すべきである」「〜したほうがよい」という意味の法助動詞である
- アドバイスや提案を表すのに最もよく使われる
- 義務や責任を表すが、「must」よりも強制力が弱い
- 現在や未来の状況に対する予測や期待を表すことができる
- 「should have + 過去分詞」で過去の行動に対する後悔や批判を表現できる
- 常に動詞の原形を伴い、「to」は不要
- 人称や数によって形が変わらない
- 否定形は「should not」または「shouldn’t」
- 疑問文は「Should + 主語 + 動詞の原形」の語順になる
- 「ought to」は「should」と似た意味を持つ表現
「should」の使い方をマスターすれば、アドバイスや提案、義務、予測など様々な場面で適切に表現できるようになります。
この記事で紹介した例文や問題を参考に、ぜひ実際の会話の中で「should」を使ってみてください。英語の表現力がさらに豊かになるはずです。

