「something」は英語で不特定の物や事柄を指す代名詞です。日本語では「何か」や「あるもの」という意味になります。この単語は初級英語でもよく使われる重要な語彙で、様々な表現で活用されています。
この記事では、「something」の基本的な意味から応用的な使い方まで、わかりやすく解説していきます。
「something」とは?基本的な意味と使い方

「something」は、はっきりと特定できない物や事柄を表す不定代名詞です。「some(いくらかの)」と「thing(物)」が合わさった言葉で、「何か」「あるもの」という意味を持ちます。文中では主に主語や目的語として使われます。
基本的に、話し手が具体的に何かを指したいけれど、それが何なのか正確にはわからない、または言及する必要がない場合に「something」を使います。英会話の中でもとても頻繁に登場する便利な単語です。
例文
- I heard something outside. (外で何か聞こえました。)
- There is something in my eye. (目に何か入っています。)
- I want to tell you something important. (重要なことを何か伝えたいです。)
「something」は肯定文で使われることが多く、疑問文や否定文では「anything」を使うのが一般的です。これは英語の重要なルールの一つです。
「something」の基本的な文法ルール
「something」を使う際の基本的な文法ルールについて説明します。まず、「something」は単数扱いになるため、動詞は単数形を使います。
また、形容詞を使って「something」を修飾する場合は、形容詞は「something」の後に置きます。
例文
- Something strange happened last night. (昨夜、奇妙なことが起こりました。)
- I need something new for my room. (部屋に新しい何かが必要です。)
- There is something wrong with this computer. (このコンピュータには何か問題があります。)
「something」が主語になる場合は、第三人称単数の扱いになりますので、動詞は三人称単数形になります。
例文
- Something smells good in the kitchen. (キッチンで何かいい匂いがします。)
- Something has changed since yesterday. (昨日から何かが変わりました。)
「something」の様々な使い方とフレーズ
「something」は単独で使われるだけでなく、いくつかの定型表現やフレーズの一部としても頻繁に登場します。ここでは、よく使われる「something」を含むフレーズを紹介します。
「something to」+ 動詞の原形
「何かする物」という意味で使われます。
例文
- I need something to eat. (食べる物が必要です。)
- Do you have something to drink? (飲み物はありますか?)
- She wants something to read on the train. (彼女は電車で読む何かが欲しいです。)
「something like」+ 名詞/数字
「~のような何か」「およそ~」という意味で使われます。
例文
- The party needs something like 30 chairs. (パーティーにはおよそ30の椅子が必要です。)
- He said something like that yesterday. (彼は昨日そのようなことを言いました。)
- It looks something like a cat. (それは猫のような何かに見えます。)
「have something to do with」
「~と関係がある」という意味のフレーズです。
例文
- This problem has something to do with the weather. (この問題は天気と何か関係があります。)
- Does this have something to do with your brother? (これはあなたの兄と何か関係がありますか?)
「or something」
「~か何か」という意味で、不確かさを表現する時に使います。
例文
- Let’s go to the park or something. (公園か何かに行きましょう。)
- She said she has a cold or something. (彼女は風邪か何かだと言っていました。)
「something」を使った日常会話の例文
日常会話でよく使われる「something」を含む例文を紹介します。これらの例文は中学英語レベルなので、初学者の方も安心して学習できます。
例文
- I want to buy something for my mother. (母に何かを買いたいです。)
- Did you say something? (何か言いましたか?)
- There is something in the box. (箱の中に何かあります。)
- We should do something this weekend. (今週末に何かすべきです。)
- I forgot something at school. (学校で何かを忘れました。)
- She gave me something special. (彼女は私に特別な何かをくれました。)
- Can you see something in the sky? (空に何か見えますか?)
- My father taught me something important. (父は私に重要な何かを教えてくれました。)
- Let’s eat something delicious. (おいしい何かを食べましょう。)
- I have something in my pocket. (ポケットに何かあります。)
「something」と「anything」の違い
英語学習者がよく混乱するのが「something」と「anything」の使い分けです。
基本的なルールとしては、肯定文では「something」を、否定文や疑問文では「anything」を使います。
| 使用場面 | 使う単語 | 例文 |
|---|---|---|
| 肯定文 | something | I have something to tell you. (あなたに伝えることが何かあります。) |
| 否定文 | anything | I don’t have anything to tell you. (あなたに伝えることは何もありません。) |
| 疑問文 | anything | Do you have anything to tell me? (私に伝えることは何かありますか?) |
ただし、疑問文でも「何かある」と予測や期待がある場合は「something」を使うこともあります。
例文
- Are you looking for something? (何かを探していますか?)(話し手は相手が何かを探していると思っています)
「something」のよくある間違いと注意点
英語学習者が「something」を使う際によくある間違いと注意点について説明します。
否定文での誤用
最も多い間違いは、否定文で「something」を使ってしまうことです。否定文では「anything」を使います。
誤った例:I don’t have something to eat.
