TOEICの文法問題で高得点を狙うなら、基礎を固めることが不可欠です。
特に、TOEIC初心者にとってPart 5とPart 6の文法問題は、スコアアップの重要なカギとなります。この記事では、文法問題で確実に点数を取るために、TOEICで頻出する文法パターンと実践的な解法テクニックを解説します。
英語の基礎からTOEIC特有の出題傾向まで段階的に学べるので、文法への苦手意識を克服し、目標スコア達成への道筋がきっと見えてきます。
TOEIC文法とは?〜試験で問われる重要な基礎知識

TOEICの文法対策は、スコアアップに欠かせない重要な要素です。
リーディングセクションのパート5と6で直接問われるだけでなく、文法力をつけることで、リスニングや長文読解の正答率も大きく向上します。
TOEIC文法の重要性
TOEIC L&Rテストでは、全200問のうち約4分の1にあたる46問が文法・語彙問題です。具体的には、パート5の短文穴埋め問題30問と、パート6の長文穴埋め問題16問が該当します。
文法学習は、これらの問題で点を取るためだけでなく、テスト全体のスコアアップにつながる相乗効果があります。
- リーディング(パート7):文法を理解することで、文章の構造を素早く正確に把握できるようになり、長文読解のスピードと正答率が上がります。
- リスニング:英文の構造がわかっていると、音声を聞き取りやすくなり、より多くの情報を正確に聞き取れるようになります。
出題傾向と対策
TOEICの文法問題は、大学受験レベルの知識があれば対応可能です。
特に、共通テストで8割以上取れる力があれば、TOEIC600点レベルの文法問題はクリアできるでしょう。
パート5(短文穴埋め問題)
全30問が出題され、1問あたり約20秒で解くのが理想です。出題の中心は、語彙問題と文法問題がほぼ半々です。
文法問題では、特に品詞問題が6〜8問と最も多く、次いで代名詞、動詞の形、接続詞・前置詞などが問われます。
パート6(長文穴埋め問題)
全16問で、パート5と同じ文法・語彙問題に加えて、文脈に合う文章を選ぶ問題も含まれます。
ここでは、文法知識だけでなく、文章全体の流れを読み解く力も必要になります。
初心者がまず取り組むべきこと
TOEICで600点を目指す初心者が、まず優先して学習すべき文法分野は以下の2つです。
これらの基礎文法を固めることが、TOEICで結果を出すための第一歩です。
TOEIC頻出の品詞問題攻略法
TOEIC Part 5の品詞問題は、出題頻度が高く、TOEICのスコアアップを目指す上で必ず押さえておきたい問題です。
これらの問題は、空欄の前後にある単語の品詞と役割を特定することで、比較的簡単に正解にたどり着けます。
この攻略法をマスターすれば、1問あたり15秒以内で解答できるようになります。
基本的な攻略法
品詞問題では、同じ語根を持つ複数の単語から適切なものを選択します。
たとえば、「rapid(形容詞)」、「rapidly(副詞)」、「rapidity(名詞)」のような選択肢が並びます。
これらの問題では、まず空欄の前後にある単語の品詞と、空欄が文の中でどのような役割を果たすかを特定することが重要です。
- 名詞を修飾するのは形容詞です。
- 動詞、形容詞、または他の副詞を修飾するのは副詞です。
品詞ごとの見分け方
各品詞には、文の中で入る典型的な位置があります。これらのパターンを覚えることで、瞬時に正解を判断できます。
名詞のパターン
名詞は、文の中で以下のような位置に入ることが多いです。
形容詞のパターン
形容詞は、主に以下の位置に入ります。
副詞のパターン
副詞は、動詞、形容詞、または他の副詞を修飾します。
- 動詞の前や後ろ
- 「___ increased」「increased ___」のように、動詞を修飾する形で使われます。
- 形容詞の前
- 「___ important」「___ successful」のように、形容詞を修飾する形で形容詞の前に置かれます。
- 文頭や文末
- 文全体を修飾する場合、文頭や文末に置かれます。「___, the company expanded」や「The meeting went well, ___」のような形で出題されます。
動詞のパターン
動詞は、文の主語の後に置かれ、文の中心的な役割を担います。
