英語の「do」は動詞であり、助動詞としても使われる非常に基本的かつ重要な単語です。英語学習の初期段階で必ず学ぶ単語であり、様々な場面で使用されます。
この記事では、英語初心者の方でも分かりやすいように「do」の意味と使い方について詳しく解説していきます。
doとは?基本的な意味と使い方

「do」は英語の最も基本的な動詞の一つで、主に「する」「行う」という意味を持っています。また、英文を疑問文や否定文にする際の助動詞としても非常に重要な役割を果たします。
英語の「do」は、現在形では主語によって形が変わります。
主語が「I(私)」「you(あなた)」「we(私たち)」「they(彼ら)」の場合は「do」をそのまま使いますが、主語が「he(彼)」「she(彼女)」「it(それ)」などの三人称単数の場合は「does」を使います。
例文
- I do my homework every day.(私は毎日宿題をします。)
- She does her homework every day.(彼女は毎日宿題をします。)
- They did their homework yesterday.(彼らは昨日宿題をしました。)
このように「do」は日常的によく使われる基本的な動詞ですが、同時に英語の文法において非常に重要な役割も持っています。
doの基本的な活用形と使い方
「do」の活用形は他の英単語と比べてシンプルですが、しっかり覚えておく必要があります。
- 現在形:do(I/you/we/they)、does(he/she/it)
- 過去形:did
- 現在分詞:doing
- 過去分詞:done
「do」は主に以下の用途で使われます。
- 一般動詞として「する」「行う」の意味
- 疑問文を作る助動詞
- 否定文を作る助動詞
- 肯定文での強調表現
それぞれの使い方について詳しく説明していきます。
例文
- I do the dishes every night.(私は毎晩食器を洗います。)
- Do you speak English?(あなたは英語を話しますか?)
- I do not like coffee.(私はコーヒーが好きではありません。)
- I do understand your feelings.(私はあなたの気持ちを確かに理解しています。)
「do」は英文法の基礎となる単語なので、しっかり理解しておくことが大切です。
doを使った疑問文の作り方
英語で疑問文を作る際、「do」は非常に重要な役割を果たします。英語の疑問文には、「Do you〜?」のような一般疑問文(Yes/Noで答えられる質問)と、「What do you〜?」のような特殊疑問文(疑問詞を使った質問)があります。
一般的な肯定文を疑問文にする場合、文の先頭に「do」または「does」(主語が三人称単数の場合)を付け、主語の後に動詞の原形を置きます。
例文
- 肯定文:You like pizza.(あなたはピザが好きです。)
- 疑問文:Do you like pizza?(あなたはピザが好きですか?)
例文
- 肯定文:She plays tennis.(彼女はテニスをします。)
- 疑問文:Does she play tennis?(彼女はテニスをしますか?)
ここで注意すべき点は、疑問文を作る際に「does」を使う場合、動詞は必ず原形に戻すということです。「plays」→「play」のように変化します。
過去形の疑問文を作る場合は、「did」を使います。
例文
- 肯定文:You watched TV last night.(あなたは昨夜テレビを見ました。)
- 疑問文:Did you watch TV last night?(あなたは昨夜テレビを見ましたか?)
ここでも同様に、「did」を使うときは動詞を原形に戻します。「watched」→「watch」のように変化します。
特殊疑問文では、疑問詞(what, where, when, why, howなど)を文頭に置き、その後に「do」を使った疑問文の形を続けます。
例文
- What do you do on weekends?(あなたは週末に何をしますか?)
- Where does she live?(彼女はどこに住んでいますか?)
- When did they arrive?(彼らはいつ到着しましたか?)
