「think」は英語の基本的な動詞で、主に「考える」「思う」という意味を持ちます。名詞としても使われることがありますが、日常会話から学術的な場面まで幅広く使われる重要な単語です。
この記事では、英語初学者向けに「think」の意味や使い方、例文などを詳しく解説していきます。
「think」とは?基本的な意味と使い方

「think」は英語の最もよく使われる動詞の一つで、主に「考える」「思う」という意味を持っています。日常会話で頻繁に使われるだけでなく、意見を述べたり、何かを検討したり、計画を立てたりする際にも重要な役割を果たします。
「think」の基本形は「think」、過去形と過去分詞形は「thought」、現在分詞形は「thinking」となります。例えば「I think about my future every day」(私は毎日自分の将来について考えます)や「I think that cats are cute」(私は猫がかわいいと思います)のように使われます。
「think」の品詞と基本的な意味
「think」は主に動詞として使用されますが、稀に名詞としても使われます。動詞としての「think」には、以下のような意味があります。
- 考える、思考する:I need time to think.(考える時間が必要です)
- ~と考える、~と思う:I think he is right.(彼は正しいと思います)
- ~するつもりである:I think I’ll go home now.(今家に帰るつもりです)
- ~を想像する:I can’t think what she wants.(彼女が何を望んでいるのか想像できません)
名詞としての「think」は「思考」「考え」という意味になり、「I need to have a good think about this problem」(この問題についてよく考える必要があります)のように使われます。
ただし、名詞としての使用頻度は動詞よりもかなり少ないです。
「think」の発音とスペリング
「think」の発音は日本人学習者にとって少し難しいかもしれません。英語の「th」の音は日本語にない音で、舌先を上下の歯の間に軽く挟み、息を吐きながら発音します。「シンク」ではなく「スィンク」に近い発音になります。
スペリングについては、似たような発音の単語として「sink」(沈む)や「thing」(物)などがあるので、混同しないように注意しましょう。特に「think」と「thing」は発音も似ているため、区別することが重要です。
「think」の重要な文法パターン
「think」は様々な文法パターンで使うことができます。ここでは、よく使われる重要な文法パターンを例文と共に解説します。
「think」を使う際は、後に続く言葉によって意味や使い方が変わります。主なパターンとしては、「think that~」「think about~」「think of~」などがあります。それぞれのパターンを正しく理解することで、「think」を適切に使いこなせるようになります。
「think + that節」の使い方
「think that~」は「~と思う」という意味で、自分の意見や考えを述べる際によく使われます。「that」は省略されることも多いです。
例文
- I think that she is a good teacher.(彼女は良い先生だと思います)
- He thinks you are wrong.(彼はあなたが間違っていると思っています)
- We thought that the movie was interesting.(私たちはその映画が面白いと思いました)
- They think the weather will be nice tomorrow.(彼らは明日の天気が良いと思っています)
この表現は意見を述べる際に最もよく使われるパターンです。日常会話では「that」を省略して「I think it’s a good idea」(それは良いアイデアだと思います)のように使うことが一般的です。
「think about + 名詞/動名詞」の使い方
「think about + 名詞/動名詞」は「~について考える」という意味で、何かについてじっくり考える場合に使われます。
例文
- I often think about my future.(私はよく自分の将来について考えます)
- She is thinking about buying a new car.(彼女は新しい車を買うことについて考えています)
- We need to think about this problem carefully.(私たちはこの問題について慎重に考える必要があります)
- Have you thought about what to do next summer?(来年の夏に何をするか考えましたか)
「think about」は、何かについてじっくりと検討したり、熟考したりする場合によく使われます。後ろには名詞や動名詞(~すること)が続きます。
「think of + 名詞/動名詞」の使い方
「think of + 名詞/動名詞」は「~を思いつく」「~を考え出す」という意味で使われることが多いですが、「~について考える」という意味でも使われます。
例文
- I can’t think of his name right now.(今彼の名前を思い出せません)
- She thought of a good idea.(彼女は良いアイデアを思いつきました)
- What do you think of my new haircut?(私の新しい髪型をどう思いますか)
- We need to think of a solution quickly.(私たちは早く解決策を考え出す必要があります)
「think of」は何かを思いつく、アイデアを出す、または何かに対する意見を述べる際によく使われます。
「What do you think of~?」は「~についてどう思いますか?」という意味で、意見を求める質問としてよく使われます。
「think + 形容詞/副詞」の使い方
「think + 形容詞/副詞」は、何かに対する評価や判断を表す際に使われます。
例文
- I think it necessary to study English.(英語を勉強することは必要だと思います)
- He thought it strange that no one came.(誰も来なかったことを彼は奇妙に思いました)
- We think highly of her abilities.(私たちは彼女の能力を高く評価しています)
