ネイティブが日常で使う「つなぎ言葉」とは?例文と一覧表で解説

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ネイティブが日常で使う「つなぎ言葉」とは?例文と一覧表で解説
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英語の会話や文章で自然な流れを作る「つなぎ言葉」。ネイティブスピーカーは無意識のうちに多用していますが、日本人学習者にとっては馴染みが薄いかもしれません。

この記事では「えーと」「そうだね」「ところで」といった日本語のつなぎ言葉に相当する英語表現を、初学者でも理解できるように詳しく解説します。つなぎ言葉をマスターすることで、英語がより自然で流暢になり、コミュニケーションの質が格段に向上するでしょう。

記事の最後にTOEIC・英語学習におすすめの教材をご紹介しているので、教材を探している方は参考にしてみて下さい。

目次

つなぎ言葉とは?その重要性

English

つなぎ言葉とは、会話や文章の中で文と文をスムーズにつなげたり、言葉が出てこないときに間を埋めたりする役割を持つ表現です。英語ではdiscourse markers(談話標識)、linking words(接続語)、あるいはfillers(間投詞)などと呼ばれています。

日本語でも「えーと」「そうですね」「ところで」といったつなぎ言葉をよく使いますが、英語にも同様の表現が豊富にあります。これらのつなぎ言葉を適切に使うことで、以下のような利点があります。

  • 会話が途切れることなく、自然な流れを維持できる
  • 思考する時間を確保しながら、沈黙を回避できる
  • 話題の転換や、前の話題への復帰がスムーズになる
  • 文と文の論理関係(対比、因果関係など)が明確になる
  • より自然で流暢な英語表現ができるようになる

英語学習では単語や文法に目が行きがちですが、つなぎ言葉の使い方を身につけることで、より自然な英語表現が可能になります。

ネイティブスピーカーは日常会話で無意識のうちにこれらの表現を多用しており、それが会話の自然な流れを作っているのです。

つなぎ言葉の種類

英語のつなぎ言葉は、大きく分けて「会話の間を埋めるフィラー」と「文と文をつなぐ接続表現」の二つに分類できます。それぞれに様々な役割があり、場面によって使い分けることが重要です。

ここでは、主要なつなぎ言葉の種類と使い方を詳しく見ていきましょう。

言葉に詰まった時に使うつなぎ言葉

会話中に次の言葉が出てこなかったり、考えをまとめる時間が必要だったりするとき、私たちは無意識に「えーと」「あのー」などの言葉を発します。

英語にも同様の機能を持つつなぎ言葉があります。

well(えーと、そうですね)

「well」は最も一般的なつなぎ言葉の一つです。言葉を探しているときや、質問に対して直接的に答える前に少し考える時間が欲しいとき、あるいは少し言いにくいことを言う前などに使用します。

例文

  • Well, I’m not really sure about that.(えーと、そのことについてはよく分からないな。)
  • Well, if you ask me, I prefer the blue one.(うーん、私に聞くなら、青い方が好きだな。)

um / er / uh(んー、あー)

これらは単なる音に近いフィラーで、次に何を言うか考えている時や、言葉に詰まった時に発する音です。日本語の「あー」「えー」に相当します。

例文

  • Um, I think we should take the train instead.(んー、その代わりに電車に乗った方がいいと思うよ。)
  • Uh, I forgot to bring my wallet.(あー、財布を持ってくるのを忘れた。)

let me see / let’s see(えーと、どれどれ)

直訳すると「見せてください」「見てみましょう」ですが、実際には「えーと」「どれどれ」という意味で使われます。特に何かを確認したり、思い出したりしようとするときに使います。

例文

  • Let me see… I think the restaurant opens at 6 PM.(えーと、そのレストランは午後6時に開店すると思う。)
  • Let’s see what options we have.(どれどれ、どんな選択肢があるか見てみよう。)

you know(あのね、ほら)