このように、「do」を使った疑問文は英会話の基本となるので、しっかりマスターしましょう。
doを使った否定文の作り方
英語で否定文を作る場合も、「do」が重要な役割を果たします。否定文を作るには、主語の後に「do not」または「does not」(主語が三人称単数の場合)を置き、その後に動詞の原形を続けます。
例文
- 肯定文:I like coffee.(私はコーヒーが好きです。)
- 否定文:I do not like coffee.(私はコーヒーが好きではありません。)
例文
- 肯定文:She plays basketball.(彼女はバスケットボールをします。)
- 否定文:She does not play basketball.(彼女はバスケットボールをしません。)
会話では「do not」は「don’t」、「does not」は「doesn’t」と縮約形でよく使われます。
例文
- I don’t like coffee.(私はコーヒーが好きではありません。)
- She doesn’t play basketball.(彼女はバスケットボールをしません。)
過去形の否定文を作る場合は、「did not」または縮約形の「didn’t」を使います。
例文
- 肯定文:They went to school yesterday.(彼らは昨日学校に行きました。)
- 否定文:They did not go to school yesterday.(彼らは昨日学校に行きませんでした。)
- 否定文(縮約形):They didn’t go to school yesterday.(彼らは昨日学校に行きませんでした。)
ここでも「did」を使う際は、動詞を原形に戻します。「went」→「go」のように変化します。
このように、「do」を使った否定文も英会話の基本となるので、しっかり練習しましょう。
doを使った強調表現の使い方
「do」は肯定文の中でも使うことができ、その場合は動詞の意味を強調する役割を果たします。このような用法は「強調のdo」と呼ばれています。
例文
- 通常の肯定文:I like this book.(私はこの本が好きです。)
- 強調表現:I do like this book.(私はこの本が本当に好きです。)
例文
- 通常の肯定文:She knows the answer.(彼女は答えを知っています。)
- 強調表現:She does know the answer.(彼女は確かに答えを知っています。)
過去形でも同様に強調することができます。
例文
- 通常の肯定文:We enjoyed the party.(私たちはそのパーティーを楽しみました。)
- 強調表現:We did enjoy the party.(私たちはそのパーティーを本当に楽しみました。)
また、命令文の冒頭に「do」を置くことでも強調表現になります。
例文
- 通常の命令文:Be careful.(気をつけて。)
- 強調表現:Do be careful.(どうか気をつけて。)
このように「do」を使った強調表現は、話し手の気持ちや確信を強く伝えたい時に有効です。日本語では「確かに」「本当に」「ぜひ」などの言葉を付け加えて訳すことが多いです。
doを含む熟語や表現
「do」は様々な熟語や表現の中で使われています。ここでは中学英語レベルでよく出てくる「do」を使った表現をいくつか紹介します。
例文
- do one’s best(最善を尽くす)
I will do my best in the exam.(試験で最善を尽くします。) - do homework(宿題をする)
I need to do my homework tonight.(今夜は宿題をしなければなりません。) - do the dishes(食器を洗う)
It’s your turn to do the dishes today.(今日は君が食器を洗う番だよ。) - do well(うまくやる)
She always does well in English class.(彼女は英語の授業でいつもよくやります。) - do exercise(運動をする)
We should do exercise every day.(私たちは毎日運動すべきです。) - do a favor(お願いを聞く、好意を示す)
Can you do me a favor?(お願いを聞いてくれますか?) - do shopping(買い物をする)
I usually do shopping on weekends.(私は通常週末に買い物をします。) - do cleaning(掃除をする)
We do cleaning every Saturday.(私たちは毎週土曜日に掃除をします。)
これらの表現は日常会話でよく使われるので、覚えておくと便利です。「do」と組み合わせる単語によって様々な意味になるので、少しずつ覚えていきましょう。
doを使った基本的な会話表現
「do」を使った基本的な会話表現をいくつか紹介します。これらは日常会話でよく使われるフレーズなので、積極的に使ってみましょう。
例文
- 挨拶や近況を尋ねる表現
How do you do?(はじめまして。)
What do you do?(何をしていますか?/お仕事は何ですか?)
How are you doing?(調子はどうですか?) - 相手の意見に対する応答
A: I like playing soccer.(サッカーをするのが好きです。)
B: I do too.(私もです。) A: I don’t like math.(数学が好きではありません。)
B: I don’t either.(私も好きではありません。) - 驚きを表す表現
A: I won the first prize.(一等賞を取りました。)
B: Did you? That’s great!(本当?それはすごいね!) - 相手に確認する表現
A: I think it will rain tomorrow.(明日は雨だと思います。)
B: Do you? I heard it will be sunny.(そう?晴れるって聞いたけど。) - 提案や申し出の表現
What shall we do today?(今日は何をしましょうか?)
What did you do yesterday?(昨日は何をしましたか?)
Can I do anything to help?(何か手伝えることはありますか?)
これらの表現は基本的なものですが、実際の会話では非常によく使われます。「do」を使った表現を自然に使えるようになると、英会話の幅がグッと広がります。
doのよくある間違いと注意点
「do」を使う際によくある間違いと注意点をいくつか紹介します。これらに気をつけることで、より正確に「do」を使えるようになります。
- 三人称単数現在形の間違い 間違い:He do his homework every day.
