「go abroad」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では「海外へ行く」「外国へ行く」と訳されます。
シンプルな表現ながら、旅行や留学、ビジネスなど様々な文脈で使える便利なフレーズです。
この記事では「go abroad」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「go abroad」の基本的な意味
「go abroad」の基本的な意味は「海外へ行く」「外国へ行く」です。
自分の国から他の国へ移動する行為を表します。
旅行、留学、出張、移住など目的は問わず使用できます。
例文
- I want to go abroad next summer.
(来年の夏に海外へ行きたいです。) - She has never gone abroad before.
(彼女はこれまで一度も海外へ行ったことがありません。) - We are planning to go abroad for our honeymoon.
(私たちは新婚旅行で海外へ行く予定です。)
「go abroad」の文法と構造
「go abroad」の文法的特徴を理解することで、正しく使えるようになります。
「abroad」は副詞
「abroad」は「海外へ」「海外で」という意味の副詞です。
そのため、「go」の後に前置詞「to」は必要ありません。
正しい例
- I want to go abroad.
(海外へ行きたいです。)
誤った例
- I want to go to abroad.(× 「to」は不要)
「abroad」は単語自体に「〜へ」という意味が含まれているため、「to」をつけると「海外へへ行く」となってしまい、重複になります。
これは以下のような副詞の場合も同様です。
- go home(家に帰る)- not “go to home”
- go there(そこへ行く)- not “go to there”
- go upstairs(階段を上る)- not “go to upstairs”
- go downstairs(階段を下りる)- not “go to downstairs”


時制による変化
「go abroad」は様々な時制で使えます。
例文(現在形)
- Many students go abroad to improve their language skills.
(多くの学生は語学力を高めるために海外へ行きます。)
例文(過去形)
- He went abroad last year to start a new business.
(彼は新しいビジネスを始めるために去年海外へ行きました。)
例文(現在完了形)
- Have you ever gone abroad?
(あなたは今まで海外へ行ったことがありますか?)
例文(未来形)
- They will go abroad next month for their vacation.
(彼らは来月休暇で海外へ行く予定です。)
「go abroad」と「go overseas」の違い
「go abroad」と「go overseas」はどちらも「海外へ行く」という意味ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
- 「go abroad」:より一般的な表現で、陸続きの国へ行く場合も海を越えて行く場合も使用できます。
- 「go overseas」:文字通り「海(seas)を越えて(over)」行くという意味合いが強く、海を渡る必要がある場合に使われます。
例えば、ヨーロッパ大陸内の移動(フランスからドイツへなど)は「go abroad」が自然ですが、島国である日本からアメリカへ行く場合は「go overseas」も適切です。
例文
- As a French citizen, I often go abroad to visit neighboring European countries.
(フランス市民として、私はよく隣接するヨーロッパ諸国を訪れるために海外へ行きます。) - As a Japanese person, when I go overseas to America, I suffer from jet lag.
(日本人として、アメリカへ海外旅行すると時差ボケに悩まされます。)
なお、日本のような島国では、他国へ行くには必ず海を渡る必要があるため、「go overseas」の方が地理的には適切かもしれませんが、一般的には「go abroad」も広く使われます。
「go abroad」の様々な使い方
「go abroad」は目的や状況によって様々な使い方があります。
旅行目的で使う場合
例文
- We decided to go abroad for our family vacation this year.
(今年の家族旅行は海外へ行くことにしました。) - Instead of going to a local resort, they went abroad to experience different cultures.
(地元のリゾートに行く代わりに、彼らは異なる文化を体験するために海外へ行きました。)
留学で使う場合
例文
- She wants to go abroad to study English in an English-speaking country.
(彼女は英語を英語圏の国で学ぶために海外へ行きたがっています。) - Many Japanese students go abroad for study during their university years.
(多くの日本人学生は大学時代に留学のために海外へ行きます。)
この場合、「go abroad for study」または「go abroad to study」という表現も使われますが、より一般的には「study abroad」(留学する)という表現が使われます。
ビジネス目的で使う場合
例文
- Our CEO often goes abroad on business to meet international clients.
(私たちのCEOはよく国際的なクライアントと会うためにビジネスで海外へ行きます。) - I need to go abroad next week to attend a conference in Singapore.
