「be made of」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では「〜でできている」「〜で作られている」などと訳されます。
シンプルな表現に見えますが、似た表現である「be made from」「be made with」などとの違いを理解することが重要です。
この記事では、「be made of」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「be made of」の基本的な意味
「be made of」の基本的な意味は「〜でできている」「〜で作られている」です。
何かの物質や材料からできていることを表す表現で、特に重要なのは、その素材が最終製品の中でもまだ目に見える形で存在している場合に使われる点です。
例文
- This table is made of oak wood.
(このテーブルはオーク材でできています。) - My wedding ring is made of gold.
(私の結婚指輪は金でできています。) - The ancient statue is made of marble.
(その古代の像は大理石でできています。)
「be made of」の文法と構造
「be made of」の基本的な構造は以下の通りです。
主語 + be動詞 (am/is/are/was/were) + made of + 材料
例文
- The chair is made of bamboo.
(その椅子は竹でできています。) - These toys are made of plastic.
(これらのおもちゃはプラスチックでできています。) - The traditional Japanese house was made of wood and paper.
(伝統的な日本家屋は木と紙でできていました。)
時制によってbe動詞は変化しますが、「made of」の部分は変わりません。
「be made of」と類似表現の違い
「be made of」と混同されやすい表現がいくつかあります。
それぞれの違いを理解することで、より正確な英語表現ができるようになります。
「be made of」と「be made from」の違い
これは最も混同されやすい表現の一つです。
- 「be made of」:元の材料が目に見える形で残っている場合に使います。材料の形や特性がそれほど変化していない場合です。
- 「be made from」:元の材料が大きく変化していて、最終製品では元の形や特性を失っている場合に使います。
例文
- The bookshelf is made of wood.
(その本棚は木でできています。)→ 木材が見える形で残っている - Paper is made from wood.
(紙は木から作られています。)→ 木が大きく変化して紙になっている
「be made of」と「be made with」の違い
- 「be made of」:製品の主な構成材料を示します。
- 「be made with」:特に料理や製品の材料や成分を示す場合に使われます。通常、他の材料と一緒に使われている場合です。
例文
- The necklace is made of silver.
(そのネックレスは銀でできています。)→ 主な材料 - This delicious cake is made with fresh strawberries.
(この美味しいケーキは新鮮なイチゴで作られています。)→ 材料の一部
「be made of」と「be made out of」の違い
- 「be made of」:一般的な材料について述べる場合に使います。
- 「be made out of」:「be made of」とほぼ同じ意味ですが、時に材料の珍しい使用法や再利用を強調する場合に使われます。
例文
- His shirt is made of cotton.
(彼のシャツは綿でできています。)→ 一般的な使用法 - The children made a fort out of cardboard boxes.
(子供たちは段ボール箱で砦を作りました。)→ 材料の創造的な使用法
「be made of」でよく使われる材料
「be made of」の後にはさまざまな材料や物質が来ます。
以下にいくつかの一般的な例を紹介します。
自然素材
例文
- The traditional tea house is made of bamboo and straw.
(伝統的な茶室は竹と藁でできています。) - This luxurious coat is made of pure wool.
(この高級コートは純毛でできています。) - The indigenous jewelry is made of bone and shells.
(その先住民のジュエリーは骨と貝殻でできています。)
金属・鉱物
例文
- The sculpture in the park is made of bronze.
(公園の彫刻は青銅でできています。) - Modern skyscrapers are made of steel and glass.
(現代の高層ビルは鋼鉄とガラスでできています。) - These countertops are made of granite.
(これらのカウンタートップは花崗岩でできています。)
人工素材
例文
- Children’s toys are often made of durable plastic.
(子供のおもちゃはよく耐久性のあるプラスチックでできています。) - The waterproof jacket is made of synthetic fabric.
(その防水ジャケットは合成繊維でできています。) - Most affordable furniture is made of particleboard.
(ほとんどの手頃な価格の家具はパーティクルボードでできています。)
日常会話での「be made of」の使い方
「be made of」は日常会話でもよく使われる表現です。
実際の会話例を見てみましょう。
買い物シーンでの使用例
例文
- “What is this shirt made of?” “It’s made of 100% organic cotton.”
(「このシャツは何でできていますか?」「100%オーガニックコットンでできています。」) - “I prefer furniture made of solid wood rather than veneer.”
(「私は突き板よりも無垢材でできた家具が好きです。」) - “Are these earrings made of silver or stainless steel?”
(「これらのイヤリングは銀製ですか、それともステンレス製ですか?」)
説明や紹介での使用例
例文
- “The Great Wall of China is primarily made of stone, brick, and wood.”
(「万里の長城は主に石、レンガ、木でできています。」) - “Traditional Japanese swords are made of a special type of steel.”
(「伝統的な日本刀は特殊な鋼でできています。」) - “My grandmother’s antique doll is made of porcelain and cloth.”
(「祖母のアンティークの人形は磁器と布でできています。」)
「be made of」の注意すべきポイント
「be made of」を使う際に注意すべきポイントがいくつかあります。
可算名詞と不可算名詞
「be made of」の後には通常、材料を表す不可算名詞が来ますが、場合によっては可算名詞も使われます。
例文
- The bracelet is made of gold.
(そのブレスレットは金でできています。)→ gold は不可算名詞 - The collage is made of old photographs.
(そのコラージュは古い写真でできています。)→ photographs は可算名詞
複数の材料
複数の材料を述べる場合は、「and」で繋ぎます。
例文
- The hybrid car is made of metal, plastic, and advanced composite materials.
(そのハイブリッド車は金属、プラスチック、先進的な複合材料でできています。) - This traditional dish is made of rice and various seasonal vegetables.
(この伝統的な料理はお米とさまざまな季節の野菜でできています。)
まとめ:「be made of」の使い方のポイント

「be made of」は英語で「〜でできている」「〜で作られている」という意味を持つ便利な表現です。
この表現のポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「〜でできている」「〜で作られている」です。
- 元の材料が目に見える形で残っている場合に使います。
- 構造は「主語 + be動詞 + made of + 材料」です。
- 「be made from」は材料が大きく変化している場合に使います。
- 「be made with」は製品の一部の材料や成分を強調したい場合に使います。
- 「be made out of」は材料の創造的な使用法を強調する場合に使うことがあります。
「be made of」をマスターして、物の材質や構成を正確に表現できるようになりましょう。
日常会話からビジネスシーンまで、さまざまな場面で役立つ表現です。

