「everywhere」は英語の副詞として使われる単語で、「どこでも」「いたるところで」「あらゆる場所で」という意味を持ちます。時には名詞として使われることもあり、「あらゆる場所」という意味で使うこともできます。
日常会話でよく使われる便利な表現なので、基本的な使い方をマスターしておくと英語力アップにつながります。
everywhereとは?基本的な意味と用法

「everywhere」は「every(すべての)」と「where(どこに)」が組み合わさった語で、「あらゆる場所」や「どこにでも」を意味します。主に副詞として文中で使われ、動作や状態がどこでも行われている、またはどこにでも存在していることを表現するときに使います。
「everywhere」は主に以下のような意味で使われます。
- どこでも、どこにでも
- いたるところで、あちこちで
- あらゆる場所に、すべての方向に
「everywhere」の発音は「エヴリウェア」と発音します。「every」と「where」がひとつになった単語なので、両方の発音を組み合わせると覚えやすいでしょう。
基本的な文型での使い方
「everywhere」は文中で様々な使われ方をします。基本的な使い方をいくつか見てみましょう。
「SV + everywhere」の形
- 主語 + 動詞 + everywhere
「There are/is + 名詞 + everywhere」の形
- 「いたるところに〜がある」という表現
「S + be + everywhere」の形
- 「〜はどこにでもある」という表現
「everywhere」を使ったシンプルな例文
例文
- I see flowers everywhere.(私はいたるところに花を見ます。)
- There are books everywhere in the room.(部屋のいたるところに本があります。)
- He looked for his keys everywhere.(彼はいたるところで鍵を探しました。)
- My sister travels everywhere.(私の姉はどこへでも旅行します。)
- Cats are everywhere in this town.(この町には猫があちこちにいます。)
everywhereの詳しい使い方と表現パターン
「everywhere」は日常会話でよく使われる表現です。ここではより詳しい使い方や表現パターンについて解説します。
「everywhere」は文中で動詞の後ろに置かれることが多いですが、文頭に置いて強調することもあります。また、前置詞を伴って使われるケースもあります。
例文
- Everywhere I go, I see the same advertisement.(私がどこに行っても、同じ広告を目にします。)
- You can find convenience stores everywhere in Japan.(日本ではどこでもコンビニエンスストアを見つけることができます。)
- There is pollution everywhere in the world now.(現在、世界のいたるところに汚染があります。)
「everywhere」と前置詞の組み合わせ
「everywhere」はいくつかの前置詞と組み合わせて使われることがあります。代表的なものをいくつか紹介します。
everywhere in(〜のいたるところに)
- everywhere in Japan(日本のいたるところに)
- everywhere in the world(世界のいたるところに)
from everywhere(あらゆる場所から)
- People came from everywhere.(人々はあらゆる場所から来ました。)
everywhere else(他のあらゆる場所)
- It’s cheaper here than everywhere else.(ここは他のどこよりも安いです。)
「everywhere」を使った慣用表現
「everywhere」を含むいくつかの慣用表現も覚えておくと便利です。
everywhere you look(見渡す限り、どこを見ても)
- Everywhere you look, you can see beautiful flowers.(どこを見ても、美しい花が見えます。)
everywhere but(〜以外のどこでも)
- I’ve looked everywhere but in the garage.(車庫以外のどこでも探しました。)
almost everywhere(ほとんどいたるところに)
- You can use this app almost everywhere.(このアプリはほとんどどこでも使えます。)
everywhereとsomewhere、anywhereの違い
英語では場所を表す副詞として「everywhere」「somewhere」「anywhere」「nowhere」がよく使われます。これらの違いを理解することは、正確な英語表現のために重要です。
「everywhere」は「すべての場所」を意味します。一方、「somewhere」は「どこか(特定の場所)」、「anywhere」は「どこでも(いいどこか)」、「nowhere」は「どこにも〜ない」という意味です。
somewhereとの違い
「somewhere」は「どこか(ひとつの場所)」を指し、特定はされていないものの、存在する一箇所を示します。
例文
- I left my book somewhere in the classroom.(教室のどこかに本を置き忘れました。)
- We’ll meet somewhere in the city.(街のどこかで会いましょう。)
anywhereとの違い
「anywhere」は「どこでも(いいどこか)」を意味し、場所を限定しない「どこでもいいどこか」を示します。否定文では「どこにも〜ない」、疑問文では「どこかに」という意味になります。
例文
- You can sit anywhere you like.(好きな場所に座ってください。)
- I can’t find my wallet anywhere.(財布がどこにも見つかりません。)
- Are you going anywhere this weekend?(今週末はどこかに行きますか?)