- They thought differently about the issue.(彼らはその問題について異なる考えを持っていました)
このパターンはやや形式的な表現で、特に「think it + 形容詞」の形でよく使われます。
「think + to不定詞」の使い方
「think + to不定詞」は「~することを思いつく」「~しようと考える」という意味で使われます。
例文
- I didn’t think to ask her phone number.(彼女の電話番号を尋ねることを思いつきませんでした)
- He thought to visit her on the way home.(彼は帰り道に彼女を訪ねようと考えました)
- Did you think to bring an umbrella?(傘を持ってくることを考えましたか)
- She never thought to check the time.(彼女は時間を確認することを全く考えませんでした)
このパターンは、ある行動をとることについて考えたかどうかを表す際に使われます。特に否定文や疑問文でよく使われる表現です。
「think」を使った慣用表現
英語には「think」を使った様々な慣用表現があります。これらの表現を覚えると、より自然な英語表現ができるようになります。
「think」を使った慣用表現は日常会話でよく使われ、そのままの意味ではなく特定の意味を持つことが多いです。ここでは、よく使われる慣用表現を紹介します。
「think twice」の意味と使い方
「think twice」は「よく考え直す」「慎重に考える」という意味です。何か決断する前に、もう一度慎重に考えるという意味で使われます。
例文
- You should think twice before saying such things.(そのようなことを言う前によく考え直すべきです)
- I would think twice about lending him money.(彼にお金を貸すことについては慎重に考えるでしょう)
- She thought twice and decided not to go.(彼女はよく考え直して行かないことにしました)
- Think twice before you act.(行動する前によく考えなさい)
この表現は、特に危険や後悔の可能性がある行動をする前に使われます。
「think over」の意味と使い方
「think over」は「じっくり考える」「熟考する」という意味です。時間をかけて検討するという意味合いがあります。
例文
- I need to think over your proposal.(あなたの提案についてじっくり考える必要があります)
- She is thinking over whether to accept the job.(彼女はその仕事を受け入れるかどうかじっくり考えています)
- Can I have some time to think it over?(それについてじっくり考える時間をいただけますか)
- We thought over all the possibilities.(私たちはすべての可能性についてじっくり考えました)
この表現は、重要な決断や選択をする前に使われることが多いです。
「think highly of」の意味と使い方
「think highly of」は「高く評価する」「尊敬する」という意味です。人や物事に対する高い評価を表します。
例文
- I think highly of her abilities.(私は彼女の能力を高く評価しています)
- He thinks highly of your work.(彼はあなたの仕事を高く評価しています)
- They think highly of the new teacher.(彼らはその新しい先生を高く評価しています)
- My boss doesn’t think highly of lazy workers.(私の上司は怠け者の従業員を高く評価していません)
この表現は、人や物事に対する尊敬や評価を表す際に使われます。反対に「think little of」は「軽視する」「評価しない」という意味になります。
その他の「think」を使った表現
他にも「think」を使った様々な表現があります。
例文
- I can’t think straight right now.(今はまともに考えられません)
- Think nothing of it.(どういたしまして/気にしないでください)
- I was just thinking out loud.(考えていることを口に出していただけです)
- Let me think outside the box.(既成概念にとらわれずに考えさせてください)
- Think big!(大きな夢を持ちなさい)
これらの表現は日常会話でよく使われ、それぞれ特定の状況で役立ちます。「think nothing of it」は「どういたしまして」という意味で、誰かに感謝されたときの返答としてよく使われます。
「think outside the box」は「既成概念にとらわれずに考える」という意味で、創造的な思考を促す際によく使われます。
「think」と他の類似表現の違い
英語には「think」以外にも、考えや意見を表す動詞がいくつかあります。ここでは、「think」と意味や用法が似ている動詞との違いを解説します。
「think」と似た意味を持つ動詞には、「believe」「consider」「guess」などがありますが、それぞれニュアンスや使い方に違いがあります。これらの違いを理解すると、状況に応じて適切な動詞を選べるようになります。
「think」と「believe」の違い
「think」と「believe」はどちらも「~と思う」という意味ですが、確信度が異なります。「believe」の方が強い確信や信念を表します。
例文
- I think it will rain tomorrow.(明日雨が降ると思います)- 予測や意見
- I believe in God.(私は神を信じています)- 信念や信仰
例文
- I think she is honest.(彼女は正直だと思います)- 個人的な意見
- I believe she is telling the truth.(彼女は本当のことを言っていると信じています)- より強い確信
「think」は客観的な思考や一時的な意見を表すのに対し、「believe」は主観的な信念や確信を表します。
