「in a hurry」は英語でよく使われる表現の一つで、日本語では「急いでいる」「急いで」「あわてて」などと訳されます。
シンプルな表現ながら、日常会話からビジネスシーンまで幅広く活用される便利なフレーズです。
この記事では「in a hurry」の基本的な意味から実際の使い方、類似表現との違いまで、例文を交えながら詳しく解説していきます。
「in a hurry」の基本的な意味
「in a hurry」の基本的な意味は「急いでいる状態」または「急いで(何かをする)」です。
通常よりも速く行動している、または何かを急いでする必要がある状況を表します。
例文
- I’m in a hurry to catch the last train.
(最終電車に間に合うために急いでいます。) - She left the office in a hurry when she got the call about her son.
(息子についての電話を受けたとき、彼女は急いでオフィスを出ました。) - Please don’t make decisions in a hurry.
(急いで決断しないでください。)
「in a hurry」の様々な使い方
「be in a hurry」- 急いでいる状態を表す
最も一般的な使い方は「be動詞 + in a hurry」の形で、「急いでいる状態」を表します。
例文
- I’m in a hurry, so I can’t talk right now.
(急いでいるので、今話せません。) - Are you in a hurry? We can discuss this later.
(急いでいますか?これは後で話し合えます。) - He’s always in a hurry in the morning.
(彼は朝はいつも急いでいます。)

「in a hurry」を副詞的に使う
「in a hurry」は副詞句として、動詞を修飾する形でも使われます。
この場合、「急いで」「慌てて」という意味になります。
例文
- She packed her bags in a hurry and left.
(彼女は急いでバッグを詰めて出かけました。) - Don’t eat in a hurry; it’s bad for your digestion.
(急いで食べないで。消化に悪いですよ。) - The report was written in a hurry, so it contains some errors.
(そのレポートは急いで書かれたので、いくつかのエラーが含まれています。)
「be in a hurry to do something」- 何かを急いでしたい状態
「be in a hurry to do」の形で、「~するのを急いでいる」「~することに熱心である」という意味を表します。
例文
- They’re in a hurry to finish the project before the deadline.
(彼らは締め切り前にプロジェクトを終わらせることを急いでいます。) - I’m not in a hurry to get married.
(結婚を急いでいるわけではありません。) - Why are you in such a hurry to leave?
(なぜそんなに急いで帰りたいのですか?)
「no hurry」/「not in a hurry」- 急いでいない状態
「no hurry」または「not in a hurry」の形で、「急いでいない」「焦る必要がない」という意味を表します。
例文
- Take your time. There’s no hurry.
(ゆっくりどうぞ。急ぐ必要はありません。) - I’m not in a hurry, so we can wait until you’re ready.
(急いでいないので、あなたの準備ができるまで待てます。) - There’s no hurry about returning the book to me.
(その本を私に返すのを急ぐ必要はありません。)
「in a hurry」の慣用的な使い方
「in a hurry」にはいくつかの慣用的な使い方もあります。
「not in a hurry」- 簡単にはできない・したくない
例文
- You won’t forget that experience in a hurry.
(あの経験はそう簡単には忘れられないでしょう。) - We won’t be going back to that restaurant in a hurry.
(あのレストランには当分行きたくないです。)
「too much of a hurry」- 急ぎすぎる
例文
- You’re in too much of a hurry to succeed.
(成功を急ぎすぎています。) - Don’t be in too much of a hurry to make a decision.
(決断を急ぎすぎないでください。)
「in a hurry」と類似表現の違い
「in a hurry」と「in a rush」
「in a rush」も「急いでいる」という意味で、多くの場合「in a hurry」とほぼ同じ意味で使えます。
例文
- I’m in a hurry to get to the meeting.
(会議に行くのを急いでいます。) - I’m in a rush to get to the meeting.
(会議に行くのを急いでいます。)
どちらも日常会話でよく使われる表現ですが、「in a rush」の方がやや北米英語で好まれる傾向があります。
「in a hurry」と「hurriedly」
「hurriedly」は「急いで」という副詞で、「in a hurry」よりも文法的に単純に使えます。
例文
- She left in a hurry.
(彼女は急いで出ていきました。) - She left hurriedly.
(彼女は急いで出ていきました。)
意味はほぼ同じですが、「hurriedly」は純粋な副詞なので、使える文脈が少し異なる場合があります。

「in a hurry」と「hurry up」
「hurry up」は命令形としてよく使われ、「急いで」「急げ」という意味になります。
例文
- Hurry up! We’re going to be late.
(急いで!遅れるよ。) - I need to hurry up if I want to catch the bus.
(バスに間に合いたいなら急がないと。)
「hurry up」は直接的に「急げ」と促す表現なのに対し、「in a hurry」は状態を表す表現です。
「hurry」の語源と歴史
「hurry」という単語は16世紀後半に英語で使われ始め、中世英語の「horien」(急ぐ、駆り立てる)や「hurren」(素早く振動する、ブンブン鳴る)から派生したと考えられています。
「in a hurry」という表現は1700年頃から使われるようになりました。
興味深いことに、「hurry」の語源は擬音語的な性質を持ち、「素早い動き」や「振動」を表す言葉から発展してきたと言われています。
「in a hurry」を使った会話例
例文
- A: Can you help me with this report?
(このレポートを手伝ってもらえますか?) - B: I’m sorry, but I’m in a hurry right now. I need to pick up my kids from school.
(すみませんが、今急いでいるんです。学校から子供たちを迎えに行かないといけないので。)
例文
- A: You look like you’re in a hurry. Is everything okay?
(急いでいるように見えますが、大丈夫ですか?) - B: Yes, I have a meeting in 10 minutes and I haven’t prepared my presentation yet.
(はい、10分後に会議があって、プレゼンの準備がまだできていないんです。)
例文
- A: Should we decide on the venue today?
(今日、会場を決めるべきですか?) - B: There’s no hurry. We still have three months until the event.
(急ぐ必要はありません。イベントまでまだ3ヶ月あります。)
まとめ:「in a hurry」の使い方のポイント

「in a hurry」は英語で「急いでいる」「急いで(何かをする)」という意味を持つ便利な表現です。
この表現の主なポイントをまとめると、
- 基本的な意味は「急いでいる状態」または「急いで(何かをする)」です。
- 「be in a hurry」の形で「急いでいる状態」を表します。
- 副詞的に「in a hurry」の形で「急いで」という意味で使います。
- 「be in a hurry to do」の形で「~するのを急いでいる」という意味を表します。
- 「no hurry」「not in a hurry」で「急いでいない」「焦る必要がない」を表します。
- 慣用的に「簡単にはできない・したくない」の意味でも使われます。
- 類似表現として「in a rush」「hurriedly」「hurry up」などがあります。
「in a hurry」をマスターすれば、日常英会話でより自然に「急いでいる」状況を表現できるようになります。
ぜひ積極的に使ってみてください。