- 主語の後
- 「The company ___ a new policy」のような文では、主語の動作を示す動詞が入ります。
- 助動詞の後
- 「will ___」「can ___」「should ___」のように、助動詞の後は動詞の原形が続きます。
これらのパターンを繰り返し練習し、空欄周辺の語句から素早く適切な品詞を特定するスキルを磨きましょう。
TOEIC動詞問題の完全攻略
TOEICの動詞問題は、文法問題の中でも特に重要です。時制、受動態、三人称単数など、さまざまな要素が組み合わされて出題されます。
初心者でも解きやすいように、「動詞の形」と「時制」に分けて、段階的に理解を深めましょう。
動詞問題を解くための基本ステップ
動詞問題は、以下の3つのステップで解くのがおすすめです。
- 問題の特定
- まず選択肢を見て、動詞を問う問題であることを確認しましょう。
- 時制の特定
- 文中にある「yesterday」や「next week」のような時制を示す語句を探します。
- 主語と動詞の関係を判断
- 主語が「動作をする側」か「動作を受ける側」かを考え、能動態か受動態かを判断します。
これらの情報を総合して、適切な動詞の形を選びましょう。
時制問題の解法テクニック
TOEICで頻出する時制は、主に現在完了と過去形です。
現在完了と過去形
- 現在完了
- 「for + 期間」や「since + 起点」と組み合わせて使われ、「継続」や「経験」などを表します。
- 例: I have worked here for five years.(私はここに5年間働いています。)
- 「for + 期間」や「since + 起点」と組み合わせて使われ、「継続」や「経験」などを表します。
- 過去形
- 「yesterday」や「last week」など、過去の特定の時点を表す語句とセットで使われます。
過去完了と未来表現
- 過去完了
- 「過去のある時点より前の出来事」を表現する際に使われます。
- 例: When I arrived at the office, the meeting had already started.(私がオフィスに着いた時、会議はすでに始まっていた。)
- ※Part5の1文問題では、正解になるケースは稀です。
- 「過去のある時点より前の出来事」を表現する際に使われます。
- 未来表現
- 「will + 動詞の原形」が基本です。
- その他にも、予定を表す「be going to」や現在進行形の「be + 動詞ing」も未来を表すことがあります。
- 文中に「next Friday」「tomorrow」などの未来を示す語句があれば、未来時制を選びましょう。
- 「will + 動詞の原形」が基本です。
受動態問題の判断基準
受動態問題では、主語が「動作を受ける側」であるかどうかを判断することが最も重要です。
- 主語が動作を受ける場合
- 文が受動態になります。
- 例: The meeting will be held next week.(その会議は来週開催されるだろう。)
- この場合、会議は「開催される」側なので受動態が適切です。
- 文が受動態になります。
- 「by + 動作主」
- 文末に「by + 動作主」がある場合も、受動態のサインです。
- 例: The proposal was approved by the board.(その提案は役員会によって承認された。)
- 文末に「by + 動作主」がある場合も、受動態のサインです。
- 主語の種類
- 物や抽象概念が主語の場合は受動態になることが多く、人が主語の場合は能動態が一般的です。
第4文型では、2つの目的語のうちどちらを主語にするかで形が変わります。
- 間接目的語が主語になる場合
- I was given a present.(私はプレゼントをもらった。)
- 直接目的語が主語になる場合
- A present was given to me.(プレゼントが私に与えられた。)
両方の形を理解しておきましょう。
三人称単数と動詞の一致
現在の時制で、主語が三人称単数の場合は、動詞の最後に「s」または「es」をつけます。
例: He works.、She goes.、The company provides.