「you know」は「知ってる?」という意味ではなく、相手に共感を求めたり、言いたいことがすぐに出てこない時に使うつなぎ言葉です。

例文

  • I was feeling, you know, a bit nervous before the interview.(面接前に、あのね、ちょっと緊張していたんだ。)
  • It’s that restaurant, you know, the one near the station.(あのレストランだよ、ほら、駅の近くにあるやつ。)

会話の流れを管理するつなぎ言葉

会話の流れをコントロールするつなぎ言葉もあります。これらは話題を変えたり、以前の話題に戻ったり、会話を終わらせたりするのに役立ちます。

anyway(とにかく、それはそうと)

「anyway」は話題を変えたり、脱線した会話を本題に戻したりする時に使います。また、会話を終わらせる合図としても機能します。

例文

  • Anyway, what were you saying about the project?(それはそうと、プロジェクトについて何を言っていたの?)
  • It was expensive, but anyway, I decided to buy it.(高かったけど、まあとにかく、買うことにしたよ。)

by the way(ところで)

突然話題を変える時に使うつなぎ言葉です。会話の流れとは関係のない新しい話題を導入する際に便利です。

例文

  • By the way, have you heard about the new café?(ところで、新しいカフェのこと聞いた?)
  • I’ll email you the document tomorrow. By the way, how was your vacation?(明日書類をメールします。ところで、休暇はどうでしたか?)

as I was saying(さっき言っていたように)

会話が中断されて、元の話題に戻す時に使います。

例文

  • As I was saying before the phone rang, we need to finish this report by Friday.(電話が鳴る前に言っていたように、金曜日までにこのレポートを完成させる必要があります。)

文と文をつなぐつなぎ言葉

文章をつなぐ役割を持つつなぎ言葉は、文と文の論理関係を明確にし、文章の流れを作る上で重要です。ここでは、代表的な接続表現を機能別に紹介します。

追加を表すつなぎ言葉

情報や考えを追加するときに使うつなぎ言葉です。

つなぎ言葉日本語の意味例文
andそしてI like swimming and I enjoy cycling too.
alsoまた、さらにShe speaks English. She also knows French.
furthermore / moreoverさらに、その上The hotel was expensive. Furthermore, the service was poor.
in addition加えてThe software is easy to use. In addition, it comes with excellent support.
besidesその上、それに加えてI don’t want to go to the party. Besides, I wasn’t invited.
what’s moreさらに言えばThe car is fuel-efficient. What’s more, it’s very comfortable to drive.

対比を表すつなぎ言葉

対照的な情報や考えを示す時に使うつなぎ言葉です。

つなぎ言葉日本語の意味例文
butしかしI wanted to go out, but it was raining.
howeverしかしながらShe studied hard. However, she didn’t pass the exam.
although / even though / though〜にもかかわらずAlthough it was raining, we went for a walk.
despite / in spite of〜にもかかわらずDespite the rain, we enjoyed our picnic.
on the other hand一方でThe car is expensive. On the other hand, it’s very reliable.
nevertheless / nonethelessそれにもかかわらずThe task was difficult. Nevertheless, we completed it on time.

理由と結果を表すつなぎ言葉

原因と結果の関係を示す時に使うつなぎ言葉です。

つなぎ言葉日本語の意味例文
because / since / as〜なので、〜だからI went home early because I was feeling sick.
therefore / thus / henceしたがって、それゆえにShe didn’t study. Therefore, she failed the exam.
soだからIt was raining, so we stayed at home.
consequentlyその結果He didn’t follow the instructions. Consequently, the machine broke down.
as a resultその結果としてWe missed the bus. As a result, we were late for the meeting.

順序を表すつなぎ言葉

情報や出来事を時系列や順序で示す時に使うつなぎ言葉です。

つなぎ言葉日本語の意味例文
first(ly) / to begin with / at first最初にFirst, we need to identify the problem.
second(ly) / next / then次にNext, we need to analyze the causes.
finally / lastly / in the end最後にFinally, we should propose solutions.
meanwhile / in the meantimeその間にI’ll prepare dinner. Meanwhile, you can set the table.
subsequently / afterwards / after thatその後We had lunch. Afterwards, we went for a walk.