everywhereとanywhereの使い分け
「everywhere」と「anywhere」は似ていますが、「everywhere」は「すべての場所」を意味し、「anywhere」は「どこでもいい(どこか)」を意味します。
例文
- Cats are everywhere in this town.(この町にはいたるところに猫がいます。)
- You can sit anywhere in this room.(この部屋のどこに座ってもいいですよ。)
以下の表で、these-whereシリーズの違いをまとめてみましょう。
| 単語 | 意味 | 使用例 |
|---|---|---|
| everywhere | いたるところで、どこでも | There are trees everywhere. |
| somewhere | どこか(一箇所) | I put my glasses somewhere. |
| anywhere | どこでも(いいどこか) | You can go anywhere you want. |
| nowhere | どこにも〜ない | I found the book nowhere. |
everywhereを使った実用的な例文
「everywhere」を使った実用的な例文を見ていきましょう。中学英語レベルの簡単な例文を通して、日常会話でどのように使われるのかを理解しましょう。
日常会話での例文
例文
- I see your posters everywhere.(あなたのポスターをいたるところで見かけます。)
- There are trees everywhere in this park.(この公園にはいたるところに木があります。)
- My little brother follows me everywhere.(弟はどこへでも私についてきます。)
- She looks for her cat everywhere.(彼女はいたるところで猫を探しています。)
- We can hear music everywhere in this festival.(この祭りではどこでも音楽が聞こえます。)
- People use smartphones everywhere these days.(最近では人々はどこでもスマートフォンを使っています。)
学校や勉強に関する例文
例文
- I can see English words everywhere in the city.(街中のいたるところに英単語が見られます。)
- Our teacher puts educational posters everywhere in the classroom.(先生は教室のいたるところに教育的なポスターを貼っています。)
- You need to study English, because English is used everywhere.(英語はいたるところで使われているので、勉強する必要があります。)
- The students put their bags everywhere.(生徒たちはいたるところにバッグを置いています。)
旅行や場所に関する例文
例文
- In Japan, you can see vending machines everywhere.(日本では、いたるところに自動販売機があります。)
- Everywhere in Tokyo, there are many people.(東京のいたるところに多くの人がいます。)
- We went everywhere in Kyoto during our school trip.(修学旅行中に京都のいたるところに行きました。)
- Everywhere you go in this country, people are very kind.(この国ではどこへ行っても、人々はとても親切です。)
- Tourists are everywhere in this season.(この季節には観光客があちこちにいます。)
everywhereのよくある間違いと注意点
「everywhere」を使う際によくある間違いや注意すべき点について説明します。英語学習者がつまずきやすいポイントを理解することで、より正確に使えるようになります。
間違いやすい表現パターン
「everywhere」と「every where」の混同
「everywhere」は一語で書きます。「every where」と分けて書くのは間違いです。
× I see flowers every where.
〇 I see flowers everywhere.
「everywhere」と「all places」の使い分け
「everywhere」と「all places」は似た意味を持ちますが、「everywhere」の方がより一般的に使われます。「all places」は特定の場所のグループを指すときに使うことが多いです。
× I looked at all places for my keys.
〇 I looked everywhere for my keys.
「everywhere」の位置
通常、「everywhere」は文末や動詞の後に置かれます。
× Everywhere I went to the park.
〇 I went to the park everywhere. (どこへでも公園に行きました)
〇 Everywhere I went, I saw a park.(私がどこへ行っても、公園を見かけました)
文法上の注意点
「everywhere」と冠詞
「everywhere」は場所を表す副詞なので、通常は冠詞(a, an, the)を使いません。
× I searched the everywhere.
〇 I searched everywhere.
前置詞との組み合わせ
「everywhere」は単独で使われることが多いですが、特定の前置詞と組み合わせて使うこともあります。
× I saw your posters at everywhere.
〇 I saw your posters everywhere.
ただし、「from everywhere」「to everywhere」など一部の組み合わせは正しい表現です。
〇 People came from everywhere to see the concert.(コンサートを見るために人々はあらゆる場所から来ました)
「everywhere」と複数形
「everywhere」は「すべての場所」という意味ですが、単数形として扱われます。動詞と組み合わせる場合は単数形の動詞を使います(名詞として使う場合)。
× Everywhere are beautiful in this country.
〇 Everywhere is beautiful in this country.(この国ではどこもかしこも美しいです)
everywhereに関する問題
英語の副詞「everywhere」は、「どこでも」「至る所で」といった意味を持ち、場所や範囲を表すときによく使われます。しかし、似たような意味を持つ副詞や前置詞も多く、文脈によって正しい単語を選ぶ必要があります。
ここでは、「everywhere」とその類義語・対義語に関する問題を通して、使い分けを練習しましょう。
- I looked for my keys __, but I couldn’t find them.
- The flowers bloom __ in spring.
- She searched __ in the house, but the cat was gone.
- There is snow __ in the mountains during winter.
- You can find this type of food __ in Japan.
- The cat is hiding __ the table.
- Please put your shoes __ the door.
- The children are playing __ the park.
- The teacher is standing __ the classroom.
- The books are __ the shelf.
