子供の頃、毎日欠かさずやっていたこと、好きだったもの、夢中になっていたこと… 今はやらなくなってしまったけれど、懐かしい思い出として心に残っていることはありませんか?
英語でそんな過去の習慣や状態を表現したい時に役立つのが、”used to do” というフレーズです。
“used to do” は、現在とは異なる過去の習慣や状態を語る際に使われ、日本語の「〜したものだった」「〜だった」に相当します。
この記事では、”used to do” を使って過去の思い出を生き生きと表現する方法を学び、英語表現をさらに豊かにしましょう。
“Used to do”の意味とは?

“used to do” は、過去の習慣や状態を表すために使われます。
- 過去の習慣: 以前は定期的に行っていたが、今はもう行っていない行動。
“I used to play the piano every day after school.”
(私は以前、毎日放課後にピアノを弾いていた。) - 過去の状態: 以前はそうだったけれど、今はそうではない状態。
“My grandfather used to be a pilot.”
(私の祖父は以前、パイロットだった。)
“used to do” を使うことで、単に過去の事実を述べるだけでなく、「今はもうそうではない」というニュアンスを強調することができます。
“Used to do” の使い方
“used to” の後には、動詞の原形が続きます。
- 肯定文: “主語 + used to + 動詞の原形”
“My grandfather used to be a pilot.”
(私の祖父はパイロットだった。)
“We used to spend our summer holidays at our grandparents’ house in the countryside.”
(私たちは祖父母の田舎の家で夏休みを過ごしたものだった。) - 否定文: “主語 + did not use to + 動詞の原形” または “主語 + used not to + 動詞の原形”
“I didn’t use to like coffee, but now I drink it every morning.”
(私は以前はコーヒーが好きではなかったけど、今は毎朝飲んでいる。)
“He used not to be interested in sports, but now he’s a big fan of soccer.”
(彼は以前はスポーツに興味がなかったけど、今はサッカーの大ファンだ。)
※「used not to」は少しフォーマルな印象を与えます。 - 疑問文: “Did + 主語 + use to + 動詞の原形”
“Did you use to play any musical instruments?”
(あなたは以前何か楽器を演奏していましたか?)
“Where did they use to live before they moved here?”
(彼らはここに引っ越してくる前はどこに住んでいましたか?)
“Used to do” と “Be used to doing”の違い
“used to do” と似た表現に “be used to doing” がありますが、意味が全く異なります。
- “used to do”: 過去の習慣や状態を表す
“I used to live in a small town.”
(私は以前、小さな町に住んでいた。) - “be used to doing”: 〜することに慣れている
“I am used to living in a big city.”
(私は大都市での生活に慣れている。)
このように、「used to do」は過去の習慣を、「be used to doing」は現在の状態を表しています。
“Used to do” と “Would do” と “単純過去形”の違い
過去の習慣を表す表現には、「used to do」の他に「would do」と「単純過去形」があります。
- “would do”: 過去の習慣的な行動を表す場合に「used to do」と同じように使えますが、状態を表すことはできません。
“When I was a child, I would often play in the park with my friends.”
(子供の頃、私はよく友達と公園で遊んだものだった。) - “単純過去形”: 過去の特定の出来事を表す場合に使います。
“I played tennis yesterday.”
(私は昨日テニスをした。)
“Used to do” で表現を豊かに
“used to do” は過去の習慣や状態を語るだけでなく、ノスタルジアや過去の思い出に浸る感情を表現するのにも役立ちます。
例えば、
- “I used to walk along this beach with my first love.”
(私はかつて初恋の人とこの浜辺を歩いたものだった。)
この文には単に過去の事実を述べるだけでなく、過去の甘い思い出を懐かしむ気持ちが込められています。
“Used to do” を使いこなすためのポイント
“used to do” は過去の習慣や状態を表す表現なので、現在も継続していることには使えません。
また、具体的な回数や期間を表すことにも適していません。
例えば、「私は3年間ピアノを習っていた」と言いたい場合は、“I took piano lessons for three years.” のように別の表現を使う必要があります。
まとめ:”Used to do” で過去を語り、未来へつなげよう!

“used to do” は過去の習慣や状態を表現するだけでなく、感情的なニュアンスも伝えることができる奥深い表現です。
このフレーズを使いこなすことで、過去の思い出をより鮮やかに表現し、英語でのコミュニケーションをさらに豊かにすることができます。
ぜひこの記事を参考にして、「used to do」を使ってみてください。