正しい:He does his homework every day.(彼は毎日宿題をします。) 主語が「he」「she」「it」などの三人称単数の場合は、必ず「does」を使います。 - 疑問文で動詞の形を変えてしまう間違い 間違い:Does she plays tennis?
正しい:Does she play tennis?(彼女はテニスをしますか?) 「does」を使う疑問文では、動詞は必ず原形にします。「plays」ではなく「play」を使います。 - 過去形の疑問文や否定文の間違い 間違い:Did you went to school yesterday?
正しい:Did you go to school yesterday?(あなたは昨日学校に行きましたか?) 「did」を使う場合も、後に続く動詞は必ず原形にします。 - 助動詞としての「do」と一般動詞としての「do」の混同 「do」は「する」という意味の一般動詞としても使われますが、疑問文や否定文を作る助動詞としても使われます。 助動詞:Do you like apples?(あなたはリンゴが好きですか?)
一般動詞:What do you do in your free time?(あなたは暇な時間に何をしますか?) - 強調の「do」と通常の肯定文の区別 強調の「do」は、特に話し言葉で「確かに」「本当に」という気持ちを強調する時に使われます。文脈によって適切に使い分けましょう。 通常:I like this movie.(この映画が好きです。)
強調:I do like this movie.(この映画は本当に好きです。) - 「do」を使った熟語の間違い 例えば「do one’s homework」は「宿題をする」、「do the dishes」は「食器を洗う」という意味です。これらの熟語は覚えて使いこなしましょう。
- 命令文での「do」の使い方 通常の命令文では「do」は使いませんが、強調したい場合は文頭に「do」を置きます。 通常:Come here.(ここに来て。)
強調:Do come here.(どうぞこちらへ来てください。)
これらの間違いや注意点を意識しながら練習することで、「do」を正確に使いこなせるようになります。
doに関する問題
ここでは「do」に関する問題を10問出題します。それぞれの問題を解いて、「do」の使い方の理解を深めましょう。
- あなたは毎日朝食を食べますか? を英語で表すと?
- 彼女は英語を話しません。 を英語で表すと?
- 次の文を疑問文にしなさい。You went to the park yesterday.
- 次の文を否定文にしなさい。She likes coffee.
- 次の文を三人称単数現在形にしなさい。I do my homework every day.
- 次の文の( )内に適切な形を入れなさい。He ( do ) not like apples.
- 次の文の( )内に適切な形を入れなさい。What ( do ) you do last weekend?
- 次の文の( )内に適切な形を入れなさい。She ( do ) her best in the competition.
- 「私は確かにそれを知っています」と強調して言うとき、英語ではどう表現しますか?
- 「あなたは何をして過ごしますか?」と聞きたい場合、英語ではどう表現しますか?
これらの問題を通して、「do」の様々な使い方を確認しましたね。もし間違えた問題があれば、その部分を復習してみましょう。
doの活用と時制による変化
「do」は時制によって形が変わる動詞です。ここでは「do」の活用と時制による変化について詳しく見ていきましょう。
現在形
一般動詞としての「do」の現在形
- I do my homework.(私は宿題をします。)
- You do your best.(あなたは最善を尽くします。)
- We do the dishes.(私たちは食器を洗います。)
- They do exercise.(彼らは運動をします。)
三人称単数の場合は「does」
- He does his homework.(彼は宿題をします。)
- She does her best.(彼女は最善を尽くします。)
- It does work.(それは機能します。)
過去形
「do」の過去形は「did」です。主語が何であっても「did」は変わりません。
例文
- I did my homework yesterday.(私は昨日宿題をしました。)
- She did her best in the test.(彼女はテストで最善を尽くしました。)
- They did not come to school.(彼らは学校に来ませんでした。)
現在完了形
「do」の過去分詞は「done」です。現在完了形は「have/has + done」の形になります。
例文
- I have done my homework.(私は宿題をしました。)
- She has done her best.(彼女は最善を尽くしました。)
- They have not done the dishes yet.(彼らはまだ食器を洗っていません。)
現在進行形
「do」の現在分詞は「doing」です。現在進行形は「am/is/are + doing」の形になります。
例文
- I am doing my homework now.(私は今宿題をしています。)
- She is doing her best.(彼女は最善を尽くしています。)
- They are doing the dishes.(彼らは食器を洗っています。)
過去進行形
過去進行形は「was/were + doing」の形になります。
例文
- I was doing my homework when she called.(彼女が電話してきたとき、私は宿題をしていました。)
- They were doing the dishes when I arrived.(私が到着したとき、彼らは食器を洗っていました。)
「do」の活用形をしっかり覚えて、様々な時制で正確に使えるようになりましょう。
「do」に関するよくある質問
ここでは「do」に関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
- 「do」と「does」の違いは何ですか?
