英語を学び始めたとき、文法はハードルが高く感じられるかもしれません。しかし、英語の文法を理解することは、正確な英語を話したり書いたりするための基礎となります。
この記事では、英語初学者の方でも分かりやすいように、基本的な英語の文法を例文と共に解説します。また、主要な文法事項を一覧表にまとめ、さらに学んだ内容を確認できる練習問題も用意しました。
英文法の基本

英語の文章は、主語(Subject)、動詞(Verb)、目的語(Object)、補語(Complement)という要素から成り立っています。これらの要素が組み合わさることで、さまざまな意味を持つ文が作られます。
英語の文では、基本的に主語が最初に来て、その後に動詞が続きます。この順序は日本語とは異なるため、最初は慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、基本的な語順を覚えておくと文法の理解が進みます。
例文
- I study English every day.(私は毎日英語を勉強します)
- She plays tennis on Sunday.(彼女は日曜日にテニスをします)
- They went to school yesterday.(彼らは昨日学校に行きました)
これらの例文では、「I」「She」「They」が主語、「study」「plays」「went」が動詞、「English」「tennis」が目的語となっています。
英語の文法一覧表
以下の表は、中学・高校で学ぶ主要な英文法をまとめたものです。
これらを順に学んでいくことで、英語の基礎が身につきます。
| 文法項目 | 説明 | 例文 |
|---|---|---|
| 文型 | ||
| 第1文型 (SV) | 主語+動詞 | Birds fly.(鳥は飛ぶ) |
| 第2文型 (SVC) | 主語+動詞+補語 | She became a teacher.(彼女は教師になった) |
| 第3文型 (SVO) | 主語+動詞+目的語 | I read a book.(私は本を読む) |
| 第4文型 (SVOO) | 主語+動詞+間接目的語+直接目的語 | She gave me a present.(彼女は私にプレゼントをくれた) |
| 第5文型 (SVOC) | 主語+動詞+目的語+補語 | We call him Tom.(私たちは彼をトムと呼ぶ) |
| 動詞 | ||
| be動詞 | 「~である」「~にいる」を表す | I am a student.(私は学生です) |
| 一般動詞 | 動作や状態を表す | She likes music.(彼女は音楽が好きです) |
| 品詞 | ||
| 名詞 | 人・物・事などを表す | book, girl, happiness |
| 代名詞 | 名詞の代わりに使う | I, you, he, she, it, we, they |
| 形容詞 | 名詞を修飾する | beautiful, tall, interesting |
| 副詞 | 動詞・形容詞・副詞を修飾する | quickly, very, always |
| 前置詞 | 名詞と他の語を関連付ける | in, on, at, with, by |
| 接続詞 | 語・句・節を接続する | and, but, or, because, when |
| 冠詞 | 名詞の前に置く | a, an, the |
| 時制 | ||
| 現在形 | 習慣や真理を表す | I go to school every day. |
| 過去形 | 過去の出来事を表す | I visited Tokyo last year.(私は去年東京を訪れました) |
| 未来形 | これからの予定や予測 | I will call you tomorrow.(明日あなたに電話します) |
| 現在進行形 | 現在進行中の動作 | I am studying now.(私は今勉強しています) |
| 過去進行形 | 過去のある時点で進行していた動作 | I was sleeping at 10 p.m.(私は午後10時に寝ていました) |
| 現在完了形 | 過去から現在までの経験や状態 | I have lived here for 5 years.(私はここに5年住んでいます) |
| その他の重要文法 | ||
| 助動詞 | 可能性や義務などを表す | I can swim.(私は泳げます) |
| 受動態 | 行為の対象を主語にする | This book was written by him.(この本は彼によって書かれた) |
| 疑問文 | 質問をする文 | Do you speak English?(英語を話しますか?) |
| 否定文 | 否定を表す文 | I don’t like coffee.(私はコーヒーが好きではありません) |
| 命令文 | 命令・指示を表す文 | Open the door.(ドアを開けてください) |
| 不定詞 | to+動詞の原形 | I want to go home.(私は家に帰りたい) |
| 分詞 | 現在分詞と過去分詞 | The running boy is my brother.(走っている少年は私の兄です) |
| 動名詞 | 動詞+ing | I enjoy swimming.(私は水泳を楽しむ) |
| 関係代名詞 | 文をつなげる代名詞 | This is the book which I bought yesterday.(これは私が昨日買った本です) |
| 比較級・最上級 | 比較を表す表現 | This book is more interesting than that one.(この本はあの本より面白い) |
| 仮定法 | 現実とは異なる仮定を表す | If I were a bird, I could fly.(もし私が鳥なら、飛ぶことができるのに) |
| 知覚動詞 | 見る・聞くなどの感覚を表す動詞 | I saw him enter the room.(彼が部屋に入るのを見ました) |
| 使役動詞 | させる・~してもらうの意味 | She made me laugh.(彼女は私を笑わせました) |
| 付加疑問文 | 文末に疑問を付け加える形 | You are a student, aren’t you?(あなたは学生ですよね?) |
| 間接疑問文 | 疑問詞+主語+動詞の順 | I don’t know where she lives.(彼女がどこに住んでいるか分かりません) |
| 感嘆詞 | 感動や驚きを表す文 | How beautiful the flower is!(なんて美しい花なのでしょう!) |
| 倒置法 | 通常と異なる語順 | Never have I seen such a beautiful sunset.(こんなに美しい夕日を見たことがありません) |
| 強調構文 | 特定の部分を強調する構文 | It is you that I love.(私が愛しているのはあなたです) |
英語の5つの文型
英語の文は、主に5つの文型に分類されます。
これらの文型を理解することで、正しい英文を作る基礎が身につきます。