「believe in」は「~を信じる」「~の存在を信じる」という意味になります。
「think」と「consider」の違い
「think」と「consider」はどちらも「考える」という意味ですが、「consider」はより慎重に検討するというニュアンスがあります。
例文
- I think he is a good candidate.(彼は良い候補者だと思います)- 一般的な意見
- I consider him a good candidate.(彼を良い候補者だと見なしています)- 評価や判断
例文
- I’m thinking about buying a new car.(新しい車を買うことについて考えています)- 考慮中
- I’m considering buying a new car.(新しい車を買うことを検討しています)- より慎重に検討中
「consider」は熟考や慎重な検討を表し、「~と見なす」という意味合いもあります。
「think」よりもフォーマルな表現として使われることが多いです。
「think」と「guess」の違い
「think」と「guess」はどちらも「~と思う」という意味ですが、「guess」は確信度が低く、推測や当て推量を表します。
例文
- I think the answer is correct.(その答えは正しいと思います)- ある程度の確信あり
- I guess the answer is correct.(その答えは正しいと思います/推測します)- 不確か
例文
- I think he is at home now.(彼は今家にいると思います)- 意見
- I guess he is at home now.(彼は今家にいると思います/推測します)- 当て推量
「guess」は確実な情報がなく推測する場合や、確信がない場合に使われます。
「I guess so」(そうだと思います)は「たぶんそうでしょう」という不確かな同意を表す口語表現です。
「think」のよくある間違いと注意点
英語学習者が「think」を使う際によく間違える点や注意すべきポイントを解説します。
「think」は基本的な単語ですが、使い方によっては間違いが生じることがあります。特に日本人学習者がつまずきやすいポイントを紹介します。
時制の使い方での注意点
「think」を使う際の時制の使い方には注意が必要です。特に「I think」の後の節の時制に気をつけましょう。
例文と間違い例
- 正:I think he is right.(彼は正しいと思います)
- 誤:I think he will be right.(「right」は状態を表すので、単なる意見の場合は現在形が自然)
例文と間違い例
- 正:I think she will come tomorrow.(彼女は明日来ると思います)
- 誤:I think she comes tomorrow.(未来のことを言う場合は、will などの未来表現を使う)
また、過去の考えについては「thought」を使います。
例文
- I thought he was at home.(彼は家にいると思っていました)
- I thought she would come.(彼女は来ると思っていました)
特に注意が必要なのは、現在の考えについては現在形「think」を使い、過去の考えについては過去形「thought」を使うということです。
そして「think」の後の節の時制は、その内容によって適切なものを選ぶ必要があります。
「think about」と「think of」の混同
「think about」と「think of」はどちらも「~について考える」という意味がありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。
例文と使い分け
- I’m thinking about going to college.(大学に行くことについて考えています)- 熟考している
- I thought of a good idea.(良いアイデアを思いつきました)- 思いついた
例文
- What do you think about my plan?(私の計画についてどう思いますか)- 詳しい意見を求める
- What do you think of my new dress?(私の新しいドレスをどう思いますか)- 全体的な印象を求める
一般的に、「think about」はより長く深く考えることを意味し、「think of」は思いつくことや全体的な印象・意見を述べる場合に使われます。
ただし、これらの違いは微妙で、多くの場合は互換的に使われることもあります。
その他の注意すべきポイント
「think」を使う際のその他の注意点を紹介します。
- 「think」と「hope」の違い:
正:I think it will rain tomorrow.(明日雨が降ると思います)- 予測
正:I hope it won’t rain tomorrow.(明日雨が降らないことを願っています)- 希望 - 否定文の作り方:
正:I don’t think he is right.(彼は正しくないと思います)
誤:I think he isn’t right.(文法的には正しいが、通常は前者の表現が好まれる) - 丁寧な意見の述べ方:
より丁寧:I think it might be better to wait.(待った方がいいかもしれないと思います)
直接的:I think we should wait.(私たちは待つべきだと思います) - 「思う」の表現のバリエーション:
I think… / In my opinion… / I believe… / It seems to me that… / I feel that…
これらのポイントに注意することで、「think」をより自然に、適切に使いこなせるようになります。
特に否定文では、「I don’t think…」の形を使うのが一般的です。
「think」に関する問題
ここでは、「think」の使い方に関する問題を10問出題します。自分の理解度を確認するのに役立ててください。
- I ( ) that the movie was interesting.
a) think
b) thought
c) am thinking
d) will think - What do you ( ) of my new haircut?
a) think
b) thinking
c) thought
d) thinks - She is ( ) about moving to another city.
