「on foot」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では「徒歩で」「歩いて」などと訳されます。
シンプルな表現ながら、様々な状況で使える便利なフレーズです。
この記事では「on foot」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「on foot」の基本的な意味
「on foot」の基本的な意味は「徒歩で」「歩いて」です。
つまり、車や自転車、電車などの乗り物ではなく、自分の足で歩いて移動することを表します。
例文
- I usually go to work on foot.
(私はいつも徒歩で通勤します。) - We explored the small village on foot.
(私たちはその小さな村を徒歩で探索しました。) - It’s better to see the historic district on foot rather than by bus.
(歴史地区はバスよりも徒歩で見た方が良いです。)
「on foot」の語源と歴史
「on foot」という表現は古くから使われており、その起源は1300年頃までさかのぼります。
この表現は中世英語の「on fote」、古英語の「on fōte」から派生したものです。
興味深いことに、「on foot」は常に単数形で使われます。これは日本語で「徒歩」と言うのと似ています。
英語以外の言語でも同様のパターンが見られ、例えばドイツ語では「zu Fuß」(足で)と単数形で表現します。
「on foot」の使い方
移動手段を表す
「on foot」は最も一般的に、移動手段が徒歩であることを示すために使われます。
例文
- Did you come here on foot or by taxi?
(ここには徒歩で来ましたか、それともタクシーですか?) - The hiking trail can only be accessed on foot.
(そのハイキングコースには徒歩でしかアクセスできません。) - After the car broke down, we had to continue on foot.
(車が故障した後、私たちは徒歩で続行しなければなりませんでした。)
距離や時間を示す
「on foot」は、徒歩での移動にかかる時間や距離を説明する際にもよく使われます。
例文
- The station is about 15 minutes on foot from my apartment.
(駅は私のアパートから徒歩約15分です。) - It’s only a short distance on foot to the nearest convenience store.
(最寄りのコンビニまでは徒歩ですぐの距離です。) - The park is 20 minutes on foot, but only 5 minutes by bicycle.
(公園は徒歩で20分ですが、自転車ではわずか5分です。)
観光や探索に関して
「on foot」は特に観光や新しい場所の探索について話すときによく使われます。
例文
- The best way to discover the hidden gems of Kyoto is on foot.
(京都の隠れた名所を発見する最良の方法は徒歩です。) - We spent the whole day exploring the city on foot.
(私たちは一日中徒歩で街を探索して過ごしました。) - The tour guide recommended exploring the old town on foot.
(ツアーガイドは旧市街を徒歩で探索することを勧めました。)
「on foot」と「by foot」の違い
英語では「on foot」と「by foot」の両方を見かけることがありますが、厳密には「on foot」が正しいとされています。
しかし、この二つの表現の使い分けには興味深い理由があります。
「on」は体の部位を使った動作や位置を表すときによく使われます。
例えば「on your knees(膝をついて)」や「on your back(背中を下にして)」などです。そのため、「on foot(足で)」というのは理にかなっています。
一方、「by」は移動手段や方法を表すときによく使われます。
例えば「by car(車で)」や「by train(電車で)」などです。この観点からすると「by foot(足という手段で)」にも一理あります。
しかし、伝統的には「on foot」の方が一般的で正確な表現とされています。
例文
- We decided to travel on foot rather than take the bus.
(バスに乗るのではなく、徒歩で移動することにしました。) - Is it far to go on foot from here?
(ここから徒歩で行くと遠いですか?)
「on foot」と「on one’s feet」の違い
「on foot」と似た表現として「on my feet」「on your feet」などがありますが、これらはニュアンスが異なります。
- 「on foot」:移動手段が徒歩であることを示します。
- 「on one’s feet」:立っている状態を示し、座っていない状態や長時間立ち続けることによる疲労を暗示することもあります。
例文
- I’ve been on my feet all day at work.
(仕事で一日中立ちっぱなしでした。) - The doctor recommended that I stay off my feet for a few days.
(医師は数日間足を休めるよう勧めました。) - Instead of taking the bus, I decided to go on foot.
(バスに乗る代わりに、徒歩で行くことにしました。)
「on foot」を含む表現
「on foot」自体はシンプルな表現ですが、いくつかの関連した表現や慣用句があります。
「set off on foot」(徒歩で出発する)
例文
- We set off on foot early in the morning to avoid the heat.
(暑さを避けるために朝早く徒歩で出発しました。) - After the car ran out of gas, they set off on foot to the nearest gas station.
(車がガス欠になった後、彼らは最寄りのガソリンスタンドへ徒歩で出発しました。)
「travel on foot」(徒歩で旅行する)
例文
- He traveled on foot across the entire country.
(彼は国中を徒歩で旅しました。) - They prefer to travel on foot whenever possible.
(彼らは可能な限り徒歩で旅行することを好みます。)
「flee on foot」(徒歩で逃げる)
例文
- The suspects fled on foot after abandoning their vehicle.
(容疑者たちは車を捨てた後、徒歩で逃走しました。) - When the alarm sounded, the burglar fled on foot.
(アラームが鳴ると、泥棒は徒歩で逃げました。)
まとめ:「on foot」の使い方のポイント

「on foot」は英語で「徒歩で」「歩いて」という意味を持つ便利な表現です。
この表現の主なポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「徒歩で移動する」「歩いて行く」です。
- 常に単数形(foot)を使い、複数形(feet)は使いません。
- 移動手段、距離や時間の説明、観光や探索の文脈でよく使われます。
- 「by foot」よりも「on foot」の方が伝統的に正しいとされています。
- 「on one’s feet」は立っている状態を表し、「on foot」とは異なります。
- 「set off on foot」「travel on foot」などの関連表現もあります。
「on foot」をマスターすれば、英語での移動手段の表現がより自然になります。
日常会話から旅行の場面まで幅広く活用できる表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください。