第1文型(S+V)
第1文型は「主語+動詞」の最もシンプルな形です。自動詞(目的語を必要としない動詞)を使って、主語の動作や状態を表します。
例文
- Birds fly.(鳥は飛びます)
- She smiled.(彼女は微笑みました)
- The baby is sleeping.(赤ちゃんは寝ています)

第2文型(S+V+C)
第2文型は「主語+動詞+補語」の形で、主語の状態や性質を説明します。
主に be動詞や、seem(〜のように見える)、become(〜になる)などの動詞が使われます。
例文
- He is a doctor.(彼は医者です)
- She became happy.(彼女は幸せになりました)
- The soup tastes good.(そのスープは美味しいです)

第3文型(S+V+O)
第3文型は「主語+動詞+目的語」の形で、主語が何かに対して行う動作を表します。
他動詞(目的語を必要とする動詞)を使います。
例文
- I read a book.(私は本を読みます)
- She bought a new bag.(彼女は新しいバッグを買いました)
- We clean our room every day.(私たちは毎日部屋を掃除します)
第4文型(S+V+O+O)
第4文型は「主語+動詞+間接目的語+直接目的語」の形で、主語が誰かに何かを与えたり、教えたりする動作を表します。
例文
- She gave me a present.(彼女は私にプレゼントをくれました)
- My mother taught me English.(私の母は私に英語を教えました)
- Please pass me the salt.(塩を私に渡してください)
第5文型(S+V+O+C)
第5文型は「主語+動詞+目的語+補語」の形で、目的語がどのような状態になったかを表します。
例文
- We call her Kathy.(私たちは彼女をキャシーと呼びます)
- They made me happy.(彼らは私を幸せにしました)
- I found the work difficult.(私はその仕事が難しいと感じました)
冠詞の使い方
冠詞は名詞の前に置かれ、その名詞が特定のものか不特定のものかを示します。
英語には「a/an」(不定冠詞)と「the」(定冠詞)があります。