状況別つなぎ言葉の使い方

つなぎ言葉は、使われる状況や文脈によって適切なものが変わってきます。ここでは、カジュアルな会話、ビジネスシーン、プレゼンテーション、ライティングなど、状況別のつなぎ言葉の使い方について解説します。

カジュアルな会話でのつなぎ言葉

友人や家族との日常会話では、より親しみやすくカジュアルなつなぎ言葉が好まれます。これらは堅苦しさを感じさせずに会話をスムーズに進める助けになります。

カジュアルな会話でよく使われるつなぎ言葉には以下のようなものがあります。

例文

  • like(なんか、みたいな):
    I was like, so tired yesterday.(昨日はなんかめっちゃ疲れてた。)
  • I mean(つまり、言いたいのは):
    I mean, it’s not that I don’t want to go.(つまり、行きたくないわけじゃないんだけど。)
  • you see(ほら、わかるでしょ):
    You see, I’ve been really busy lately.(ほら、最近本当に忙しいんだ。)
  • so(それで、で):
    So, what did you do yesterday?(それで、昨日は何をしたの?)
  • anyway(とにかく、まあ):
    Anyway, let’s change the subject.(まあ、話題を変えよう。)

カジュアルな会話ではこれらのつなぎ言葉を自然に使うことで、より流暢で親しみやすい印象を与えることができます。

ただし、「like」や「you know」などの言葉は使いすぎると話が冗長に感じられることがあるので注意が必要です。

ビジネスシーンでのつなぎ言葉

ビジネスの場面では、より丁寧でフォーマルなつなぎ言葉が適しています。専門性や誠実さを示すために、適切なつなぎ言葉を選ぶことが重要です。

ビジネスシーンでよく使われるつなぎ言葉には以下のようなものがあります。

例文

  • furthermore / moreover / in addition(さらに、加えて):
    Furthermore, our proposal includes a detailed implementation plan.(さらに、私たちの提案には詳細な実施計画が含まれています。)
  • however / nevertheless(しかしながら、それにもかかわらず):
    The project is challenging. However, we are confident in our approach.(このプロジェクトは困難です。しかしながら、私たちはアプローチに自信を持っています。)
  • therefore / consequently(したがって、その結果):
    The market has changed significantly. Therefore, we need to adjust our strategy.(市場は大きく変化しました。したがって、戦略を調整する必要があります。)
  • regarding / with respect to / concerning(〜に関しては):
    Regarding your question about the budget, we have prepared a detailed breakdown.(予算に関するご質問については、詳細な内訳を用意しました。)
  • in conclusion / to summarize(結論として、要約すると):
    In conclusion, we recommend proceeding with Option A.(結論として、オプションAを進めることをお勧めします。)

プレゼンテーションでのつなぎ言葉

プレゼンテーションでは、聴衆の注意を引き、情報を整理し、論理的な流れを作るためのつなぎ言葉が特に重要です。

プレゼンテーションでよく使われるつなぎ言葉には以下のようなものがあります。

例文

  • to begin with / firstly(まず最初に):
    To begin with, I’d like to outline the main objectives of our project.(まず最初に、プロジェクトの主な目標を概説したいと思います。)
  • moving on to / now let’s turn to(次に移りましょう):
    Moving on to the financial aspects of the proposal.(提案の財務的側面に移りましょう。)
  • let me emphasize / I’d like to stress(強調したいのは):
    Let me emphasize that this is a crucial step in our development.(これは私たちの開発において重要な一歩であることを強調させてください。)
  • in other words / to put it simply(言い換えれば、簡単に言えば):
    In other words, this technology will revolutionize how we work.(言い換えれば、この技術は私たちの働き方に革命をもたらすでしょう。)
  • to sum up / in conclusion(まとめると、結論として):
    To sum up, our proposal offers three key advantages.(まとめると、私たちの提案は3つの主要な利点を提供します。)