この問題を通じて、「everywhere」と他の場所を表す語の違いを理解し、適切に使い分けられるようになりましょう。
「everywhere」の活用法と表現力アップのヒント
「everywhere」を使いこなすことで、英語の表現力が豊かになります。ここでは、より高度な使い方や表現力をアップするためのヒントを紹介します。
フレーズと組み合わせた表現
everywhere you look(見渡す限り、どこを見ても)
- Everywhere you look, you can see beautiful mountains.(どこを見ても、美しい山々が見えます。)
everywhere but(〜以外のどこでも)
- I’ve searched everywhere but in the garage.(車庫以外のすべての場所を探しました。)
almost everywhere(ほとんどいたるところに)
- You can use this card almost everywhere in Japan.(このカードは日本のほぼどこでも使えます。)
just about everywhere(ほとんどどこでも)
- These products are sold just about everywhere.(これらの製品はほとんどどこでも販売されています。)
日常会話での応用例
「everywhere」を使った日常会話での応用例をいくつか見てみましょう。
例文
- A: Where did you look for your keys?(鍵をどこで探しましたか?)
B: I looked everywhere, but I couldn’t find them.(いたるところで探しましたが、見つかりませんでした。) - A: Is this restaurant chain popular?(このレストランチェーンは人気がありますか?)
B: Yes, they have restaurants everywhere in the country.(はい、全国のいたるところに店舗があります。) - A: How was your trip to Kyoto?(京都旅行はどうでしたか?)
B: It was great! We went everywhere and saw many beautiful temples.(素晴らしかったです!いたるところに行って、多くの美しいお寺を見ました。)
「everywhere」に関するよくある質問
- 「everywhere」と「all over」の違いは何ですか?
-
「everywhere」と「all over」はどちらも「いたるところに」という意味を持ちますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「everywhere」はより一般的な表現で、場所全体に広がっていることを示します。一方、「all over」は表面全体に広がっている様子を強調することが多いです。
- There are books everywhere in the room.(部屋のいたるところに本があります。)
- He has bruises all over his body.(彼の体中にあざがあります。)
- 「everywhere」は名詞として使えますか?
-
はい、「everywhere」は名詞として使うことができます。主語や目的語の位置で使われることがあります。
- Everywhere in this city is beautiful.(この街のどこもかしこも美しいです。)
- I love everywhere we visited.(私たちが訪れたすべての場所が好きです。)
- 「everywhere」の反対語は何ですか?
-
「everywhere」の反対語としては「nowhere」(どこにも〜ない)が最も一般的です。また、コンテキストによっては「somewhere specific」(特定の場所)も反対の意味で使われることがあります。
- I can find my friends everywhere.(友達はいたるところで見つけられます。)
- I can find my friends nowhere.(友達はどこにも見つけられません。)
- 「everywhere」と「every place」の違いは何ですか?
-
「everywhere」は一語で書かれる副詞または名詞で、より一般的に使われます。「every place」は二語で書かれる名詞句で、より強調したいときや、「place」を修飾する形容詞を使いたい場合に使われます。
- I see trees everywhere.(いたるところに木が見えます。)
- Every place we visited was amazing.(私たちが訪れたすべての場所が素晴らしかったです。)
- 「everywhere」を使った慣用表現はありますか?
-
はい、いくつかの慣用表現があります。
- be everywhere at once(同時にあらゆる場所にいる)
- have eyes everywhere(あらゆる場所に目を持っている、何でも見ている)
- spread everywhere(あらゆる場所に広がる)
- Parents sometimes feel like they need to be everywhere at once.(親は時々、同時にあらゆる場所にいなければならないと感じることがあります。)
まとめ

「everywhere」は英語の中でよく使われる副詞で、「どこでも」「いたるところで」「あらゆる場所で」という意味を持ちます。日常会話や文章の中でよく見かける単語なので、その使い方をマスターすることは英語力向上に役立ちます。
本記事では「everywhere」の基本的な意味から、実際の使い方、似た表現との比較、よくある間違いまで幅広く解説しました。以下にこの記事のポイントをまとめます。
- 「everywhere」は「every(すべての)」と「where(どこに)」が組み合わさった語
- 主に副詞として使われ、「どこでも」「いたるところで」「あらゆる場所で」を意味する
- 名詞として使われることもあり、その場合は「あらゆる場所」という意味になる
- 「somewhere(どこか一箇所)」「anywhere(どこでもいいどこか)」「nowhere(どこにも〜ない)」との使い分けが重要
- 文中での位置は通常、文末や動詞の後
- 前置詞と組み合わせて「everywhere in(〜のいたるところに)」「from everywhere(あらゆる場所から)」などの表現もできる
- 一語で書き、「every where」と分けて書くのは間違い
- 「everywhere」は単数扱い
「everywhere」は非常に便利な表現なので、日常会話や文章の中で積極的に使ってみましょう。正しく使いこなせれば、英語での表現の幅が広がります。また、「somewhere」「anywhere」「nowhere」との使い分けもマスターすると、より正確で豊かな英語表現ができるようになるでしょう。
英語学習の旅は続きますが、一つ一つの単語や表現をしっかり理解していくことで、着実に英語力は向上していきます。「everywhere」の使い方を理解し、実際に使ってみることで、あなたの英語表現力がさらに豊かになることを願っています。