不定冠詞(a/an)
不定冠詞は「1つの」「ある」という意味で、特定されていない単数の名詞に使います。
- 「a」は子音で始まる単語の前:a book, a dog, a university
- 「an」は母音の音で始まる単語の前:an apple, an hour, an elephant
例文
- I saw a dog in the park.(私は公園で犬を見ました)
- She is a teacher.(彼女は教師です)
- I need an umbrella.(傘が必要です)
定冠詞(the)
定冠詞は「その」「あの」という意味で、特定の名詞や、すでに言及されたもの、唯一のものに使います。
例文
- The sun is shining.(太陽が輝いています)
- I saw a car. The car was red.(車を見ました。その車は赤かったです)
- This is the first time I’ve been here.(ここに来るのは初めてです)
冠詞を使わない場合
次のような場合は冠詞を使いません。
接続詞の使い方
接続詞は、単語、句、節を結び付ける役割を持ちます。主な接続詞は次の2種類に分けられます。

等位接続詞
等位接続詞は、同じレベルの要素を結びつけます。
主な等位接続詞には、and(そして)、but(しかし)、or(または)、nor(~もない)などがあります。
例文
- Ken and John are playing tennis now.(ケンとジョンは今テニスをしています)
- She is beautiful but arrogant.(彼女は美しいが傲慢です)
- You should come and see us more often.(もっと頻繁に私たちに会いに来るべきです)
従属接続詞
従属接続詞は、主節に従属節を結びつけます。
主な従属接続詞には、when(~のとき)、if(もし~ならば)、because(~なので)、that(~ということ)などがあります。
例文
- I will go to the park if it doesn’t rain.(雨が降らなければ公園に行きます)
- He couldn’t go to school because he was sick.(彼は病気だったので学校に行けませんでした)
- I know that he likes chocolate.(私は彼がチョコレートを好きだということを知っています)
前置詞の使い方
前置詞は、名詞(または代名詞)の前に置かれ、その名詞と文の他の部分との関係を示します。
前置詞は時間、場所、方向、手段などを表現するのに使います。

場所を表す前置詞
例文
- The book is on the table.(本はテーブルの上にあります)
- She lives in Tokyo.(彼女は東京に住んでいます)
- The dog is under the table.(犬はテーブルの下にいます)
- The school is near the station.(学校は駅の近くにあります)
時間を表す前置詞
例文
- I wake up at 7 o’clock.(私は7時に起きます)
- We have a meeting on Monday.(月曜日に会議があります)
- They arrived in June.(彼らは6月に到着しました)
- I’ve lived here since 2015.(私は2015年からここに住んでいます)
方向・動きを表す前置詞
例文
- He went to the store.(彼は店に行きました)
- The cat jumped off the chair.(猫は椅子から飛び降りました)
- She walked through the park.(彼女は公園を通り抜けました)
手段・方法を表す前置詞
例文
- I go to school by bus.(私はバスで学校に行きます)
- She wrote a letter with a pen.(彼女はペンで手紙を書きました)
- They communicated in English.(彼らは英語でコミュニケーションをとりました)
副詞の使い方
副詞は、動詞、形容詞、他の副詞、または文全体を修飾して、いつ、どこで、どのように、どの程度などの情報を加えます。

様態を表す副詞
どのように行われるかを表します。多くは形容詞に-lyを付けて作ります。
例文
- She speaks English well.(彼女は英語を上手に話します)
- He quickly finished his homework.(彼は素早く宿題を終えました)
- They sang happily.(彼らは幸せそうに歌いました)
場所を表す副詞
どこで行われるかを表します。
例文
- I live here.(私はここに住んでいます)
- She went upstairs to sleep.(彼女は寝るために上の階に行きました)
- We looked everywhere for the lost key.(私たちは失くした鍵をあちこち探しました)
時を表す副詞
いつ行われるかを表します。
例文
- I’ll see you tomorrow.(明日会いましょう)
- She has already finished her work.(彼女はすでに仕事を終えています)
- We visited Kyoto last year.(私たちは去年京都を訪れました)
頻度を表す副詞
どのくらいの頻度で行われるかを表します。
例文
- I always brush my teeth before bed.(私は寝る前に必ず歯を磨きます)
- She sometimes visits her grandmother.(彼女は時々祖母を訪問します)
- They rarely eat out.(彼らはめったに外食しません)
形容詞の使い方
形容詞は名詞の性質や状態を表し、名詞を修飾します。形容詞には限定用法と叙述用法の2つの用法があります。