a) think
b) thinks
c) thinking
d) thought - You should ( ) twice before you speak.
a) to think
b) think
c) thinking
d) thinks - I can’t ( ) of his name right now.
a) think
b) thinking
c) thought
d) thinks - We ( ) it would be better to wait.
a) think
b) thought
c) are thinking
d) will think - ( ) outside the box if you want to solve this problem.
a) Think
b) To think
c) Thinking
d) Thought - I ( ) highly of her abilities as a teacher.
a) think
b) thinking
c) thought
d) thinks - He didn’t ( ) to bring an umbrella.
a) think
b) thinking
c) thought
d) thinks - What are you ( ) about?
a) think
b) thinking
c) thought
d) thinks
「think」に関するよくある質問
「think」に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 「think」と「consider」の違いは何ですか?
-
「think」は一般的な思考や意見を表すのに対し、「consider」はより慎重に検討するというニュアンスがあります。「consider」は「~と見なす」という意味合いもあり、「think」よりもフォーマルな表現として使われることが多いです。
例えば、「I think he is a good teacher」(彼は良い先生だと思います)は一般的な意見を表すのに対し、「I consider him a good teacher」(彼を良い先生だと見なしています)はより評価や判断の意味合いが強くなります。
- 「think about」と「think of」はどう使い分ければいいですか?
-
「think about」は「~について考える」という意味で、何かについてじっくりと考える場合に使われます。「think of」も同様の意味がありますが、「~を思いつく」という意味でも使われ、また「~をどう思うか」という全体的な印象を尋ねる場合にも使われます。
例えば、「I’m thinking about my future」(私は将来について考えています)は将来についてじっくり考えていることを表し、「I can’t think of a solution」(解決策が思いつきません)は解決策を思いつけないことを表します。また、「What do you think of my idea?」(私のアイデアをどう思いますか)は全体的な印象を尋ねています。
- 「think」の後の動詞はどのような形になりますか?
-
「think」の後に動詞が続く場合、以下のようなパターンがあります。
- think + that + 節:「~と思う」
例:I think that he is right.(彼は正しいと思います) - think + about/of + 動名詞:「~することについて考える」
例:I am thinking about going to college.(大学に行くことについて考えています) - think + to不定詞:「~することを思いつく」
例:I didn’t think to ask her name.(彼女の名前を尋ねることを思いつきませんでした)
「think」の後に直接不定詞を続けることはできません。「I think to go」ではなく「I think about going」または「I’m thinking of going」が正しい表現です。
- think + that + 節:「~と思う」
- 「I think so」と「I don’t think so」はどういう意味ですか?
-
「I think so」は「そう思います」「そうだと思います」という肯定的な返答で、相手の意見や質問に同意する際に使われます。「I don’t think so」は「そうは思いません」という否定的な返答です。
例えば、「Will it rain tomorrow?」(明日雨が降りますか?)という質問に対して、「I think so」(そうだと思います)または「I don’t think so」(そうは思いません)と答えることができます。
- 「think」を使った丁寧な意見の述べ方はありますか?
-
「think」を使って丁寧に意見を述べる方法としては、以下のような表現があります。
- I think it might be better to…(~した方がいいかもしれないと思います)
- I was thinking perhaps we could…(もしかしたら~できるかもしれないと考えていました)
- I think it would be a good idea to…(~するのはいい考えだと思います)
- Don’t you think it would be better if…?(~した方がいいと思いませんか?)
これらの表現は、直接的な「I think we should…」(~すべきだと思います)よりも柔らかい印象を与えます。
まとめ

この記事では、英語の基本動詞「think」の意味と使い方について詳しく解説しました。「think」は日常会話から学術的な文脈まで幅広く使われる重要な単語で、正しく使いこなせるようになると英語表現の幅が広がります。
以下に、この記事で学んだ主なポイントをまとめます。
- 「think」は主に動詞として「考える」「思う」という意味で使われる
- 主な文法パターンとして「think that~」「think about~」「think of~」などがある
- 「think twice」「think over」「think highly of」などの慣用表現がある
- 「think」と似た表現(believe、consider、guess)にはそれぞれニュアンスの違いがある
- よくある間違いとして、時制の使い方や「think about」と「think of」の混同などがある
- 「think」を使った丁寧な意見の述べ方として「I think it might be…」などの表現がある
「think」は英語の基礎となる重要な動詞ですので、この記事で紹介した様々な使い方をしっかり練習して、自分のものにしていきましょう。正しく使いこなせるようになると、自分の考えや意見を英語で自然に表現できるようになります。
英語でのコミュニケーション能力向上のために、ぜひ日常会話や文章の中で積極的に「think」を使ってみてください。

