「say again」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では主に「もう一度言ってください」「もう一度おっしゃってください」と訳されます。
シンプルな表現ながら、様々なシーンで活用できる便利なフレーズです。
この記事では「say again」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「say again」の基本的な意味
「say again」の基本的な意味は「もう一度言ってください」です。
相手が言ったことが聞き取れなかった時や、理解できなかった時に、相手に繰り返してもらうために使われます。
「say」は「言う」という動詞、「again」は「再び」「もう一度」という副詞で、これらが組み合わさることで「もう一度言う」というニュアンスになります。
例文
- Sorry, say again? I couldn’t hear you.
(すみません、もう一度言ってもらえますか?聞こえませんでした。) - The line is bad. Please say again.
(回線の状態が悪いです。もう一度言ってください。) - Say again your name, please?
(お名前をもう一度言っていただけますか?)

「say again」の使われる場面
「say again」はどのような場面で使われるのでしょうか。
主な使用場面を見ていきましょう。
日常会話での使用
騒がしい場所や電話で相手の言葉が聞き取れなかった時など、日常会話でよく使われます。
例文
- It’s noisy here. Say again, please?
(ここはうるさいですね。もう一度言ってもらえますか?) - Sorry, say again what time we’re meeting?
(すみません、私たちが会う時間をもう一度言ってもらえますか?) - My phone cut out. Say again the last part?
(電話が途切れました。最後の部分をもう一度言ってもらえますか?)
無線通信での使用
「say again」は特に無線通信やラジオ交信で頻繁に使われる表現です。
航空管制官とパイロットの会話や、軍事通信などで明確に情報を伝達するために使われます。
例文
- Tower to flight 203, say again your altitude.
(タワーからフライト203へ、高度をもう一度言ってください。) - Say again your position, over.
(あなたの位置をもう一度言ってください、どうぞ。) - I read you five by five, no need to say again.
(クリアに受信しています、繰り返す必要はありません。)
外国語学習の場面
外国語を学んでいる時、特に発音を練習する際にも「say again」が使われます。
例文
- Could you say again how to pronounce this word?
(この単語の発音をもう一度言ってもらえますか?) - I’m sorry, I’m still learning English. Can you say again more slowly?
(すみません、私はまだ英語を勉強中です。もっとゆっくり言ってもらえますか?) - Let me say again: “She sells seashells by the seashore.”
(もう一度言います:「She sells seashells by the seashore.」)
「say again」の文法と構造
「say again」の基本的な文法構造を見ていきましょう。
命令形としての使用
「say again」は最もシンプルな形で命令形として使用されます。
これは相手に何かを繰り返すよう直接依頼する形です。
例文
- Say again?
(もう一度言って?) - Please say again.
(もう一度言ってください。) - Say again clearly.
(はっきりともう一度言ってください。)
疑問形での使用
より丁寧に尋ねる場合は、疑問形で使うこともあります。
例文
- Could you say again?
(もう一度言っていただけますか?) - Would you say again what you just said?
(今言ったことをもう一度言っていただけますか?) - Can you say again how to get there?
(そこへの行き方をもう一度教えていただけますか?)
特定の情報を求める場合
特定の情報だけを繰り返してほしい場合、「say again + [繰り返してほしい情報]」という形で使います。
例文
- Say again your phone number?
(あなたの電話番号をもう一度言ってもらえますか?) - Could you say again the price?
(値段をもう一度言っていただけますか?) - Please say again the directions after the traffic light.
(信号の後の道順をもう一度言ってください。)
「say again」と類似表現の違い
「say again」と似た表現として、「repeat」「pardon」などがあります。
それぞれのニュアンスの違いを理解しましょう。
「say again」と「repeat」
- 「say again」:比較的カジュアルな表現で、特に無線通信でよく使われます。
- 「repeat」:よりフォーマルで、「繰り返す」という意味をより強調しています。
例文
- Say again your name?
(あなたの名前をもう一度言ってもらえますか?)- カジュアル - Please repeat your name.
(あなたの名前を繰り返してください。)- やや改まった表現
「say again」と「pardon」
- 「say again」:直接的にもう一度言うよう求める表現。
- 「pardon」または「pardon me」:より丁寧な表現で、自分が聞き取れなかったことへの謝罪も含みます。
例文
- Say again?
(もう一度言って?)- 直接的 - Pardon?
(すみません?)- より丁寧
注意すべき類似表現:「You can say that again」
「say again」に関連して注意すべき表現に「You can say that again」があります。
これは「もう一度言ってください」という意味ではなく、「全くその通りだ」「本当にそのとおり」という強い同意を表す慣用表現です。
例文
- A: This homework is really difficult!
(この宿題は本当に難しいね!)
B: You can say that again!
(全くその通りだよ!)- 「もう一度言ってください」ではない - A: The traffic was terrible this morning.
(今朝の交通渋滞はひどかったよ。)
B: You can say that again! It took me an hour to get here.
(本当にそうだよ!ここに来るのに1時間かかったよ。)
この表現は「あなたがそれをもう一度言っても構わないよ」という文字通りの意味から、「何度言っても同意できるくらい正しい」というニュアンスになり、強い同意を表します。
「say again」を使った会話例
実際の会話で「say again」がどのように使われるかを見てみましょう。
会話例1:騒がしいレストランでの会話
例文
- A: What do you want to order?
(何を注文したいですか?) - B: Sorry, it’s noisy here. Say again?
(すみません、ここはうるさいです。もう一度言ってもらえますか?) - A: I asked what you want to order.
(何を注文したいか聞きました。) - B: Oh, I’ll have the pasta.
(あ、パスタにします。)
会話例2:電話での会話
例文
- A: The meeting is scheduled for Thursday at 3 PM.
(会議は木曜日の午後3時に予定されています。) - B: Thursday at what time? Say again, please.
(木曜日の何時ですか?もう一度言ってください。) - A: At 3 PM. Three in the afternoon.
(午後3時です。午後の3時です。) - B: Got it. Thank you.
(わかりました。ありがとう。)
会話例3:外国語学習の場面
例文
- 先生: Repeat after me: “She sells seashells by the seashore.”
(私の後に続けて言ってください:「She sells seashells by the seashore.」) - 生徒: Sorry, could you say again? That’s difficult to pronounce.
(すみません、もう一度言っていただけますか?発音が難しいです。) - 先生: Of course. I’ll say it more slowly: “She sells seashells by the seashore.”
(もちろん。もっとゆっくり言います:「She sells seashells by the seashore.」)
まとめ:「say again」の使い方のポイント

「say again」は英語で「もう一度言ってください」という意味を持つ便利な表現です。
この表現の主なポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「もう一度言ってください」です。
- 日常会話、無線通信、外国語学習など様々な場面で使われます。
- 命令形、疑問形など様々な形で使うことができます。
- 「repeat」「pardon」など類似表現との違いを理解することが重要です。
- 「You can say that again」は「全くその通りだ」という別の意味を持つので注意が必要です。
「say again」をマスターすれば、聞き逃した情報を確認する際の表現の幅が広がります。
特に英語の学習初期や、騒がしい場所での会話、電話でのやり取りなど、相手の言葉を聞き取りにくい状況で役立つでしょう。
ぜひ日常会話に取り入れてみてください。