(来週シンガポールでのカンファレンスに出席するために海外へ行く必要があります。)
「go abroad on business」(仕事で海外へ行く)という表現もよく使われます。
その他の目的で使う場合
例文
- Some patients go abroad for medical treatments that are not available in their home countries.
(一部の患者は自国では受けられない治療を受けるために海外へ行きます。) - Many retirees go abroad to live in countries with lower living costs.
(多くの退職者は生活費が安い国で暮らすために海外へ行きます。)
「go abroad」を含む表現
「go abroad」を含む、または関連する便利な表現をいくつか紹介します。
「decide to go abroad」(海外へ行くことを決める)
例文
- After graduating from university, I decided to go abroad to expand my horizons.
(大学卒業後、視野を広げるために海外へ行くことを決めました。)
「intend to go abroad」(海外へ行くつもりである)
例文
- He intends to go abroad next year to improve his English skills.
(彼は英語力を向上させるために来年海外へ行くつもりです。)
「experience of going abroad」(海外へ行った経験)
例文
- The experience of going abroad changed my perspective on many things.
(海外へ行った経験により、多くのことに対する見方が変わりました。)
「jump at the chance to go abroad」(海外へ行くチャンスに飛びつく)
例文
- When her company offered her a position in their London office, she jumped at the chance to go abroad.
(会社がロンドンオフィスでのポジションを提供したとき、彼女は海外へ行くチャンスに飛びつきました。)
「go abroad」と類似表現
「go abroad」に関連する表現にはいくつかあります。
状況によって使い分けると、より正確に自分の意図を伝えられます。
「travel abroad」(海外旅行する)
旅行目的で海外へ行く場合に使います。
例文
- I love to travel abroad during summer vacations.
(夏休みに海外旅行するのが好きです。)
「study abroad」(留学する)
学業目的で海外へ行く場合に使います。
例文
- She is studying abroad in France for one semester.
(彼女は一学期間フランスに留学しています。)
「work abroad」(海外で働く)
仕事目的で海外へ行く場合に使います。
例文
- He has been working abroad for five years now.
(彼は今や5年間海外で働いています。)
「live abroad」(海外に住む)
長期間海外に居住する場合に使います。
例文
- Many people dream of living abroad after retirement.
(多くの人は退職後に海外に住むことを夢見ています。)
「go abroad」を使った会話例
実際の会話の中で「go abroad」がどのように使われるかを見てみましょう。
会話例1:旅行計画について
例文
- A: What are your plans for the summer vacation?
(夏休みの予定は何ですか?) - B: I’m thinking of going abroad for a couple of weeks.
(2週間ほど海外へ行くことを考えています。) - A: That sounds exciting! Where are you planning to go?
(それは楽しそうですね!どこへ行く予定ですか?) - B: I haven’t decided yet, but I’m considering Italy or Spain.
(まだ決めていませんが、イタリアかスペインを検討しています。)
会話例2:留学について
例文
- A: I’ve been studying English for years, but I don’t feel I’m making much progress.
(何年も英語を勉強していますが、あまり進歩している気がしません。) - B: Have you ever thought about going abroad to study?
(留学することを考えたことはありますか?) - A: Yes, I’d love to go abroad, but I’m worried about the cost.
(はい、海外へ行きたいですが、費用が心配です。) - B: There are many scholarships available for international students.
(留学生向けの奨学金がたくさんあります。)
まとめ:「go abroad」の使い方のポイント

「go abroad」は英語で「海外へ行く」という意味を持つ便利な表現です。
この表現の主なポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「海外へ行く」「外国へ行く」です。
- 「abroad」は副詞なので、「go to abroad」ではなく「go abroad」が正しい形です。
- 「go overseas」との違いを理解すると、より適切に使い分けることができます。
- 旅行、留学、ビジネスなど様々な目的で使うことができます。
- 「travel abroad」「study abroad」「work abroad」「live abroad」など、目的に応じた表現もあります。
「go abroad」をマスターすれば、海外への移動に関する表現の幅が広がります。
旅行計画や将来の夢について話す際に特に役立つでしょう。
この記事で紹介した様々な使い方を参考に、ぜひ英会話に取り入れてみてください!