ライティングでのつなぎ言葉

文章を書く際には、読み手が論理の流れを理解しやすいように、適切なつなぎ言葉を選ぶことが重要です。話し言葉と書き言葉ではつなぎ言葉の選択が異なることも多いです。

ライティングでよく使われるつなぎ言葉には以下のようなものがあります。

例文

  • furthermore / moreover / in addition(さらに、加えて):
    The product is cost-effective. Furthermore, it is environmentally friendly.(この製品はコスト効率が良いです。さらに、環境にも優しいです。)
  • on the one hand… on the other hand(一方では…他方では):
    On the one hand, the policy increases costs. On the other hand, it improves safety standards.(一方では、その政策はコストを増加させます。他方では、安全基準を向上させます。)
  • for example / for instance / such as(例えば、たとえば):
    Many countries have implemented similar measures, for example, Japan and Germany.(多くの国が同様の措置を実施しています、例えば、日本やドイツなどです。)
  • in contrast / conversely(対照的に、逆に):
    The northern region is very cold. In contrast, the southern area enjoys a mild climate.(北部地域はとても寒いです。対照的に、南部地域は穏やかな気候を享受しています。)
  • in conclusion / to sum up / in summary(結論として、要約すると):
    In conclusion, the evidence clearly supports our hypothesis.(結論として、証拠は明らかに私たちの仮説を支持しています。)

以下の表は、状況別の適切なつなぎ言葉とそれに対応する避けるべきつなぎ言葉をまとめたものです。

状況適切なつなぎ言葉避けるべきつなぎ言葉
カジュアルな会話well, like, I mean, you know, anywayfurthermore, consequently(過度に堅い表現)
ビジネスシーンfurthermore, however, regarding, in conclusionlike, you know(過度にカジュアルな表現)
プレゼンテーションto begin with, moving on to, let me emphasize, to sum upum, uh(不確かな印象を与える)
ライティングfurthermore, in contrast, for example, in conclusionwell, I mean(話し言葉的)

つなぎ言葉のよくある間違いと注意点

英語学習者がつなぎ言葉を使う際には、いくつかの落とし穴があります。ここでは、日本人学習者がよく陥りがちな間違いや注意点について解説します。

つなぎ言葉の過剰使用

つなぎ言葉は便利ですが、過剰に使用すると逆効果になることがあります。

特に「like」や「you know」などのカジュアルなつなぎ言葉を頻繁に使うと、話が冗長に感じられたり、自信がないという印象を与えたりすることがあります。

過剰使用の例

“So, like, I was talking to my friend, you know, and then, well, he told me, um, that he was, like, moving to a different city, you know what I mean?”

改善例

“I was talking to my friend, and he told me that he was moving to a different city.”

つなぎ言葉は、必要なときに適切に使うことが大切です。話の流れを意識して、本当に必要なときだけ使うようにしましょう。

フォーマルとカジュアルの混同

ビジネスの場やフォーマルな状況で、カジュアルすぎるつなぎ言葉を使ってしまうことは、よくある間違いの一つです。

逆に、友人との会話で過度に堅苦しいつなぎ言葉を使うと、不自然に聞こえることがあります。

不適切な例(ビジネス会議で)

“Yeah, so like, our company’s profits are, you know, going up.”

適切な例

“Our company’s profits are increasing. Furthermore, we expect this trend to continue.”

状況に応じて適切なつなぎ言葉を選ぶことが重要です。

フォーマルな場面では「moreover」「therefore」などのより丁寧な表現を、カジュアルな場面では「well」「so」などの親しみやすい表現を選びましょう。

つなぎ言葉の意味や使い方の誤解

つなぎ言葉の意味や使い方を誤解していると、不自然な表現になったり、誤ったメッセージを伝えてしまったりすることがあります。

誤用例

“I like swimming. Although I go to the pool every day.”
(「although」は対比を示すものなので、この使い方では論理的につながりません)

正しい用法

“Although I’m busy, I go to the pool every day.”
または
“I like swimming. Therefore, I go to the pool every day.”