限定用法
限定用法は、形容詞が名詞の前に置かれ、その名詞を直接修飾します。
例文
- This is an interesting book.(これは面白い本です)
- I have a new car.(私は新しい車を持っています)
- She bought some beautiful flowers.(彼女はいくつかの美しい花を買いました)
叙述用法
叙述用法は、形容詞がbe動詞などの後に置かれ、主語の状態を表します。
例文
- This book is interesting.(この本は面白いです)
- My car is new.(私の車は新しいです)
- These flowers are beautiful.(これらの花は美しいです)
形容詞の順序
複数の形容詞が名詞を修飾する場合、一般的に以下の順序で並べます。
- 意見・評価(beautiful, nice)
- 大きさ(big, small)
- 形(round, square)
- 年齢(new, old)
- 色(red, blue)
- 出身・国籍(Japanese, French)
- 材質(wooden, plastic)
例文
- She has a beautiful small round antique wooden table.
(彼女は美しい小さな丸い古風な木製のテーブルを持っています)
疑問文の作り方
疑問文は質問をする文で、主に以下の種類があります。

一般疑問文(Yes/No疑問文)
「はい」か「いいえ」で答えられる質問です。
例文
- Do you like coffee? (コーヒーは好きですか?)
- Is she a student? (彼女は学生ですか?)
- Are they from Japan? (彼らは日本出身ですか?)
be動詞を使った疑問文
be動詞を文頭に置きます。
例文
- Are you a student?(あなたは学生ですか?)
- Is she happy?(彼女は幸せですか?)
- Were they at home yesterday?(彼らは昨日家にいましたか?)
一般動詞を使った疑問文
Do/Does/Didを文頭に置きます。
例文
- Do you like coffee?(コーヒーは好きですか?)
- Does she play the piano?(彼女はピアノを弾きますか?)
- Did you watch TV last night?(昨夜テレビを見ましたか?)
助動詞を使った疑問文
助動詞を文頭に置きます。
例文
- Can you swim?(泳げますか?)
- Will you come to my party?(私のパーティーに来ますか?)
- Should I go now?(今行くべきですか?)

特殊疑問文(WH疑問文)
疑問詞(who, what, when, where, why, howなど)を使った質問です。
例文
- Who is your teacher?(あなたの先生は誰ですか?)
- What do you like?(何が好きですか?)
- When does the movie start?(映画はいつ始まりますか?)
- Where do you live?(どこに住んでいますか?)
- Why are you sad?(なぜ悲しいのですか?)
- How did you come here?(どうやってここに来ましたか?)

付加疑問文
文末に短い疑問形を付け加えた質問です。「~ですよね?」という確認を求める時に使います。
例文
- You are a student, aren’t you?(あなたは学生ですよね?)
- She doesn’t like coffee, does she?(彼女はコーヒーが好きではないですよね?)
- You can swim, can’t you?(泳げますよね?)