-
「do」と「does」の違いは主語によります。主語が「I」「you」「we」「they」の場合は「do」を使い、主語が「he」「she」「it」など三人称単数の場合は「does」を使います。
- I do my homework.(私は宿題をします。)
- She does her homework.(彼女は宿題をします。)
- 「do」を使った疑問文の作り方を教えてください。
-
英語の疑問文を作るには、文の先頭に「do」または「does」(主語が三人称単数の場合)を置き、その後に主語と動詞の原形を続けます。
- 肯定文:You like music.(あなたは音楽が好きです。)
- 疑問文:Do you like music?(あなたは音楽が好きですか?)
- 「do」を使った否定文の作り方を教えてください。
-
否定文を作るには、主語の後に「do not」または「does not」(主語が三人称単数の場合)を置き、その後に動詞の原形を続けます。「do not」は「don’t」、「does not」は「doesn’t」と略すこともできます。
- 肯定文:I like coffee.(私はコーヒーが好きです。)
- 否定文:I do not like coffee.(私はコーヒーが好きではありません。)
- 否定文(略):I don’t like coffee.(私はコーヒーが好きではありません。)
- 「do」はどのような場合に強調として使われますか?
-
「do」は肯定文の中で、特に強調したい場合に使われます。日本語では「確かに」「本当に」などと訳されることが多いです。
- 通常:I like this book.(この本が好きです。)
- 強調:I do like this book.(この本は本当に好きです。)
- 「do」を含む熟語にはどのようなものがありますか?
-
「do」を含む熟語には、「do one’s best(最善を尽くす)」「do homework(宿題をする)」「do the dishes(食器を洗う)」「do well(うまくやる)」「do a favor(お願いを聞く)」などがあります。
- 「do」と「make」の違いは何ですか?
-
「do」と「make」はどちらも「する」という意味ですが、使い方が異なります。一般的に「do」は活動や作業を表し、「make」は何かを作ったり生み出したりする場合に使います。
- I do my homework.(私は宿題をします。)
- I make a cake.(私はケーキを作ります。)
- 「do」の過去形と過去分詞形は何ですか?
-
「do」の過去形は「did」、過去分詞形は「done」です。
- 現在形:I do my homework every day.(私は毎日宿題をします。)
- 過去形:I did my homework yesterday.(私は昨日宿題をしました。)
- 現在完了形:I have done my homework.(私は宿題をしました。)
- 命令文で「do」はどのように使いますか?
-
通常の命令文では「do」は使いませんが、強調したい場合は文頭に「do」を置きます。
- 通常:Come here.(ここに来て。)
- 強調:Do come here.(どうぞこちらへ来てください。)
まとめ

この記事では英語の基本的な動詞である「do」について、その意味や使い方を詳しく解説してきました。「do」は「する」「行う」という基本的な意味を持ちながらも、疑問文や否定文を作る助動詞としての役割や、肯定文での強調表現など、様々な使い方があります。
英語初心者にとって「do」の理解は非常に重要です。以下に「do」に関する重要なポイントをまとめます。
- 「do」は「する」「行う」という意味の一般動詞として使われる。
- 主語が三人称単数(he/she/it)の場合、現在形では「does」となる。
- 「do」の過去形は「did」、過去分詞は「done」、現在分詞は「doing」。
- 疑問文を作るときは文頭に「do/does/did」を置く。
- 否定文を作るときは「do not/does not/did not」(または「don’t/doesn’t/didn’t」)を使う。
- 肯定文で「do」を使うと、意味を強調する効果がある。
- 「do one’s best」(最善を尽くす)、「do homework」(宿題をする)など様々な熟語がある。
- 「do」と「make」はどちらも「する」という意味だが、使い方が異なる。
「do」は英語の基礎となる重要な単語です。この記事で紹介した使い方をしっかり理解し、実際の会話や文章で積極的に使ってみましょう。使えば使うほど自然に身につき、英語力のアップにつながります。
「do」をマスターすることで、英語学習の大きな一歩を踏み出せるでしょう。