複数形や一人称(I)、二人称(You)の場合は、動詞の原形を使います。
TOEICの動詞問題を攻略するには、基本的な動詞の活用パターンを覚えるだけでなく、文脈から適切な時制や態を判断する練習が不可欠です。
毎日の学習で様々なパターンの問題に触れ、瞬時に正解を判断できるようになるまで反復練習を重ねましょう。
TOEIC前置詞・接続詞問題の見分け方
TOEICの前置詞・接続詞問題は、英語の基礎的な文法の中でも特に多くの受験者がつまずきやすいポイントです。
しかし、いくつかの重要なルールを押さえれば、これらの問題は確実に得点源になります。
前置詞と接続詞を見分けるための基本ルール
前置詞と接続詞を区別する最も簡単な方法は、それぞれの後ろに続く語句の形をチェックすることです。
- 前置詞の後には、名詞または動名詞(-ing形)が来ます。
- 例: due to the storm(嵐のせいで)
- 接続詞の後には、主語と動詞を含む完全な文(節)が来ます。
- 例: because it was raining(雨が降っていたので)
TOEICの問題では、選択肢に前置詞と接続詞が混ざっていることがよくあります。迷った時は、空欄の直後を見て、名詞か動詞を含む文かを確認しましょう。
この判断基準をマスターすれば、正解率がぐっと上がります。
TOEICで頻出する前置詞のパターン
TOEICでよく出題される前置詞と、その使い分けを覚えましょう。
- 時間を表す前置詞:in, on, at
- in:月、年、季節(in January, in 2024, in summer)
- on:曜日、日付(on Monday, on March 15th)
- at:特定の時間(at 9:00, at noon)
- 場所を表す前置詞:in, on, at
- in:建物や部屋の中(in the office)
- on:表面、接触している場所(on the table)
- at:特定の地点(at the station)
- 「〜にもかかわらず」を表す前置詞
- despiteとin spite ofは同じ意味で、後ろに名詞が続きます。
- 例: despite the bad weather(悪天候にもかかわらず)
- despiteとin spite ofは同じ意味で、後ろに名詞が続きます。
注意点: 交通手段を表す場合は「by bus/train/car」のようにbyを使います。
ただし、「徒歩で」はon footと、少し特殊な形になるので注意が必要です。
TOEICで頻出する接続詞のパターン
特定の機能を持つ接続詞は、グループで覚えると効率的です。
- 時間を表す接続詞
- when(〜の時)、while(〜の間)、before(〜の前に)、after(〜の後に)、since(〜以来)
- これらの後ろには、必ず主語+動詞の文が来ます。
- 例: While I was studying, the phone rang.(私が勉強している間、電話が鳴った)
- 条件を表す接続詞
- if(もし〜なら)、unless(〜でない限り)
- 例: If it rains tomorrow, we will cancel the event.(もし明日雨が降ったら、イベントは中止します)
- if(もし〜なら)、unless(〜でない限り)
- 理由を表す接続詞
- because(〜なので)、since(〜だから)
- これらは前置詞のdue toやbecause ofと同じ「理由」を表しますが、後ろに続く語句の形が違うので注意しましょう。
見分けが難しい「ペア」を攻略する
意味が似ているのに、品詞が違うために使い分けが難しい語句のペアを攻略しましょう。
- during(前置詞) vs while(接続詞)
- どちらも「〜の間」という意味ですが、後ろに続く語句が異なります。
- 例: during the meeting(会議の間)
- 例: while I was attending the meeting(私が会議に出席している間)
- despite/in spite of(前置詞) vs although/though/even though(接続詞)
- どちらも「〜にもかかわらず」という意味です。
- despite/in spite of の後は名詞が来ます。
- although/though/even though の後は主語+動詞が来ます。
- before, after(前置詞としても接続詞としても使える)
- これらの語は、後ろに続く語句の形によって品詞が変わります。
- 例: before the meeting(前置詞)
- 例: before the meeting starts(接続詞)
前置詞と接続詞の問題を克服するには、単語の品詞を覚えるだけでなく、空欄の後ろの文法構造を素早く見抜く練習が不可欠です。
日頃から様々な問題を解いて、このスキルを身につけましょう。
TOEIC代名詞問題の解法パターン
TOEICの代名詞問題は、出題頻度は高くないものの、解き方のパターンを覚えれば確実に得点できる分野です。
この文章では、代名詞問題の解き方と種類を分かりやすく解説します。
代名詞問題の解き方と種類
代名詞問題は、主に以下の2つのタイプに分けられます。
- 格の違いを問う問題
- he (主格), his (所有格), him (目的格), himself (再帰代名詞) のように、異なる格の選択肢から適切なものを選ぶタイプ。
- 同じ格の代名詞を選ぶ問題
- he (彼), she (彼女), it (それ) のように、同じ格で文脈に合ったものを選ぶタイプ。
問題を解く際は、まず選択肢を見て代名詞問題だと特定し、次に空欄の前後から必要な格や文脈を判断します。
格による使い分け
主格 (Subjective Case)
文の主語として使われます。
例文
- _ attended the conference.(空欄には主格が入ります)
新しい文が始まるコンマの後も、主格が来る位置です。
所有格 (Possessive Case)
名詞を修飾する役割を持ちます。
例文