命令文の使い方
命令文は、相手に何かを指示したり、お願いしたりする文です。
主語(通常はyou)を省略し、動詞の原形で始めます。

基本的な命令文
例文
- Open the door.(ドアを開けてください)
- Study hard.(一生懸命勉強しなさい)
- Be quiet.(静かにしてください)
丁寧な命令文
「please」を加えると丁寧な表現になります。
例文
- Please open the door.(どうぞドアを開けてください)
- Please be careful.(どうぞ気をつけてください)
- Call me later, please.(後で電話してください)
否定の命令文
「Don’t」+動詞の原形で、否定の命令を表します。
例文
- Don’t open the window.(窓を開けないでください)
- Don’t be late.(遅れないでください)
- Don’t worry about it.(それについて心配しないでください)
勧誘の表現
「Let’s」+動詞の原形で、「~しましょう」と誘う表現を作ります。
例文
- Let’s go to the movie.(映画に行きましょう)
- Let’s play basketball.(バスケットボールをしましょう)
- Let’s not waste time.(時間を無駄にしないようにしましょう)
否定文の作り方
否定文は、「~ではない」「~しない」という否定の意味を表す文です。
英語では基本的に「not」を使って否定を表現します。

be動詞の否定文
be動詞の直後に「not」を置きます。
例文
- I am not a teacher.(私は教師ではありません)
- She is not happy.(彼女は幸せではありません)
- They were not at home yesterday.(彼らは昨日家にいませんでした)
短縮形
- I’m not, isn’t(is not), aren’t(are not), wasn’t(was not), weren’t(were not)
一般動詞の否定文
「do/does/did not」+動詞の原形で否定を表します。
例文
- I do not like coffee.(私はコーヒーが好きではありません)
- She does not play the piano.(彼女はピアノを弾きません)
- They did not go to school yesterday.(彼らは昨日学校に行きませんでした)
短縮形
- don’t(do not), doesn’t(does not), didn’t(did not)
助動詞の否定文
助動詞の直後に「not」を置きます。
例文
- I cannot swim.(私は泳げません)
- We will not go to the party.(私たちはそのパーティーに行かないでしょう)
- You should not eat too much sugar.(砂糖を摂りすぎるべきではありません)
短縮形
- can’t(cannot), won’t(will not), shouldn’t(should not)
その他の否定表現
「no」「never」「nobody」「nothing」などの否定語を使った表現もあります。
例文
- I have no money.(お金を持っていません)
- She never eats meat.(彼女は決して肉を食べません)
- Nobody came to the party.(誰もパーティーに来ませんでした)
- There is nothing in the box.(箱の中には何もありません)
時制の基本
英語では、動作が起こる時点を表すために「時制」を使います。
基本的な時制には、現在形、過去形、未来形、現在進行形、過去進行形、現在完了形などがあります。

現在形
現在形は、習慣的な動作や普遍的な真理、現在の状態を表します。
例文
- I go to school by bus.(私はバスで学校に行きます)
- The earth moves around the sun.(地球は太陽の周りを回ります)
- She likes music.(彼女は音楽が好きです)

過去形
過去形は、過去に起こった動作や状態を表します。
例文
- I watched TV last night.(昨夜テレビを見ました)
- She visited Kyoto last summer.(彼女は去年の夏に京都を訪れました)
- They played soccer yesterday.(彼らは昨日サッカーをしました)

未来形
未来形は、これから起こる予定や予測を表します。
主に「will + 動詞の原形」や「be going to + 動詞の原形」を使います。
例文
- I will help you tomorrow.(明日あなたを手伝います)
- She is going to visit her grandmother next week.(彼女は来週祖母を訪問する予定です)
- The weather will be fine tomorrow.(明日の天気は良いでしょう)

現在進行形
現在進行形は、現在進行中の動作を表します。「be動詞 + 動詞のing形」で表します。
例文
- I am studying English now.(私は今英語を勉強しています)
- She is cooking dinner in the kitchen.(彼女は台所で夕食を作っています)
- They are playing basketball in the gym.(彼らは体育館でバスケットボールをしています)

過去進行形
過去進行形は、過去のある時点で進行していた動作を表します。「was/were + 動詞のing形」で表します。
例文
- I was reading a book at 7 o’clock yesterday.(昨日7時に本を読んでいました)
- She was cooking when I called her.(彼女に電話したとき、彼女は料理していました)
- The children were playing in the park.(子どもたちは公園で遊んでいました)