正しい例:I don’t have anything to eat. (食べるものが何もありません。)
形容詞の位置
「something」を形容詞で修飾する場合、形容詞は「something」の後に置きます。これは日本語の語順とは異なるため、注意が必要です。
誤った例:I need good something.
正しい例:I need something good. (良い何かが必要です。)
不可算名詞との混同
「some」は不可算名詞と一緒に使えますが、「something」は単独で使う不定代名詞です。
誤った例:I want to drink something water.
正しい例:I want to drink some water. または I want to drink something. (何か飲みたいです。)
複数形にしてしまう
「something」は単数扱いで、複数形はありません。
誤った例:I saw somethings in the garden.
正しい例:I saw something in the garden. (庭で何かを見ました。)または I saw some things in the garden. (庭でいくつかのものを見ました。)
「somebody」との混同
「something」は物や事柄を指し、人を指す場合は「somebody」または「someone」を使います。
誤った例:Something is waiting for you outside.
正しい例:Somebody is waiting for you outside. (誰かが外であなたを待っています。)
「something」に関する問題
ここでは「something」の理解を深めるための問題を10問用意しました。自分の知識を確認してみましょう。
- 次の文の空欄に適切な語を入れなさい:I have _ important to tell you.
- 次の文の空欄に適切な語を入れなさい:Do you have _ in your bag?
- 次の文の空欄に適切な語を入れなさい:I don’t see _ on the table.
- 次の日本語を英語に訳しなさい:「彼女に特別な何かをあげたい。」
- 次の日本語を英語に訳しなさい:「外で何か音が聞こえます。」
- 次の英文の誤りを正しなさい:I need beautiful something for my room.
- 次の英文の誤りを正しなさい:Something people are waiting outside.
- 次の英文の誤りを正しなさい:I don’t have something to eat.
- 「something like」を使って「約50人の生徒がいます」と英語で表現しなさい。
- 「have something to do with」を使って「この問題は数学と関係があります」と英語で表現しなさい。
「something」を使った便利な表現
「something」を使った便利な表現をいくつか紹介します。これらの表現は日常会話でよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
「something else」(他の何か)
例文
- If you don’t like this book, I can give you something else. (この本が好きでなければ、他の何かをあげられます。)
- Let’s talk about something else. (他の何かについて話しましょう。)
「something better」(もっと良い何か)
例文
- I’m looking for something better than this watch. (この時計よりも良い何かを探しています。)
- We deserve something better. (私たちはもっと良い何かに値します。)
「something wrong」(何か問題・異常)
例文
- There is something wrong with my computer. (私のコンピュータには何か問題があります。)
- Is there something wrong? You look sad. (何か問題がありますか?悲しそうに見えます。)
「something new」(新しい何か)
例文
- I learned something new today. (今日、新しい何かを学びました。)
- Let’s try something new this weekend. (今週末、新しい何かを試してみましょう。)
「something」に関するよくある質問
- 「something」と「anything」はどう使い分ければいいですか?
-
基本的に、肯定文では「something」を、疑問文や否定文では「anything」を使います。例えば「I have something in my bag.(バッグに何かあります)」は肯定文なので「something」を使いますが、「Do you have anything in your bag?(バッグに何かありますか?)」は疑問文なので「anything」を使います。
- 「something」の後に形容詞を置くのはなぜですか?
-
英語では一般的に形容詞は名詞の前に置きますが、「something」「anything」「nothing」「everything」などの不定代名詞は例外で、これらの後に形容詞が来ます。例えば「something interesting(興味深い何か)」のようになります。
- 「something」は複数形になりますか?
-
「something」は不定代名詞で複数形はありません。常に単数として扱われます。複数のものを指したい場合は「some things」(いくつかのもの)と分けて書きます。
- 「something」と「somebody」の違いは何ですか?
-
「something」は物や事柄を指し、「somebody」(または「someone」)は人を指します。例えば「I found something.(何かを見つけました)」は物についてで、「I met somebody.(誰かに会いました)」は人についての文です。
- 「something」は常に肯定的な意味ですか?
-
必ずしもそうではありません。「something wrong(何か問題)」や「something bad(何か悪いこと)」のように、否定的な意味で使うこともできます。文脈によって意味が変わります。
まとめ

この記事では、英語の代名詞「something」の意味と様々な使い方について解説しました。初級英語の学習者にとって、この言葉を正しく使えるようになることは、英語力向上の大きな一歩となります。
ここで学んだポイントをまとめます。
- 「something」は「何か」「あるもの」を意味する不定代名詞である。
- 肯定文では「something」、否定文や疑問文では基本的に「anything」を使う。
- 「something」は単数扱いで、複数形はない。
- 「something」を形容詞で修飾する場合、形容詞は後に置く。
- 「something」は物や事柄を指し、人を指す場合は「somebody」または「someone」を使う。
- 「something to do」「something like」「or something」など、便利なフレーズがある。
英語学習は継続が大切です。「something」のような基本的な単語をしっかりと理解し、実際の会話や文章で使えるようになれば、英語でのコミュニケーション能力は確実に向上します。
この記事で紹介した例文や表現を日常的に使って、英語力をさらに高めていきましょう。