- _ report(空欄の直後に名詞が来るので、所有格が入ります)
- wash _ hands(動詞の後に名詞が続く場合も所有格が使われます)
目的格 (Objective Case)
動詞や前置詞の目的語として使われます。
例文
- The manager told _ about the change.(動詞 told の目的語)
- between you and _(前置詞 between の目的語)
再帰代名詞の特別な使い方
再帰代名詞 (myself, yourselfなど) は、動作の主体と対象が同一人物である場合に使います。
例文
- He prepared himself for the presentation.(準備したのは「彼」、準備の対象も「彼」)
また、再帰代名詞は特定の慣用表現でもよく使われます。
例文
- enjoy oneself(楽しむ)
- help oneself to(自由に取る)
- make oneself at home(くつろぐ)
さらに、by oneself(一人で)や for oneself(自分のために)のような前置詞句でも頻出します。
これらの表現は、文脈から判断することが重要です。
文脈による代名詞の選択
選択肢が同じ格の代名詞で構成されている場合は、文脈から正解を判断します。
- 性別や人称
- he/she (性別), I/you/he (人称) などを文中の手がかりから特定します。
- 単数・複数
- 複数名詞を指す場合は they, them, their を、単数名詞の場合は単数形を選びます。
- 性別不明・一般的
- TOEICでは伝統的な用法 (単数には he or she) に従うことが多いですが、文脈によっては単数に they を使うこともあります。
代名詞問題は、各格の基本的な使い方を理解し、文中で代名詞がどのような役割を果たしているかを素早く見抜く練習を重ねることで、確実に正解できるようになります。
TOEICのよくある間違いと注意点
TOEICの文法問題には、初心者がつまずきやすい共通のパターンがあります。これらの典型的なミスをあらかじめ把握し、対策を立てておくことで、本番での失点を大幅に減らせます。
特に注意すべきなのは、品詞の判断ミス、時制の見落とし、そして接続詞・前置詞の使い方間違いです。
多くの初心者に共通する最大の弱点は、問題を解く際のプロセスを省略してしまうことです。
選択肢だけを見て、直感的に答えを選んでしまい、空欄の前後にある重要な手がかりをしっかり確認しないケースがよく見られます。
正確に解答するためには、以下の4ステップを確実に実行することが不可欠です。
- 選択肢の確認
- 問題タイプの特定(品詞、時制など)
- 空欄周辺の分析
- 論理的な判断
品詞問題でよくある間違い
品詞問題で最も多いのは、語尾だけで品詞を判断するミスです。
たとえば、「-ly」で終わる単語は必ずしも副詞ではありません。「early」「daily」「monthly」のように、形容詞や名詞としても使われる単語に注意が必要です。
また、動名詞と現在分詞の区別も重要です。
- The meeting room needs cleaning(ミーティングルームは清掃が必要だ)→ cleaning は動名詞
- The cleaning staff arrived(清掃スタッフが到着した)→ cleaning は現在分詞(形容詞として「清掃する」という意味を表す)
さらに、可算名詞と不可算名詞の区別も初心者がよく間違えるポイントです。
「information」「advice」「equipment」といった不可算名詞に「s」を付けたり、「a」を付けたりしないように注意しましょう。
動詞問題でよくある間違い
時制問題では、時制を決定づける時間表現を見落とすミスが頻発します。
「already」「just」「recently」のような現在完了を示す単語や、「yesterday」「last week」といった過去形を示す単語を見逃すと、文脈に合わない時制を選んでしまいます。
受動態の問題では、主語が「〜される側」なのか「〜する側」なのかを間違えるケースが多発します。
- The event will hold next week(イベントは来週開催する予定だ)→イベントは「開催される」側なので、正しくは「will be held」
- The company will be provided the service(会社はサービスを提供されるだろう)→会社が「提供するので、正しくは「will provide」
基本的なミスとして、動詞の三人称単数形「s」を付け忘れることもよくあります。
「He work hard」や「The system provide information」のような単純な間違いは、日頃から意識して練習すれば防げます。
前置詞・接続詞問題でよくある間違い
このタイプの問題では、空欄の後ろに来る語句の構造をしっかり確認せずに、直感で選んでしまうミスが多いです。
- Despite he was busy(正しくは「Although he was busy」)
- Although his busy schedule(正しくは「Despite his busy schedule」)
このように、「Despite」 の後ろには名詞(句)が、「Although」 の後ろには文が来るというルールを理解しておく必要があります。
似た意味を持つ単語の使い分けにも注意しましょう。
「during」と「while」、「because of」と「because」、「in spite of」と「although」など、それぞれの後に続く語句の形を正確に把握しておくことが重要です。
間違いを減らすための効果的な学習法
間違いを防止する最も効果的な方法は、前述した4ステップの解答手順を確立し、機械的に実行することです。焦って手順を省略しないだけで、ケアレスミスは大幅に減らせます。
さらに、間違えた問題は必ず分析する習慣をつけましょう。「なぜ間違えたのか?」を特定することが成長につながります。
- 単純な知識不足だったのか?