つなぎ言葉の正確な意味と使い方を理解して、適切に使い分けることが大切です。

日本語の発想でのつなぎ言葉選び

日本人学習者が陥りがちなのは、日本語の発想でつなぎ言葉を選んでしまうことです。

日本語と英語では、同じ意味を表すつなぎ言葉でも、使う頻度や文脈が異なることがあります。

不自然な例

“And, I went to the store. And, I bought some bread. And, I came home.”
(日本語の「そして」のように連続して使うと、英語では冗長に感じられます)

自然な例

“I went to the store, bought some bread, and then came home.”

英語のつなぎ言葉の自然な使い方を身につけるには、ネイティブスピーカーの話し方や書き方を観察し、模倣することが効果的です。

発音とイントネーションの問題

つなぎ言葉は、発音やイントネーションによっても印象が変わります。

特にフィラー(um, well, you know)などは、適切な抑揚で発音することが重要です。

不自然な例

「WELL…」(大きな声で強調する)

自然な例

「well…」(やや小さめの声で、次の言葉につなげるように言う)

つなぎ言葉は基本的に主役ではなく、あくまで話の流れをスムーズにする脇役です。不必要に強調せず、自然な抑揚で話すことを心がけましょう。

つなぎ言葉を効果的に使うためのコツ

つなぎ言葉を効果的に使いこなすことで、英語の会話や文章がより自然で流暢になります。ここでは、つなぎ言葉を上手に使うためのコツを紹介します。

文脈に合わせた選択

つなぎ言葉は、使う状況や文脈に合わせて選ぶことが大切です。フォーマルな場面では丁寧な表現を、カジュアルな場面ではよりリラックスした表現を選びましょう。

また、伝えたい関係性(追加、対比、理由、結果など)に合ったつなぎ言葉を選ぶことも重要です。

例えば、同じ「しかし」という意味でも、

  • カジュアルな会話:but
  • 一般的な会話や文章:however
  • より堅いビジネスシーン:nevertheless, nonetheless

適切なつなぎ言葉を選ぶことで、コミュニケーションの意図がより明確に伝わります。

バリエーションを増やす

同じつなぎ言葉を繰り返し使うと、単調で冗長な印象を与えます。様々なつなぎ言葉を学び、状況に応じて使い分けることで、より豊かで自然な表現が可能になります。

例えば「また、さらに」という追加の意味を表すのに、

  • also
  • in addition
  • furthermore
  • moreover
  • what’s more
  • additionally

など、複数の表現を知っておくと便利です。

自然な発音と間の取り方

つなぎ言葉を使う際は、自然な発音と適切な間の取り方も重要です。特にフィラー(well, um, you know)などは、適切なスピードと抑揚で発音することで、より自然に聞こえます。

また、つなぎ言葉の後に短い間(ポーズ)を置くことで、聞き手に考える時間を与えたり、次に来る内容へ注意を向けさせたりする効果があります。

例文

  • “Well… I’m not sure about that. However… we can try to find a solution.”

このように適切な間を取りながら話すことで、より説得力のある自然な会話になります。

インプットとアウトプットのバランス

つなぎ言葉の使い方を上達させるには、ネイティブスピーカーの話し方や書き方を観察する「インプット」と、実際に自分で使ってみる「アウトプット」のバランスが大切です。

英語の映画やドラマ、ポッドキャスト、YouTubeなどで、ネイティブスピーカーがどのようにつなぎ言葉を使っているかを観察しましょう。

そして、学んだつなぎ言葉を実際の会話や文章で積極的に使ってみることで、自然に身につけることができます。

自分の「クセ」を知る

私たち一人一人には、無意識に頻繁に使ってしまうつなぎ言葉があります。自分の話し方や書き方を振り返り、過剰に使用しているつなぎ言葉がないか確認しましょう。

例えば「like」や「you know」を多用する傾向がある人は、意識的に別の表現を使うようにすることで、より洗練された表現ができるようになります。

自分の会話を録音したり、書いた文章を見直したりして、自分のクセを把握することが上達への第一歩です。

「つなぎ言葉」に関するよくある質問

つなぎ言葉を使いすぎると、英語が上手く話せないと思われますか?