現在完了形
現在完了形は、過去に始まった動作や状態が現在まで関連していることを表します。
「have/has + 過去分詞」で表します。
例文
- I have lived in Tokyo for five years.(私は5年間東京に住んでいます)
- She has already finished her homework.(彼女は既に宿題を終えています)
- They have never been to America.(彼らはアメリカに行ったことがありません)

英語文法練習問題
以下の練習問題を解いて、これまで学んだ英語の文法を確認しましょう。
各問題の空欄に適切な語を入れるか、与えられた選択肢から正解を選んでください。
- She ______ to school every day. (go)
- I ______ my homework yesterday. (finish)
- We ______ to the concert next week. (go)
- He ______ TV now. (watch)
- They ______ in the park when it started to rain. (play)
- She ______ her grandmother since last month. (not see)
- I ______ a doctor when I grow up. (be)
- This book is ______ than that one. (interesting)
- Mt. Fuji is the ______ mountain in Japan. (high)
- She is the girl ______ won the speech contest. (who/which/that)
- I like the dog ______ is playing in the garden. (who/which/that)
- Please give me ______ water. (some/any)
- There aren’t ______ apples left. (some/any)
- You ______ study hard for the test. (must/may)
- ______ I open the window? (Can/Must)
- I enjoy ______ to music. (listen/listening)
- She wants ______ a doctor. (become/to become)
- This letter ______ by my friend. (write)
- English ______ all over the world. (speak)
- If it ______ tomorrow, we will go to the beach. (not rain)
英文法に関するよくある質問
- 英語の文法を効率良く学ぶコツはありますか?
-
英語の文法を効率良く学ぶには、まず基本的な文型(SVO構造など)をしっかり理解することが大切です。そして、学んだ文法を実際に使って短い文を作ってみることや、例文を声に出して読む練習も効果的です。
また、定期的に復習して知識を定着させることも忘れないでください。
- 時制は全部覚えなければいけませんか?
-
初学者のうちは、基本的な時制(現在形、過去形、未来形、現在進行形)をマスターすることに集中しましょう。
これらの時制を理解して使えるようになれば、他の時制も徐々に学習していくことができます。
- 関係代名詞のwhoとthatの違いは何ですか?
-
「who」は人を指す関係代名詞で、「that」は人と物の両方を指すことができます。
フォーマルな文章では人を指すときに「who」を使うことが多いですが、会話では「that」もよく使われます。
- 助動詞と一般動詞の違いは何ですか?
-
助動詞は、主動詞を補助して意味を付け加えるもので、単独では使えません。一方、一般動詞は文の中心となる動作や状態を表します。
助動詞の後には必ず動詞の原形が来ますが、一般動詞は時制によって形が変わります。
- 不定詞と動名詞の使い分けはどうすればいいですか?
-
不定詞と動名詞は動詞によって使い分けが決まっていることが多いです。例えば、「enjoy」「finish」などは動名詞を取り、「want」「hope」などは不定詞を取ります。
また、意味が変わる場合もあるので、例文と共に覚えるとよいでしょう。
まとめ

この記事では、英語の基本的な文法について例文を使って解説してきました。5つの文型、品詞(冠詞、接続詞、前置詞、副詞、形容詞など)、時制、疑問文、命令文、否定文など、英語の主要な文法事項をカバーしています。
英語の文法を学ぶ際は、ただルールを覚えるだけでなく、実際に使ってみることが大切です。この記事で紹介した例文や練習問題を活用して、日常的に英語を使う機会を作りましょう。
また、文法はコミュニケーションのための道具であることを忘れないでください。完璧な文法を目指すことも大切ですが、まずは自分の伝えたいことが相手に伝わることを優先して、少しずつ英語力を高めていきましょう。
英語の文法マスターへの道のりは長いかもしれませんが、コツコツと積み重ねていけば必ず上達します。この記事が皆さんの英語学習の一助となれば幸いです。