- 解答手順を省略してしまったのか?
- 時間が足りなくて焦ってしまったのか?
原因に合わせて対策を立てることで、効率的に弱点を克服できます。
日々の学習では、同じタイプの問題を繰り返し解き、正しいパターンを身体に覚え込ませるのが効果的です。特に頻出の文法ルールは、考えなくても自然と正解を選べるレベルまで練習を重ねることが理想的です。
TOEIC文法に関するよくある質問
TOEICの文法問題は、解き方を知っているとスコアアップにつながります。よくある質問に答える形で、効率的な学習法と時間配分について解説します。
- Part5にかける時間は?
-
Part5は30問を10分、1問あたり20秒で解くことを目指しましょう。迷った問題はすぐに飛ばし、Part7(長文読解)に十分な時間を残すことが重要です。
知らない単語が出てきても、考え込まずに次の問題へ進みましょう。
- 品詞問題のコツは?
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品詞問題で迷ったら、まずは空欄の前後にある語句の品詞と役割を確認してください。
- 冠詞(a/an/the)の後には名詞
- 名詞の前には形容詞
- 動詞や形容詞を修飾するのは副詞
これらの基本ルールを思い出し、文の構造を分析すれば正解が見えてきます。
- 時制問題のコツは?
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時制問題では、まず文中に時制を決定づける単語やフレーズがないかを探しましょう。
- 現在完了形:for + 期間、since + 起点、already、justなど
- 過去形:yesterday、last week、in 2020など
また、「現在と関連性があるか」という視点も重要です。
現在に影響がある出来事なら現在完了形、完全に終わった過去の出来事なら過去形を選びましょう。
- 前置詞と接続詞の見分け方は?
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前置詞と接続詞の区別に悩んだら、空欄の直後を見て判断します。
- 前置詞:後に名詞や動名詞が続く
- 接続詞:後に主語+動詞の節が続く
たとえば、「_ the meeting」なら前置詞(duringなど)、「_ the meeting starts」なら接続詞(whenなど)が適切です。
- 語彙問題は「直感」で解く
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語彙問題は知識が問われるため、知らない単語は正直に言って推測するしかありません。文脈から意味を推測し、一番しっくりくるものを選びましょう。
語彙問題に時間をかけるのは得策ではないので、わからない問題は早めに見切りをつけ、解ける文法問題に集中することが大切です。
- おすすめの文法書は?
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TOEIC初心者なら「TOEIC L&Rテスト 文法問題でる1000問」や「金のフレーズ」が定番です。
もし文法の基礎に自信がなければ、まずは高校レベルの文法書を1冊完璧に仕上げるのがおすすめです。
たくさんの本に手を出さず、1冊を徹底的にやり込むことが上達への近道です。
リンクリンク - Part6の対策は必要?
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Part6はPart5の文法知識に加えて、文脈の理解力が求められます。まずはPart5の問題を確実に解けるようにするのが先決です。その後、文脈を理解して文を挿入する問題に挑戦してみましょう。
語彙・文法問題はPart5と同じ解き方で対応できます。
まとめ

TOEIC文法問題の攻略は、初心者がスコアアップを実現するための重要な要素です。
本記事で解説した内容を体系的に学習することで、確実に文法問題での得点力を向上させることができます。
重要なポイントとして以下が挙げられます。
- TOEIC文法問題は全200問中46問を占める重要分野であり、600点突破には基礎文法の習得が必須
- 品詞問題は最頻出パターンで、空欄前後の語句から適切な品詞を瞬時に判断する技術が重要
- 動詞問題では時制決定語句の発見と主語・動詞関係の分析が解答の鍵
- 前置詞・接続詞問題は後続語句の構造確認により確実に得点可能
- 代名詞問題は格の使い分けと文脈理解により攻略できる
- 典型的な間違いパターンを理解し、体系的な解答手順の確立が失点防止に効果的
- 1問20〜30秒での解答を目標とし、Part7への時間配分を重視する
TOEIC文法問題の習得には継続的な学習が不可欠ですが、正しい方法で取り組むことで必ず成果を実感できます。
基礎文法の確実な理解と頻出パターンの習得により、目標スコア達成への道筋が明確になるでしょう。
日々の学習を積み重ね、文法問題を得点源として活用し、TOEIC全体のスコアアップを実現してください。