使いすぎる場合と適切に使う場合では大きな違いがあります。「um」「uh」「like」などのフィラーを過剰に使用すると、自信がない印象や、言葉に詰まっている印象を与えることがあります。一方で、様々な種類のつなぎ言葉を適切に使いこなせると、むしろ流暢さを示すことができます。重要なのは、多様なつなぎ言葉を知り、状況に応じて適切に使い分けることです。

日本人が英語のつなぎ言葉を使う際によくある間違いは何ですか?

日本人学習者によくある間違いとしては、以下のようなものがあります。日本語の「えーと」の代わりに「ah…」と言ってしまう(英語では「well…」「let me see…」が自然)、文章の冒頭で「so」を過剰に使用する、「but」と「however」の使い分けができていない、日本語の「そして」のように「and」を文頭で多用するなどです。これらの間違いを避けるためには、ネイティブスピーカーの使い方をよく観察し、実践することが大切です。

フォーマルな場面とカジュアルな場面で使い分けるべきつなぎ言葉は?

フォーマルな場面では「furthermore」「consequently」「nevertheless」「regarding」「in conclusion」などの丁寧な表現を使いましょう。一方、カジュアルな場面では「well」「so」「like」「you know」「anyway」などのよりリラックスした表現が適しています。状況に応じて適切なつなぎ言葉を選ぶことで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。

つなぎ言葉の使い方を上達させるにはどうすればいいですか?

効果的な方法としては、英語の映画やドラマ、ポッドキャストなどでネイティブスピーカーの使い方を観察する、新しく学んだつなぎ言葉を意識的に使ってみる、自分の会話や文章を振り返る、英語の本や記事を読んで様々な文脈でのつなぎ言葉の使い方を学ぶ、英語のネイティブスピーカーと会話する機会を持つなどがあります。継続的な練習と意識的な使用によって、徐々に自然なつなぎ言葉の使い方が身についていきます。

つなぎ言葉は長い文章を書く時にどのように役立ちますか?

長い文章では、つなぎ言葉が論理的な流れを作り、読者が内容を追いやすくします。また、段落と段落、文と文の関係性を明確にし、アイデア同士の関連性を示すことで、一貫性と統一感を持たせることができます。例えば、学術論文やビジネスレポートでは、「First of all」「Furthermore」「In contrast」「Therefore」「In conclusion」などのつなぎ言葉を適切に使うことで、論理的で読みやすい文章になります。

まとめ

まとめ

この記事では、英語のつなぎ言葉について詳しく解説してきました。つなぎ言葉は英語の会話や文章をより自然で流暢にするために欠かせない要素です。

初学者の方も、これらのつなぎ言葉を少しずつ取り入れることで、より自信を持って英語でコミュニケーションを取れるようになるでしょう。

この記事のポイントをまとめると、

  • つなぎ言葉には、言葉に詰まったときに使うフィラー(well, um, let me see など)と、文と文をつなぐ接続表現(and, but, however など)がある
  • 状況(カジュアルな会話、ビジネスシーン、プレゼンテーション、ライティング)によって適切なつなぎ言葉が異なる
  • つなぎ言葉の過剰使用、フォーマルとカジュアルの混同、意味の誤解などに注意が必要
  • 効果的なつなぎ言葉の使用には、文脈に合わせた選択、バリエーションの増加、自然な発音と間の取り方が大切
  • つなぎ言葉の習得には、ネイティブスピーカーの使い方の観察と実践的な使用のバランスが重要

英語のつなぎ言葉をマスターすることは一朝一夕にはできませんが、日々の学習と実践を通じて少しずつ上達していくことができます。この記事で紹介したつなぎ言葉を参考に、ぜひあなたの英語表現の幅を広げてみてください。

自然なつなぎ言葉の使い方を身につけることで、より流暢で説得力のある英語を話せるようになるでしょう。

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